日南振徳ニュース

日南振徳高校の行事・活動などの最新情報です。

クラスマッチ

約1年ぶりにクラスマッチを行いました。

男子はサッカー、女子はバレーです。久しぶりのクラスマッチを十分に楽しんでいました。

 

R6年度情報ソリューション科「アオイの学校」

  2年情報ソリューション科で取り組んでいる 株式会社アオイファーム様(宮崎県串間市に本社を置く農業法人。過疎地域発”百姓”による農業ベンチャー企業)と2年間にわたり企業実践授業を行って参りました。

授業の学びを活かして昨年11月に振徳祭で企画商品の販売実習を実施しました。この日最後の授業で、各担当業務ごとに「振徳祭を振り返って」というテーマで成果と課題について発表会を実施しました。次年度も継続して行う1年生にもオンライン形式で見てもらい、評価してもらいました。

 株式会社アオイファーム様から、「2年間の学びを活かした発表で素晴らしかった。現在、生成AIが普及しているが、生成AIにはできない、人にしかできない活動を経験できたと思うので、3年次の進路活動・社会人生活でぜひ活かしてほしい」というメッセージを頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和6年度未来へつなげる!選挙啓発動画コンテスト入賞!

宮崎県が主催する「令和6年度未来へつなげる!選挙啓発動画コンテスト」において

本校の2年総合選択の授業を選択している生徒が製作した動画が「奨励賞」を受賞しました。

 2月15日の「第19回わけもんの主張」の開催にあわせ、コンテストの表彰式がありました。

 

<宮崎県のホームページリンク>

 https://www.pref.miyazaki.lg.jp/senkyo/kense/senkyo/20250217101847.html

<YouTube>

「宮崎県公式チャンネル」で紹介されている動画です。

令和6年度 第14回卒業式式辞

黒潮よする日南海岸、飫肥杉が群立つ舞之山、そして由緒ある飫肥城に囲まれ、桜の開花を待ちわびる今日の佳き日。多くの来賓の皆様の御臨席と保護者の皆様の御来場を賜り、14回目の卒業証書授与式を盛大に挙行できますこと、そして3年生149名が晴れて卒業を迎えますことは大変喜ばしい限りです。

平成21年の日南振徳高校の開校から今年で16周年を迎えますが、本校での3年間は、君たちを大きく成長させたことでしょう。校歌の一節「振徳の年輪を積む、叡智を磨く、誠を尽くす」にあるように、本校の年輪を重ねるべく活躍を見せてくれました。部活動においては、ヨット部の国民スポーツ大会での6位入賞をはじめ、多くの部ですばらしいパフォーマンスを発揮してくれました。また、全国農業クラブ鑑定競技での優秀賞やエコ電気自動車レース大会の特別賞、そして、商業研究発表大会や情報処理競技大会、介護技術コンテストなどにおける活躍も、ひとえに君たちのたゆまぬ努力の成果だと思っています。君たちの溌剌とした活躍は、私たちにも力を与えてくれました。「専門性を備え、生き抜く力を身につけた、社会に貢献できる人材の育成」という本校の教育目標を見事に成し遂げてくれたことに心より感謝する次第です。

皆さんにとっての高校生活は、新型コロナウイルスの影響により急速にデジタル化が進み、効率よく授業を実施できるようになりました。タブレットを使った授業は学校の日常となり、高性能なパソコンやデジタル技術を駆使した機材が導入されたことで高度な実習が可能となりました。特に、生成AIを駆使したアプリケーションの開発などは時代の先端を行く取組として、県内の高校の中でも注目されているところです。

ただ、君たちの真価が問われるのはこれからです。「デジタル化すれば何でもできる」と思ってはいけないということです。デジタル化は人類の様々な営みを効率化しており、それに関わる技術者はそれ相応の知識と技術、根気が必要になります。「技術は人なり」という言葉があるように、人間力で物事を進めるというアナログ力を決して忘れてはならないということです。

 ここで、京セラの創業者である稲盛和夫氏の言葉を紹介します。稲盛氏は「利他の心」を自分の思想とし、「人によかれ」という心をもって取り組めば、みんなが協力してくれるようになり、視野も広くなるので正しい判断ができるようになると言っています。過去には経営破綻したJAL(日本航空)の再建を託され、縁もゆかりもない企業の再建を国民のために引き受けたそうです。「人によかれ」という心は言い換えれば思いやりの心だと思います。このことは、校訓「潔己、至道、振徳」の中にも謳われている、「まことの道」に通ずる考えだと思います。「利他の心」をもって物事を判断すれば、必ず協力してくれる人が自分の周りに現れるはずです。

もう一つ卒業生に。求道と書いて「ぐどう」と読みます。求道とは修行という意味があり、仏教詩人の坂村真民は、「一に求道、二に求道、三に求道、四に求道、死ぬまで求道」と言っています。アメリカ野球殿堂入りしたイチローでさえ、満票選出ならずも「1票足りないのは凄く良かった」と。いろんなことが足りないのが人だと。つまり、人は一生学び続けることが大切であるということです。予測困難な時代だからこそ、身近にある情報を常にアップデートしながら日々学び続けて欲しいと願っています。

この3年間、人生の中で最も多感で著しい成長期にあるお子様を見守ってこられた保護者の皆様、本日はご卒業おめでとうございます。本校の教育活動にも御理解と御協力をいただきました。保護者の皆様と同窓会、そして地域の皆様のおかげでこの日南振徳高校の伝統が保たれていることに、全教職員を代表し衷心よりお礼申し上げます。

結びになりますが、ここにお集まりの皆様の御健勝と御多幸を祈念いたしますとともに、卒業生と日南振徳高校のますますの発展を願い、式辞といたします。

令和7年3月1日 日南振徳高等学校長

第14回 卒業式

第14回卒業証書授与式が行われ、3年生149名が卒業の日を迎えました。

 

 

 

 

3年生は今後それぞれの進路で活躍してくれることと思います。

ご協力いただいた皆様ありがとうございました!