日誌

2023年5月の記事一覧

3年生のすばらしき足跡

子どもさんは、

 

学校に、家庭を背負って、登校するのです。

そして。

家庭に、学校を背負って、下校するのです。

 

職員には、校長は言います。

 

学校で、叱ることがあったら、

その後、どんなことがあっても、

笑顔にして、ご家庭に帰すように。

 

ベテラン先生は、その手法を、熟知しています。

 

3年生・・・。

 

毎回、笑顔にして、帰します。

 

これが、プロのお別れです。

 

ある日の、3年生・・・。

 

いつもの、日常。

 

気をつけて、帰ってくださいね。

「はい!」

みんなが、今日の1日を振り返り。

「今日も、楽しかったなあ」と。

・・・学校って楽しいなあ、と、リフレイン。

起立!

「はい!」

先生、さようなら!

皆さん、さようなら!

 

・・・さあ。

ベテランは、ここから、仕掛けます!

おみくじじゃんけん、

じゃんけん。

ポン!

響き渡る、子供達の歓声。

「やった!」

「ひやー!」

 

・・・先生、さようなら!

 

校長、巻き込まれます。

 

「校長先生、じゃんけん!」

「ポン!」

みんな、みんな、楽しかった、明道小を振り返りつつ。

帰路に着きます。

校長先生、さようなら!

今日も、学校、楽しかったです。

よかったね。

明日も、君が、笑顔で登校できますように!

明日の、給食も美味しいからね!

 

子どもたち。学校を背負って、帰ります。

あとは、頼みますよ。

お母さん。お父さん。

 

そして・・・。

学級には、子どもたちの

素晴らしい、足跡

が。

 

by 校長

「幸福の招き豚」が校長室に棲みついた理由

鹿屋市

近くなりましたよ。

(鹿児島県資料より引用)

都城市→鹿屋市まで。

1)都城志布志道路で、都城市から志布志まで行く。

2)そのまま、志布志では、東九州高速道路に接続。

3)そのまま、鹿屋市の手前で、大隅縦貫道路に接続。

4)インターを降りると、鹿屋市中心部に到着。

ということで。

都城市→鹿屋市まで、連続して、自動車専用「高架道路」で行けるようになりました。

しかも、全線「無料」です!

\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

 

これは、鹿屋市に、行かない手はない。

・・・狙うは、老舗の、昔から憧れの「あの」店

・・・予約不可、行列必死。

 

では、何時から並ぶ必要があるのか?

ゴールデンウィーク中でもありましたし、

念のため、お店には、1時間半前に到着。

さすがに、まだ、誰もいませんでした。(^^;;

老舗にふさわしい、年季の入った店構え。

かわいい「招き豚さん」がお出迎え。

お店の方に聞くと、ぼちぼち並んでおかないと入れなくなりますよ、とのこと。

まだ、誰も来店されていませんが。

念の為に、10:45(45分前)に「一番で」並びました。

(あ、この日、孫は東京でしたので・・・。)

憧れのこの日のために、今日は、朝食抜きで訪問です。

校長、気合い入りまくり。

食うぞ〜!

地下水が多量に沸き続けています。

鹿屋市は、きっと、お水が美味しいのでしょう。

だから、美味しいトンカツができるのかな?

街には、人気がなく、御多分にもれず、中心市街地、

シャッター街の様相。

しかし。

 開店15分前でには、50名を遥かに超えるお客様が並んでおられました。

すると、お店の方が、3名、出てこられました。

「ありがとうございます。ご迷惑おかけします。オーダーを聞きます。

なるほど、一気に起こるオーダーを、「事前に確認」しておくシステムですね。

人気店という情報に、半信半疑でお付き合いの、奥様。

「値段の安さに、感動してます。」(他店と比較して)

お店に入りました。

キャベツ盛り専用の方、とんかつ揚げ専門の方、お味噌汁専門の方、オーダー専門の方。

とても効率的な、システム化が進んだお店です。

長年の「サバキ」により、お客さんを待たせないシステムができており、関心しました。

さて。もちろん。一番に、届きました。

念願のヒレカツ!

憧れのヒレカツ!

