2023年5月の記事一覧
公園ピカピカ、校長ホカホカ!
先日、声かけ事案があり、騒動になった、寿公園。
校長が見回りすると、アルコール類の殻、カップラーメンの殻、たばこの吸い殻が多数散乱しており。
子どもにとって、よからぬ環境であると判断。
本日、「管理職でゴミを、全て撤収させます!」と、sigfyで、宣言しておりました。
奇跡的に、雨も上がり、
いざ、教頭先生と、公園へ!GO!
え?!!
もう、ゴミ拾いをしておられる方がおられる???
お話を聞くと、なんと、校長たちがゴミ拾いをする話を聞いて。
自主的に、その時間帯に、ボランティア参加してくださったとのこと。
明道スポーツ(野球部)の保護者の皆様でした。
涙がでるような感動を感じました。
校長・教頭もがんばり、たくさんのアルコール殻を拾いました。
こんな茂みの中まで、空き缶を拾ってくださりました。
明道っ子は、校舎内で「ゴミがあったら、拾おう」と教えられ、
人倫、礼儀、躬行の心で、がんばっています。
公園で、拾われたゴミは、
たばこの吸い殻、アルコール類の飲み殻、カップラーメンの殻。
明らかに、大人が投げ捨てたものです。
・・・公園は、子どもたちの「安心基地」であるべきです。
・・・校長は、とても、悲しい気持ちになりました。
でも!
こうやって、子どもたちを守ろうと、自主的に、
ボランティアしてくださる、
すばらしき大人がおられることも事実。
本当に、たくさんのゴミが集まりました。
公園が、ピカピカになりました。
そして、校長の心も、ホカホカになりました。
・・・明道スポーツの皆さん
・・・ありがとうございました。(^o^)
大谷翔平、10号ホームラン、打ちましたよ!(^^)/
by 校長
離れていても一緒だよ!(全)
the goal of the child, by the child, for the child
本年度、初の!
児童集会です。
進行:運営委員会
発表:放送委員会、図書委員会
形式:オンライン
緊張が走る、スタジオ(音楽室)。
リハや、読み合わせ、位置確認などが行われています。
「時間です!」
監督(担当の先生)の声が、緊張をさらに強くします。
・・・静まりかえるスタジオ。
運営委員、始めのことば。
「ただいまより~」
運営委員、進行。
「今日は、放送委員と図書委員が・・・」
放送委員会、登場!
放送では、慣れた彼らですが。顔出しとなると・・・。
緊張気味の放送委員会。
6年教室
モニターに集中中。
友達が出演してるから応援してます!
5年生教室、ほとんど、スタジオに行って、教室のこりはわずか。
放送委員会、「早口言葉を披露」
視聴者から、盛大な拍手が起きます。
「おー、言えたじゃん!すごい!!」
放送委員会、大受けの発表、無事、終了。
さ。図書委員会、緊張クライマックス!
各自、テロップを手に、放送します。
4年生。
2年生。モニターに釘付けです。
3年生。知ってるお姉さんが出てる!
1年生。初のオンライン経験。
校長先生、これ、すごいよ!
テレビみたい!
児童集会、順調に進行しました。
あやめさん。
けやき1さん
けやき2さん
けやき3さん
いつも見慣れたお姉さんが、テレビに出て、スターみたい!
さて。最後に。
運営委員会から、明道っ子へ。
「二つの大切なお知らせ」がありました。
「先日、学年の代表さんと運営委員で、
皆さんが、安全で楽しく暮らせるために、
目標を決めました。」
1)学校の中では、
階段を一段ずつ上り下りすること。
2)学校の外では、
自転車に乗るときは、ヘルメットをかぶること。
この目標は、重要な意味をもちます。
それは。
この目標が。
子どもの、
子どもによる
子どものためのきまり
~the goal of the child, by the child, for the child~
だからです。
このように、明道っ子は。
「自分たちで、自分たちの、足跡を残していこうと」
がんばっています。
さあ!
