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学校の様子

火災からの避難訓練

 11月14日(木)の2校時は、火災からの避難訓練を行いました。

 ねらいは、以下の3つでした。

 〇 火災発生に対し、迅速かつ安全に避難する方法を理解し、避難行動を身に付ける。

 〇 訓練をとおして、冷静に行動できる態度、能力を養う。

 〇 火災に関する知識及び諸注意を理解し、実践力を身に付ける。

 

 「訓練です。訓練です。火災報知器が鳴っています。調べていますので、静かに待っていてください。」…(少し時間をおいて)…「訓練です。訓練です。理科室から火が出ています。運動場へ避難して下さい。先生の指示に従って、落ち着いて避難してください。」という教頭からの非常放送で訓練がスタートしました。児童は、ハンカチやマスク等で口をふさぎ、煙を吸い込まないように避難しました。また、「お」:押さない、「は」:走らない、「し」:しゃべらない、「も」:もどらない、にも気を付けながら避難しました。

 運動場に全校児童が避難し終わったら、反省でした。「お」・「は」・「も」は守れていましたが、「し」しゃべらないが今回も課題でした。訓練でしっかりできないと、いざ本当に火災で避難することになったときには、パニックになってきちんとできるはずがありません。避難訓練後の各教室で、再度指導を行いました。

 今回も日向市消防署の署員3名に来校していただきました。

 まず、お話でした。これからますます寒くなり、火を扱う機会が多くなるけれど、絶対に火遊びをしないことを厳しく言われました。「マッチやライダーで遊ばない。」、「ストーブやファンヒーターのまわりを走らない。」、「たき火を子どもだけでしない。」等です。実際に門川町内において、火遊びと思われる火災で、消防車が出動したケースがあったそうです。

 お話が終わると、消火器の取扱訓練でした。教職員から1名、6年生から2名が代表で、消火器の扱い方を習いました。初めに、「火事だ!」と大きな声をあげること。次に、自分の足先をほうきで掃くよう消火器の中身を噴射しながら火元に近づいていくこと。最後に、炎ではなく燃えている物に向かって集中的に噴射することでした。3名とも「上手にできました。」と消防署員の方から褒められ、全校児童から大きな拍手をもらいました。

 3名の消防署員の皆様、日頃の訓練や業務でお忙しい中にご指導くださり、本当にありがとうございました。

門川小学校防災会議を行いました

 11月10日(金)の15時30分から、校区内の区長の皆様、民生委員児童委員の皆様、そして、門川町の消防防災係様、防災教育担当者様をお招きして、門川小学校防災会議を開催しました。

 門川町は、海に接している土地ですので、地震が起こったときには、真っ先に津波を想定して行動しなければなりません。そのため、門川小学校でも、地震に対する避難訓練を1年間に複数回行っています。

 そこで、今回は、12月7日(木)に行う下校時避難訓練について、区長の皆様や民生委員児童委員の皆様にその内容や方法を周知させていただくとともに、避難する児童の見守りをしていただいたり、一緒に避難していただいたりすることのお願いをしました。

 下校時避難訓練の説明が終わると、児童が避難する際に気を付けなければならないことを話し合いました。とても 熱心な話合いの中で出された意見としては、「どこが避難場所になるのか、一人一人の児童がきちんと知っておかなければならない。」「橋を渡ったのか、渡っていないのかによって、避難場所が全然違ってくる。」「今いる場所から一番近い避難場所に避難しなければならない。遠い避難場所しか覚えていないのはいけない。」等でした。また、人工物の避難場所がいいのか、小高い丘などの自然物の避難場所がいいのか等については、門川町の消防防災係様から詳しいアドバイスをいただきました。

 今回いただいた意見については、12月7日(木)の本番までに、各学級や各地区で指導を行います。

 ご参加いただいた皆様、お昼のお忙しい中、下校時避難訓練に対する熱心は話合いにより、貴重なご意見をくださり、どうもありがとうございました。

鑑賞教室

 11月9日(木)の午後は、児童が待ちに待っていた鑑賞教室が行われました。

 名古屋市の「オフィスパフォーマンスラボ」さんが、来校してくださいました。

 「マジカル☆トイボックス」という演題で、歌や製作、マジック(手品)等の内容が交互にあり、まるでおもちゃ箱のようなコミカルショーでした。

 歌では、出演者のラッキーさんと一緒に童謡を歌ったり、振り付けをしながら流行の歌を歌ったり、絵描き歌でどんな絵が描き上がるのか集中して見たりしました。児童は、ノリノリで手を振ったり、拍手したり、体を動かしたりしていました。

