日誌

中学生のようす

租税教室(中学3年生発表)

 1月17日(火)、中学生の租税教室が行われました。

 3年生が税について調べた内容を1・2年生に発表することで、学習した内容を深めることができました。

 また、講師として高千穂町役場税務課の方に来ていただき、お話をしていただきました。

 

  

 

  調べた内容は「税の歴史」「税のはたらきと税の種類」「ふるさと納税」「高千穂町の歳入と歳出」です。

 生徒の発表のようすです。

 

 

 

 

 発表のなかには、1・2年生に答えてもらう「税に関する質問」もありました。

 

  最後に、高千穂町役場税務課の佐藤氏に、それぞれの内容についてのお話をしていただきました。

 また、1億円が一万千札にするとどのくらいの量になるのかも見せていただきました。

  

 税の歴史・種類・使われ方・町の財政などを通して今の日本の税について知ることで、私たちの生活を支え維持していくことの大切さについて考えることが出来ました。同時に、その税を決めている政治に関心をもつことや選挙に参加することが大切であることも学ぶ機会となりました。

 

トイレットペーパーホルダの製作

 中学校の教頭先生の専門教科は技術・家庭科(技術分野)で、上野中でも授業を担当しています。2学期後半から昼休み時間に3年生と一緒にトイレットペーパーホルダを製作しています。3学期の始業式の後、できあがった作品と一緒に製作している生徒の紹介を教頭先生が行いました。

 完成したトイレットペーパーはこれからトイレに設置していきます。

 

始業式の後の小中別集会(中学生)

 小中合同の始業式を終えた後、中学生は校舎3階で集会を行い、英単語のテストの表彰や保健面・生活面の話を担当の先生が行いました。

 背筋を伸ばし、話し手の顔を見て話を聞いている姿を見て「中学生らしさ」を感じました。

  

  

  

委員会集会(学習委員会)

12月6日(火) 12月の委員会集会でした。

 新生徒会役員に引き継がれて初めての委員会集会です。

 生徒会長、各専門委員長が反省と取組を発表しました。

 

 

 

 その後、学習委員会の発表です。これまでに行われたチャレンジスタディWeekを振り返って、生徒の意見をまとめ発表しました。チャレンジスタディweekとは、家庭学習の向上と校内テスト対策を合わせた、学習委員会の取組です。それぞれで工夫をしている学習方法で行ってきたことをもとにプレゼンを使って発表しました。

 

 

 

 

 

 

 最後に、学習委員会から、家庭学習の方法についての提案(紹介)がありました。一人一人の委員が自分の言葉で発表しました。

 

 

 今回の学習委員会の発表は、一人も原稿を読むことなく、皆、発表を聞いている生徒の顔を見ながら自分の言葉で内容をしっかりと伝えていました。プレゼン画面は視覚的には伝えますが、それを言葉によって内容や意味を的確に強弱もつけて伝えていました。とても素晴らしい発表です。

 

 

校外学習(工場見学)

 11月18日(金)

 延岡市の旭有機材株式会社に中学1年生と2年生が行ってきました。これは延岡市が行っている講師派遣事業に参加させてもらって実施できた校外学習です。上野中学校としても高千穂町内の中学校としても、初めてのことです。 本社の入り口には「上野中学校ご一同様」と歓迎の表示がありました。

 

 移動は高千穂町のバスを出していただきました。 到着後、始めに旭有機材株式会社の説明とプラスチックについてのお話をお聞きしました。

 

 

 

 

 広い敷地内を歩いて移動し、実験会場に到着。

 製品として作られているプラスチックバルブの強力さを見学しました。塩ビパイプに2MhPa、3MhPaとしだいに高圧の水圧を加えていきます。

 

 

 

 

 約8MhPaあたりで塩ビパイプが破裂しましたが、バルブはなんともありません。

 

 

 次に、工場内で製品作りを行っているところを見学しました。撮影が出来ないため、一部を紹介します。

 気密室で作業をされているところも見させていただきました。製品作りへ強いの思いが伝わってくる場所を見ることが出来ました。

 

