校長ブログ
STTのチャンピオン
5月24日、少し天気があやしいですが、
明日は晴れそうです。よい週末になることを祈ります。
今日は、小学部1年生のお話です。
体育の時に、本校にはSTTの全国チャンピオンがいるという
お話があって、それを覚えていたようで、
授業の一環で理療科を回った際に、「STTのチャンピオンの
先生は?」という発言があったそうです。
本校にSTTのチャンピオンがいることはもちろん誇れることですが、
理療科の先生方が、様々に動いていただいて、
幼小の子どもたちにも何かしら身近に感じてきているのではないか
と、私個人はただただ嬉しいことですし、ある意味
大先輩である先生方の存在がどんどん大きくなるといいなと思います。
いつか、幼小の子どもたちがSTTでチャンプと本気で戦う瞬間が
くることを楽しみにしたいです。チャンプもきっと楽しみにしてくれている
と思います。
5月21日 小学部1年生の恩返し
今日は、曇りで時々晴れ間もありますが、幼児児童生徒が
元気に活動しています。
たまたま小学部1年生の教室を見て回ると、
人なつっこく反応してくれました。
「校長先生、今度は教室を説明します。
この前の恩返しです。」
小学部1年生の発言に、「やさしい児童だな~」
としみじみ思いました。前回、校長室を訪問して
おおはしゃぎで色々校長室を見て回って帰って行きましたが、
まさか、こんなに素直で優しい言葉が返ってくるなんて・・・
児童の純粋さ、相手への気遣い、そんなことが
できることに私は感動さえありました。
これからも大事に見守りたい、そう思います。
5月20日 小学部4年生の自立活動
小学部4年生男児が本日14時過ぎに校長室に訪問。
自立活動のコミュニケーション力アップの取組です。
男児から、いきなり「今熱中していることはなんですか」
とか、「好きな食べ物はなんですか」など、次々に
質問がありました。
好きな食べ物は、「宮崎のうどん」と答えると、
柔らかいのと固いのとどっちが好きかという話題になると、
男児は「固いのです」と答えました。
どうも、宮崎うどんより讃岐系のうどんが好きなようでした。
その後、スポーツの話題で、男児が「水泳が好きです」と
答えたので、「どんな泳法が好きですか」と聞くと、
「バタフライ」と答えました。「え~すごいね」と
反応すると、笑いながら「なんで、校長先生え~なんですか」と
聞いてきました。私は、「バタフライって難しそうなのに、
それが泳げるんだと思ってびっくりしたんだよ」と答えました。
続けて私が「なぜ、水泳が好きなの?」と聞くと、「気持ちいいから」と
答えました。話題が豊富で、ひとなつっこい、誰からも
愛されるキャラクター。本当にこれからの成長が楽しみで仕方ありません。
ありがとう。訪問に感謝です。
5月15日 ICTに係る先生方の研修がありました
オンラインで帝京平成大学人文社会学部児童学科の田中良広教授から
ご講義いただきました。
時間ぎりぎりまで丁寧に説明いただき、感謝です。
印象に残ったことだけ触れると、
①タッチタイピングが大事
ipad等端末使用もあるが、やはり就職、進学においてはPCへの入力
が必要な技能なので、キーボードへの打ち込みを身に付けさせるべき。
②授業は、障がいの程度によるが、紙ベースでありながら、部分的にデジタルを使用する
ことを推奨する。
③授業で、ノートテイキングはすべき。
ついつい、簡略的にipadで撮って終わりとなっていないか。
やはり、書くこと、話すことは時間をかけて取り組むべき。
④クラウドやフォルダーなど、階層理解も必要。
検索能力、アクセシビリティ機能の設定、どれも大事だが、
どこにどのように記録したものをしまっていくのかを理解していくことも
必要。
⑤精通している人だけが負担を増すようではいけない
研修を重ねスキル向上に前向きに取り組むことが大事。
他にも沢山の事例紹介もあり、有意義な時間となりました。
今日の学びを生かしながら、ICTを推進していきたいと改めて
思った次第です。子どもたちの未来のために。
5月12日 障がい者スポーツ大会で選手も輝いていた!
12日、雨模様の中、音響走50mに中学部3年の永野さんが出場。
少し滑りやすいトラックだったにもかかわらず、全力で走り抜けました。
走る姿もきれいで、勇気をもってあの場に立ち、音に向かって
走りきる永野さんに感動すら覚えました。本当に素晴らしい。
練習とか大変だったと思うけれど、やりきれることが何より素晴らしい。
これからも困難があっても、きっと立ち向かえると思います。
おめでとう、金メダル。
それから、中学部2年の三池さんがフライングディスクに出場。
練習では少し調子を落としていたようですが、本当に本番に強い。
10回のうち6回、あの輪を通っていきました。
審判が思いっきり縦に旗を振った時は、「よし!」と何度も思いました。
雨の中、集中力を切らさず最後までやり抜いて、銀メダルでした。
おめでとう。また一つ成長です。
それから、本校の川野先生もSTTで優勝でした。流石です。あのパワーは
日頃の鍛錬から生み出されるのだと思います。川野先生もおめでとうございます。
努力する姿は、やっぱりみんなを勇気づけてくれますね。
ということで、本校の出場者は全員大活躍でした。
保護者のみなさん、応援に来て下さった先生方、引率された先生方、そして運営をしてくださった
皆さんに感謝感謝です。みなが輝いて見えました。
やっぱり誰でも頑張る姿は元気を与えてくれます。
また次を期待します。
ICT推進
今年は、ICT推進が本校の1つの大きな命題です。
世の中が急激に変化している中で、その状況を理解し、ついていく必要がある。
情報を早く正確に知った上で、自ら主体的に動けるようにする必要がある。
このことは、幼児児童生徒のため、本校がICTを進める理由の1つです。
また、本校を卒業する時に、自分の力で社会で生き抜いていくための
ツールとしてICTを自信をもって使えるようになってもらいたい。
そういう思いです。
今後、研修部を中心に、授業改善を念頭にipad使用やPCの活用について研修を
重ねていきます。生活のツールとしての活用も合わせて行います。
まだ、ある意味では始まったばかりですが、意味あるものにしていきます。
さあ、みんな、今こそ学ぼう!
