学校の様子

細田中学校の出来事

宮崎日日新聞”若い目”掲載令和6年1月25日

 3年生の河野巴南(はな)さんの作文が掲載されました。授業で得た知識と自らの経験とを関連付けて解釈し、これからの生き方を考えています。素晴らしい学びです。

 題名 困った人助ける

 「窮鳥懐に入る、人倫これを哀れむ」という言葉がある。「窮地に立つものが助けを求める時、どんな理由があっても助けるのが人の道。」という意味だ。

 以前散歩をしている時に、重い荷物を持ったおばあさんを見かけた。私はそのおばあさんに声をかけ、家まで荷物を運んだ。「優しいね。ありがとう助かった」と言われ、うれしかった。

 けれども、人を助けられない出来事もあった。お店で買い物して、セルフレジで会計をしていた時のことだ。近くにセルフレジの使い方がわからないおじいさんがいた。私はそれに気付いていたが、自分もレジを使っていたので、すぐに助けることができなかった。

 そこへ心優しい買い物終わりのお客さんが来て、親切にレジの仕方を教えていた。私は温かい気持ちになり、それと同時に罪悪感が少し残った。

 これからは後悔しないように、「人倫これを哀れむ」の気持ちを、行動に移そうと決めた。

宮崎日日新聞”若い目”掲載令和6年1月9日

 3年生の黒木悠生さんの決意文が掲載されました。卒業までもうあとわずか。自分だけではなくクラスメイトや細田中への思いがあふれる目標です。悠生さんの背中を後輩たちがしっかりと見ています。

 題名 卒業までの目標

 みなさんの今年達成したい目標はどんなことでしょうか。中学卒業を控えた僕には、達成したい目標が大きく分けて三つあります。

 一つ目は、クラス全員の志望校合格です。一人一人の夢や希望を叶えるために、これまで全員で受験に向けた勉強に取り組んできました。ラストスパートとして最後までクラス一丸となり、全力でやり遂げたいです。

 二つ目は、卒業までの時間を大切にすることです。今までお世話になった先生や1、2年生、そしてクラスの仲間たちとの時間を大事に過ごしていきたいです。さらに、生徒会活動などの細田中学校の良い伝統を引き継げるようにしたいです。

 三つ目は高校生へ向けての準備です。僕は寮生活を希望しているので、身の回りのことなどすべて自分でできるようにしていきたいです。そして、周りをよく見て行動できるようにしたいです。

 この三つの目標を達成させ卒業を迎えたいです。

1月24日の様子

 3年生の一部が私立高校の受験の日。残りの生徒は別日に受験するので黙々と自習中。今日のめあて「全員が同じ気持ちで一丸となり一日ガンバルぞ!!入試の人たちガンバレ!」学級のよさを物語っています。

 

 2年生。自分の人生進行中。自分で自分を伸ばすしかありません。意識付けの成長日木(きっと「にっき」)。ネーミングが素晴らしい!成長を見届けます。保護者の皆様、学校に来られたときに内容をご覧ください。

 1年生。初めてのテスト。1年間の見通しがもてるように、そしてやり遂げたことを実感できる配慮。テストが終わる度に印がついて、次の目標を意識できますね。

 

多様な性について学ぶ講座

 1月15日は性の多様性を学ぶ出前講座

 性的少数者交流団体「レインボービュー宮崎」から山田健二代表と串間直紘さんをお招きして、多様性の尊重について理解を深めました。言葉は知っていても意味がぼんやりしていたことや初めて考えたこと。お二人のわかりやすく具体的な説明によって、何が大切かはっきりしました。素晴らしい時間をありがとうございました。みんなに人権があり、みんなが大切!

 ジェンダー平等、LGBTQ、性自認、性的指向、ヘテロセクシュアル、シスジェンダー、アウンティング、アライ・・これらの言葉を聞いて何を思いますか?

 今回の話や生徒の感想から学校や大人が学ぶことがあります。性的少数者に対する校内の環境の配慮のご提案もいただきました。3年の岩元さんの感想:「性的少数者について、どこか人ごととして考えていたことに気付かされた。言葉遣いを気をつけるなど、できることから取り組みたい。」学校も同じです。

 まだ講座を受けられていない学校のネタバレになるといけないので、後は写真を貼り付けます。(*^o^*)

 

  

日南市『新春子どもの声を聴く会』

 1月18日は新春子どもの声を聴く会。

 本校代表は2年生の井戸口さん。顔を上げて、自分の思いを言葉にのせて堂々と発表しました。見ていてとても清々しい気持ちになりました。

 自分に自信がなかったけれども、努力を継続することで成果が現れることがあった。最近は友だちから努力家といわれるようになった。今後も自分を磨いていきたい。

  

 発表が終わった後。ほっとした表情がなんともよかったです。