食育

2022年7月の記事一覧

7月19日の献立

 

【献立】 夏野菜カレー・枝豆サラダ・ぶどうゼリー・牛乳

 

 

【献立一口メモ】いよいよ明日から夏休みです。今日は、「夏を元気に過ごすためのポイント」をお話します。
1つ目、「朝ごはんは、しっかり食べよう」
 朝ごはんは、体を目覚めさせる役割があり、一日の活動のもとになります。
2つ目、「早寝早起きをしよう」
 夏休みだからと夜おそくまで起きていると、生活リズムが乱れてしまいます。学校がある時と同じように、早寝早起きを心がけましょう。
3つ目、「栄養バランスのとれた食事をしよう」
 暑いと食欲も落ちがちですが、しっかりと食事をとらないと、栄養がかたよってしまい、体調をくずしやすくなります。好ききらいせずに何でも食べて暑い夏を乗り切りましょう。

7月15日の献立

 

【献立】 みやざき地頭鶏チキン南蛮ドッグ・野菜スープ・牛乳

 

 

【献立一口メモ】7月8日「チキン南蛮の日」です。7と8の「なんばん」という語呂合わせから、「チキン南蛮の日」が生まれました。チキン南蛮は、宮崎県延岡市の郷土料理の1つです。また、今日のチキン南蛮は、宮崎県で有名な「みやざき地頭鶏」を使った「宮崎応援メニュー」です。新型コロナウイルスの影響で消費の落ち込んだ宮崎の食材を学校給食へ無償提供することで、生産者の方への応援や食育の推進を目的とした取り組みが、「宮崎応援メニュー」です。この取り組みを通して、宮崎のおいしい食べ物を子どもたちに食べてもらい、宮崎の良さをたくさん感じてほしいという願いが込められています。私たちが宮崎産の食材を食べるということは、宮崎の生産者の方への応援へとつながります。宮崎のおいしい食材に感謝し、みんなで宮崎を応援していきましょう。

7月14日の献立

 

【献立】 むぎごはん・ゴーヤチャンプルー・そうめん汁・ゆかりふりかけ・牛乳

 

 

【献立一口メモ】今日は、「ゴーヤ」についてお話します。ゴーヤは、緑色で表面がボコボコしており、食べると少し苦い野菜です。ゴーヤは、正式名称を「ツルレイシ」というウリ科の植物で、「にがうり」ともいわれています。ゴーヤというのは、沖縄の方言で「にがうり」のことをさしています。ゴーヤ料理といえば、今日の給食のような「ゴーヤチャンプルー」が有名です。ゴーヤチャンプルーの「チャンプルー」とは、「混ぜこぜ」や「炒め物」などの意味があり、色んな材料を一緒に炒める料理のことをいいます。ゴーヤは、ただ苦いだけの野菜ではなく様々な栄養分をふくんでいて、特にビタミンCは、キャベツの4倍、レモンの2~3倍とたくさんふくまれています。夏バテにも効果的な野菜です。

7月13日の献立

 

【献立】 減量コッペパン・たらこスパゲティ・ミックスビーンズサラダ・牛乳

 

 

【献立一口メモ】食べることは生きることです。悲しい気持ちで食事をすると食欲がなくなります。食べる時は、嫌なことを一旦忘れて、楽しく食べましょう。薬で必要な栄養素をとればいいという考えでは、季節や地域の豊かな「食」を感じることが出来ません。食べることを楽しむためには、好き嫌いがないということも大事です。少しずつ嫌いな物が食べられるようになりましょう。

7月12日の献立

 

【献立】 冷や汁・五目豆・牛乳

 

 

【献立一口メモ】冷や汁は、農山漁村の郷土料理百選に選ばれた宮崎県の郷土料理です。忙しい農家の食事として食欲の落ちる暑い夏、冷たい冷や汁を麦ご飯にかけて食べていました。給食では、「いりこ」で出汁をとり、アジを焼いてほぐした身や豆腐を入れ、みそで味付けします。大量に作るので熱い汁は中々冷めません。そこで、冷凍庫で作っておいた大量の氷を入れ、汁を冷まします。そこに、ゆでた後、冷却器で冷たくした、「しそ」「きゅうり」「ごま」を入れて完成です。宮崎の味に感謝しておいしくいただきましょう。

7月11日の献立

 

【献立】 わかめごはん・八宝菜・フルーツのオレンジソースかけ・牛乳

 

 

【献立一口メモ】みなさんは、「食品ロス」という言葉を知っていますか。「食品ロス」とは、まだ食べることができるのに捨てられてしまう食品のことです。日本では、1年間に約600万トンもの食品ロスが発生し、世界でも3番目に食品ロスが多いといわれています。600万トンという大きな数字は、なかなか想像するのが難しいかもしれませんね。これは、日本中の人がお茶碗1杯分の食べ物を1年間毎日捨てていることになる程のたくさんの量です。日本は、「もったいない」という言葉の発祥地です。学校では、食べ残しをなくすこと。家庭では、冷蔵庫の中に何が入っているか考えて足りない物を買う。買った物を使い切る、食べ切ることで食品ロスは減らせます。生産者の方への感謝の気持ちを大切に、私たちもできることから取り組んでいきましょう。