運営委員、「終わりのことば」
・・・お疲れ様。
デジタルが生み出した。
「離れていても一緒だよ」の世界。
確かに、明道っ子、178名。
しっかり、一つになっていました。
・・・運営委員さん、ありがとう!
by 校長
一年生 デジタルの海へ出航!
今日は、クロームブックというタブレットでお勉強します。
一年生。大歓声!(^^)/
そして、おっかなびっくり。
先生の指示通り、がんばります。
1年生。
初めてのタブレット。
あれ、押して。
これ、押して!
やった!できた!
クラスルームまでたどり着いたら、立腰ですよ。
みんな、お利口に先生のおっしゃることを守ります。
次は、何が起こるのかな?
ワクワク、ドキドキ!
では、次に進みましょう。
お、出た出た!
メニュー画面が出た人は手を挙げてください!
やった!出ました!
はーい!出ました!
じゃ、次に行きますよ。
お猿のドラマーを出してください。
みんな、サクサク動かしますよ。
おさるさん、出ました!
出ましたよ。
じゃ、次に行きますよ。これを8個押していいです。
えっと・・・。
1、2。
3、4。
5、6。
7、8。
じゃ、音を出してみましょう!
「チンチン、ドンドン、パンパン!」
ステキなリズムが、教室中に響きます。
「すごーい!」
みんな、興奮気味です。
次は、カバさんに挑戦しましょう!
出ました。カバさん。かわいいです!
みんな、クロームブックの虜になりました。
この子供たちは、既に、ICT世界の入り口をくぐったのです。
見ていてください。
一年後には、立派なクロームブック使いに育っているはずです。
このクロームブックには、お猿さんや、カバさんのほかに。
たくさんの住人が住んでいます。
AIドリルの「キュビナさん」。
Google for Educationのすばらしい仲間たち。
皆さんは、それらのアプリを使いこなしていくのですよ。
・・・というわけで、今日、一年生。
デジタルの海へ出航しました!
by 校長
ミクロとマクロ〜対話型AI恐るべし!〜
対話型 AI Google Bard が発表されました。
チャットGPTの対抗馬として、満を持してGoogleからの無償提供です。
「巨視視点、微視的視点について100文字以内でまとめて。」とbardに問うと。
bardは、次のように、「即座に」回答してきました。
1)微視的(ミクロ)視点は、物事の詳細を理解し、その動作を説明するのに役立ちます。
2)一方、巨視的(マクロ)視点は、物事を全体的に把握し、その全体的な特徴や性質を理解するのに役立ちます。
3)物事を理解する上で、どちらの視点も重要です。
さて。子どもたちの絵を見ていくことにします。
4年生が、丁寧に書いた、木の絵です。
学校の好きな木を。
よく観察して。
下から見たり。
アップで見たり。
色を工夫したり。
枝を工夫したり。
どれも、子どもたちの個性を感じますね。
見上げるように描いた子ども。
葉っぱの表現を工夫する子ども。
どれも、丁寧さと、工夫を感じる作品。
一つずつ、感じ方が全く違うことに気づきます。
みんな違って、みんないい!
あなたの、個性の輝き。
構図、色使い、の違い。
丁寧に細部を見つめると。
一見、 似たような絵でも。
一つ一つ全く違うことに。
感銘を受けます。
だから、子どもって。
すごいのですよね。
絵は端的に、子どもたちの違いを。
私たちに「細かに」見せてくれます。
ほら。
今、私たちは、実に、微視的に絵を見つめ。
一人一人の個性の違いを。
一人一人の感性の素晴らしさを。
感じました・・・よね。
さて。
では、違う視点で、同じ作品を見つめてみましょう。
4年担任先生が。
掲示板に絵を掲示しました。
題名は、「集まれ!4の1の森」
木が林となり。
林が森となり。
大きな森林を作り出しています。
森となった絵が醸し出す「迫力」「オーラ」。
素晴らしい!