初めまして!٩( ᐛ )و

ソースをいっぱいかけて、いただきました。

・・・食レポは避けますが。

行列ができる訳が、納得できる、抜群の、美味しさでした。

リピート、必至店です。

お店は、開店と同時に、100席満席状態でしたが、

外には、さらに、50名ほどの行列ができていました。

 

お店の方に、「一日何人くらい来られますか?」

笑顔で、「考えたくありません。でも、夜9時頃まで行列は続きますよ。

とのこと・・・。

お店の方の対応も素晴らしく。

老舗の人気店ならではの、お客サバキと、

お客さんとのコミュニケーションの取り方も、

とても勉強になりました。

 

記念に、本店限定の、「幸福の招き豚」を

思い出に買いました。

校長室に飾っています。

頭を撫でると幸せになれるとの噂が、、、。

どうぞ、触りにきてください(^ ^)

 

さて、次に、奥様が憧れていた鹿屋市の有名なパン屋さんに向かいました。

クロワッサンがとても美味しいとのこと。

残念ながら、お目当てのクロワッサンは売り切れでした。

入手のためには、予約必至のようです。

奥様、次回、気合いが入りそうです。٩( ᐛ )و

 

鹿屋市には、他にも、多くの観光資源があります。

ぜひ、今後、探索していくことにしましょう。

 

いかがですか?

高架道路で結ばれた、とても身近な、素敵な街、鹿屋。

おいでませ、鹿屋市へ。

 

色々な人の様々な夢をかけて、間もなく完成する、都城志布志道路

ありがたや・・・、ありがたや・・・。(^^) 

 

by 校長

 

子どもが主役の授業〜ベテラン先生Ver

都城市が進める、

子どもが主役の授業づくり

「わさび」を意識した授業づくり〜。

 

ベテランの先生方は、長年の経験から

このような「子どもが主役の授業」が重要だと認識し、

すでに、教室で、日常的に実践しておられます。

では、ご紹介。

 

「子どもが主役の授業〜ベテラン先生Ver」(2年生編

2けたの数の筆算の学習シーンです。

 

本日の学習の「練習による定着」の段階。

ベテラン先生は、次のような流れで、

子どもさんの気持ちを引き立たせます。

 

では、次の問題です。難しいぞ、解けるかな?

黒板のマス目の、×記号に注目です。

これは、筆算と筆算の間に、スペースを取りなさいという、記号になります。

子どもさんは、先生の板書に合わせて、ノートをまとめます。

 黒板が、ノートに、転写された瞬間です。

算と筆算の間に、ちゃんとスペースが確保されています。

 

ベテランは、このような、基本的なことを、実に軽快に、容易に実現します。

 

ある子供さんが、手を挙げました。

ベテラン先生は、足取り軽く、そのお子さんに近づきます。

そして、素早く、ノートを確認し、赤ペンで、さっと丸をつけ、

そして・・・・一言称賛を与えます。

よく解けたね。すごいぞ。

この瞬間、子どもさんは、にっこりします。

称賛欲求が認められた瞬間です。

次々に子どもさんは、手を挙げます。

手を挙げるのは、「終わりました」のサインなのですね。

 

ベテラン先生は、次々に、子どもさんに近づき、

丸つけと「ok」「よくできたね」を与えます。

この時、ベテラン先生は、

一人一人の「微細な変化を確認している」のです。

わさびの「び」が実現する瞬間です。

必要に応じて、子どもさんの回答に、修正を与えることも行われます。

「ん、惜しいね。2タス7は、いくつかな?考えてみて。」・・・

指導は、個別に、的確に行われます。

これを、個別最適な学びと申します。

ベテラン先生の頃は「個に応じた指導」と言っておりました。

ほー、その考え、いいね。よく丁寧にまとめた。

しかし、個別指導にも限界が訪れます。

たくさんの手が上がり、一人確認が、不可と判断した時。

ベテラン先生は、ある指示を出します。

リトルティーチャー、出動!

すると、これまでに、丸をもらった子どもさん、

一気に立ち上がり、手を上げたお友達のところへ駆け寄ります。

子どもさん同士による、協働的な学びが、一気に教室中に広がります。

日々の生活おいて、「仲良く」を徹底された、この学級においては、

自然に、教え合いが受け入れられていきます。

そして、教室中に響く「ありがとう」の言葉

子どもさん達、実に楽しそうに。

教え合い学び合いの「協働的な学び」の楽しさを味わいます。

 

記憶は、子どもさん自らが、学習をアウトプットすることによって、補強されます。

さあ、全員のノートに丸がつきました。

ベテラン先生は、一息ついて。

立腰!」と発言します。

はい!

足に注目

鍛えられた学級では、

子どもさんは「立腰」=「足ペタ」で答えます。

素晴らしい!