7月8日の献立

 

【献立】 マヨネーズパン・かぼちゃのミートソース煮・チーズサラダ・牛乳

 

 

 【献立一口メモ】今日は、「チーズ」についてお話します。みなさんは、チーズの歴史を知っていますか?今から約6千年ほど前、アラビアの砂漠を旅する商人が、ヒツジの胃袋でつくったふくろにヤギの乳を入れていました。そのヤギの乳を飲もうとしたら、白い固まりになっていました。食べてみると意外においしかったそうで、これがチーズの始まりといわれています。今のようなチーズが日本に伝えられたのは、オランダ人によって伝えられました。そのころは、栄養の高いめずらしい薬として使われていたそうです。チーズは、牛乳を10倍こくして固めたもので、少しでも栄養がたくさんあります。

7月7日の献立

 

【献立】 雑穀ごはん・うま煮・ごま和え・七夕ゼリー・牛乳

 

 

【献立一口メモ】今日は、7月7日「七夕」です。七夕は、夏から秋へ季節が移り変わる時のお祭りとしても昔から大事にされていました。七夕には、願いごとを書いた短冊や、かざりものを笹の葉につるし、願いごとが叶うようにお祈りをします。笹の葉は、天に向かって大きく広がるところから、願いが届くようにという思いで使うようになったといわれています。今日の給食は、七夕にちなんで七夕ゼリーが付いています。今日の夜は、夜空を見上げて、天の川や夏の星をながめるのもいいですね。

7月6日の献立

 

【献立】 照り焼きチキンバーガー・トマトスープ・牛乳

 

 

【献立一口メモ】みなさんは、ハンバーガー等を食べる時、何と組み合わせますか?フライドポテトやシェイクは、エネルギーや脂質が多いので組み合わせとしては良くありません。栄養バランスを考えると、ハンバーガー等には、野菜たっぷりのサラダや具だくさんの汁を組み合わせるのがベストです。カルシウムを補給する牛乳やヨーグルトも忘れずに付けましょう。

7月5日の献立

 

【献立】 むぎごはん・いわしかぼすレモン煮・そえ野菜・八杯汁・牛乳

 

 

【献立一口メモ】健康な体作りのためには、栄養バランスを考えて色々な食品を食べることが大切です。主食・主菜・副菜を組み合わせると栄養バランスが良くなります。今日の給食では、主食が「麦ご飯」、主菜は「いわしのかぼすレモン煮」、副菜は「そえ野菜」と「八杯汁」です。今日の給食のような和食の料理は、油が少なく、魚や野菜中心で、生活習慣病の予防にも役立ちます。お家でも和食を取り入れ、主食・主菜・副菜を組み合わせて食べましょう。 

7月4日の献立

 

【献立】 むぎごはん・魚の生姜みそかけ・絹さやのごま和え・けんちん汁・牛乳

 

 

【献立一口メモ】今日は、「良くないの使い方」についてお話します。食べ物に箸を突き刺す「刺し箸」、どれにしようかあちこち迷う「迷い箸」、箸で皿を寄せる「寄せ箸」、箸の先から汁がたらたらたれる「涙箸」、箸をなめる「ねぶり箸」、料理の中から食べ物を探す「探り箸」、これらは全てマナー違反です。食事マナーは、一緒に食べている人に嫌な思いをさせず、きれいに食べるための大切な決まり事です。日本人が器用なのは2本の棒を上手に使って食べる箸使いにあるといわれます。正しい箸の持ち方・使い方を練習しましょう。

7月1日の献立

 

【献立】 黒糖パン・チリコンカン・夏野菜サラダ・牛乳

 

 

【献立一口メモ】チリコンカンは、肉と豆や野菜を、トマトとチリパウダー等のスパイスで煮込んだアメリカの家庭料理です。アメリカ合衆国テキサス州のメキシコに近い地域から始まったいわれています。給食では、ウィンナーと大豆を使っていますが、どちらもビタミンB1が多く、夏バテを防いでくれます。また、夏野菜サラダには、夏においしい「きゅうり」や「ゴーヤ」が入っています。夏野菜には、夏の疲れをとってくれる働きもあります。

6月30日の献立

 

【献立】 むぎごはん・あじの唐揚げ・ごま酢和え・紀州汁・牛乳

 

 