森に子どもたちが吸い込まれていきます。
うわあ!すごい!
迫力だなあ!
これ、僕の作品だよ!
近づくと。
再び、視点は。
巨視的視点から。
微視的視点に変化していきます。
これってさあ。
下から大きく見上げたところだよ。
僕の作品は、斜めから見たように描いたんだよ。
みんな、一本一本の表現に視点を向けました。
さらに、微視的に、掲示を見つめると・・・。
あらら・・・。
素敵な仲間が、森に住み込んでいました。
だから、「集まれ!4の1の仲間」
なのですね!\(^o^)/
担任先生の
素敵な
素敵な
工夫に
脱帽!
以上、
微視的(ミクロ)視点からの絵画鑑賞。
巨視的(マクロ)視点からの絵画鑑賞。
という話でした。
今、私たちは、この微視的・巨視的視点が、どちらも大切なことを。
今、理解しましたよね。
・・・しかし、この結果。
・・・実は、対話型AI「Google bard」により
・・・すでに、「予言」されていたのです。
だって・・・。bardは。
3)物事を理解する上で、どちらの視点も重要です。
と、このページの最初に、「回答して」おります。
恐るべし!対話型AI「Google bard」٩( ᐛ )و
by 校長
校長「ほほほ・・(^^;;」の理由(ムシさん閲注)
明道っ子は、ムシさんが大好き!
ある朝のお話。
おはようございます!
おはよう。皆さん。
「・・・何してますか?」
「校長先生、すごいもの、見つけました。」
「え?何?」
・・・校長には、何も見えませんでした。
「ほら、校長先生、すごいですよ!」
「え?何が??」
「ほら!」
校長が、何が何やら分からないまま、
人だかりが、どんどん増えていきます。
「おーすごい!」
校長・・・????
「おー。本当だ。すごい!(子どもたち)」
「え?何ですか?」
「校長先生、分かりませんよ。( ; ; )」
「校長先生、よく見ててください。」
葉っぱをひっくり返すと、
白い小さなムシさんが、たくさん。
さっと動いて、
そして、
さわさわ・・と、消えていくのです。
おー、すごい。(周りの子どもたち、再歓声!)
ふむ、本当に、すごいね! ほほほ・・・・(^^;;
・・・この動き、まさしく、「となりのトトロ」の「真っ黒クロスケ」みたいだね。(分かるかな?)
また、ある朝のお話。
校長先生、おはようございます!
おはよう!
校長先生、かわいいですよ。
何ですか?
ほら、校長先生!
本当に、かわいいですね・・・。
ダンゴムシさんね!
本当に、かわいいダンゴムシさんだね!ほほほ・・・。(^^;;
そして、また、ある朝。
校長先生、おはようございます!
おはよう!
何持ってきましたか?
校長先生、これです!
お、カエルの子供さんですね。
そうです。
おたまじゃくしさんです!
これ、「大きなカエルさん」になるんですよ。
まあ、本当に、立派なカエルになって欲しいですね!
ほほほ・・・・。(^^;;
ある日の帰り途。
校長先生!
どうしましたか?
校長先生、かわいいですよ!
何でしょう?
ほら、小さい、かわいい、クモさんです。
・・・かわいいですよね。
皆さん、そのクモさん、ピョンピョン、跳ねるんですよ。
うさぎみたいに・・・。
えーっ!!!
子供たち、・・・大騒ぎになりました。
跳ねなさい!
ホラ、跳ねてごらん!
クモさん・・・。
目の前で、ピョン、ピョン!
おー、校長先生、クモさん、
本当に、ピョンピョン、跳ねました!
やった!
校長先生!
クモさんに、名前をつけました。
何ですか?