 

 最後に、会議室に戻り、世界中で活躍している製品と、それらを生み出している旭有機材について学ばせていただきました。生徒は、自ら気づいたことをメモしていました。

 

 

 

 本日お世話になった方々に、代表の生徒がお礼の言葉を伝えました。

  

 移動距離の関係でわずかに1時間半の校外学習でしたので、生徒の感想からは「もっとたくさん見学したかった」という感想もありましたが、自分の目で見てきたことに素直に感動している意見や働いている方々への思いや仕事をするということへの感想をあげている生徒もいました。

 わずか半日の校外学習でしたが、高千穂町内の中学校でも時間調整と町の協力のおかげで延岡の工場まで移動して学習することができました。それが何よりもありがたく、協力していただいた旭有機材株式会社の皆様をはじめ関係諸機関の方々に感謝しています。ありがとうございました。

中秋大の3年生

 台風によって2度延期された中秋大西臼杵地区中学校秋季体育大会に、中学1,2年生が出場しました。また剣道部の3年生は補助員を務めました。そのため学校に残った中学生は、3年生6名だけでした。朝の玄武タイム、授業、給食と学校生活を過ごしています。いつもにぎやかな中学校も今日だけは静かな一日です。

  

作品が完成しました

男子は、木材固有の柔らかな肌触りを重視し、表面を何度も繰り返し紙やすりや
布ヤスリを使って磨き、すべすべつるつるに仕上げることが出来ました。
女子は、仕上がりを重視し、表面につやだしニスを塗って光沢のある作品に仕上げ
ることが出来ました。どの時間でも集中力を切らすことなく懸命に取り組んだ結果
素晴らしい作品が出来上がりました。今日、持ち帰ってもらいましたので、自宅で
大切に使ってほしいと思います。
  
  
   

 

専門委員会が行われました

 先日、生徒会役員選挙が行われ、新しい組織での1回目の全校専門委員会が行われました。今月の活動の反省と来月以降の活動目標、さらには、その具体的な取組内容や実現に向けた具体策などが話し合われました。どの委員会でも真剣な表情で協議に参加する姿が印象的でした。
  
 

相互参観授業①

 本日(11/9(火))の1校時、1年生の数学で相互参観授業を行いました。
「相互参観授業」とは、上野小中学校の大きな特徴であり、強みでもある同じ校舎で小中学生が一緒に学習に取り組むことを主題研究に取り入れ、小中学校の職員がお互いの授業を参観し合う場を設定したものです。
 今回は、1年生数学の授業を行いました。題材は、「図形の移動」の特徴について考えるものでした。大型テレビに図形を映し出されたり、生徒がタブレットを操作したりしながら、「平行移動」「回転移動j「対称移動」の特徴について、個人で考えたものを一つの意見にまとめ上げ、発表するという流れでした。テキパキと操作し課題の答えを見つけようと意欲的に取り組んでいました。以下は、授業の様子を撮影したものです。
  

  

県中学校秋季体育大会(剣道・ソフトテニス)

 10月末から11月初旬にかけて第45回県中学校秋季体育大会が開催されました。西臼杵地区予選を勝ち抜き、本校から剣道競技男子団体戦と個人戦、女子個人戦、ソフトテニス競技女子個人戦、軟式野球競技に出場しました。これまでの練習の成果を発揮しようと奮闘する姿に胸が熱くなりました。
 【剣道】
   
   【女子ソフトテニス】
     

生徒会役員選挙

 11月1日(月) 生徒会役員選挙(立会演説会及び投票)が行われました。
 3年生の選挙管理委員会を中心に進めてきた役員選挙の投票日です。準備や進行も3年生が中心になって進めてきました。新役員の立候補者は、各自考えてきた内容をしっかりと発表することができました。今回の選挙には、小学6年生にも投票権があります。来年度の生徒会役員を選出する大切な選挙です。各立候補者の話をしっかりと聞いて投票していました。