【献立一口メモ】今日は、和歌山県のご当地給食レシピの紀州汁です。紀州とは、和歌山県と三重県の南部あたりの昔の呼び方です。江戸時代から梅の栽培が始まり、今でも梅の生産量は日本一で、南高梅という大粒の梅は特に有名です。梅干しは、酸っぱさの元であるクエン酸が代表的な栄養素で、殺菌効果があることも知られていますが、ミネラルが豊富で、カルシウムや鉄の吸収を助けてくれるはたらきもあり、「一日一粒で医者いらず」ということわざもあります。梅を使った夏にぴったりのさっぱりした紀州汁、おいしく食べて元気になりましょう。

6月29日の献立

 

【献立】 減量コッペパン・やきそば・ブロッコリーのマヨネーズサラダ・牛乳

 

 

【献立一口メモ】学校給食では、主食・主菜・副菜を組み合わせて献立を立てています。今日の焼きそばは、めんの量が多ければ主食になるのですが、めんの量は普通の1/3位で、豚肉やちくわといった体をつくるもとになる食べ物が多く含まれているので、主食兼主菜としました。副菜は、ビタミン豊富なブロッコリーやにんじんを食べやすいようにマヨネーズであえました。好き嫌いなくよくかんで食べて、これからやって来る夏に向けてな体を作りましょう。

6月28日の献立

 

【献立】 むぎごはん・いかと大根の煮つけ・牛肉のヘベ酢和え・牛乳

 

 

【献立一口メモ】「へべす」は、みかんの仲間で、香りがよい、種が少ない、果汁が多い、皮が薄い等の特徴があり、料亭や日本料理店でも使われています。「へべす」という名は、今の日向市、昔の富高村に住んでいた農家・長宗我部平兵衛さんが、山で自然に生えていた香り高い果実を偶然見つけたことに由来します。今日は、牛肉と野菜を茹でた和え物ですが、さっぱりした味や香りにするために門川でとれた「へべす」を使いました。

6月27日の献立

 

【献立】 むぎごはん・さわらの磯辺揚げ・きゅうりのコロコロづけ・つぼん汁・牛乳

 

 

【献立一口メモ】今日の給食のつぼん汁は、熊本県の郷土料理です。鶏肉、さといも、ごぼう、などの根菜を小さめに切り、いりこ出汁としょうゆ味でつくる具だくさんの汁物です。もともとは、熊本県の人吉球磨地域で秋祭りで出されるお祝い料理の一つですが、今はお正月や祭りなど、お祝い事に欠かせない料理です。つぼん汁という名前の由来は、お祝いのお膳に浅いお椀と深いお椀があって、この汁物を深いお椀の方に盛り付けていたことから「壺の汁」と呼ばれ、それが変化して「つぼん汁」という名前になったということです。

6月24日の献立

 

【献立】 黒糖パン・じゃがいものチーズ煮・ほうれん草のサラダ・牛乳

 

 

【献立一口メモ】じゃがいもは、様々な料理に使われます。ポテトサラダ、コロッケ等もじゃがいもをつぶして作る料理です。今日は、ウインナーや野菜、コーンなどと一緒にチーズで煮込みました。じゃがいもには炭水化物、ビタミンC、食物繊維が多く含まれています。

6月23日の献立

 

【献立】 むぎごはん・さばのみぞれ煮・三色和え・根菜ごま汁・牛乳

 

 

【献立一口メモ】現在、多くの人が生活習慣病でなくなっています。生活習慣病を予防するには、食事・運動・睡眠が大切です。給食は、健康によい食事の見本であり、何をどれだけ食べればよいかを知るためのものです。クラスで均等につぎ分けてはじめて一人分が分かります。それが皆さんに必要な量です。たんぱく質が足りないと、成長に影響しますし、ビタミンが足りないと体の調子が整いません。給食の献立には、一つ一つに意味があるのです。

6月22日の献立

 

【献立】 あげパン・クリームスープ・チキンサラダ・牛乳

 

 

【献立一口メモ】揚げパンは、毎年リクエスト献立で希望があがる人気のある献立です。(いつもは学校に運んでもらうパンを全部調理場に運んでもらいます。)何百個というパンを油で揚げて、きな粉と砂糖を混ぜたものをまぶしていきます。それから各クラスの人数分のパンを数えながらパン箱に入れていくという大変な作業ですが、みんなが喜んでくれるように調理員さんたちががんばってつくっています。

 

 

 

6月21日の献立

 

【献立】 おいしさギューっと丼・みそ汁・くだもの・牛乳

 

 

【献立一口メモ】おいしさギューッと丼は宮崎県産の切干大根、カラーピーマン、卵が入った丼です。宮崎県は、「日本のひなた宮崎県」というキャッチフレーズにあるように、日照時間や晴れの日の日数が多く、その温かい気候いかした農業がさかんです。全国でも上位3位に入るのは、ブロイラー、肉用牛、豚の飼育頭数、そして、きゅうり、ピーマン、マンゴー、きんかん、養殖ウナギなどの収穫量です。食材豊かな宮崎県のおいしさがたっぷりつまったおいしさギューッと丼をどうぞ味わってください。