「ぴょんくもさん」です。
「ぴょんくも」さんね! ほほほ・・・・。(^^;;
子どもたち、嬉しそうに、
ピョンピョン跳ねながら、帰っていきました。
後で、調べてみると。
「アダソンハエトリ」というクモさんでした。
でも、アダソンハエトリさんと呼ぶより、「ぴょんくもさん」と呼んであげた方が、
絶対に、夢があります!・・・よね!
校長の、「ほほほ・・・(^^;;」の理由というお話でした。
子どもたちって、本当に、ムシさんが大好きなのですね。ほほほ・・・(^^;;
by 校長
だって 優しいんだもん!~BGMは「春よ来い」~
明道小が楽しくてたまらない理由。
低学年に聞くと、こう答えます。
「お兄さん、お姉さんがとっても優しいから」
「いつも遊んでくれるから」
・・・証拠を見せましょう。
昼休み。
「かわいいなあ。君。」男の子、大人気!
「お姉さん、大好き!」
「あのね、おねえさん・・・。」
「校長先生、この子、かわいいんですよ。」
どこそこで、お兄さん、お姉さん、人気者!
ねえ、お姉さん、懸垂したいの・・・。
いいよ。
わーい!楽しみ!
がんばって!こわーい!
もう、だめ!落ちる!!
大丈夫だよ。だっこするから・・・。
お!次の1年生・・・。
「校長先生!見てて!」
お!
え!
なんと!
ゴール!すごい!(拍手!!)
6年生女子。
「校長先生、私、この懸垂、できないんです。」
「どうして?」
だって、足が着いちゃうから。
だね・・・。
君にも、彼らのように、一年生の時があったんだよ。
成長したんだね。
校長先生、ぼく、絶対無理です。
もう、校長先生より、大きくなったね。
成長したんだね。
お姉さん、だっこ!
はいはい!
お姉さん。おしちゃって!
はいはい!
お姉さん、大好き!
みんな、明道小が大好き!と言います。
なぜ?と聞くと。
みんな、一様に。
「お兄さん、お姉さんが優しいから!」
と、答えてくれます。
1年生の皆さん、忘れないでね。
この、大好きなお兄さん、お姉さんは、
来年、3月に、明道小からいなくなります。
そして、時が巡ったら、
今度は、あなたたちが、
「優しいお兄さんお姉さん」
になっていくのですよ。
さて。
本編のBGMは「迷いなく」この名曲を、どうぞ。
校庭で、子供が遊ぶ姿が、印象的です。
【春よ来い by松任谷由実 (松任谷由実 公式 HP)】
※ なぜ、ユーミンは、こんなステキな曲を作れるのか。
ご主人(松任谷正隆さん)はなぜ、こんなステキなアレンジができるのか。
この前奏。無敵ですよね。
by 校長
学び方、3種盛り。
面白い瞬間を目にしました。
同時刻に、複数の学年で起こった現象です。
まあ、ご覧ください。
4年生、とても、盛り上がっていました。
社会の授業。先生が写真を見せて、宮崎県のどこであるか、子供が答える授業でした。
どこでしょう?
「富士山!」
だから・・・宮崎県の紹介ですよ。
どこでしょう?
ビルを見て「東京!」
だから・・・宮崎県ですよ。
西都市というところです。
この後ろの山は、大きな「お墓」です。
えー!!!!!
とクラス中、大盛り上がり。
座学ながら、子供たちが大盛り上がり。
盛り上がった子供たちが、
次から次に、自由に声をあげてよい、
感想自由発言形態の授業でした。
子供たちの遠慮の無い「すっとんきょうな回答」がとても楽しかったです。
子供たちの発言量、無限大でした。(^o^)
さて。5年。
座席形態が大きく変わり。
ここは。グループ学習。
友達と交流して話し合いながら行う、協働学習。
この楽しさは「学校のリアルならでは」ですよね。
身振り手振りで、お友達との協働学習、大盛り上がり!
お互いの意見を聞き合い、高め合っていきます。
先生は、笑顔で静かに、聞き耳をたてて、見守ります。
グループ学習ができる時がきて、よかったね。
延々と、お友達との楽しい、話し合いが続けられていました。
大いに盛り上がる、5年生、協働学習でした。
さて。
では、6年は、どう盛り上がっているか?
