2019年2月の記事一覧
つよし共働センター見学
2月19日(火)、中学部2年生の7名が、つよし共働センター見学に行きました。どんな仕事をしているか分かりやすく説明していただきながら、広いセンターの中の設備などを見せていただきました。鵜戸神宮で使われる“運玉”作りの体験もさせていただきました。ひびが入らないように丸めて印花を押すのはなかなか難しかったです。働いている方の作る製品は職人技で、みんな驚いていました。みんなの質問にも丁寧に答えてくださり、来年度の実習に向けて見通しをもつことができました。つよし共働センターのみなさん、ありがとうございました。
高等部教科見学
2月14日(木)に中学部3年生7名が、進路学習の一環として高等部の授業見学を行いました。国語、美術、そして中学部の授業にはない家庭科の三教科の授業を見学しました。
まず、高等部2年生の家庭科の授業では、バレンタインデーということもあり、お菓子作りの内容で、生地をこねる班や材料を混ぜる班などに分かれて、作業に取り組んでいました。作業中は、生徒自らレシピや手順表を確認しながら、集中して取り組んでいる姿を見学することができました。それを見学していた中学部の生徒の中に、「先生に頼らずほとんど先輩達だけで作業していて、すごいです。私もしてみたいです。」と感想を述べる生徒もいました。
次に、高等部3年生の国語の授業を見学しました。卒業後を見据えて、電話での正しい対応の仕方などを学習しており、自分達が学習している内容との違いを目の当たりにして、興味深い眼差しで、見学することができました。
最後に、高等部1年生の美術の授業を見学しました。高等部生の色鮮やかな作品や丁寧に作品を制作する姿を見て、「すごい。とても上手で驚きました。」と感心している生徒もいました。
短い時間でしたが、三教科の授業の見学することができ、大変貴重な時間を過ごすことができました。高等部受検を控えている中学部3年生にとっては、今回の授業見学を通して、高等部進学後のイメージをもつことができたと同時に、受検に対するモチベーションもさらにあがり、大変よい刺激を受けることができました。今回の高等部授業見学で感じたことを大事にし、3月5日の高等部受検に臨んでほしいと思います。
第2回産業現場等における実習
1月28日(月)から2月1日(金)までの5日間、本年度2回目の産業現場等における実習を行いました。生徒は喫茶・食品加工班、リサイクル班、美化班の3班に分かれて、それぞれの作業に取り組みました。
喫茶・食品加工班では、各班が休憩時に飲むお茶の注文取りや準備、東郷中学校との交流でいただいた金柑を加工してジャムを作りました。出来たての試食もしましたが、とってもおいしかったです。
リサイクル班では、ペットボトルの洗浄や古紙の仕分け、メモ帳作りをしました。役割分担をして、それぞれができることを一所懸命に取り組みました。
美化班では、「われらまなびや整備活動支援事業」の一環で、校内整備を行いました。玄関前の壁のペンキ塗りや古くなったテーブルの研磨、倉庫の棚作り、児童生徒昇降口前の掲示板の支柱の強化(コンクリート固め)等を行いました。是非一度御覧になってください。
また3年生は、3日間校外(「おおぞら園」、「南風の丘」)で実習を行いました。日頃、作業学習で培った力を発揮して充実した体験となりました。
1学期の実習に比べると、どの生徒も最後まで仕事をやり遂げる力や集中して取り組む力が身に付いたように感じました。また、作業に慣れてくると、次に何をすればよいかを自分で考えて行動するなど、大きな成長を感じたところでした。今回の実習で学んだことを自信にして、今後の学校生活や家庭生活に生かし、それぞステップアップしてほしいと願うところです。