 

そして、静かに、ベテラン先生、発言。

では、みなさん。発表してください。

「はい!」

多くの子どもさんが、

回答に自信をもち、発表意欲が高まっています

 

指名を受けた、ラッキーレディ、登壇。

ここから「子どもさんが主役」になります。

必然的に、ベテラン先生は「()脇役に徹します」。

背中に集まる、熱い視線。

教室が、熱い緊張感に包まれます。

さあ、オンステージ、始まり始まり!

「23たす36は、59「デス」」

この、デス」まで、きちんと言わせることは、とても大切なことです

ベテラン先生の指導により、子どもさんは、最後の「デス」をきちんと言います。

 

そして、お友達の発表へ承認・同意

「そうです!」「同じです!」

子どもさん達、お友達の発表に、優しい心で、称賛を伝えます

 

しかし、それだけではありません。

オンステージに対して。

温かい拍手が贈られます。

 

・・・まとめます。

 

ベテラン先生。経験の蓄積による。

子どもが主役の授業。

ベテランだからこそ、可能な、微に入り細に入り、

お勉強のマナーが仕込まれた授業。

 

先生が問題を与えます。

子どもが自力でノートに回答をまとめます。

先生・リトルティーチャーにより、正解が確認されます。

子どもさんは、自信をもって、発表の挙手をします。

先生が脇役に徹する、子どもが主役の発表。

主役さん、緊張の、ステージへの登壇。

緊張の中で、回答をチョークで書きます。

デス」まではっきりと発言する回答。

お友達から、トップスターに対する、称賛活動。

これぞ、

ベテラン流「子どもが主役の授業」

 

そして。

さらに、ベテランがベテランたる理由は、次の指導に、集約されます。

あのね、みんな、気をつけて。」

9は、上から下に向かって円を書いて、ひっくり返ります。

下からぐるっと上に回る書き方は「間違い」です。

7は、2画です。

1画で書いている人は「間違い」です。

5も、2画です。

1画で書いている人は「間違い」です。

さすが、ベテラン、個別指導の間に、

数字の「書き間違い」を把握し。

子どもたちの「(び)微細な変化」を見事に把握して

個に応じた指導を「さらっと」実施。

ベテランの作り出す、見事な授業に、

子供達の集中力も途切れることなく

最後まで立派でした。

 

子どもが主役の授業〜ベテラン先生Verというお話でした。

 

このベテランの「優れた指導技術」を、

若い先生方に「継いでいく」のが。

校長の大切なお仕事だと思っております「デス」。

٩( ᐛ )و

 

by 校長

4年ぶりに200名が感動に包まれた日

 

公民館長、民生委員・児童委員、主任児童委員、見守り隊、ゲストティーチャー、ブックママ・パパ。

明道小には、常時、ボランティアに関わる方が、50名超おられます。

子どもたちとボランティア先生との出会い、とても大切です。

毎年、縮小形式で実施してきたのですが。

いよいよ、4年振りに、その時がきました。

子どもたちの入場を、心待ちにする、ボランティアの皆様。

見つめるところは、一点。

東入口。

1・3年生、無言の入場

体育館に、緊張感が走ります。

明道っ子。体育館集合のお約束。

完全無言

子どもの数が増えていきます。

実に、4年ぶりの「全員参集」の瞬間

ボランティア先生、明道っ子の

完全無言集合の見事さ」に、感動されたとのこと。

起立!

「はい!」

進行先生の言葉に、子どもたち、素早い、見事な反応。

「おはようございます!」

4年ぶりに、約200名の元気な声が響きます。

ボランティア先生方、再度、感動・・・

校長挨拶。

都城を、背にしょって。

みんなの合い言葉を紹介します!

めざせ、都城、ナンバー

・・・・「1」!!

 

・・・決まった!(^o^)

 

お一人ずつ、お名前をお呼びして。

言葉かけをいただきます。

子どもたち、一人一人に、大きな声で、「おはようございます」と返します。

・・・いいねえ。

ボランティア代表先生に、ごあいさつをいただきました。

ありがとうの心・ありがとうの言葉を大切にしなさい。

「はい!」

いいねえ・・・。子どもたちの反応。

児童代表あいさつ。

いつも、わたしたちを見守ってくださり、指導してくださり、ありがとうございます。

おかげで、安心して、登校し、勉強することができます。

とても立派なあいさつでした。

 

さあ、閉会が近づきました。

「起立!」「はい!」

みんなで、お礼を言いましょう。

ありがとうございます!

