えびの市立飯野中学校

2024年2月の記事一覧

学級活動の研究授業

 今日の4時間に、鸙野教諭が研究授業を行い、「ちがいとまちがい」について学級で考えていました。タブレットを使って自分の考えをまとめ、班でお互いの意見を交換し、学級全体で確認をしていました。授業の展開部分では、「これはあってよいちがい?〇 あると危険なちがい?×」について考えていましたが、考えが2つに分かれる項目もあり、1年間一緒に過ごしてきても同じ考えにはなりにくいことを生徒は感じていたようです。授業の終末部分では、2年2組として一緒に過ごす時間は残り少なくなったけれども「安心してくらすための3カ条」を皆で意見を出し合い決めていました。(尊重や認め合う等の意見が出ていました。)

  

R5 えびの市生涯学習振興大会 表彰と発表

 25日(日)午前10時から標記の会が「えびの市文化センター」で行われました。これまで功績のあった団体等の表彰が行われましたが、その中の『家庭教育標語』の部で、本校の3年生中野篤洋さん優秀賞に輝き表彰されました。標語は『家族にも 本気で言おう ありがとう』です。自我に目覚める中学生の時期は、周りに対して気持ちを伝えることが、恥ずかしかったり、苦手に感じたりすることがよくあるものです。しかし、言葉を発しないと伝わらないこともあります。そんな中学生に伝えているような標語です。おめでとうございます。

 その後、飯野中と加久藤中吹奏楽部の発表が約15分程度行われました。この一年、市内外のあちらこちらの会場で演奏を行ってくれています。少ない人数でも精一杯活動をし、周りに癒やしや感動を与えてくれている吹奏楽部。いつもありがとうございます。

 

「西原さつき」さん 講演会

 22日(木)の6時間目に『自分らしく生きていくこと』というテーマで、俳優・ボイストレーナー 乙女塾代表の『西原さつき』さんに人権教育に関する講演を行っていただきました。講演は約40分間で限られた時間ではありましたが、学ぶ・知る・考える機会を提供していただきました。

 愛知県ご出身の西原さんは、幼少期より男性として生を受けたことに違和感を感じられ、16歳から女性ホルモンの投与を始められます。大学卒業後に、女性社員として広告代理店での勤務を経て、26歳で性別適合手術を受けられます。現在は、ドラマや映画でのトランスジェンダー指導、脚本監修等の仕事されながら、講演会等をとおして性移行をしたご自身の経験を次世代に伝える活動をされています。講演では、LGBTQの詳細やその割合、ご自身の中学生や高校生の頃の気持ち、カミングアウトをされて感じたこと等々、ご自身の体験を正面から伝えていただきました。生徒からは、①性転換をされて変わった事は何ですか?②性転換をされる時の周りの反応はどうでしたか?等といった質問が寄せられていました。西原さんは、①驚くほど体力が落ちたこと、身だしなみやスキンケア等、女性として生きることの大変な面にも気付かされた。②親や友人には止められたが、最終的には自分で決断した。等と丁寧に回答されていました。

 今日の講演を自分自身や周りの人の考え、生き方を尊重しながら、自分らしく生きるきっかけとしてほしいと思います。

 

雨の日の学校

 今週はずっと雨でした。登下校中の雨は、生徒にとっては大変ですが、それぞれ工夫しながら登校しています。校内においても、廊下での転倒を避けるために、扇風機等を使って風を送り、安全対策が図られています。そのような中でも、雨の合間に「あいさつ運動」を行う生徒もいます。頼もしさを感じ、元気をもらえる朝です。

 

 

R5第2回PTA評議委員会及び家庭教育学級閉級式を開催

 19日(月)午後7時から標記の会を多目的ホールで開催しました。PTA各専門部や家庭教育学級の年間活動等について振り返っていただいたり、令和6年度の方向性についても話し合っていただいたりしました。保護者の皆様には、PTA本部役員の方々を中心に1年間大変お世話になりました。同じく家庭教育学級の委員の皆様にも、コロナ禍において活動が難しい中御対応いただきました。ありがとうございました。