情報発信ブログ

カテゴリ:ACT-LI(地域探究)

ACT-LI2(2年普通科・地域探究)の活動紹介

11/6(水)、2年普通科のリベラルイノベーション(=ACT-LI2)が実施されました。

現在2年生は、12/19(木)実施の合同研究発表会(中間発表)に向けて研究を進めています。

9月に実施された探究活動見本市を受けて、各グループ研究計画を見直し、より良い研究のために試行錯誤しているところです。

 

12月の発表に向けてポスターを作成したり、データを収集するためのアンケートを作成したりするなど意欲的な活動をするグループも増えてきました。各クラスには、それぞれのグループが作成したアンケート用紙がずらりと掲示されています。各グループ、多くの回答が集まると良いですね。もしアンケートにたくさんの回答をもらいたければ、まずは自分が、誰かが作ったアンケートに回答してあげましょう。「お互い様」の心で探究活動をより良いものにしてほしいと思います。

  

12/19(木)の合同研究発表会までおよそ1ヶ月。まだ時間はありますが、そろそろポスターを仕上げていかなければなりませんね。外に出ての発表は今回が初めて。後輩もたくさん発表を見に来ます。他校の生徒との交流の機会もありますよ。来年7月のMSECフォーラムに向けて、意味ある発表の時間にしてください。出来うる限りの準備をして当日に臨みましょう。頑張れ!北高生!

普通科1年生 地域企業探究第2回インタビュー調査を行いました!

10月23日(水)のACT-LI1では、普通科1年生が地域企業探究の一環として、第2回インタビュー調査を行いました!

 

先月実施した1回目のインタビュー調査では、企業のことを知るために企業訪問や質疑応答を行いました。(詳しくは第1回インタビュー調査についてのブログをご覧ください!)

生徒たちはその第1回インタビュー調査を受けて、それぞれのグループごとに「企業がもっと良くなるための提案」を考えてきました。

 

そして、今回の第2回インタビュー調査は「一旦、自分たちが考えた提案を企業の方に聞いてもらい、アドバイスやダメ出しをしていただこう!」という目的のもと行われました。

↑ タブレットを使ってスライドを作成し、企業の方にご提案しています。

↑ 提案を受けて、企業の方からアドバイスをいただきました。

  中には、「この視点から提案を考えて欲しい」という要望をいただいたグループも!

 

ちなみに、このインタビュー調査は来週までかけて行われます。

23日にインタビュー調査を実施しなかったグループについては、提案を練り上げたりスライドを作成したりする時間としました。

 

今回で地域企業探究に関するインタビュー調査は終了となります。

今後は12月の発表会に向けて、企業に対する提案を練り直しスライドを完成させていきます。

高校生ならではの画期的な面白いアイデアを考えてくれると期待しています!!

普通科3年生の探究活動がシンポジウムに出展!

9月20日(金)

イオンモール宮崎にて開催された「私とみんなの共生社会シンポジウム」に

普通科3年生の『みんなに優しいUNO作り』チームが出展しました。

 

このイベントは、高校と特別支援学校の生徒たちが、共生社会をテーマにしたイベントに参加し、

学び合いながら成果を発表するものです。

これからの共生社会について、積極的に発信する機会となりました。

 

本校から出展した作品は、色覚多様性の方々でも見分けやすい、使いやすいUNOを開発する内容です。

 

ポスター発表だけでなく、プレゼンによる取り組み発表も行いました。

また、実際につくった試作品による実演も行いました。

 

これまで行ってきた探究活動の成果を、多くの方に知っていただく良い機会となりました。

 

探究活動『見本市』を開催しました!

9月18日(水)は2年普通科の探究活動見本市でした!

このイベントは、探究活動の計画発表会です。

 

学校の先生、外部の方々、そして生徒と対話を重ねることで

研究計画のブラッシュアップを行います。

 

探究活動の発表会に外部の方が招かれる場合、研究終了後の「成果発表」であることが多く

質疑応答やアドバイスをいただいても反映されない事例がよくあります。

そこで、今回は研究計画段階でのポスターセッションを企画しました。

 

 

今回は地域の企業や、大学、街づくり協議会、県教委から37名の方にご参加いただきました!

ご協力してくださった皆様、本当にありがとうございます。

 

まずは、外部の方と本校の先生方に向けて事前オリエンテーションを行いました。

この見本市の狙いと、対話の方法をお伝えしました。

 

様々な分野の79作品が発表を行いました。ジャンルごとに部屋を分けています。

前半40分、後半40分のポスターセッションです。

 

本校の研究は原則として3~4人一組で行います。

 

「文系も理系も科学技術人材を目指す」のが本校の目標です。

科学技術人材とは、理科や数学ができる人材ではなく

「情報をもとに自ら考え行動できる人材」です。

ということで、いかにしてデータを集めるか…が研究計画の肝になります。

 

これまで研究計画の段階で、ここまで多くの方と対話を行うことはありませんでした。

生徒達の研究内容が今後さらに練られることでしょう。

 

校長先生も質疑応答に参加しています。

生徒達は面白いアイデアを持っているのですが、その具現化がまだ未熟です。

そこで、大人との対話を重ねることで、思考が整理されていきます。

 

さて!