 製作では、細長い風船を自由にねじったり組み合わせたりして何ができあがるのか楽しんだり、代表児童が、大小さまざまな風船のリングを、ドライヤーやブロアーを使ってくるくる回したりしました。演者に指名された3人とも、上手に風船のリングを空中で回し、大きな拍手をみんなからもらっていました。

 マジック(手品)では、透明な箱に入っているハンカチが生きているように動いたり、横になっている人が空中に浮いたり、手錠をかけられた人が入れ替わったりしました。テーブルマジックではなく、大がかりな道具を使ったマジックで、一つ一つの技に迫力があり、児童の大きな歓声が上がっていました。

 

 あっという間に60分が過ぎてしまいました。おかげさまで児童は、心躍る素敵な時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。 

 

令和5年度「税に関する絵はがきコンクール」の表彰!!

 11月6日(月)の昼休みに、「公益社団法人 宮崎県北法人会」の3名の方々が、令和5年度「税に関する絵はがきコンクール」の表彰のために来校されました。本校からは55作品を応募しており、今回表彰されたのは、6年生2名でした。

 〇 1名は県北の最優秀賞、宮崎県の優秀賞でした。

 〇 もう1名は、県北で奨励賞でした。

 

 実は、門川小学校では6年生を対象に7月11日(火)に延岡間税会青年部の方に来ていただいて、税金(特に消費税)のことについてご講話をいただきました。このホームページでも紹介しております。その時に、「税金は自然を守ったり育てたりしている。」「税金を納めないと、ゴミが町中に散乱する。もし、火事が起きて消防車や救急車を呼んだら、後で膨大な代金が請求される。」等を学んでいました。

 今回表彰された2名の児童は、しっかりとそれを覚えていて、上手に描画でも表現できたということが分かります。学習したことは必ずどこかで役に立つということは、確かでした。

 表彰された2名の6年生の皆さん、本当におめでとうございます。門川小学校の自慢です!!

指導教諭の授業公開(道徳)

 11月2日(木)に、本校の指導教諭の授業公開(道徳)が行われました。

 本校以外から10名ほどの先生方が来校され、6年1組の授業を参観されました。

 今回の授業の主題は、規則の尊重の「法やきまりの意義を理解した上で進んでそれらを守り、自他の権利を大切にし、意義を果たすこと。」でした。授業では、教材「こころ走れば」(出典:光村図書)を用いました。お話の内容は、以下のとおりでした。

 離れたところに住む祖父が倒れたという知らせを受け、「ぼく」や父は車で向かうが、高速道路で渋滞に遭う。通行を禁止されている路側帯を通り過ぎる車を見て、妹や「ぼく」は、急いでいるのだから路側帯を走ればいいのにと思うが、父は走ろうとしない。高山(地名)に到着した時に祖父はすでに亡くなっており、涙がこぼれている父を見て、「ぼく」がはっとする。

 このお話を用いて、緊急の事態であるから交通規則(法律)を破っても仕方がないと考える「ぼく」たちの気持ちと、それでも規則(法律)を守りとおした父親の姿をとおして、規則(法律)の意義や規則(法律)を守ることの大切さについて深く考えていきました。

 特に大切にした授業展開は、以下の2点でした。

 ① 最後まで規則を守ることを大事にした父の涙を見た「ぼく」の父親に対する気持ちについて名前カードや

  心情円盤を使って考えさせながら、児童の考えを広げたり深めたりする。

 ② 学習全体をとおして考えたことを書く時間を設定することで、今までの自分を振り返らせ、考えを深めさ

  せること。その際、個別指導をしながら、児童の道徳的価値の理解や人間理解、他者理解などの気付きを把

  握し、発表につないでいくこと。

 授業参観後は、参加された先生方と今回の授業をとおしてた意見交換や日頃の授業実践についての意見交換を行いました。 

 授業公開に来てくださった先生方、どうもありがとうございました。

第2回 門川小学校 学校運営協議会

 11月1日(水)の19時00分~20時30分に、「第2回 門川小学校 学校運営協議会」が行われました。

 初めに、12月7日(木)に実施予定の下校時避難訓練の実施方法について、本校の防災教育主任から説明がありました。門川町内の小・中学校が一斉に行う防災訓練になります。15時30分頃に大地震が発生、15時32分頃には大津波警報が発令されたことを想定して行います。門川町民の皆様の、子どもたちの安全見守り、または、一緒に避難をよろしくお願いいたします。

