日誌

校長ブログ

5月15日 ICTに係る先生方の研修がありました

オンラインで帝京平成大学人文社会学部児童学科の田中良広教授から

ご講義いただきました。

時間ぎりぎりまで丁寧に説明いただき、感謝です。

印象に残ったことだけ触れると、

①タッチタイピングが大事

ipad等端末使用もあるが、やはり就職、進学においてはPCへの入力

が必要な技能なので、キーボードへの打ち込みを身に付けさせるべき。

②授業は、障がいの程度によるが、紙ベースでありながら、部分的にデジタルを使用する

ことを推奨する。

③授業で、ノートテイキングはすべき。

ついつい、簡略的にipadで撮って終わりとなっていないか。

やはり、書くこと、話すことは時間をかけて取り組むべき。

④クラウドやフォルダーなど、階層理解も必要。

検索能力、アクセシビリティ機能の設定、どれも大事だが、

どこにどのように記録したものをしまっていくのかを理解していくことも

必要。

⑤精通している人だけが負担を増すようではいけない

研修を重ねスキル向上に前向きに取り組むことが大事。

他にも沢山の事例紹介もあり、有意義な時間となりました。

今日の学びを生かしながら、ICTを推進していきたいと改めて

思った次第です。子どもたちの未来のために。

 

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5月12日 障がい者スポーツ大会で選手も輝いていた!

12日、雨模様の中、音響走50mに中学部3年の永野さんが出場。

少し滑りやすいトラックだったにもかかわらず、全力で走り抜けました。

走る姿もきれいで、勇気をもってあの場に立ち、音に向かって

走りきる永野さんに感動すら覚えました。本当に素晴らしい。

練習とか大変だったと思うけれど、やりきれることが何より素晴らしい。

これからも困難があっても、きっと立ち向かえると思います。

おめでとう、金メダル。

それから、中学部2年の三池さんがフライングディスクに出場。

練習では少し調子を落としていたようですが、本当に本番に強い。

10回のうち6回、あの輪を通っていきました。

審判が思いっきり縦に旗を振った時は、「よし!」と何度も思いました。

雨の中、集中力を切らさず最後までやり抜いて、銀メダルでした。

おめでとう。また一つ成長です。

それから、本校の川野先生もSTTで優勝でした。流石です。あのパワーは

日頃の鍛錬から生み出されるのだと思います。川野先生もおめでとうございます。

努力する姿は、やっぱりみんなを勇気づけてくれますね。

ということで、本校の出場者は全員大活躍でした。

保護者のみなさん、応援に来て下さった先生方、引率された先生方、そして運営をしてくださった

皆さんに感謝感謝です。みなが輝いて見えました。

やっぱり誰でも頑張る姿は元気を与えてくれます。

また次を期待します。

 

 

 

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ICT推進

今年は、ICT推進が本校の1つの大きな命題です。

世の中が急激に変化している中で、その状況を理解し、ついていく必要がある。

情報を早く正確に知った上で、自ら主体的に動けるようにする必要がある。

このことは、幼児児童生徒のため、本校がICTを進める理由の1つです。

また、本校を卒業する時に、自分の力で社会で生き抜いていくための

ツールとしてICTを自信をもって使えるようになってもらいたい。

そういう思いです。

今後、研修部を中心に、授業改善を念頭にipad使用やPCの活用について研修を

重ねていきます。生活のツールとしての活用も合わせて行います。

まだ、ある意味では始まったばかりですが、意味あるものにしていきます。

さあ、みんな、今こそ学ぼう!

 

Iiipad

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5月8日 小学部の2名が校長室訪問!

