日誌

2021年4月の記事一覧

ソフトボール部が優勝

4月24日(土)・25日(日)に都城市梅北運動公園にて、第33回宮崎県高等学校春季ソフトボール選手権大会が開催されました。日向工業高校ソフトボール部は、見事に優勝を果たすことができました。全国選抜大会出場を逃し、また、新型コロナウイルスの影響で練習時間等も大幅に制限される中、自分たちの弱さと真摯に向き合いながら手繰り寄せた優勝は、高校総体に向け大きな自信になったことと思います。監督・コーチ・選手・保護者が一体となって取り組んできた成果だと思っています。
ソフトボール部だけでなく多くの部活動が、日々、感染対策を行いながら一生懸命にがんばっています。生徒の活動を精一杯応援しつつ、安心・安全な学校づくりにしっかりと取り組んでいきたいと思います。
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第4波の入り口!

新型コロナウイルスが猛威を振るい、4月12日から4月30日の期間、日向・東臼杵圏域が感染急増圏域(赤圏域)に指定されました。このことを受け、本校も明日から分散登校を実施することとなりました。県は、赤圏域における行動要請として原則外出自粛を求めております。その趣旨を踏まえ、自宅での学習にしっかりと励んでほしいと思います。
また、感染者を特定したり詮索したい気持ちもわかりますが、自分が罹ったことを想定してみてください。弱者の気持ちがわかるのではないでしょうか。SNSでの不用意な発信やいじめ・偏見などを決してすることのないようお願いしたいと思います。皆さんでこの苦難を乗り越えていきましょう。
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第61回入学式

4月10日(土)に本校の入学式を挙行し、機械科40名、電気科33名、建築科32名、計105名の入学を許可いたしました。
9年間の義務教育を終え、大人として自立するための第一歩を踏み出し、栄えある県立日向工業高等学校の第61期生として、3年間の高校生活を送ることとなった新入生には、これまで育てていただいた方々に感謝し、今日から出会うであろう先生方や先輩方や新しい友達との交流を通して、自分自身をより一層成長させ、本校の新たな歴史を築いていってほしいと思います。   

2年後の18歳の誕生日には成人となります。そして、3年後には社会人として、あるいは学生として、厳しい社会の中で「社会を動かす人」にならなければならないと思っています。「専門性を備え、生き抜く力を身に付けた、社会に貢献できる人財の育成」という本校の教育目標の示すとおり、生きるたくましさを身に付けてほしいと願っております。

教職員一同、新入生一人ひとりの進路実現に向け、3年後に成長した姿で社会に送り出せるよう、教職員一同で取り組んでまいります。

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着任にあたって

本校は、昭和36年4月に宮崎県立日向工業高等学校として創立され、宮崎県立富島高等学校の校舎の一部を借用して発足しました。今年で学校創立61年目を迎える歴史と伝統のある学校であり、これまで多くの技術者を輩出するとともに、部活動においてもソフトボール部をはじめ全国でめざましい活躍をしてきました。

発足当時は、機械化、電気科、工業化学科の3学科を備えておりましたが、昭和39年に建築科を新設し、現在は機械科、電気科、建築科の3学科が設置されています。

近年は、資格取得や各種検定の合格実績のほか、生き抜く力を身に付けた、社会に貢献できる人材を育成する工業系の専門高校として県内で高い評価を受けており、県内就職率73%を誇るなど就職先の充実ぶりにも表れています。

本校の校訓である「自発・創造」には、「この学舎に集う若者よ。時流に流されることなく自発的に行動し、豊かな創造性を発揮しながら、たくましく生きてほしい」という願いが込められています。この校訓のもと、日向工業高校生が自信と誇りを持って、日向(ヒムカ)を動かす人となることを心から願っています。

このように日向工業高等学校は、地域と保護者、企業等に支えられながら60年の歴史を刻んでまいりました。教職員が一丸となってスクラムを組み、「信頼される学校づくり」に邁進してまいりますので、今後とも本校発展のため、より一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
                        宮崎県立日向工業高等学校
                            校長 若林 繁幸 

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