さっそく、ありがとうの心・ことばを実践です。

さあ、フィナーレ。

200名の拍手の中、ボランティア先生、退場です。

短い時間でしたが。

皆さんの見守りの心、ボランティアの心

子どもたちの胸に、記憶に刻まれました。

皆様、これからも、明道っ子をよろしくお願いします。

4年ぶりに200名が感動に包まれた日

というお話でした。

 

by 校長

あやめさん、盛り上がって「えい」GO!

みんな、仲良し、あやめさん

でも、今日は何やら、いつもとムードが違う

え?

あやめさんに、見慣れぬ人々の影が・・・。

おー、しかも、ALT先生(英語指導の外国の先生)もおられる!

そして、外国語活動専科(開国ご活動の専門家先生)もおられる!!

いったいどうしたの????

これは、実は、あやめさんへの「特別授業」でした。

あやめさんの子どもさんへ、英語の専門家による授業ができないか。

相談したところ。

外活先生と、ALT先生、忙しい中、時間を調整して。

授業を組んでくださったのです!

ABCD~始まり、今は「数字を英語で言う」カードゲーム中。

みんな、ドキドキしながらも、とても、盛り上がっています。

25までカードが取れました!

やった!!

みんな、楽しく、専門的に、英語のお勉強ができました。

 

これからも、不定期に、外活学習、行っていただけるとのこと。

 

あやめの皆さん。

 

盛り上がって「えい」GO!(^o^)/

 

by 校長

 

朝から かわいい「「校長先生!」2連発

校長先生、ほら!

どうしましたか?

ほう、手の中にあるものを見せたいんですね。

いや。もう、分かりましたよ。

お付き合い、長くなってきたし・・・。

それは・・・。

BINGO!

やっぱりね。

みんな、大好き、ダンゴムシ!

おはよう!ダンゴムシ君!

 

校長先生!

はーい(^o^)

ん?何ですか?

これ、作ったんです。

 

お!そういうあなたは、

昨日、採集したモンシロチョウの幼虫さんを、

大切に持って帰っていた子供さんではないですか!

 

ということは・・・。

牛乳パックで、お家を作ってあげたの。

逃げ出さないように、ギザギザにしたの。

アルミもしいて、暑くないようにしてあげたの。

えさは、あじさいさんの葉っぱです。

どこにいるかな?(閲覧注意!)

ほら!ここ。

「そうだね、かわいい幼虫さん、よろこんでいるね。」

・・・朝から、

かわいい「校長先生!」2連発でした。

 

by 校長

 

魔法のスーパー盛り上がり「KAHOOT!」(4年生)

4年学級で大流行。

KAHOOT!

今日は、6校時、国語でした。

暑さ、疲れに負けず、みんなとってもがんばりました!

みんな、集中してがんばったから、10分時間が余ったよ。

先生!kahootして!

「お願い、kahootして!」

よし、ごほうびだ。KAHOOT! GO!

きゃー!やった!!

じゃ、KAHOOTにアバタ名を登録してください。

子どもたち、超乗り気!

・・・何が始まるんだ???(校長)

・・・カフートって、一体何?(校長)

・・・今更聞けない感、満載・・・(-_-)(校長)

みんなの登録が終了。

さあ、いくぞ!

今日のテーマは・・・。

(静まりかえる、教室)

じゃん。

じゃん。

マンガ、アニメ バージョンです!!!

「ぎゃー!ふひゃ!どはわ!」

教室中、阿鼻叫喚!!!

さあ、アニメ問題始まり!始まり!

どきどきの子供さん。

出た!

 

ジブリの映画で、最初に上映されたのは、どれ???

・・・わ、わからん・・・。

 

子どもたち、大興奮。

なぜなら・・・。

子どもたちの正答率が、ランキングされるから!

問題は続きます。

クレヨンしんちゃんのネネちゃんの好きな遊びは?

・・・ま、全く、わ、わからん!

は?江戸川コナンって、勉強の話とか、するの?

だって、コナン、天才では???

結果が出る度に、みんな悲鳴をあげて、大騒動!

立ち上がってアピールする子も!

やった!!!

まあ、4年クラス、超盛り上がりでしたよ。

 

そして、フィナーレがやってきます。

さあ、最後の問題です。

競技クイズを題材としたアニメ化が決定されたマンガは?

・・・わ、わけが、わからん・・・。

いぇぃ!

すごい、分かる子、いるんだ・・・。

 

さあ、では、最後のランキング発表です!

じゃ、じゃん!!

おめでとう!