今回、パネルに対してポスターを小さめ(A1サイズ)で印刷しています。

余白の部分に、外部の方や先生、生徒からのコメントや質問の付箋が貼られています。

この付箋は、基本的に「答えられなかった質問」や「研究アドバイス」が書かれています。

各班にとっての今後の宝物となります。

 

さらに、外部の方に対して各班は「探究活動応援カード」を配布します。

これは研究の概要とQRコードが記載された名刺サイズのカードです。

 

今回のイベントが「見本市」なのは、まさにここです。

 

ただのポスターセッションではなく、「外部協力者は自分でみつけよう…!」という企画なのです。

沢山のつながりが生まれたようです。

 

さて、振り返りです。生徒ではなく、参加者の皆さまです。

今回は短い時間ですが、生徒が行うフレームワークを体験していただきました。

テーマは「本日の発見」。3分間でできるだけ沢山書いたものをもとに

各班で議論していただきました。

 

先生方×外部の方々!意見交換が盛り上がっていました。

 

という訳で、初めての探究活動見本市でした。

生徒たちも研究計画の修正点がたくさん見つかったようです。

 

9月の見本市

12月の中間発表

そして

翌年7月のMSECフォーラム。

中間発表前に、各班とも思考整理できたのは大きな収穫でした。

ACT-LI2(2年普通科・地域探究)の活動紹介

9/10(火)、2年普通科のリベラルイノベーション(=ACT-LI2)が実施されました。

本日の活動は、探究活動見本市に向けたポスター作成です。より良いポスター・発表原稿の作成のため、グループ全員で協力しながら活動していました。グループ内で互いに意見を出し合い、より優れたポスターを作成しようとする姿に、生徒の成長を感じました。担当の先生のアドバイスを受け、「どうやって?」を意識した探究計画を立て、イラストを有効活用したポスターを作り上げることができているグループが多くありました。

 

 

いよいよ来週9/18(水)に迫った探究活動見本市。1学期間をかけて熟考した探究テーマと探究計画を同級生や北高の先生方、外部のサポーターの方々に評価してもらう貴重な機会になります。さまざまな視点から、今後の探究活動につながる有意義なアドバイスをいただくことができるはずです。素直な心で受け入れ、今後につなげていきましょう!

また、探究活動見本市は2年生にとって初めての外部の方を招いたプレゼンの場になります。プレゼンがうまくいかなかったり、心が折れそうになる手厳しいダメ出しをいただいたりするかもしれませんね。不安もあるでしょうが、失敗を含め多くの経験を、ACTの時間を通して、生徒の皆さんに積んでもらいたいと思っています。頑張ろう!北高生!

 

 

普通科1年生 企業探究第1回インタビュー調査を行いました!

2学期のACT-LI1では、本校の普通科1年生が地域企業探究を行っています。

9月10日(水)は第1回インタビュー調査と題して、それぞれが担当する企業の事業内容や取り組みを知るためにインタビューを行いました!

 

生徒たちは企業のことを詳しく知るために、事前に準備をして今日の調査に臨みました。

企業の方々のご協力もあり、非常に実りあるインタビュー調査となりました!

実は、まだインタビュー調査を行っていないグループもあり、10日を皮切りに随時企業へのインタビュー調査を開始しています。

来月行われる第2回インタビュー調査までに、今回聞いたお話を整理して自分たちの考えを構築していきます。

 最終目標は「企業がもっと良くなるための提案を考えよう!」ということで、高校生ならではの新しい視点からアイデアを創出してくれることを期待しています!!

普通科1年生 地域企業探究が始まります!

普通科1年生のACT-LI1では、2学期に地域企業探究を行います。

 

地域の中小企業に対してインタビュー調査を行い、企業へ向けて「こうすればもっと良くなる!」という提案をすることがこの活動の最終目標です。

 

地域企業探究に際し、7月24日(水)のACT-LI1ではオリエンテーションが行われました!

今回のオリエンテーションには、協力企業の方々にも多数お越しいただきました。

協力企業の数は、なんと34社!本年度も多くの企業にご協力賜ります。

まずは生徒と企業の方に向けて、今後の流れや活動内容についての説明が行われました。

続いて、講師の方をお招きして「地域を支える中小企業について」というテーマのもと講話をしていただきました。

地域の中小企業がどのような役割を持つのか、また、私たちの生活に地域の企業がどのようにして関わっているか等、地域の企業にまつわる話題を多く知る機会になりました。

次に二人目の講師の方をお招きし、SDGsに関するワークショップが行われました。

昨今の世界を取り巻く課題について考えた後、グループごとにSDGsのアイコンを用いたワークショップに取り組み、SDGsに関する理解を深める機会になったことと思います。

また、このワークショップには企業の皆さまにもご参加いただき、生徒との交流も多く見られました!

最後に、各教室に分かれて担当する企業ごとに顔合わせと今後の打ち合わせを行いました。

グループごとに自己紹介や企業の方と連絡先の交換などを行い、緊張しつつも和気藹々とした雰囲気で初顔合わせを終えることができました。

 

本格的に活動が始まるのは9月から!