Iiipad
5月8日 小学部の2名が校長室訪問!
本日朝10時頃でした。
小学部1年の2名が校長室にやってきました。国語の勉強の一環です。
まずは、ノック。そして、挨拶と自己紹介。
自分で書いた文字(名前)を披露しながら、一生懸命自己紹介してくれました。
その字もなかなか上手く書けていました。
その後、ソファーに座り、飛び跳ねながら相手に負けじと
次々に話題を振ってきました。一杯話したいことがあるようで、
我先にという感じが伝わり、元気いっぱいの2人に圧倒されました。
椅子に座ってぐるっとしたり、パソコンをいじったり、私の個人的な
ロッカーを許可を得て開けてみたり、さらには私の椅子に座って
私が「○○校長」とはやしたてると、にこにこしながら喜んでいました。
いつも指導されている担任の先生はすごいな~と思ったところでした。
あの元気、分けてもらいたい。
でも、2人の大きな声が学校に響き渡り、学校らしくしてくれている
感じがあり、私は感謝です。
訪問の後半には、「校長室楽しかった」と言ってくれたので私も少しほっとしました。
私は、「また、遊びにおいで」と伝えました。
元気や癒やしをまた待ちたいと思います。
健やかに、そしてしっかりと成長してくれることを期待します。
5月2日 歓迎遠足
今日は歓迎遠足でした。
天気は、回復しました。本当に良かった。
幼児児童生徒の日頃の行いのおかげです。
臨海公園では、明るい日差しをうけながらも、みな楽しそうに
過ごしていました。
私もお菓子交換をしました。少しは喜んでくれていたらいいのですが・・・
それから、タンデム自転車が好評でした。代わる代わる先生と一緒に乗って爽快感を
味わっていました。ヘルメットを着用しながら、自転車に乗る感覚は貴重な経験に
なったはずです。
サッカーもはしゃぎながら楽しんでいました。先生方も一緒になって走り回り、時にはからぶりしながら
にこにこしている満面の笑顔に癒やされました。
その風景を見て、ある先生が、「本当に良い学校ですよね。
この穏やかな雰囲気、平和な雰囲気、いいですよね。」と仰っていました。
幼児児童生徒が、これからの生活を有意義なものにしてくれることを
心から祈ります。
令和6年度 入学式
令和6年4月11日、入学式です。
天気が危ぶまれましたが、なんとか持ちこたえてくれました。
小学部に2名、本科保健理療科に1名の計3名の入学式でした。
厳かな中にも温かい雰囲気の入学式で、3名も立派に過ごしました。
小学部2名には、元気いっぱいの声を届かせてくれるように、本科保健理療科の1名には
覚悟をもって3年間を大事に過ごすように伝えました。
そして、何事にもチャレンジして、レジリエンスで乗り切ればいいよと伝えました。
何事も失敗していいんです。レジリエンスで乗り切ればいいんですからと・・・
これから、小学部の2名はまず6年間、本科保健理療科の1名は3年間、
大きく成長してくれることを期待しています。本当に楽しみです。
令和6年度 始業式
いよいよ令和6年度のはじまりです。
幼児児童生徒のために頑張りたい、心からそう思います。
今日は、4月9日の始業式で話した内容を以下に抜粋します。
一昨年の夏頃「ユニコーンに乗って」というドラマがありました。
永野芽郁さんが主演で、スタートアップ企業を立ち上げ、どんな状況でもバーチャルの中で、いつでも、どこからでも自由に勉強できる学校を作るために仲間と悪戦苦闘しながら成功に向けて成長していくドラマでした。
その中で、部下の西島秀俊さん演じる小鳥さんが若いころ教師を目指した理由を語るシーンがありました。小鳥さんが語ります。
子供の頃は勉強が苦手で、山で鳥ばかり追いかけていました。
その当時の担任の先生が、鳥が好きで鳥について知りたいなら勉強しなさい。とおっしゃった。
国語を勉強すれば、鳥について書かれた難しい本を読んで知識を得られる。
算数を勉強すれば、鳥を数値を使って分析できるようになる。
英語を勉強すれば、海外の鳥に関する本を読んで、知見を広げられる。
色んな事を勉強することで、好きなことを深められる。究められる。
その話を聞いて、今までつまらないものだった勉強が劇的に変わった。
以上が内容です。幼児児童生徒には、本校にいる間に色んな知識を蓄え、自信をもって社会に羽ばたいてもらいたい
そんな思いです。明星は、金星という意味でもあります。
皆が光り輝く人になってくれると信じています。
令和6年度が素晴らしい年になることを祈ります。