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2022年10月の記事一覧

福祉学習part2

今日は、3・4年生は福祉学習がありました。

1学期に続いて、今日は2回目です。

社会福祉協議会の方に来ていただいての学習、

指導していただく先生も子ども達も

お互いに覚えていたようです。

そして、「福祉とは何か」についても、

少しずつ思い出してきました。

 

「福祉」とは、

「ふ」だんの 「く」らしを 「し」あわせにすること。

一人一人がお互いのことを思いやって力を合わせることでみんなが幸せになっていくこと。

今日はこのことを自分たちだけでなく、

坪谷サロン会の高齢者の方との交流を通して実践していくのがねらいです。

 

先生は言います。

「おばあちゃん達とドミノや牧水カルタを楽しむ中で、

 みんなも福祉の心の『ふわふわ言葉』を使ってほしいし、

 おばあちゃん達からもらった『ふわふわ言葉』や『ふわふわなやりとり』も

 しっかり覚えておいてください。」

 

なかなかハードルの高い目標ですが、

いざ、おばあちゃん達が待つ坪谷公民館に出発!!

 

はじめに、子ども達があいさつと自己紹介をした後、

2人1組になるように児童が席について改めてお互いに自己紹介。

 

最初のうちは、緊張気味だったペアや割とスムーズに会話が進んでいるペア、はじめからぐいぐい話しかけているペアなどいろいろでしたが、

2人でドミノづくりをしているうちにリラックスしてきて

会話がはずむようになってきました。

 

 

そして次は、みんなで1つのドミノをつなげて作ることになったのですが、

これがなかなか。。。

作っているうちにあちこちで

「アーーーーーーーーッ」

の声。

つまり、作りかけのドミノを間違って倒してしまうハプニングが続出。

でも、その度に笑い声とともに

「だいじょうぶ、だいじょうぶ」

「ドンマイ」

「また、がんばればいいが」

などの「ふわふわ言葉」が飛び交っていました。

 

そして、ついに大きなドミノが完成!

さあ、スタート地点から倒してみると

 

見事、1つ残らず倒れました。

みんなで思わず拍手!!

笑顔がはじけました。

 

次は、「牧水カルタ」です。

子ども達、おばあちゃん達が交互に札取りに挑んでのチーム戦です。

子ども達同士の対戦の時には真剣勝負なのですが、

チーム戦ということもありいつも以上に白熱しているところ、

相手チームに気を遣って札を取るのを少し遠慮している子、

タイミングがぴったり合って相手の手をパチーンとたたいた大きな音にみんなで笑いあっているところなど、いつものカルタとは違った様子も見られました。

 

代わっておばあちゃん達が取る番のときには、

耳打ちして教えている子ども達の姿や

指さしで教えている姿など、

やさしい姿がいっぱい見られましたよ。

 

子ども達のやさしい声かけやふるまい、

おばあちゃん達の励ましや「ありがとう」の声、

笑顔と「ふわふわ」した温かな気持ちが公民館いっぱいに

広がったすてきな時間でした。

 

子ども達がお礼を言って公民館を出た後、

学校に戻る際もまた窓際まで出てきてお見送りをしてくださいました。

おばあちゃん達にとっても、とても楽しい時間になったようですね。

 

その後、聞いた話によると、

それぞれのおばあちゃん達が

「自分のペアの子が一番、愛らしかったー。」

と競い合っていたとか? (笑)

 

子ども達に「福祉」の大切さ、

互いに相手を思いやることの素晴らしさを教えてくださった

坪谷サロン会の皆様、

そして、社会福祉協議会の皆様、

すてきな時間を本当にありがとうございました。

3学期に行われる3回目の福祉学習も楽しみにしています。