学校の様子

2023年10月の記事一覧

第7回みやにち俵万智短歌賞 学生の部佳作受賞!

 10月23日。歌人の俵万智さんが審査員を務める標記の結果が宮崎日日新聞に掲載されました。

 なんと!2年生の井戸口優奈さんが学生部門の佳作に選出されました。「会」をテーマにした短歌889点(一般部門611点、学生部門278点)の応募作品から選出されました。快挙です!受賞作を紹介します。

「夏休み会議室で勉強するだるいなだるい消しかすまるめる」

 今夏休み、サマーエンドウィークと称して自主的に学校の会議室で勉強する生徒の一人が優奈さんでした。テーマの「会」を本校の「会議室」にかけたこと、中学生らしい素直が気持ちが独特の表現につながったことなどが認められたのかな?と勝手に想像しています。芸術の秋に一筋の光がさしました。おめでとうございます。

ビブリオバトル

 10月16日はビブリオバトル。

 全校生徒が5グループに分かれ、お薦めの本を紹介しあい読みたい本をチャンプ本として選出。さらに、5冊のチャンプ本を紹介し、3年生の岩元芽里さんの選んだ本が見事、最優秀チャンプ本に選出されました。

   

  

  

  

 今年度のビブリオバトルは、国語の授業とタッグを組み、学校図書司書の多田先生が個別にきめ細かな対応をしてくださったおかげで、全員が「伝える」意識を高め当日に臨むことができました。聴き手が素晴らしかったこともビブリオバトルの成功に繋がりました。

校則の見直し

 4月から「答えを創り出すこと」に挑戦している生徒たち。生徒指導部では「自主性」というキーワードをもとに、自分で考える力を身に付けさせようとしています。その取組の一環が校則の見直し。今年度、何度も何度も全校討議を重ねて校則を見直し、保護者の方の意見も加えながら創り出している最中です。

 10月18日の全校討議の時間の様子です。

     

 

「尊」の取組

    

 日南市の中学生は、豊かな自然の恵みを受けながら、日南の偉人・小村寿太郎候の「誠の心」の教え(上の左の写真)を志しながら学びを深めてきました。

 日南市中学生憲章(上の右の写真)は、「誠」、「尊」、「夢」、「挑」、「律」の5つの漢字を頭に、中学生の行動目標を誓ったものです。今夏のわかすぎ塾で、各中学校で「尊」に関する取組を進めることが決まりました。 本校の「尊」の取組の一部を紹介します。ちなみに「尊」とは、個性や感性の違いを尊重し、多様性を認め合える中学生になります。という目標です。

 

生徒会執行部が主催する「尊」に関する取組

10月 良かったことをノートに書いて全体で共有

11月 シールでありがとう活動

10月、11月 放送で感謝を伝えよう

 朝から一生懸命にノートに書いている人がいます。ノートをこっそりのぞくと思わず笑顔が生まれます。来校された際にぜひご覧ください。生徒たちには自分たちで考えて行動する力(=答えを造り出す力)があることに感心します。これからの未来に向かって、今と未来をつなぎます。

 

宮崎日日新聞”若い目”掲載令和5年10月17日

 3年生川越ほのかさんの意見文が掲載されました。根拠となる新聞記事を活用し自分の意見を明確に述べています。最後の一文、確かにそうだと考えさせられます。

 題名 時代に合わせ変化

 私が目にした「コロナ禍 4ヶ月発達遅れ」という新聞の見出し。新型コロナウイルスを経験した五歳児は、経験していない子供と比べ約4ヶ月の発達の遅れが見られたということだった。

 逆に3歳児では、親が在宅勤務となったことで発達に良い影響を与えているとされている。

 2歳の差で違いをうんでいるのは何なのか。それは「親との会話」だそうだ。まだリモートワークが広がっていなかったときに、他の子供などとの交流が制限されたことで、人との会話が激減したことが発達の違いをうんでいるらしい。

 当たり前になった時代に産まれてくる子供たちにコロナウイルスは影響するのか、これからにとても興味をもった。

 さらにAIの発達がどう変化を与えるのかが気になった。幼い頃から身近にインターネットがある時代。いい影響を与えるのだろうか。

 私は、コロナ禍に限らず時代に合わせて変化していくことが必要だと思う。

地域の方の力で錆びていたコートローラーが復活!

 もう何年もテニスコートの横に置いたままだったコートローラーです。この度、学校運営協議委員の永野様のお取り図らいのおかげで見事にバージョンアップして使えるようになりました。さび止めが塗られ、ベアリングがつき、複数で引くことができます。学校の困ったを即解決してくださったことに恐縮すると同時に心から感謝です。テニスコートの整備等に使わせていただきます。

   

 

ありがとう先輩~詩文集の寄贈~

 本校卒業生で旧日南市教育長を務められた松田惟怒(これのり)様から詩文集「海の気 補遺篇」の寄贈がありました。全校生徒及び教職員に届けられました。

  

 松田先生の人生、故郷への想いがあふれています。2年前に宮崎日日新聞に松田先生の投稿が掲載されました。当時の本校の文化学習発表会を参観された後のものです。一部抜粋させていただきます。「~略~地域の学校として、母校がいつまでも『故郷のど真ん中』にあってほしいと思った。」この度は本当にありがとうございました。

いらなくなった子供服を集めています

 東郷小中学校の生徒会活動の取組に賛同し、いらなくなった子供服を集めることに協力しています。登校するときに、生徒が次々と段ボールに入れてくれました。

    

  

 最終的に段ボールいっぱいの子供服が集まりました。ご協力ありがとうございました。10月12日に東郷小中学校に回収されました。東郷小中学校の皆さん、目的達成のために後はよろしくお願いします。

宮崎日日新聞”若い目”掲載令和5年10月11日

細田中の掲載は、今月は2回目計3回目です。

2年生の井戸口優奈(ゆな)さんのエッセイが掲載されました。きっと誰でも経験したことのある戦い。面白い例えや感覚で表現しています。

 題名 宿題眠気の戦い 

 宿題をしようとすると、いつも眠気が襲ってくる。

 ある日、部活が終わり昼食も終え、二時から自分の自由時間になった。宿題をしようとすると、頭の中で心地よい音が聞こえる。さらに視界も暗くなった。頭の中はふわふわとしたものにあふれていた。

 それから少しずつ、視界が見えるようになった。そこで気づく。私はいつの間にか寝ていたのだ。時計を見ると、二時半だった。もう三十分も経っていたのだ。宿題は進んでおらず、私は焦った。しかし、眠たくて手が進まない。

 まるで、頭の中で宿題と眠気が戦っているようだった。「少しだけ寝ようかな」と思ったが、以前にもこのようなことがあり、提出日前日に急いで宿題をすることになった。

 結局、また寝てしまって、夕方の五時になっていた。宿題は負け。眠気が勝ったのだ。これからもこんな日が続くのだろうか。

3年生の合格絵馬

 大勢の人の心を打った体育大会。3年生が中心となって頑張りました。次は、早速目標を切り替えて受験モードです。3年の先生方、生徒みんなの思いがぎっしり詰まった学級掲示です。