本日朝10時頃でした。

小学部1年の2名が校長室にやってきました。国語の勉強の一環です。

まずは、ノック。そして、挨拶と自己紹介。

自分で書いた文字(名前)を披露しながら、一生懸命自己紹介してくれました。

その字もなかなか上手く書けていました。

その後、ソファーに座り、飛び跳ねながら相手に負けじと

次々に話題を振ってきました。一杯話したいことがあるようで、

我先にという感じが伝わり、元気いっぱいの2人に圧倒されました。

椅子に座ってぐるっとしたり、パソコンをいじったり、私の個人的な

ロッカーを許可を得て開けてみたり、さらには私の椅子に座って

私が「○○校長」とはやしたてると、にこにこしながら喜んでいました。

いつも指導されている担任の先生はすごいな~と思ったところでした。

あの元気、分けてもらいたい。

でも、2人の大きな声が学校に響き渡り、学校らしくしてくれている

感じがあり、私は感謝です。

訪問の後半には、「校長室楽しかった」と言ってくれたので私も少しほっとしました。

私は、「また、遊びにおいで」と伝えました。

元気や癒やしをまた待ちたいと思います。

健やかに、そしてしっかりと成長してくれることを期待します。

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5月2日 歓迎遠足

今日は歓迎遠足でした。

天気は、回復しました。本当に良かった。

幼児児童生徒の日頃の行いのおかげです。

臨海公園では、明るい日差しをうけながらも、みな楽しそうに

過ごしていました。

私もお菓子交換をしました。少しは喜んでくれていたらいいのですが・・・

それから、タンデム自転車が好評でした。代わる代わる先生と一緒に乗って爽快感を

味わっていました。ヘルメットを着用しながら、自転車に乗る感覚は貴重な経験に

なったはずです。

サッカーもはしゃぎながら楽しんでいました。先生方も一緒になって走り回り、時にはからぶりしながら

にこにこしている満面の笑顔に癒やされました。

その風景を見て、ある先生が、「本当に良い学校ですよね。

この穏やかな雰囲気、平和な雰囲気、いいですよね。」と仰っていました。

幼児児童生徒が、これからの生活を有意義なものにしてくれることを

心から祈ります。

 

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令和6年度 入学式

令和6年4月11日、入学式です。

天気が危ぶまれましたが、なんとか持ちこたえてくれました。

小学部に2名、本科保健理療科に1名の計3名の入学式でした。

厳かな中にも温かい雰囲気の入学式で、3名も立派に過ごしました。

小学部2名には、元気いっぱいの声を届かせてくれるように、本科保健理療科の1名には

覚悟をもって3年間を大事に過ごすように伝えました。

そして、何事にもチャレンジして、レジリエンスで乗り切ればいいよと伝えました。

何事も失敗していいんです。レジリエンスで乗り切ればいいんですからと・・・

これから、小学部の2名はまず6年間、本科保健理療科の1名は3年間、

大きく成長してくれることを期待しています。本当に楽しみです。

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令和6年度 始業式

いよいよ令和6年度のはじまりです。

幼児児童生徒のために頑張りたい、心からそう思います。

今日は、4月9日の始業式で話した内容を以下に抜粋します。

一昨年の夏頃「ユニコーンに乗って」というドラマがありました。
永野芽郁さんが主演で、スタートアップ企業を立ち上げ、どんな状況でもバーチャルの中で、いつでも、どこからでも自由に勉強できる学校を作るために仲間と悪戦苦闘しながら成功に向けて成長していくドラマでした。

その中で、部下の西島秀俊さん演じる小鳥さんが若いころ教師を目指した理由を語るシーンがありました。小鳥さんが語ります。

子供の頃は勉強が苦手で、山で鳥ばかり追いかけていました。
その当時の担任の先生が、鳥が好きで鳥について知りたいなら勉強しなさい。とおっしゃった。
国語を勉強すれば、鳥について書かれた難しい本を読んで知識を得られる。
算数を勉強すれば、鳥を数値を使って分析できるようになる。
英語を勉強すれば、海外の鳥に関する本を読んで、知見を広げられる。
色んな事を勉強することで、好きなことを深められる。究められる。
その話を聞いて、今までつまらないものだった勉強が劇的に変わった。

 

以上が内容です。幼児児童生徒には、本校にいる間に色んな知識を蓄え、自信をもって社会に羽ばたいてもらいたい

そんな思いです。明星は、金星という意味でもあります。

皆が光り輝く人になってくれると信じています。

令和6年度が素晴らしい年になることを祈ります。

 

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令和6年度 はじまり

本校に着任し2年目となりました鎌田です。

改めて、今年度もよろしくお願いいたします!

令和6年度は、ICT教育の推進と対話による学部を超えた取組を重要視しながら、

一番には本校の魅力発信に努めていきたいと思っています。

幼児児童生徒の成長を第一に考え、職員が一生懸命対応してくれています。

視覚障がい者がこれほど安全安心な環境で学習できるところはないと思っています。

支援を求めている方々に声が届くように尽力していきます。

明星は、いつでもオープンです。気軽に声をかけてもらいたいです。

お待ちしています。

令和6年度が、在籍している幼児児童生徒、職員にとって素晴らしい年度に

なることを祈って、スタートです。

 

 