「やった!!!」歓声と残念の声が飛び交います。

 

3人には、商品のシールが配られます。

3位、2位のお子さん。おめでとう!

そして。堂々の1位のお子さん、おめでとう!

校長先生と、グータッチです!

 

6校時の国語の隙間時間。

ほんの、5分の、KAHOOT タイム。

ものすごい盛り上がりでした。

 

・・・こんな声が出ました。

「先生、まだ、授業、続けて!」

 

※ KAHOOTとは、ノルウェー生まれの、「クイズ作成ソフト」です。基本機能は、無料で使うことができます。

今日の内容は、無料使用の機能を使っておられます。

 

子どもが、大盛り上がりに盛り上がる、KAHOOT!

皆さんの教室でも、いかがですか?

https://edtechzine.jp/article/detail/6756 

(kahoot解説ページです ↑ )

 

by 校長

 

 

別れがあるから出会いがある

5年生。

みんなで、顕微鏡を囲んで、何やら騒いでいました。

・・・どうしたの?

校長先生、生まれたんですよ!

今ですよ!!

今!!

「何が?」

ん????

「校長先生、よく見てください!」

おーいた!いた!

かわいいね。

でも、メダカってすごいよね。

生まれた瞬間から、泳ぎ始めるんだね。

赤ちゃんが生まれてすぐ、歩いてるみたいなもんですよ!

「校長先生・・・そのシチュエーション、怖いんですけど。」

男子が帰ってきました。

・・・何騒いでますか?

メダカが生まれたのよ!

おー、すごい!

かわいいね。

ほのぼのとした風景。

 

別れと出会い。

それらが、本当に、隣り合わせであることを、認識する。

6年生と5年生の

「それぞれの」別れと、出会いの、経験でした。

 

学校って、本当に、いろいろあるところ、だね。(^o^)

by 校長

6年生の「黙祷」の意味

6年の渡り廊下の「ツバメさんのお家」の物語。

何人もの方から、

6年生の心の温かさに涙が出ました

と「嬉しい」感想をお届けいただきました。

 

しかし。

 

本日は「6年生の黙祷の意味」をお知らせしなくてはなりません。

( ;  ; )( ;  ; )

 

さあ、「重いカーテン」を開けましょう。

 

朝、7:00。校舎見回り。

渡り廊下、何となく、違和感を感じました。

・・・何だろう、何か、違う・・・。

え?何?

この土の散乱は?

昨年の、「あの衝撃の瞬間」が、頭によぎりました。

この風景、実に、3回目の風景です。

ま、さ、か・・・。

昨年度も、一昨年度も見た、衝撃の風景

ツバメさんのお家、完全に破砕されていました・・・。

あれだけの、困難を乗り越えてきたのに。

すでに、6匹のツバメの子どもさんの姿は、何もありませんでした。

親鳥の姿も「全く」なく。

 

理科のプロフェショナル、教頭先生の現場検証

どうですか?

校長先生、カラスですね。ツバメさんの天敵と言われています。

 

親ツバメさんの羽でしょうか。

戦った痕跡ではないでしょうか。

 

・・・校長には、親ツバメが、カラスから狙われた赤ちゃんを必死に守り、

親ツバメも、カラスに攻撃された姿が、浮かびました・・・

 

校長、教頭で、ツバメさん一家に、手を合わせました。

 

担任先生にも、現場を見てもらいました。

担任先生。涙が滲んでいました。

ひどい・・・。」

 

担任先生、「生命の大切さ」「生きる厳しさ」を学ぶ、貴重な学習契機にしましょう。

 ツバメさんは、8つの命をもって、子どもたちに、それを教えてくれるのだと。

 

気の重い朝です。

間もなく、子どもたちは、「ツバメさん一家の惨劇」と出会うことになります。

 

その時が近づきました。

何も知らず、いつもの朝を過ごす6年生。

なぜ、校長が、ずっと教室にいるのか、何となく違和感を感じる6年生。

健康観察が、終わり。

担任先生。子どもたちへ、指示を与えました。

ツバメさんのクッションのところへ移動してください。」

????

え?何でですか???

ざわざわが始まりました。

「何だろう」

ある子どもさんが、次の一言を語りました。

「あ、ツバメさん一家が、巣立ったんだよ。」

「そうだね。旅立ちなんだよ。」

・・・子どもたちは、ポジティブに考え「ようとしている」ようでした。

 

子どもたちの視点です。

ツバメさんのクッションが、見えてきます。

徐々に、土が散らかった様子が、見てきます。

そして、子どもたちは、何が起こったかを、体感するのです。

え!!!!