夏休みの間に担当企業について調べたうえで、インタビュー調査に臨んでもらいます。

 

協力していただいた企業に少しでも実りある提案ができるよう、2学期からの活動に励んでいきます!

普通科1年生がデザイン思考演習のまとめを行いました!

7月10日(水)の2・3時間目に、普通科1年生のACT-LI1を行いました。

今回のテーマは「デザイン思考演習」。実は、この活動は2週間前に行った演習の続きとなる活動です。

 

前回の活動では、1年4・5組の間にある使われていないスペースを有効活用できないか、自由な発想で考えてもらいました。

いろんな意見が飛び交う中で、現実的に考えると実行できないよね・・・といったアイデアもたくさん出てきました。

 

そこで、今回は前回よりも具体的且つ実行可能な範囲で有効活用できる案を提案しよう!ということで、企画書にまとめてみました。

 

 

文章でまとめる班もあれば、イラストで説明する班もあり、面白い企画書がたくさん完成しました!

どの班も、前回までの自由な発想を議論を通じて具体的且つ現実的な企画にまとめることができました。

 

今回まで行っていた活動は、2年生以降で行う探究活動の準備段階!

1年生の皆さんが実際に探究活動を進める際に、1学期のACT-LI1で取り組んだ様々な体験を活用してくれることを願っています。

普通科1年生 デザイン思考演習の様子をご紹介します!

6月19日(水)、普通科1年生のACT-LI1で1年1~4組がデザイン思考演習を行いました。

 

1学期のACT-LI1は「協創力」を身につけることを目的としています。

そのため、今回は多くのアイデアの中から多角的な視点に基づいた話し合いを通して、より良い結論を導くための手法を学ぶことを目的に本活動を行いました。

 

今回のテーマは「学校のとある空きスペースを有効活用できるプランを考えよう!」というものです。

では、実際の活動の様子をご紹介します!

今回の活動は4人グループで行います。

実は本校、1年4組と5組の間にほぼ使われていない空きスペースがあります。

そのスペースをどのように使えばいいか、まずはグループごとにとにかくたくさんのアイデアを出していきます。

机上で考えているだけでは物足りない・・・

ということで、実際に空きスペースを見に行きました!

どのグループも多様なアイデアを出しています!

 

続いて、自分たちの出したアイデアを整理・分類していきます。

別の色の付箋に分類したテーマを書いて、大きな紙に並べていきます。

 

次に、自分たちの出した多様なアイデアを踏まえて、より具体化するために文章にしていきます。

この時、自分たちなりの優先順位を書いてもらいました。

その後、「意思決定マトリクス」を用いて自分たちのプランを評価するべく数値化していきます。

この時「効果性」や「費用面での実現性」・「時間面での実現性」等の様々な観点を自分たちの物差しでウエイトを変えて数値化しました。

そのため、客観的な視点からプランを見直すことに繋がり、先ほど考えた自分たちなりの優先順位とは大きく異なる結果になったグループもありました。

最後は各クラスで自分たちの考えたプランを発表して今回の活動は終了となりましたが、どのグループも発想豊かで面白い、聞いていて驚くようなプランを考えることができました。

 

「話し合いを通してより良い結論を出す」という目的が十分達成された探究活動となりました!

ACT-LI2(2年普通科・リベラルイノベーション)の活動紹介

6/12(水)、2年普通科のリベラルイノベーション(=ACT-LI2)が実施されました。

4月からスタートしたACTの活動は、領域選択、メンバー編成を経て、アイデア出しからテーマ設定まで活動を進めてきました。

それぞれのグループで悪戦苦闘しながらも、皆で知恵やアイデアを出し合い、独創的で面白いテーマが設定されつつあります!

なかなかアイデアが出ず、テーマ設定に苦しんでいるグループも、何とかアイデアをひねり出すために、積極的に先生方に相談をする姿が見られ、活発な議論がなされていました。

宮崎北高校の探究活動では、今年度から先生情報シートを作成し、生徒と教員のコミュニケーション促進を図っています。

先生方にアドバイスをもらいながら、より良い探究活動にしていきましょう!

宮崎北高校の先生たちは、生徒の伴走者として共に探究活動を進めていきます!

 

皆、真剣に議論をしています。「ああでもない、こうでもない」と悪戦苦闘する姿が見られました。

この悩み、苦しむ時間が生徒の皆さんにとっての財産になります。

 

テーマ設定が終わったグループは、図書室で先行研究を始めています。

先行研究は主に文献調査になりますが、主体となるのは「本」です。

インターネットで調べれば大体のことが分かってしまう世の中だからこそ、本から得られる情報を大切にしてほしいものです。

 

もちろん、新聞も貴重な情報源です。最近の生徒たちはあまり新聞を読まないのでは…?

新聞に載っている情報も探究活動には必要不可欠です!

 

次回7/3のACTでは、外部から探究サポーターの方に来校していただき、様々な視点でアドバイスをしていただく予定です。より磨き上げられたテーマや探究計画が完成することを期待しています!