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2024年2月の記事一覧

みやだいず物語1「みやだいず大好き!」

※2月3日、都城市小中学生プレゼンコンテストで明道小代表児童は、最優秀賞を受賞しました。最優秀賞までの道のりは平たんではなく、「みやだいず」をめぐり様々な出会い、ドラマがありました。その貴重なドラマを校長は、「みやだいず物語」と題して、ここに、残すことにします。では、「みやだいず物語」どうぞ、お楽しみください。

【みやだいず物語】「みやだいず大好き!」

みやだいず」というのは、都城に古くから伝わる、貴重な在来種の大豆です。

 

(写真はケンコー食品工業HPより)

 

商標登録がされており、関係者らは、「肉と焼酎」と「みやだいず」というロゴが生まれるのを期待して待っている、第3の都城の固有の特産食品です。

さて。

「みやだいず」という名前が世に広く知らしめられたのは、この広報に始まります。

みやだいずの歴史的経緯と今後の展開を知りたい方は、ぜひ、ご覧ください。

【2018年12月号 広報都城】

https://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/uploaded/attachment/3483.pdf

この広報に、次の一節があります。

「11月、市内の小中学校などの給食で、みやだいずが食材として提供されました。身近な畑で育った安心・安全なみやだいず。私たちもそれを食する地産地消の考え方を子ども達に伝えていきたいです。都城でみやだいずを生産し、加工販売する一連の中で、農商工連携で地域を活気づかせ、一大産地化することがです。」

(写真はケンコー食品工業HPより)

なるほど、みやだいず。このように、多くの方の夢を抱えて、今、旅立ちを迎えているのですね。

さて。

輸入大豆より、

栄養価が高く、

安心・安全・安定の「みやだいず」

(写真はケンコー食品工業HPより)

今では、月に一回以上、都城市小中学校の給食の食材として、使われています。

※ 2月5日のエスニカンの食材。

特に、校長が大好きな、アメリカの郷土料理「ポークビーンズ」では、大量のみやだいずが子ども達の健康を守ります。

※みやだいずを使ったポークビーンズは、G7農相会議記念食として、特別に提供された実績をもちます。

※ 2月7日メニューは、ポークビーンズ!!(^^)!

ですから。

実は、この、

「みやだいず」は、すでに、給食を通して、

「すでに数万人の小中高校生」の体に入り、

都城市民の健康を支えているのです。

 

さて。

2023年8月2日。

明道小では、ある特別な企画が開催されようとしていました。

何事ですか?

なんとも仰々しい・・・。

こんな、仰々しいことをするのは・・・。やはり。

食育先生!('◇')ゞ

ん・・・?

調理教室かな???

のようですね。

しかも、調理教室のテーマは!

「みや大豆のみそづくり」と「みやだいずの味噌汁」づくり。

さて。

そこから、さらに、時を2か月、遡ります。

 

6月某日。

そこに、現れたのは、みやだいず普及推進者の、

ケンコー食品工業株式会社 社長 吉田努 様。

その怪しげなお隣さんは、調理師服に身を包んだ、食育先生!

手に持たれているものは、ケンコー食品工業さんが開発された、

!(^^)!みやだいずみそ作りキット!(^^)!

 

実は。

栄養教諭の皆さんが、食材として活用している、「みやだいず」の手作りみそ作りに興味をもたれ、吉田社長にお願いして、「栄養教諭、学校栄養職員」による、「手作りみやだいず味噌づくり」研修に挑んだのです!

まずは、吉田社長から、「改めて、みやだいずの歴史、経緯、すばらしさ」等のレクを受けました。

みな、改めて、みやだいずの偉大さに感銘を受けました。( ;∀;)

さて、手作り味噌づくり、開始!

食育先生も、本気で、おいしい味噌づくりに挑みました。

・・・(中略)・・・。

そして。

食育先生初の「みやだいず」手作り味噌の種が完成しました。

・・・しかし、手作り味噌は、これで完成ではありません

ここから、お味噌は、徐々に発酵し、おいしいお味噌に変身していくのです。

・・・(中略)・・・。

この後、手作りお味噌は、食育先生のご自宅で、長い時間、発酵を待つことになります。

 

ところで。

食育先生の娘たちは、お味噌がおうちに来た時から、「早く食べたいよ」「早く食べたいよ」騒いでおりました。

その度に、食育先生は、

おいしいものは、じっくり待つのよ。

時間がたてばたつほど、

自然がお味噌を愛して、おいしいお味噌ができあがるのよ。

愛情が一杯になると、お味噌は、とてもおいしくなるのよと、

騒ぐ子ども達を、優しく、諭しました。

娘たちは、毎日、お味噌の変化を見つめて、まだか、まだかと待ちました。

・・・(中略)・・・・。

そして。

その時は、ついに、やってきました。

お味噌、完成!

 

7月某日。

専門家の食育先生の手による、

世界に一杯しかない、

愛に満ちた「味噌汁」の完成です。!(^^)!

さあ。

娘たち、お食べなさい。

娘1。一口、お味噌汁をすすり、一言。

うーん。自然の愛情を感じる・・・。

おいしい!

娘2。一口、お味噌汁をすすり、一言。

うーん。

みやだいずだいずき!

 

そして、時間軸は、再度、8月2日に巻き戻される・・・。

(みやだいず物語2へ続く)

 

by 校長