見たいですか??
さて。
さて。
6年教室に入って、たまげました。
シーンとしているのです。
誰一人お話していません。
ただただ。カチャカチャと。打鍵の音の乾いた音だけが、教室に響きます。
この時間は。
全国学力テストの意識調査にクロームブックで答える時間でした。
すでに、全国学力テストの意識調査は、CBT(コンピュータ・ベースド・テスト)で行われているのです。
おそらく、集計も、あっという間にでることでしょう。
間もなく、テスト自体が、CBTになっていくはずです。
で。
早く終わった子は、もちろん、キーボー島。POPタイピング、寿司打・・・。
さあ、子供たちの乱打合戦をご覧ください。
寿司打。
根強い人気があります。
キーボー島。
6年生、さすがにみんな、上位です。
間もなく名人ですね。
キーボー島が終了した子は、POPタイピングに挑んでいます。
指の写りがぶれないか、心配になるような、打鍵速度です。
は、はやい・・・。
誰も、何もしゃべらず、ひたすら、カチャカチャ。
カチャカチャ。
たまに、フー!深呼吸。
カチャカチャ。
黙々、カチャカチャ。
たまに、ふぁ~、疲れた!
シーン。カチャカチャ。
シーン。カチャカチャ。
ふむ。
各自、自由に選択して、自分の好きな学習を行っている。
目的は、打鍵能力の向上であり、ゴールは、皆、同じである。
しかし、到達する方法が自由選択・・・。
お、まさしく、これぞ、究極の、「個別最適な学び」
では、ありませんか!
まとめます。
クラスあげて、大盛り上がり、大騒ぎの4年生。
グループ協議で、協働学習。大盛り上がりの5年生。
そして、突然、静寂に包まれる、キーボードタイピングに打ち込む、6年生。
まさしく、学び方、3種盛り。
・・・こんなに、いろいろあって。
・・・だから、学校は楽しいのです!
昔、昔、目にした、ある詩が脳裏に浮かびました。
学校に行くのは「勉強をしに行くのです」と言って。
嘘をついたような気になりました。
・・・学校には、「いろんなことをしに行くのです。」
小椋佳さんの詩集の一節だったと思います。
私の、学校経営の根本にある、「哲学」です。
by 校長
畑で作物を育てるということ
2年担任先生。
ご実家が農業を営まれ、農業体験が豊富な「農業の神様」みたいな方です。
その「農業の神様先生」。
2年生と畑作りを始めました。
草抜きが終わったところです。
みんなよくがんばったね。
おかげで、たくさんあった草はすっかり無くなったよ。
ここからは、子どもは危険ですので、先生一人のお仕事です。
耕運機で畑を耕します。
さて。別日。先生の作業は続きます。
今日は、肥料まきと、マルチ張りの日。
子どもたちのためなら、エンヤコラ!」
先生、一人で孤軍奮闘。
先生、無理しないでくださいよ。
なんてこたあ、ありませんよ。
これくらい。
マルチもきれいに貼られて、立派な畑ができあがっていきました。
さあ。満を持して。
芋植えだ~!
2年生。興味津々!
説明に聞き入ります。
先生のお知り合いが提供してくださった、立派な苗もたくさんです!
こうやって。竹串にさして、深く埋めて、竹を抜いて、トントン。だよ。
いいね?
「はーい!」
竹をさして。
竹を抜いたら。
優しくトントンだよ。
先生の説明がお上手でしたので、みんなスイスイ作業が進みます。
竹をさして。
抜いたら。
優しくトントン!
作業は上手に進みました。
みんな、慣れてきたね。
優しくトントン!
先生、お芋植えって、楽しいね。
そうだろ!
農業は、楽しいよ。
大きなお芋さんに育ってね!
優しくトントン!