  次に、10月22日(日)の運動会に合わせて行われた「親子であいさつ登校」の反省を行いました。昨年度よりもたくさんの保護者の皆様に参加していただき、保護者の皆様があいさつする後ろ姿を、しっかりとお子さんに見せることができたと思います。ちなみに、それらの様子は、11月18日(土)のMRT「みらい・みやざき まなび隊」(午後4時45分~午後4時55分)の中で、紹介される予定です。

 最後に、2つの班に分かれて、門川小学校の「防災教育」や「あいさつ」が、さらに良くなるためにはどうすべきか、協議・熟議を行いました。

 「防災教育」班では、「今、4年生が作成している防災マップを、4年生だけの活動・発表に終わらせるのではなく、全校に向けて発表し、図上訓練をしてほしい。」「これからも、防災訓練の計画を作成するにあたっては、学校運営協議会委員も、ぜひ入らせてほしい。」「防災に関するクイズの素材を、学校運営協議会委員が学校に提供する。」「長期休業中に、区長や学校運営協議会委員と先生たちで、避難経路の確認・点検をしたい。」等が出されました。

 

 「あいさつ」班では、「学校では、あいさつに関する作文や俳句を募集し、それを給食中の校内放送で流す。」「学校運営協議会としては、保護者や地域の皆様にも、あいさつにまつわるエピソードや思いを募集する。そして、地域の回覧板に入れてもらう学校だよりに掲載し、地域への啓発を図る。」等が出されました。

 以上、学校運営協議会委員の皆様が熟議・協議をして終わりではなく、自分たちから何か目に見える形を残したり、行動をしたりしてくださるのが、すごく嬉しかったです。どうも、ありがとうございました。これからも門川小学校をよろしくお願いいたします。

第2回親子であいさつ登校、第122回門川小学校運動会

 10月22日(日)、とても良い天気に恵まれました。

 1学期の「第1回親子であいさつ登校」にも増して、たくさんの保護者の皆様がお子さんと一緒に登校し、たくさんの児童や保護者・地域の方々にあいさつをしてくださいました。どうもありがとうございました。子ども見守りネットワークの方々や地域の方々からも「とてもうれしかった。」「元気をもらえた。」という声をいただきました。

 この日は、「宮崎県教育情報テレビ みらい・みやざき まなび隊」が、そのときの様子を取材に来られました。きっと、放送日には、門川小学校のすてきなあいさつの様子を紹介してくださることでしょう。放送予定日は、11月18日(土)の午後4時45分~午後4時55分です。

 

 登校した教室には、黒板に学級担任からのメッセージがかいてあるところがありました。子どもたちも、運動会に対す学級担任の思いを受け取り、自分の力をさらに高めることができたと思います。

 

 8時20分、多くのご来場の皆様方に見守られる中、第122回門川小学校運動会が始まりました。門川小学校の児童一人一人が、一生懸命な姿、生き生きと元気に体を動かす姿に、とても感動しました。「何事も頑張ることはかっこいいし美しい。見ている人に感動を与える。」とは、まさにこのことだと改めて感じました。ご声援くださったご来賓の皆様をはじめ、保護者の皆様、地域の皆様、そして、片付けまでお世話してくださったPTA役員の皆様、保護者の皆様、宮崎県立門川高等学校のボランティア生徒の皆様、本当にありがとうございました。

 

【エール交換…白団、赤団ともに元気な力強い声でお互いの健闘をたたえ合い、門川小学校にもエールをもらいました!】

 

【走…1年生から6年生まで連続して、大声援や拍手の中、全員が全力でゴールを駆け抜けました!】

 

【応援…団の前に出る団長・副団長・リーダーと団員との息のあった応援ができ、お互いの団を意識して、応援合戦をしているかのようにはりきっていました!】

 

【表現ダンス・団技…表現ダンスと団技を交互にプログラムに組み入れました。表現ダンスでは、身体をのびのびとと元気よく動かしている姿に感動しました。団技では、団員と力を合わせて、よりスピーディーにアンカーにつなぐようにがんばりました!】

 

【選抜全校リレー…走るスピードやフォーム、最後まで一生懸命に走ってバトンをつなぐ姿に、釘付けになりました!】

 