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児童生徒の作品紹介

2学期に入り、本当に嬉しいお知らせです。

本日8月31日の宮崎日日新聞のエイブルアートの欄に
本校小学部4年生、新原千讃(かずとき)さんの作品が紹介されました。

6月に掲載された渡部叶夢(かなむ)さんの時もそうですが、
今回のかずときさんの作品も素敵です。

このことは、彼らだけでなく、職員全員が温かい気持ちになりました。

元気を与えてくれる彼らの取組に「ありがとう」と言いたいです。

なお、宮崎県赤い羽根共同募金の、イラストコンクールにおいて、
佳作 小学5年生磯貝頼杜さん 中学3年生高橋祈愛さん
努力賞 中学2年生永野敦大さんが選ばれました。

9月19日~10月31日宮崎県福祉総合センター本館1階ふれあい広場にて
展示されるそうです。

また、後日宮崎県赤い羽根共同募金のホームページにて紹介されるそうですので、

是非ご覧ください。

 

  新原千讃さんの作品 ↓     永野敦大さんの作品 ↓      磯貝頼杜さんの作品 ↓ 

 

 

 高橋祈愛さんの作品 ↓     渡辺叶夢さんの作品 ↓

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令和5年度 九州地区盲学校体育大会 佐賀大会

雨が気になりましたが、7月5日(水)午後、佐賀県で行われる九盲体に出発しました。

競技は、STT(サウンド・テーブル・テニス)とFVB(フロアバレーボール)です。

マイクロバスに乗り、本校を13時に出発。結局17時30分くらいにホテル到着でした。

途中熊本などで雨もありながら、初めてのバスでの長旅、やはり佐賀は遠かったですね。

ただ、生徒たちは元気そうでしたので明日に備え何よりでした。

到着後、しばらくして夕食は皆で歩いて移動しファミレスで済ませました。

色々とメニューから選んで、生徒はデザートも食べていたようでした。

7月6日(木)午前中は、ウォーミングアップで、公式練習を行いました。

FVBチームは、北九州との合同チームでしたので、初顔合わせ。

緊張もあったかもしれませんが、北九州の方々が明るく、のりがよく、すぐに打ち解けたようでした。

まさにワンチーム。数時間で溶け込んでいるように見えました。実は、行く前に全校集会で、

伝えていただいたのですが、一期一会、これが最後かもしれないと思って出会いを

大切にしよう。1日目にして、そんな一期一会を感じる笑顔あふれるチームとなりました。

12時から開会式、午後から早速試合開始。STTは弱視の部が1位、2位。

全盲の部が2位と3位。「評価するのは他人、限界を作るのは自分」という言葉を胸に

最後まで諦めず、相手や戦況を読み、全力で戦っていました。素晴らしい結果でした。

やはり、練習がものをいうなと感じました。行く前、暑い中たくさんの先生方に

見守られながら練習に汗する姿がありました。いっぱい褒めてあげて欲しいです。

FVBは、勝ち上がるごとにまとまりを見せ、準決勝では福岡に苦戦したものの、勝ちきりました。

いよいよ明日は決勝。また明日も試合が見れることを幸せに感じました。

2日目。

STTは、団体戦。相手は力強く、鍛えてきているなと感じる相手でした。しかしながら、精一杯最後まで

諦めずに頑張る本校の3名の生徒を誇らしく思えました。終わった後涙する生徒もいましたが、

悔しさをバネに、また羽ばたいていける生徒たちだと確信しました。

FVBは、決勝。だいたい10時20分ごろから開始。相手は鹿児島県(前年度優勝)。

手堅く、連携もとれ、まとまったチームという印象でした。去年のチームの勢いそのままに

勝ち上がってきたようでした。しかし、1セット目からシーソーゲーム。

まさにどっちが勝ってもおかしくない試合でした。が、15-14で明星が勝ちました。

「やったー!!!!」私も周りも飛び跳ねていました。もしかしたら、静岡に行けるかもと心をよぎりました。

2セット目は11-15で負け、流石粘りの鹿児島でした。3セット目途中時間切れ。

結局得失点差で明星敗退となりました。鹿児島の試合巧者という感じでしょうか。

ルールで60分で終わり、その時点での得失点がものをいうようになっているようでした。

でも、本当に本校生徒の頑張りを見せたかった。素晴らしいプレーの連続でしたから。皆輝いていたし、感動を

もらいました。応援していた先生の中には、負けたときに涙をみせる方もいたくらいです。

選手たちには、心から感謝です。堂々と戦える力、精神力。これからも何事にも臆せずチャレンジする

姿が目に浮かびました。いっぱい経験して欲しい。心からそう思える大会となりました。

応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。

心から感謝いたします。

 

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