その隣のブロックには、
野菜育て名人の教頭先生が植えられた、
野菜がすくすくと育っています。
二人の女子が、畑を見つめて、
何やらお話していますよ。
あれ、ピーマンだよ。
私、ピーマン大好き!
私もよ!
教頭先生、向こうのは何ですか?
「キュウリです!」
ま!キュウリだって!
私、キュウリ、そのまんま、がぶってかじるのが好きよ。
私もよ!私もがぶって、大好き!
・・・まあ。子どもたちの会話って楽しいですね。
お芋植えも、もうすぐ終了。
「農業の神様」先生、
準備から、芋植えまで
お疲れ様でした。
作業が終わった子どもたちを、
藤棚がやさしく、包み込みます。
畑で、作物を育てるってコト。
ただ、植えただけでは、命は育たないコト。
それを行うまでの大変な準備が必要なコト。
そして、実った時の喜びはひとしおであるコト。
これから「農業の神様先生」の御指導の中で、
学んでいってほしいと、願います。
今朝、全てを終えて、初めての朝を迎えた畑。
朝日の中で、キラキラと輝いていました。
by 校長
ツバメさんの奇跡
3階の渡り廊下。
毎年、ツバメさんが巣を作ります。
しかし、一度も、雛が旅立ったことはありません。
もう少しで旅立ち、という時に、カラスさんに襲われてしまうのです。
それでも、ツバメさんは、明道小の3階の渡り廊下が大好き。
今年で、3回目の巣作りをしてくれました。
問題の巣作りの場所
問題のツバメさん。
近景。
食育先生と日常会話。
「今年もツバメさん、巣作りしてますよ。」
「見に行きましょう!」
本当だ。こりずにがんばってますね。
つばめさん、夫婦で、そこに休んでますよ。
食育先生、突然!
フレー!フレー!ツバメさん!!
と、声をかけました。
あ。逃げていっちゃった!
食育先生、めげずに、応援です。
がんばってね!応援してるよ。ツバメさん。
その後、ツバメの巣を守ろうと、校長は昼の放送で呼びかけました。
毎年、フンの始末など、6年生が見守ってくれているのです。
校長先生、ぼくたち・わたしたちが、ツバメさんを守るよ!
ありがとう!
観察記録も残しますね。
ありがとう。
網とかで守れないかな・・・。
いろんな子どもたちが、ツバメさんについて、語り始めました。
校長先生、どんな風に、カラスさんから襲われるのですか?
ん・・・。巣を食い破って、雛や卵が落ちて、死んじゃってたの。
6年:「どうにか、守らなきゃなあ・・・。」
そして、ある日。
ん?
何?
なんだ???
え!!
それは、ツバメの巣が破壊されて、
雛さんが落ちてきても
雛を守るための、
手作りのクッションでした。
ツバメさん、戻ってきました。
そして。
校長に、「ありがとう」と言わんばかりに、かわいい顔を出して。
ずっと、私を見つめていました。
つばめさん、
6年生の気持ちが・・・
分かるのかな・・・??
さて。
その事件は、突然、発生しました。
6年担任先生、血相を変えて、校長に報告。
「校長先生、ツバメさんの雛が!雛が!」
二人は、急いで、巣に向かいました。
クッションの上に、かわいい、生まれたての雛が、落ちていました。
・・・生きていますか?
・・・はい。ゆすると、一生懸命に動きます。
お目々がパッちりした、かわいい雛が、手足を動かしています。
二人で、子どもに見せずに、「対応」するか。
子どもに見せて、「現実を学ばせるか」悩みました。
おそらく
・・・もう、この子は、生き延びられないことでしょう。
ツバメさんは、必死に近くを飛び回り、雛を探している様子。
6年担任。朝の時間に、報告をすることを決意しました。
「自然のあるがままの姿を見せよう」
「子どもに、命について、考えさせよう」
君たちに、見せたいものがある。
担任先生、クッションのまま、ツバメの赤ちゃんを連れてきました。
「実は、今朝、ツバメの雛が一匹、落ちていたのです。」
え!!!