なぜ??

衝撃に包まれる、6年生。

「何?」

徐々に、事実を知った6年生。

悲鳴が、沈黙に変わっていきます。

一昨年度も、昨年度も、ツバメさんが、

カラスさんに襲われた事実を、

この子どもたちは、知っています。

だれも、何も話さなくても、ここで何が起こったのか。

今、子どもたちは、その光景を想像しているのでしょう。

担任先生、ここまで、何も語りませんでした。

きっと、子どもたちに、何かを「感じて」欲しかったのでしょう。

「とても、残念なことですが。

ツバメさん、今年も、巣立つことはできなかったようです。」

担任先生。涙ながらに、子どもたちに、やっと、語りました。

 

誰も、何も言いません。

衝撃の強さが、伝わります。

校長が、補足を行いました。

「でもね。きっと、ツバメさん家族、

クッションをプレゼントしてもらったり。

別れた弟を助けてもらったり。

きっと、皆さんに感謝していると思います。」

 

担任先生が静かに語りかけました。

「ツバメさんご家族に、黙祷を捧げましょう。

1分間、身動きする者は、いませんでした。

6年生の、悲しみ、苦しみ、怒り、あきらめ・・・。

様々な感情を感じました。

言葉、少なに。

教室へと・・・。

帰っていきました。

小椋佳さんの詩が。

頭をよぎりました。

 

学校へは、勉強をしに行きます、と答えた後。

何か、嘘をついたような、気がしました。

・・・学校へは、いろんなことをしに行くのです。

by 小椋佳

 

翌日、3校時の準備時間。

ある男の子が、校長室に緊急訪問。

「校長先生、親ツバメさん、巣のあたりを飛び回ってましたよ!

子ツバメさんを探しているようでしたよ!」

 

親ツバメさんの無事を、その子は、嬉しそうに、校長に報告してくれました。

 

校長、渡り廊下へ、「飛んで」向かいました。

渡り廊下は、すでに、クッションはなく。

残骸も、綺麗に、片付けられていました。

・・・どこを探しても、ツバメさんの姿は、見えませんでした。

 

・・・でも、その子が報告してくれたように。

 

親ツバメさんは、たくましく生き延びて。

みんなに、また、お礼を伝えに、来てくれたのでしょう。

 

だとしたら。

 

来年、春に、「また」、ここに戻ってくるはずです。

来年こそ、子ツバメさんたちが、ここから、旅立つことを。

・・・心より、祈りつつ。

 

優しき、6年生。

あ、り、が、と、う。

by ツバメさん

 

by 校長 

公園ピカピカ、校長ホカホカ!

先日、声かけ事案があり、騒動になった、寿公園

校長が見回りすると、アルコール類の殻、カップラーメンの殻、たばこの吸い殻が多数散乱しており。

子どもにとって、よからぬ環境であると判断。

本日、「管理職でゴミを、全て撤収させます!」と、sigfyで、宣言しておりました。

奇跡的に、雨も上がり

 

いざ、教頭先生と、公園へ!GO!

 

え?!!

 

もう、ゴミ拾いをしておられる方がおられる???

お話を聞くと、なんと、校長たちがゴミ拾いをする話を聞いて。

自主的に、その時間帯に、ボランティア参加してくださったとのこと。

明道スポーツ(野球部)の保護者の皆様でした。

涙がでるような感動を感じました。

 

校長・教頭もがんばり、たくさんのアルコール殻を拾いました。

こんな茂みの中まで、空き缶を拾ってくださりました。

明道っ子は、校舎内で「ゴミがあったら、拾おう」と教えられ、

人倫、礼儀、躬行の心で、がんばっています

 

公園で、拾われたゴミは、

たばこの吸い殻、アルコール類の飲み殻、カップラーメンの殻。

明らかに、大人が投げ捨てたものです。

 

・・・公園は、子どもたちの「安心基地」であるべきです。

・・・校長は、とても、悲しい気持ちになりました。

 

でも!

こうやって、子どもたちを守ろうと、自主的に、

ボランティアしてくださる、

すばらしき大人がおられることも事実

 

本当に、たくさんのゴミが集まりました。

公園が、ピカピカになりました。

そして、校長の心も、ホカホカになりました。

 

・・・明道スポーツの皆さん

・・・ありがとうございました。(^o^)

 

大谷翔平、10号ホームラン、打ちましたよ!(^^)/

 

by 校長