食育

2022年7月の記事一覧

7月4日の献立

 

【献立】 むぎごはん・魚の生姜みそかけ・絹さやのごま和え・けんちん汁・牛乳

 

 

【献立一口メモ】今日は、「良くないの使い方」についてお話します。食べ物に箸を突き刺す「刺し箸」、どれにしようかあちこち迷う「迷い箸」、箸で皿を寄せる「寄せ箸」、箸の先から汁がたらたらたれる「涙箸」、箸をなめる「ねぶり箸」、料理の中から食べ物を探す「探り箸」、これらは全てマナー違反です。食事マナーは、一緒に食べている人に嫌な思いをさせず、きれいに食べるための大切な決まり事です。日本人が器用なのは2本の棒を上手に使って食べる箸使いにあるといわれます。正しい箸の持ち方・使い方を練習しましょう。

7月1日の献立

 

【献立】 黒糖パン・チリコンカン・夏野菜サラダ・牛乳

 

 

【献立一口メモ】チリコンカンは、肉と豆や野菜を、トマトとチリパウダー等のスパイスで煮込んだアメリカの家庭料理です。アメリカ合衆国テキサス州のメキシコに近い地域から始まったいわれています。給食では、ウィンナーと大豆を使っていますが、どちらもビタミンB1が多く、夏バテを防いでくれます。また、夏野菜サラダには、夏においしい「きゅうり」や「ゴーヤ」が入っています。夏野菜には、夏の疲れをとってくれる働きもあります。

6月30日の献立

 

【献立】 むぎごはん・あじの唐揚げ・ごま酢和え・紀州汁・牛乳

 

 

【献立一口メモ】今日は、和歌山県のご当地給食レシピの紀州汁です。紀州とは、和歌山県と三重県の南部あたりの昔の呼び方です。江戸時代から梅の栽培が始まり、今でも梅の生産量は日本一で、南高梅という大粒の梅は特に有名です。梅干しは、酸っぱさの元であるクエン酸が代表的な栄養素で、殺菌効果があることも知られていますが、ミネラルが豊富で、カルシウムや鉄の吸収を助けてくれるはたらきもあり、「一日一粒で医者いらず」ということわざもあります。梅を使った夏にぴったりのさっぱりした紀州汁、おいしく食べて元気になりましょう。

6月29日の献立

 

【献立】 減量コッペパン・やきそば・ブロッコリーのマヨネーズサラダ・牛乳

 

 

【献立一口メモ】学校給食では、主食・主菜・副菜を組み合わせて献立を立てています。今日の焼きそばは、めんの量が多ければ主食になるのですが、めんの量は普通の1/3位で、豚肉やちくわといった体をつくるもとになる食べ物が多く含まれているので、主食兼主菜としました。副菜は、ビタミン豊富なブロッコリーやにんじんを食べやすいようにマヨネーズであえました。好き嫌いなくよくかんで食べて、これからやって来る夏に向けてな体を作りましょう。

6月28日の献立

 

【献立】 むぎごはん・いかと大根の煮つけ・牛肉のヘベ酢和え・牛乳

 

 

【献立一口メモ】「へべす」は、みかんの仲間で、香りがよい、種が少ない、果汁が多い、皮が薄い等の特徴があり、料亭や日本料理店でも使われています。「へべす」という名は、今の日向市、昔の富高村に住んでいた農家・長宗我部平兵衛さんが、山で自然に生えていた香り高い果実を偶然見つけたことに由来します。今日は、牛肉と野菜を茹でた和え物ですが、さっぱりした味や香りにするために門川でとれた「へべす」を使いました。