食育

カテゴリ:今月のおすすめ給食

8月31日の給食

《今日の献立》麦ご飯・麻婆茄子・中華サラダ・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:食品の選択
 
なすの鮮やかな紫色はポリフェノールの一種でアントシアニンという色素です。このアントシアニンには優れた作用があり、生活習慣病などの病気の予防に役立つことが分かってきました。 縁起のいい初夢として「一富士、ニ鷹、三茄子」と言いますが、「茄子は成すに通じる」 ことから茄子は縁起物として扱われました。選ぶときは、 ヘタについているトゲがチクチクするほどしっかりしているもの、実のツヤのあるものが新鮮です。 ナスを洗う時はヘタについているトゲに気をつけましょう。

8月30日の給食

《今日の献立》減量コッペパン・スパゲティナポリタン・日向夏風味サラダ・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:感謝の心
 
世界には、働かなければならない等の理由で、小学校に通っていない子どもが約7500万人もいます。また、学校に行ける子どもでも、空腹のために集中して勉強できないことがあります。国連では、このような子供たちのために学校給食を行っています。このおかげで、栄養状態が良くなったり、学校の出席率が上がったりしています。昔は、日本も同じ状況でした。外国から小麦と脱脂粉乳をもらって学校給食が始まりました。食べ物があふれている現在ですが、食べ物の大切さは変わりません。たくさんの人に支えられて食べることができるのだということを忘れないでください。給食のスパゲティは、具が多く、麺が普通の1/3の量しか入っていないので、主食には少なすぎます。具が多いので主食兼主菜と位置づけ、小さいパンをつけています。家庭では、主食として扱ってください。

8月29日の給食

《今日の献立》麦ご飯・さんまかぼすレモン煮・即席漬け・チンゲンサイのかき玉汁・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:心身の健康
 
魚には良質のたんぱく質が多く、魚の油には、心筋梗塞や脳梗塞など生活習慣病予防に役立つ成分が含まれています。1週間の食事を振り返ってみて魚を全く食べていないということがないようにしましょう。特に骨ごと食べる小魚は、カルシウムや鉄も含まれているので成長期の皆さんに必要です。汁物の出汁をとった後の煮干しは捨てないで、成長期の皆さんが食べるようにしましょう。少ししょうゆをかけると食べやすくなります。

8月28日の給食

《今日の献立》鶏飯・洋風白和え・果物・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:食文化
 
鶏飯は鹿児島県奄美大島の郷土料理です。郷土料理とは、各地域の自然の恵みを生かして、昔の人たちが知恵と工夫で生み出したその土地ならではの料理のことです。鶏飯は、ご飯の上に、鶏肉・卵・山川漬け等、鹿児島県特産の材料を使った具をのせて、鶏ガラでとった出汁をかけて食べます。皆さんは宮崎県の郷土料理を知っていますか?冷や汁、ちきん南蛮、がね等があります。

8月25日の給食

《今日の献立》食パン・日向夏ジャム・チリコンカン・夏野菜サラダ・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:食文化
 チリコンカンとは、メキシコやアメリカ南部のチリパウダーをきかせた豆の煮込み料理のことです。昔に比べ、豆を食べることが少なくなっています。今日のチリコンカンに入っている豆は大豆です。大豆には、たんぱく質、カルシウム、鉄、ビタミンB₁等、成長期の皆さんに必要な栄養素がたくさん含まれています。肉、魚、豆は同じくらいの割合で食べるようにしましょう。

7月19日の給食

《今日の献立》黒糖パン・魚のエスカベーシュ・コーンスープ・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:感謝の心
 
今日の魚は、門川の魚屋さんが小学校40g、中学校50gに切って1000枚、共同調理場に届けてくださいます。調理場でそれに塩・こしょう・小麦粉・片栗粉を付けて揚げます。上にかける野菜ドレッシングも、野菜を切ってゆで冷却器で冷やして砂糖・塩・酢で作ったドレッシングと混ぜます。6人の調理員さんで揚げ物、ドレッシング、スープを作ります。時間内に出来上がるように一生懸命作っています。見えないところでたくさんの人が関わっていることを知り、残さず食べるようにしましょう。

7月20日の給食

《今日の献立》夏野菜のカレー・卵サラダ・デザート・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:食の重要性 
調理実習で卵やほうれん草をゆでるだけでも日頃手伝いをしているかどうかが分かります。日頃手伝いをしている人は、切り方も上手で、いらなくなった道具を洗ったり、食べる準備をしたりと、先を見越した作業ができます。いつまでもお家の人が皆さんの食事を準備することはできません。夏休みがもうすぐ来ます。お家の人に教えてもらってカレーくらいは作れるようになるといいですね。今日の夏野菜のカレーには、かぼちゃ、なす、トマトなどが入っています。嫌いな野菜でもカレー味にすると食べやすくなるので、色々な野菜を入れてみましょう。今日で1学期の給食は終わりです。夏休みになると牛乳を飲まなくなる人がいますが、牛乳には成長期に欠かせないカルシウムの他に、ビタミンB2も多く含んでいます。ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康に関わるビタミンで、口内炎の予防にも役立ちます。この他のビタミンも健康を維持するのに大切です。食欲がないからと言って、ソーメンばかり食べていては、ビタミンが不足し夏バテということになってしまいます。夏休みもビタミンを多く含む、牛乳、卵、海藻、野菜、豆などを意識してとるようにしましょう。

7月18日の給食

《今日の献立》麦ご飯・ちりめん佃煮・野菜のみそ煮・小松菜の磯和え・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:心身の健康
 
給食のサラダや和え物は、家で食べる量に比べて多いと感じるかもしれませんが、栄養バランスのとれた食事は、主食・主菜・副菜の割合が、3:1:2です。肉や魚などのおかず(主菜)の倍の量の野菜(副菜)を食べると栄養バランスがとれます。家でもしっかり野菜を食べましょう。

7月14日の給食

《今日の献立》ミルクパン・牛肉とマカロニのトマト煮・ゴーヤかりんとう揚げ・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:食品の選択 
ゴーヤのことを苦瓜といいますが、その名の通り苦いのでみんなに嫌われる野菜です。給食では中の白いわたをしっかり取って、塩を少し振り、片栗粉をつけて揚げていますので苦みが少なく食べやすいと思います。今日は黒砂糖としょうゆ・みりんで味付けしました。ゴーヤは肌をきれいにするビタミンCやお腹の調子を良くする食物繊維がたっぷりです。食べ慣れるとあの苦みがいいという人もいます。まずは食べてみましょう。

7月12日の給食

《今日の献立》マヨネーズパン・卵とじ・ひじきのサラダ・牛乳

《献立一口メモ》食に関する指導目標:心身の健康
 
雑誌やテレビを通して、食に関する様々な情報が流されていますが、極端な食事制限や特定の食品だけを食べるダイエットなどをしていると、カルシウムや鉄等のミネラルが失われやすくなります。ミネラルは、吸収率が低く、少量しか体の中にないので、不足すると体の中の骨にあるカルシウムが使われてその結果骨がスカスカになったり、鉄が不足して貧血になったりします。主食・主菜・副菜をそろえ、規則正しい食生活をしましょう。ひじきには血液の材料になる鉄が多く含まれていますので、成長期の皆さんは出来るだけ食べるようにしましょう。