今日の給食

今日の給食

2月5日の給食

↑ 今日の給食は、減量コッペパン、牛乳、肉うどん、ごぼうサラダです。

ごぼうは、中国から薬草としてやってきた野菜です。ごぼうをこんなによく食べるのは、世界中で日本だけのようで、欧米人は「日本人は木の根を食べている」と驚くそうです。ごぼうにはお腹の掃除をしてくれる食物繊維がたっぷり含まれています。ごぼう独特の香りやうまみは皮のすぐ下にあるので、料理をするときには皮はむかずに、たわしで洗うだけにするといいそうです。あくが強く、空気に触れると色が変わるので、切った後に短い時間、酢水につけるといいそうです。

ちなみに、私はごぼう天うどんが好きです。

2月2日の給食

↑ 今日の給食は、熊野江小学校のリクエスト献立でした。献立は、ご飯、昆布と大豆のカレー、キャベツのレモン和えです。

今日は節分です。節分は立春の前日のことで、季節を分ける節目となる日です。今日の給食には節分豆に関係のある食べ物が入っています。それは、カレーに入っている大豆です。炒り大豆を「鬼は外、福はうち」と唱えながら自分の年齢の数だけ食べて、1年の無事や健康を祈ります。最近は節分に恵方巻きを食べますが、これは元々関西の一部の地域で商売繁盛を願って食べられていたものだそうです。

2月1日の給食

↑ 今日の給食は、ツナサンド、牛乳、豆腐の中華煮です。

今日は「豆腐は煮えれば締まる」という豆腐に関することわざを紹介します。豆腐はそのままよりも、火を加えると硬くなります。煮すぎた豆腐は味は落ちますが、豆腐は煮ると硬くなるということを示したものが、「豆腐も煮えれば締まる」です。豆腐も締まるのだから人も苦労を重ねることによって、人間的に幅広くなり、一回り大きくなるという教えを示しています。食べ物に関することわざはこのほかにもたくさんあります。調べてみるとおもしろいかもしれませんね。

1月31日の給食

↑ 今日の給食は、ごはん、牛乳、みそおでん、小松菜としめじの胡麻和えです。

おでんの中には、こんにゃくが入っている家庭が多いと思ったので、今日はこんにゃくの話です。こんにゃくは、こんにゃくいもから作られています。直径3CMぐらいの種芋を植えて、3~4年度に収穫します。そのころには2~5kgになっています。こんにゃくいもは、乾燥させたものを粉にして、のり状にします。そして、灰汁で煮て固まらせたものがこんにゃくです。江戸時代の有名な俳人である松尾芭蕉は、こんにゃくを好んで食べていたようで、こんにゃくの句をいくつも詠んでいるようです。例えば、「蒟蒻(こんにゃく)に 今日は売り勝つ 若菜哉(わかなかな)」という作品です。

ちなみに、こんにゃくは100ℊで、5Kcalです。低カロリーですね。

1月30日の給食

↑ 今日の給食は、浦城小のリクエスト献立です。ごはん、牛乳、チキン南蛮、キャベツ添え、ちんげんさいスープです。ごはんのふたをしたままの写真でした。すみません。

延岡市の郷土料理であるチキン南蛮は、洋食屋「ロンドン」で修行をしていた二人の料理人が「ロンドン」のまかない料理をもとに考えた料理です。二人の料理人は、それぞれ「味のおぐら」と「直ちゃん」というお店を出しました。「味のおぐら」ではもも肉を、「直ちゃん」ではむね肉を使ってチキン南蛮を作っていたそうです。