2019年9月の記事一覧
「説明会を考えてみた」(9)
一方、大変失礼を承知の上で申しあげたいのが、「普通科高校の難しさ」である。
どうしても、与えられた「人・もの・金」の中で学校の独自性を打ち出すには、公立の普通科高校には、どうも限界があるのではないかと、私は感じている。
どの普通科高校も「こんな学習の質や提供するサービスがあります…」ではなく、入学して勉強・部活「がんばれ!がんばれ!」的な精神論が学校説明の中心となりやすく、最後の締めは「医学部○○人、国立大学○○人合格」という結果を学校の魅力「宣伝材料」として、説明することになりやすいのではないか?(偏った見方かもしれない)
ここ10年ほど私立高校は、「提供する教育の質やサービス」を武器に、攻勢に出ている。
その反面、県内公立普通科高校が苦戦しているように見えるのは、私だけだろうか…