日誌

2022年4月の記事一覧

九州高校春季大会予選 優勝!

 ソフトボールの九州高校春季大会予選決勝が4月25日(月)に行われ、日向高校を2対1で破り5年連続の優勝を果たしました。初回、先頭打者の坂本滉生選手がホームランで先制すると、相手の反撃を1点に抑え接戦を制しました。小林旺雅選手のピッチングも見事でした。チームは5月7日(土)に開幕する九州高校春季大会に出場します。九州大会での活躍を期待します。

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自分らしく生きるために

 入学して間もない1年生は、まだ友だちができないと、不安を抱えている生徒はいないでしょうか。高校時代を有意義に過ごすために、自分の考え方を少しだけ変えてみてはどうでしょうか。一つめは、「人の悪口を書かないこと、言わないこと」。特にSNSでの発信は、一部分が切り取られて拡散されます。端末を利用する上でのモラルでもあるので不用意な発信は気をつけましょう。二つめは、「自分と他人を比較しないこと」。自分より友だちが多かったり、自分よりプレーが上手だったりすると、誰もが自分と他人を比較してしまいがちです。負の感情を持つより、他人と比較せずに自分らしく生きる方がずっと楽だと思います。三つめは、自分の将来を「どうありたいかを考えること」。将来の目標から逆算することで、今何をしなければならないかが自ずと見えてきます。
 自分の所属する学科では、同じ興味や関心を持った生徒がいるはずです。自分が目指そうとする企業には、同じ目的を持った人たちが入社するはずです。自分から心を開けば、同じ興味や関心を持った友だちに必ず出会えるはずです。

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競技力強化指定校

 本日、ひなた武道館にて、競技力強化に係る指定証交付式が開催されました。本校男子ソフトボール部が昨年に引き続き強化指定校に指定されました。今年度開催される「四国総体」及び「栃木国体」に向け、さらなる競技力向上が期待されます。そして、5年後に開催される「第81回国民スポーツ大会」で、ソフトボール競技の少年種別が日向市で開催されることから、継続的に強化が図られることを期待しています。

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ソーシャルスキル・トレーニング

 1年生のオリエンテーションの1コマを活用し、「自分も相手も大切にできるコミュニケーション」と題し、SUNWARD LAB株式会社の代表取締役 長友まさ美様にご講演をいただきました。1年生は入学間もないため少々緊張気味でしたが、「自分の思いを伝える」そして「その思いを受け取る」という行為を、ワークショップを交えながら実践しました。そもそも人と人は誤解が生じやすいようにできているため、相手の見えない頭の中(考え)をクリエイティブに捉えることによって見え方が変わるというもの。相手の弱点をプラス思考で見てあげると、相手も自己肯定感を持てるようになるのではないでしょうか。充実した1時間でした。

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藤の花

 校内では、薄紫色のきれいな藤の花が咲き始めています。花言葉は「歓迎」。希望を胸に前日入学した104名の1年生を心から歓迎しているようです。もう一つの花言葉は「優しさ」。令和4年のスローガンは「優しさと思いやり」と1月の全校集会で話しました。この藤の花の花言葉のとおり、新入生を心から歓迎し、新入生が一日でも早く学校生活に慣れるよう、優しさと思いやりを持ってしっかりとサポートしていきましょう。