でも、君たちのクッションのおかげで、まだ生きています。
人だかりができました。
生きてる!
かわいい!
すごい!
先生、育てましょう!
ん・・・でもね、人の手ではえさを食べないと思いますよ。
しばらく様子を見て、対応を考えよう・・・。
教室に、悲惨なムードが漂いました。
みんな、優しい子でした。
雛さんが、どうにか、生きていけないか、
クロームブックで調べていろんなことが報告されたそうです。
昼。
どうしてるかな・・・と、
見に行くと。
雛さん、必死に生きようと、動いていました。
強い、雛さん、でした。
さて。
子どもも帰り、しばらくした頃。
この物語は、大きなエピローグを迎えることになります。
6年担任が校長室に駆け込んできました。
「校長先生、雛を巣に返すことに成功しました!」
「えー、気をつけてくださいね。高いですから。」
「校長先生、巣の中の写真です。」
5匹の兄弟が、雛さんの帰りを歓迎
してくれていました。
ステキな、ステキなエピローグ。
ところが、まだ、事後談が続きます。
翌日の朝、ツバメさん、どうかな?と、観察していると。
ツバメさん、明らかにこれまでと違う行動をとっているのです。
これ、6年生の窓。
6年生の窓の上に。
一羽の母ツバメさんが止まりました。
そして。
父ツバメさんも、飛んできました。
これまで、この近くを飛ぶことはなかったのです。
2羽の夫婦ツバメさんは、何回も、何回も、6年教室前を飛び回りました。
6年生も、気づいて、大騒ぎになりました。
校長、ベランダから、みんなに叫びました。
「ツバメさんが、お礼を言ってるんだよ!」
みんな、その事実に納得して、フムフムと、うなずき、
そして、満面の笑顔でした。
不思議なことは。
この全てのストーリーは、
明道館学制三章の看板の真横で起きました。
校長は、学制三章を見ながら、考えてみました。
228年前の教えが、子どもたちを育て。
ツバメさんの、小さな雛の命を救ったとしたら・・・。
そして、ツバメさんが、6年生に、お礼を伝えたとしたら・・・。
ツバメさんの奇跡・・・というお話でした。
by 校長
みんなが大好きな「ピッ!」
1年生。
図書館大好き!
「ピッ」が大好き!
ゴールデンウィーク用の本を返却。
新しい本を借ります。
本の表紙をアルコールで拭きます。
ていねいに拭き上げます。
みんな、慣れてきましたね。
順番に、ていねいに作業します。
本は、ブックバックに入れて、本を大切にします。
図書室には「失礼します」と、ていねいにあいさつして入ります。
図書室は、ワクワクする本がいっぱいです。
みんな、どれにしようか、とても悩みます。
貸し出し本を選んだら、貸し出しカウンターに並びます。
先生に「ピッ」してもらうのです。
詳しく作業を見てみましょう。
ご本のコードと、貸し出しカードのコードを表にして待ちます。
「よろしくお願いします。」と、ちゃんと挨拶します。
先生が、「ピッ」してくれたら、貸し出し操作終了。
ていねいに「ありがとうございます」とお礼を言います。
貸し出し作業。
今では、こんなに、とっても簡単です。
・・・昔は、
貸し出しカードに、
本の題名を書いて、
借りる日を書いて、
返却日を書いて、
それなりに、
結構、大変な作業だったような・・・。
後は、畳コーナーで、借りた本を読みながら、お友達の作業が終わるのを待ちます。
今年から、
貸し出し冊数の掲示が始まりました。
4月27日の貸出冊数。
5月8日の貸し出し冊数。
すでに、
一人あたり、3.5冊、借りて
います。
明道っ子は、読書が大好きです!(^o^)
みんなが大好きな「ピッ!」というお話でした。
by 校長