 はじめに学校長の話です。昨日の衆議院議員選挙について触れながら、有権者としての権利を行使することがとても大切であることを伝えました。
 


 選挙管理委員長の説明の後、各立候補者の演説が行われました。





 記載台と投票箱は町よりお借りしました。

 受付で投票用紙を受けとり、記載台で記載して投票します。










 今回の役員選挙によって、新生徒会役員が選ばれます。
 次の上野中学校生徒会を動かしていく大切な役目です。
 生徒の皆さんもみんなで協力しながら活動していけるようにしましょう。

保体委員会の取組

 生徒会、保体委員会の今月の取組に「心肺機能を高めよう」という活動があります。
 今日の昼休みに、全員でグランドに出て音楽に合わせた「リズム縄跳び」や「警察と泥棒」という追いかけっこをしました。みんな、自分の縄跳びをもってきています。

 曲は「Storeulv 2016」です。
 
 テンポが速い曲なので、少し難しかったようです。








 次に追いかけっこです。警察と泥棒に分かれました。




 企画や準備・進行・片付けまで、保体委員長を中心に自分たちで行いました。
 次回は、もう少し飛びやすい音楽を準備するそうです。

中学生 環境教育 講話

9月28日(火) 中学生に環境教育講話を行いました。
 講師として高千穂森の会 会長 興梠幸男 氏に来ていただきました。興梠氏は、写真や資料や実際のヒノキの葉などを教材として用いながら、山野草の自生地、林業と自然環境についての話をされました。
講師の方
 
 自己紹介のあと、山野草、特にクマガイソウについての説明をされました。
講話のようす

 メモをとりながら話を聞く生徒
生徒のようす

話を聞く生徒

 キレンゲショウマの説明です。
講話のようす

 杉林の手入れ、枝打ち、草刈りなどの話のときに、講話会場の床板の節埋めについても話してくださいました。
床の節穴うめ

 持参されたヒノキの葉をもとに、ヒノキが呼吸をする気孔線の模様のちがいなどについて説明をされました。
持参されたヒノキ

 Y字の模様が見えるのがヒノキです。
ヒノキの葉

ヒノキの葉を見る生徒

 林業の経済面だけではなく、環境面にも目をむけるようになったことも話されました。
説明をする講師

 この後の数枚は、資料画像です。興梠幸男氏が手入れをされている山のようすです。鹿の食害を防ぐテープについての説明をされている姿もあります。
山



食害を防ぐテープ

 枝打ちや間伐をされ、草刈りも行い、明るい日差しを受けて野草が育つようすが伝わってきます。間伐によって根を強く張った杉の木や野草のおかげで、多くの雨が降っても簡単には崩れないように土地が守られ、保水力も高まるそうです。
山

 生徒代表、お礼の言葉
お礼の言葉

 最後に、中学生に熱い思いを伝えられました。
 「みなさんも、これからの人生をがんばって、自分ができることを一生懸命に続けていくと、きっと良いことにつながります
中学生へ願いを伝える講師

 今回の講話にあたり、高千穂町役場より「祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク」の記念の品と冊子を、生徒全員にいただきました。
町より記念の品と書籍

中学生 平和学習

7月16日(金)
 戦争体験についてのお話をしていただくために、高千穂町在住の奈須印史様に来ていただきました。太平洋戦争時の満州での生活、引き揚げ船、高千穂町での生活、沖縄から疎開してきた児童との話など、教科書や資料だけでは伝わらない生の声を聞かせていただきました。
 
 自己紹介の後、幼少期を過ごした満州でのことから話されました。
 日本人の意識、戦国時代からつながる戦(いくさ)に対する考え方、武士というものについて説明した後、太平洋戦争の話をしてくださいました。


 沖縄疎開船で攻撃によって沈没した対馬丸のことにもふれ、通っていた押方小学校にも沖縄から疎開してきた児童がいたこと。体育館に寝泊まりして過ごしていたことなど、当時のことを詳しく教えてもらいました。