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第62回入学式

「式辞」

 満開の桜もいつしか新緑となり、爽やかな春風に生命の息吹を感じるこの佳き日に、第62回入学式を挙行できますことは、私たち教職員一同、喜びに堪えないところであり厚くお礼申し上げます。
 ただ今、入学を許可されました104名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。
 過去2年、新型コロナウイルスにより世界が一変し、私たちの生活様式も大きく変わりしました。しかし、昨年度は感染防止対策を図りながら、ほぼ全ての学校行事を実施してまいりました。コロナ終息にはある程度時間がかかるかもしれませんが、本年度も感染防止対策を徹底しながら、皆さんの充実した学校生活をしっかりとサポートしていきたいと考えております。
 さて、皆さんの多くは専門の知識を身につけて企業に就職したり、大学などの上級学校に進学するために、本校を志したことだと思います。産業系高等学校では就職試験を意識した学習に取り組むため、誰もが資格取得や初めての実習に不安を抱くものです。もちろん、就職試験に対応できる能力を身につけることは大切ですが、皆さんが身につけるべき能力は問題を解く力だけではありません。変化の著しい現代社会は正解のない課題が山積しています。その解決には、様々な情報を集積し比較し、他者と議論を交わすことが必要となります。4月1日に18歳成人となる改正民法が施行され、現代を生き抜く資質と能力を身につけていかなければならなくなりました。
 私たち教職員が育成すべき資質・能力は、3つの柱で成り立っています。1つめは、「知識・技能」です。工業人としての基礎的な学力に加え、専門的な技能を身につける必要があります。2つめは、「思考力・判断力・表現力」です。知識や技能を組み合わせることで、適切な思考や判断が可能となります。3つめは、「学びに向かう力・人間性」です。人がモノを作るのではなく、モノを作るのは人なのです。つまり、モノにはその人の人間性が表れてきます。お客様の立場に立って製品を作ったり、お客様の喜ぶ姿を想像しながら作ることで、より素晴らしいモノが出来上がると私は確信しております。私たち教職員も企業が採用してよかったと思える学校づくり・人づくりに努めてまいります。
 新入生の皆さんには、この資質・能力を身につけるため、学業・部活動・学校行事に積極的に取り組んで欲しいと思います。もちろん、複数の目標を持つと大変忙しくなりますが、個人には受け入れる量に差がありますので、他人と比較せずに自分のペースで取り組むとよいでしょう。調子が良いときは喜びすぎず、調子が悪いときは落ち込みすぎず、「ゆらがずとらわれない」ことが大切です。この状態をスポーツ界ではフロー状態と言います。
 昨年、パ・リーグを制したオリックスバファローズの山本由伸投手は、皆さんも知っているように日本球界を代表するエースピッチャーです。彼は、どんなときもイライラはしないそうです。「うまくいかない自分にイライラするのは、それをやっていない自分が悪いだけ。」と言っています。山本投手のパフォーマンスを支える要因は、成功に向けた周到な準備と味方がエラーしても「ゆらがない心」だということです。 皆さんも、物事に一喜一憂せず、自分の果たすべき役割をしっかりと果たせる生徒になって欲しいと思います。そして、努力を惜しまず、大人に感動を与えられる生徒になって欲しいと願っています。
 最後になりましたが、本日ご臨席いただいております保護者の皆様におかれましては、お子様のご入学、誠におめでとうございます。また、コロナ禍の中、規模を縮小した形での入学式となりましたが、皆様の御理解と御協力に心より感謝申し上げます。ここにいる生徒たちは、地元宮崎を支える宝です。私たち教職員は、104名の新入生を責任を持って育ててまいります。そして、新入生一人ひとりの進路実現に向け、3年後に、成長した姿で社会に送り出すことをお約束し、式辞といたします。「日向を動かす人となれ」

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新年度より女子スラックス導入

 令和4年度から生徒指導部の提案により、女子スラックスを導入しました。始業式には、早速スラックスを穿いた生徒を見かけました。機能性や個人の嗜好などを取り入れたものではありますが、何人かの生徒に「スラックスはどうですか?」と聞いてみると、「穿きやすい」「スカートより楽です」と応えてくれました。
 これからの学校経営も生徒の思考や社会の流れを考慮しながら進めて行く必要があると感じました。

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新学期スタート

 本日は快晴、春爛漫の季節を迎え新学期のスタートを切ることができました。生徒の様子も爽やかで希望に満ちあふれているように感じました。 さて、本日の始業式では、18歳成人になることも踏まえ、身につけるものは学力だけではないという話をしました。多くの情報が氾濫する中、正しい情報を集め分析し、正しく思考・判断する能力や学びに向かう力・人間性が大事だと言うことを話しました。

 人がモノを作るのではなく、モノを作るのは人だということ。「ものづくりは人づくり」モノを作る技術者の熱意や思いがなければ決して良いモノは出来上がりません。企業や人から求められる人間を目指して頑張っていきましょう。さあ、今日から新学期がスタートです。

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コロナ禍3年目のスタート

 令和4年度がいよいよ始まりました。新型コロナウイルスに翻弄された2年間でしたが、昨年度は感染防止対策を図りながら、ほとんどの学校行事を実施することができました。コロナを滅ぼす力はなくとも、私たちの生活習慣を変えるだけで状況は一変します。マスク着用や黙食、手洗い・うがいなどを徹底することが重要です。

 マイナス思考さえ捨てれば、誰でも目標に近づくのではないでしょうか。「僕にはできない」と思った時点で成功への可能性はゼロになります。「僕にもできるんじゃないか」というプラス思考を持ち、できるために必要な心構え(マインドセット)は何かを考えていくことが大切だと思います。

 昨年度は、ものづくりコンテストやマイコンカーラリーで大いに活躍したほか、ソフトボール、ラグビー、バドミントンなどの運動部の活躍も目立ちました。文化部では写真部がグランプリを獲得するなど、日向工業高校生のポテンシャルは計り知れません。学びに向かう優れた人間性があってこそ、すばらしい「モノ」が完成すると思っています。

 新年度に新たな先生を迎え、更なる日向工業高校の飛躍を期待しているところです。今年度もコロナに負けずに頑張っていきましょう。

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