今日、職員室に行ったら、養護教諭の先生が泣いておられました。話を聞くと、6年生が泣かせたそうです。
「今日の歯科検診で、どのクラスも挨拶をしっかりして、おしゃべりもしないで、検診を受ける姿を見ていたら、なんだか涙が出てきて…。なんで私、歯科検診で泣いているんだろうって思って…。」
そう言って、涙を流されていました。教頭先生が言われました。
「歯科検診の事前指導した?」
「いいえ。」と私。
「それがいいとよ。そうするのが自然になってるってことやわ。」
教頭先生がまた言われました。
「昨日もよ、給食の時。昨日は給食が早かったわぁ。給食の先生が大変やったとよ。そうしたら、一番に来た6年2組が給食室の食器やらおかずやらパン箱やらをさっと全クラス分並べてくれたっと。そうして自分たちは一番最後に出ていったっと。そのことを職員室に来て給食の先生が話しながら泣くとよ。もしよ、これが6年1組でも、6年3組でも、あの子達なら同じ事をしたと思うっちゃわ。」
6年生が、何気ない日々の中で、いろんな方の心に残るお土産をのこしています。うれしいお話でした。旅立つ日まで、あと67日です。
日本教育工学協会
学校情報化認定委員会より
学校情報化優良校の認定を受けました。
(2022.9)