 生徒たちは、真剣に話を聞いていました。とても貴重な経験になったようです。


 終戦の放送がラジオから流れるときのことを、そのときの戦況(硫黄島、沖縄戦)にもふれながら話されました。
 戦争はしてはいけない。そう強く感じさせるお話でした。


 お礼の言葉を生徒代表が伝えました。


 講話の後、社会科担当から上野地区にも残されている戦争と関連する碑や案内板などについて補足を行いました。

土呂久校外学習9 帰校

7月6日(火)
 今回の校外学習を終えて、中学校に戻ってきました。
 
 今回の校外学習に同行していただいた宮崎大学の川原先生に話をしていただきました。


 今回訪問した土呂久地区は、私たちの上野中学校とは山一つはさんだ隣の地区になります。こんなに近くに住み、生活していたのに知らなかったことがたくさんありました。
 資料やインターネットだけではなく直接訪ねて直に話を聞くことができましたので、公害に対する強い思いや自然環境を大切にされる気持ちをしっかりと受けとることができたと思います。
 講師を引き受けていただいた土呂久地区の皆様、高千穂町役場の皆様、宮崎大学の川原先生、本当にありがとうございました。この後の地域学習や環境学習にも活かしていける体験ができました。

土呂久校外学習8 地区の方の話

7月6日(火)
 公害についての話を聞くために、講師の方のご自宅に向かいました。
 
 白い粉(亜ヒ酸か砒素を含んでいた)で遊んでいた子どもの頃のことを話されました。そして、そのような開発(公害)は絶対にしてはいけないと強く語られました。


 直接会って話を聞くことができましたので、皆とても真剣に受け止めていました。




 帰り際に「またおいでね。遊びに来てね」と明るく声をかけられました。

土呂久校外学習7 畜産

7月6日(火)
 昼食の後、土呂久地区で牛の肥育をされている方のところで話を聞きました。
 
 16年前から肥育農家をされている方です。土呂久地区は標高が高いために夏でも涼しく、水もとてもきれいで、自然環境に恵まれている場所だということが分かりました。
 牛舎を見学する前には、10年前の口蹄疫以来続いている消毒を行いました。


 こちらでは160頭以上の牛を飼育されているそうです。
 大きいけれど、表情はとても穏やかに見えました。




 この中に、上野の生産農家さんのところから来ている牛も何頭かいるそうです。
 生徒の家で生まれた牛も来ていました。




 このあとは、土呂久の公害について話を聞くために、その方のご自宅に向かいます。

土呂久校外学習6 昼食

7月6日(火)
 校外学習の途中、きれいに削られた石舞台の上で昼食をとりました。
 横に見える梨の木に見事な花が咲くので、地区の方々はここに集い、お花見をしていたそうです。
 
 この日の天気は晴れ。雲が多いので日差しは柔らかく、広葉樹の山々ときれいに整備された水田に囲まれた石舞台の上で、気持ちよく食事をすることができました。

 


 遠足で来ても良いくらいの場所でした。





土呂久校外学習5 鉱山について

7月6日(火)
 土呂久鉱山についての詳細と、祖母山系のさまざまな鉱山について詳しい話をお聞きしました。
 
 このあたりの鉱山の採掘物、選鉱場などの詳しい話を、パネルや資料写真をもとにしながら、とてもわかりやすく教えていただきました。
 祖母外輪山の地形や、見立、槙峰などの県内の鉱山も紹介してもらいました。


 奥の方に見える鉄塔のあたりでも、採掘がなされていたようです。
 掘れば採掘できるほど、何ヶ所もの坑道があったそうです。


 このみどり豊かな環境を壊してはいけないと改めて感じます。

土呂久校外学習4

7月6日(火)
 大切坑を見学した後、新聞・テレビの取材がありました。
 
 県内のテレビ局2社、新聞社2社の方から亜ヒ酸公害についての学習と大切坑見学についての取材を受けました。それぞれの生徒が自分の感想をしっかりと述べていました。










 ここまでの学習の様子は、この日の夕方のニュースで放送されました。

 この後、建設課の方々にお礼を伝えて次の学習に向かいました。