【解団式…結団式が行われたのが9月11日(月)。それから約1か月間、まとまって活動してきた赤団、白団のメンバーたち。互いのがんばりを称え合う感動のフィナーレでした!】

各団の応援練習をがんばりました

 本日10月19日(木)の昼休みに、赤団と白団に分かれて3日後に迫った第122回門川小学校の運動会における応援の最終練習を行いました。

 応援タイムがプログラム中に2回入っています。その時間は、団長・副団長・リーダーだけが声を張り上げ、体を動かして応援しても、どことなく寂しく感じられます。1~6年生の団員との楽しい掛け合いが必要だと思います。そして、それが応援・チームワーク賞の採点基準になると思います。

 そこで、赤団は運動場、白団は体育館で、短い時間でしたが集中して頑張りました。

 団長・副団長・リーダーは、ボンボンや応援名が書かれたカードを持って大きな声を上げ、体を動かしていました。1~6年生の団員は、大きな動作で手拍子をしたり、「ヤー。」「オー。」の時に高く拳を振り上げ、元気な声を出したりしていました。

 運動会当日は、競技・演技はもちろん楽しみですが、応援の時間もとても楽しみです。応援・チームワーク賞の獲得のためにどちらの団も一生懸命だと思います。

南海トラフ巨大地震への備え、DIGを体験しよう

 宮崎県立門川高等学校の生徒さん協力による4年生の防災学習も3回目になりました。

 児童と生徒さんとの距離も近いものになってきています。

 さて、先日の第2回目は、生徒さんと一緒に自分たちが住んでいる地区を中心に外に出て、津波警報が出たときに避難できそうな所、逆に危ないところを歩きながら調査しました。

 そして、今回の第3回目では「DIG」を体験しました。「DIG」とは、大きな地図を囲みながら、参加者全員で災害時の 対応策などを考える訓練のことで、Disaster Imagination Game の 頭文字をとって『DIG(ディグ)』と名付けられています。

 

 1番目に、地図を作りました。分割されて印刷されたものをパズルみたいに組み合わせていきました。

 

 2番目に、通学路などに色を塗りました。通学路は赤色、広場(公園や学校)は緑色、川や海は青色でした。

 

 3番目に、シールを貼りました。避難所やそれに等しいところは赤色、逆に危険箇所は黄色を貼っていきました。

 

 4番目に、地図の中で、避難時に気になるところを付箋に書き込んで貼りました。例えば、避難の際に目印になる建造物、倒壊しそうな建物、倒れそうな木、高いブロック塀などについて書いていました。

 

 5番目に、自分たちの地区について、自分なりに安全性、危険度、住みやすさについて評価し、☆を塗っていきました。

 6番目に、もし地震が起こり津波警報が出たとき、「通学中だったら」「公園にいたら」「家にいたら」どうするかプリントに書き込み、地図の上で、このような経路で避難するといった訓練を行いました。

 

 最後に、「門川町津波ハザードマップ(南海トラフ巨大地震・最大想定)」を見ながら、浸水想定地域をピンクで塗っていきました。

 今回の学習をとおして、海が近くてその恵が多い門川町だけれども、一度津波警報が出たら、広範囲に渡って浸水の想定がされているので、いち早く高台や高い建物に避難しなければならないということに、児童はより一層実感をもてたと思います。

 宮崎県立門川高等学校の生徒の皆さん、合計3回(各回に2時間連続)、4年生の防災学習に協力していただいてありがとうございました。児童の防災意識がこれまで以上に高まったと思います。また、そのことを家に帰って家族に話すことにより、その家族の防災意識も高まったと思います。本当に、ありがとうございました。

就学時健康診断が行われました

  「就学時健康診断」とは、学校保健安全法に基づき、来春4月に小学校(義務教育学校の前期課程・特別支援学校の小学部を含む)へ入学するお子さんを対象として、安心して学校生活を始められるように、市町村が実施する健康診断です。お子さんの状況を把握するとともに、疾病等の疑いがある場合は早期の受診をお勧めし、学校生活に備えることを目的としています。

 そこで、昨日10月17日(火)の午後、来春4月から入学予定の未就学児のみなさんが保護者の方と一緒に門川小学校に来校して、いくつかの検査を受けました。

 体の検査(内科・歯科・視力・聴力)、頭を使って考える検査(スクリーニング)があり、一生懸命取り組んでいました。

 少し緊張した様子のお子さんもいましたが、来年度、門川小の児童に仲間入りすることを楽しみに待っています。