2024年2月の記事一覧
みやだいず物語2「そして、大団円」
ケンコー食品さん達が、普及に努める、都城固有種の、栄養価の高い、
みやだいず。
特に、食育先生は、「みやだいず手作り味噌」キットに目を付けました。
食育先生が7月に自ら体験して気付いた、その味噌作りの楽しさ。
そして、食育先生は体験して気付いたのです。
そこには、「味噌づくりへの学び」がある!
・・・ということで。
大金を投入して、明道小学校、
8月に「親子みやだいず手作り味噌づくり教室」が開催されました。
みんな、とっても楽しみに、家庭科室に集まりました。
手作り味噌って、どうやって作るのかしら・・・。
サポーターとして、北諸中の栄養教諭・学校栄養職員がボランティア参加です。
さあ、ケンコー食品、吉田社長の「みやだいず」講話。
みやだいずは、栄養価が高く、とても貴重な、都城の固有大豆です。
ぜひ、将来の食糧難に備える意味からも、普及推進させたいのです。
お話を聞いた後は、手作り味噌作りについて、キットの説明書を元に、お勉強です。
皆さん、真剣にお話を聞いていました。
こうやって、おみそができるのね・・・。
さあ、いよいよ、実習開始です!
ワクワク!!
必要なものは、全て、手作りキットに入っています。
麹に塩を入れて。
よく揉んで混ぜて。
いよいよ、みやだいずを投入!
麹とみやだいずを混ぜるのは、ハンドミキサーを使います。
ひやー!すごい!
こんなやって、味噌の素が出てくるのです!
みんな、大騒動で、ワイワイガヤガヤ!
楽しそうです!
美味しそうですね。
ほら、味噌の種が出来上がりました。
こんな感じ。
完成!味噌の種。
苦労したましたが、楽しかったね。
懸命に、みやだいずを混ぜ、美味しいお味噌の種が出来上がりました。
さて、その後。
都城の食材を使って。
美味しいお味噌汁作り料理教室が行われました。
親子で楽しくお味噌汁作り。
子供も大活躍!
お腹が空いてきましたね。
とっても楽しい親子のふれあいの時間が過ごせました。
間もなく完成!みやだいず味噌の美味しい味噌汁。
ところが・・・。
その頃、玄関に、怪しい人影が・・・。
なんと、サプライズの、「ぼんちくん」来校!
玄関先は大騒動に!
ぼんちくんの左耳を触ると幸せが来るんですよね?
なぜか、2年担任先生。ぼんちくんに固執中。
そんなこととはつゆ知らず・・・。
何も知らずに進められる、おにぎり・味噌汁作り。
さあ、いよいよ、完成!みやだいずお味噌汁。
美味しそうだね!
やった!完成!
さあ、皆さん。いただきましょう!
さあ、食べよう・・・。
と。その時。
ぼんちくん、乱入!
会場、騒然!
・・・まあ、ともかく。温かいうちに。
さあ、いただきましょう!
美味しいです!
学校運営協議会の委員さんも、美味しいです!
ぼんちくん、お食事中のテーブルをあいさつ回りです。
各テーブル、大騒ぎ!
そして。
ぼんちくん、次のお仕事に向けて、出発!
ありがとう!ぼんちくん!さようなら!
手作りみやだいずお味噌作り体験
みやだいずお味噌を使った、お味噌汁作り体験
そして、ぼんちくんと記念写真。
みんな、とっても、いい思い出が、できました!
吉田社長から、今後も、ぜひ、都城の宝、みやだいずを大切にしてくださいね、とご挨拶をいただきました。
みんな、みんな、幸せそうでした。^_^
ところで。
この中に、ある親子さんがおられました。
この親子さんは、人一倍、味噌作りに熱心に取り組みました。
実は、この時、「自由研究は、手作り味噌の観察」とすることを決心しておられたのです。
人一倍、愛情を込めて、この親子さんは、みやだいず味噌を完成させました。
・・・。
長い時間が経ちました。
手作りみやだいず味噌は、各家庭で、発酵が進み。
日々、変化が生じて行きました。
そして、徐々に徐々に、美味しいお味噌になって行きました。
・・・(中略)・・・。
その明道っ子は、その過程を、緻密なレポートにまとめて行きました。
毎日、毎日のお味噌の変化を、写真と文章で記録しました。
その内容は、お味噌へのたっぷりの愛情が込められた、素晴らしいものでした。
素晴らしい、お味噌の発酵観察記録でした。
・・・(中略)・・・・
そのレポートは、吉田社長の元に届けられました。
吉田社長は、この明道っ子の、地道な、頑張りに、感動し、涙を一粒こぼされたとのことです。
それくらい、このレポートには、お味噌への真心がこもっていました。
そして、さらに、長い時間が流れました。
ある日。
食育先生が、慌てて、校長室に飛び込んできました。
「校長先生!あの自由研究・・・。」
サイエンスコンクール、見事、金賞を受賞しました。
すでに、この明道っ子が「みやだいず」と出会って、2か月という長い時間が過ぎての栄誉でした。
※ 受賞者のお顔出しについては、保護者様のご許可をいただいています。
ある、夏の日に、親子で、ふれあい、楽しい時間を共有し、そして、「みやだいず」という貴重な食材の意味を知り、その素材を自由研究のテーマにした、親子様の、長大な、偉大な、物語でした。
そして、このご家族の中には。
都城市小中学校プレゼンコンテストで、みやだいずをテーマに「最優秀賞」を受賞した、明道っ子の、妹さんとお母様のお姿があったのです。
そして、長い時間が過ぎて、この明道っ子のお姉さんは。
5か月後。ケンコー食品で吉田社長に、みやだいずの素晴らしさについて。
インタビューをしていました。
その1か月後。
6年担任のガッツポーズが、ウェルネス交流プラザに輝くことになります。
実に。
吉田社長とみやだいず味噌キット。
味噌作り教室(先生編)から。
実に。長い長い時間をかけた。
みやだいずにまつわる。
長い長い。物語。
・・・ここに完結也。
みや「だいず」、「だいず」き!
ママ!自然の愛情を感じる。美味しい!
by 校長