2023年5月の記事一覧
救急蘇生法講習会(兼学校保健委員会・第1回家庭教育学級)
5月12日は、救急蘇生法講習会。
午前中はフリー参観日でした。1時間目から参観いただいた方もいらっしゃって、保護者の皆様が高い関心をもっていただいていることを感じました。ありがとうございました。
午後は日南市消防署から講師を迎え、救急蘇生法講習会を実施しました。
講習会では説明の後、4つのグループに分かれ、交代で胸骨圧迫(心臓マッサージ)やAEDの取扱いなど、非常時の応急手当について学びました。上学年の生徒は2回目の講習になる生徒もいて、前回の学習を思い出しながら、真剣な表情で講習に参加していました。講習会後には、校内のAED設置箇所に行き、実際にAEDの設置箱を開けてブザーの音を聞いたりして、扱う際の注意点などを学びました。
特別な資格がなくても誰にでもできるのが応急手当です。目の前で誰かが倒れる、といった非常事態にどこで遭遇するか分かりません。いざという時に行動できるために、忘れずに身に付けておきたい知識、技能を学ぶことができた講習会でした。
また、今回の講習会は学校保健委員会と家庭教育学級も兼ねて実施し、多数の保護者の皆様にもご参加いただきました。ありがとうございました。
認知症サポーター養成講座
5月8日は、認知症サポーター養成講座。
日南市地域包括支援センター、日南市役所長寿課から、総勢5名の方々がお見えになりました。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
認知症の知識、認知症の方への接し方の基本のお話がありましたが、これは、誰に対しても同じで、相手を理解して行動するということにつながります。学年を越えた縦割りのグループで、説明を聞いたり、動画を視聴したりしながら、課題や具体的な接し方を話し合いました。認知症役の先生に対して、グループで話し合った「答え」で対応してみましたがなかなか難しいようでした。これもまた、一つの挑戦です。
南郷めいつ美々鰺体験
5月1日(月)は、美々鰺調理体験。
新堀水産の元浦さん、県の食育ティーチャーの矢野さん、地域学校協働活動推進員の藤元さんやボランティアの皆さん、南那珂地区農林振興局の皆さん、広報を担当してくださった日南市役所の甲斐さん、宮崎日日新聞の黒木さんなど、多くのゲストティーチャーのおかげで貴重な経験ができました。本当にありがとうございました。
体験終了後、生徒たちから次のような「答え」が出ていました。
「体験は同じであるのに、一人一人の異なる捉え方に納得!」
「様々な視点をもち、異なる捉え方ができる生徒に感心!」
・生命や家族、食が目の前に届くことへの感謝の気持ち
・ブランドを創り上げるまでの苦労への驚きと感謝
・美々鰺のおいしさや郷土を誇りに思う気持ち
・魚をさばく体験で、周りに褒められた嬉しさ
・食育ティーチャー、漁師、会社員など、仕事への尊敬
・可能性が広げられたことへの自信や自分の将来への生かし方
答えは、与えられ再生するだけのものではありません、創り出すものでもあるのです。
「社会から学ぶ」「自然から学ぶ」「自ら学ぶ」「他者から学ぶ」
受け手の見方や考え方で、同じ教材がいろいろな形で花開きます。
今後、体験で感じた気持ちをどのような答えで表すか、それが生徒の皆さんの生き方につながるのです。