お知らせ

2022年4月の記事一覧

1年生も元気に!

 今日から1年生も元気に登校してきました。3人の1年生は、全員お兄さんがいるのでお兄さんと一緒に、またお兄さんも含めて近所の上級生と一緒に仲良く登校してきました。

 校門の前に来ると、

「おはようございます」「よろしくお願いします」

 玄関前に来ると、

「短歌をろうえいします」

 

 日向の国 むら立つ山の ひと山に

       住む母恋し 秋晴れの日や

 

 1年生もお兄さん達を見習って、あいさつしたり短歌を口ずさみます。今はまだお兄さん達の真似ですが、「学ぶ」は「まねぶ、まねる」から始まります。そのうち自然とあいさつも短歌の朗詠も自信をもってできる日が来ることと思います。がんばれ!1年生。

 さて、子ども達を迎えた後、学校の中を散策してみるといろいろとおもしろいものが目にとまりました。

 1つ目は、体育館前の彫像 ロダンの「考える人」、うーん、何年考えてるんだろうというぐらいの年代物です。

 2つ目は、玄関に置いてあった虫かご、前から「何だろう?」と気になっていたのですが、事務の先生に聞いてみると3月までいらっしゃった技術員の先生がクワガタの幼虫を見つけてそのままこの虫かごで育てているのだとか。いつ頃、成虫になるのか、何クワガタなのか、これもまた楽しみですね。

 他にも記念碑や牧水が丘など紹介したいところがたくさんありますが、それはぜひ、実際に本校に足を運んで見ていただきたいので、今日はこれぐらいにしておきます。

 さて、1年生はどんな様子かなと教室に行ってみると、楽しそうに勉強していました。どうやら好きな動物についてお話しようという勉強のようです。お話をする、お話をしっかり聞く、勉強の基本となることです。がんばってほしいです。

 がんばって勉強したあとの給食はおいしいでしょうね。今日の給食は、1年生のことを考えてか、カレーライスにツナサラダですよ!  しっかり食べて、昼休み、お兄さんお姉さん達と元気に楽しく遊んでください。それでは、今日はここまで。

 

入学おめでとう!

 今日は、令和4年度の入学式がありました。あいにく少し小雨が残る天気ではありましたが、3名の新入学児童が元気に登校してきました。

 入学式では来賓や保護者の方も参列し、在校生もやはり緊張気味な中、新1年生の3人が担任の先生に連れられて元気に入場してきました。

 担任紹介の後、氏名点呼。みんなしっかりと「はいっ!」と返事ができて立派でした。

 コロナ禍にあり、来賓数の制限がある中でしたが日向市教委 学校教育課長補佐 様、本校のPTA会長 様にご臨席いただき、お祝いのことばをいただきました。ありがとうございました。

 そして、いよいよ歓迎の呼びかけ、上級生が力を発揮する時間です。

 シーンとした体育館に子ども達の声が鳴り響きます。

 

 「まっていた春が来たよ」

 「山のみどりや川がきれいだよ」 

   (途中 省略)

 「1年生のみなさん 入学おめでとうございます」

 「これからまいあさ ぼくすい先生の短歌をろうえいするよ」

 

   ほととぎす~(ほととぎす~) なくよと母に おこされて

    すがるこまどの~ 草月夜かな~ ♪

     (すがるこまどの~ 草月夜かな~ ♪)

 

 坪谷小学校の学校短歌でもある「ほととぎす」の歌が子ども達によって吟じられると鳥肌が立つような感覚を覚えたのは、私だけではないと思います。それほどすてきな朗詠でした。

  「みんなでたのしく勉強しようね」

  「みんなでおいしい給食 食べようね」

  「昼休みは なかよく あそぼうね」

 1年生にとっては、上級生のこの心のこもった呼びかけが、小学校生活への期待と安心を大きくふくらませてくれたことと思います。最後は、上級生のみんなで「1年生になったら」の歌を振り付け付きで披露してくれました。

 

 これから6年間、坪谷小学校の伝統を引き継いでいく3名の新入生が大きく成長していけるよう、職員一丸となって見守り導いていきます。

 

  若竹の 伸びゆくごとく 子ども等よ

      真直ぐにのばせ 身をたましひを

 

 3名の新入生の皆さん、そして保護者の皆様、ご入学本当におめでとうございます。

 

 

 

今日も元気に!

