日誌

2024年2月の記事一覧

学制三章ストーン現る

気温3度。

まだまだ寒い朝。

子ども達も凍えての登校です。

校長先生!

はい?

珍しいものが・・・。

何ですか?

石です。

きれいな石ですね。

そうだ!ここに置きましょう。

私たちの大切な守り神。

学制三章の碑。

学制三章を守る守り神にしましょう・・・。

なるほど・・・。

では、みんなで、「何か良いことが起きますように!」

お祈りしましょう。

そして。

守り神ストーンは、静かに登校を見守りました。

ねーねー。君たち。

おはようございます。

学制三章に何か、変わったことが起きたの。

気づかない?

・・・気づかない子ども達。

ほら。

学制三章ストーンだよ。守り神だよ。

へー。

みんなで、お祈りしよう。

世界が平和になりますように・・・。

そんな、心優しい子ども達を。

咲き始めた梅の木は。

穏やかに見守っていました。

 

さて。昼休み。

みんな、暖かくなった運動場で、楽しく遊んでいました。

すると・・・。

ある女の子が。

校長先生!

はい?

あのね、校長先生、とってもめずらしい石を見つけたんです。

何かの破片のような・・・。

あのね、この学校って、昔、昔、島津の殿様の家が建っていたところなの。

だからね。市役所の方が、今度、運動場に、めずらしい物が埋まっていないか、調べるんだって。

ひょっとしたら、それも、珍しいものかも・・・・。

その女の子は、その石を大切に、ティッシュ入れに入れて持ち帰ることにしました。

 

子ども達にとって、珍しい石って、大人の宝石くらい、大切なものなのです。

 

学制三章ストーン。

いつまで、あそこに「居続けられる」か・・・。

観察してみましょう。

 

by 校長