「おはようございます!」「よろしくお願いします!」

今日も子ども達は、元気に登校してきました。週はじめの月曜日で全員そろうのは嬉しいですね。

校門前での子ども達の元気な挨拶に、花壇の花達も何となく嬉しそうです。

さて、教頭先生と「今日の短歌」が待つ玄関前に行く道すがら、何人かに牧水先生にまつわるクイズを出題してみました。(ただいま、牧水先生について必死に勉強中。せっかく学んだ知識をクイズにしてひけらかしてみようという魂胆です。)

「校長先生からの問題です。若山 牧水先生の本名は何でしょう?」

(ほとんどの子が即答で『しげる』と答えました。すごい!! 本当は『①カツオ ②しげる ③とおる』と三択で出すはずだったのですが、恐るべし「つぼやっ子」)

くやしいので、「牧水先生の本名は『しげる』ですが、ではお母さんの名前は何でしょう?」

これもほとんどの子が「牧(まき)」と答えてくれました。

むむむ。「じゃあ、母の名は『牧(まき)』ですが、父の名前は何でしょう?」

これは、さすがに難しかったようです。一人の子が「りゅうぞう?」と答えてくれましたが、実は私も自信がなかったのでした。確認してみると正解は確かに「立蔵(りゅうぞう)」でした。すごいですね!!

 さて、朝方はいい天気でしたが、昼前から雨が降り出し、少し肌寒いぐらいになりました。しかし、明日の入学式は雨もやみそうです。3名の新入生が入学して来るのを心待ちにしている2年生から6年生までの子ども達が一生懸命に会場設営をしてくれました。最後の練習をして、あとはいよいよ明日の入学式を待つばかりです。

入学式に向けて

 1学期2日目がスタート。今日の短歌は、

 

 「白鳥は 哀しからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ」

 

子ども達にもなじみ深い短歌らしく「あっ、今日は『白鳥は』だ!」と嬉しそうに口にする声が聞かれました。教頭先生も「そうだね。1周回って今日が1番に戻ってきたんだね。」とこれまた感慨深げです。今日も子ども達の高らかに詠む声が校庭に鳴り響きます。この歌は、情景が鮮やかに目に浮かんできて青と白のコントラストと言葉の響きがとても心地よいです。空も海も青一色に広がる中にきわだつ白い鳥の姿に旅人(牧水先生自身)の姿を重ねて詠んだ歌とも言われています。平成二十年の「短歌研究」十二月号の「わが青春の一首」のアンケート調査でも第1位に輝いた短歌で、現在もなお愛され続け親しまれている歌と言えるようですよ。

 

 さて、今日は来週火曜日に迫った入学式に向けての予行練習が行われました。オンとオフの切り替えが素晴らしく、練習が始まると緊張感が体育館に張り詰めました。予行練習に一生懸命に取り組む子ども達、一通り練習が終わった後、進行の先生の「皆さんが1年生の入学を歓迎する気持ちは、どんなところで表すことができますか?」の問いに「入退場の時の拍手」「呼びかけ」「歌」と的確な答えが返ってきます。そこでもう1度、拍手や歌の練習に取り組むと20人に満たない子ども達の大きな拍手や歌声にさらに熱が入ってきました。12日(火)には、3名の新入生が入って来ます。当日は、新しい「つぼやっ子」を歓迎する気持ちで体育館があふれんばかりになることでしょう。

 

 給食を食べたら、昼休み、広い運動場で子ども達と先生が思いっきり走り回って遊んでいます。これも小規模校ならではのよさですね。

 

令和4年度がスタート

 暖かな春風そよぐ中、令和4年度第1学期の始業の日を2年生から6年生まで全員そろって迎えることができました。

 校門の前で朝から元気なあいさつで入ってくる子ども達、玄関前まで来ると「今日の短歌」を高らかに朗詠する子ども達の声に坪谷小学校の1日が始まったと、とてもさわやかな気持ちにさせてもらいました。

 新任式では6名の新しく来られた先生方のあいさつをみんなとてもよい姿勢で聞いていました。

 始業式では3名のお友達がこの1年でがんばりたいことの作文発表をしてくれました。新しい学年のスタートにあたって意気込みが感じられる発表でした。校長先生のお話では、この1年のスローガンが伝えられました。

 ○ 一人一人が輝いて 活気あふれる坪谷小学校

 ○ 坪谷地区・坪谷小のよさを知り、よさを引き出し、よさを生かす

 このスローガンのもとに一人一人がしっかりとがんばりぬく1年にしていきたいですね。始業式が終わり、いよいよ学担発表、子ども達もドキドキ、先生方もドキドキの瞬間でしたが、担任の先生が発表されると子ども達は歓迎の意味の温かい拍手で迎えてくれました。そして担任の先生と一緒に大掃除、学級活動の時間とあっという間に帰りの時間に。今日は集団下校の日。玄関前で子ども達と先生方全員が元気に「さようなら」とあいさつを交わした後は先生対子どものじゃんけん大会がスタート! ひとしきりじゃんけんをしおわると、桜の花が舞い落ちる中、帰って行く子ども達、また家の人を待ってる間、先生と遊んで過ごす子、舞い落ちる花びらをキャッチしようとする子、ほほえましい光景に牧水先生もきっとほほ笑みを浮かべてらっしゃるんじゃないかなと思える時間でした。

 さあ、いよいよ令和4年度がスタートしました。20名の「つぼやっ子」の笑顔と成長のために職員一丸となって頑張っていきます。このブログで、子ども達の頑張る様子と坪谷地区・坪谷小のよさを少しでも多く紹介していきたいと考えています。皆様のご理解・ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。