SSH活動報告

SSH活動報告

データサイエンス

1年生SSH特例科目「データサイエンス」では、教育用プログラム言語スクラッチを用いて、プログラミングに挑戦しました。スクラッチはアメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボのライフロング・キンダーガーテンというグループが作った、小学生でも簡単にプログラミングができるソフトです。

社会ではプログラミングの負荷を下げた、ノーコードやローコードでのWebサービス開発が進んでいます。延岡高校では「データサイエンス」を入口として、ICTを駆使できる科学技術人材育成に取り組んでいます。

1年生SDGsフィールドワーク発表会へのオンライン参加について

期日 令和3年2月5日(金)

1回目

13:45~13:53

2回目

13:57~14:05

3回目

14:09~14:17

4回目

14:21~14:29

5回目

14:33~14:41

休憩(10分間)

6回目

14:51~14:59

7回目

15:03~15:11

8回目

15:15~15:23

9回目

15:27~15:35

10回目

15:39~15:47















参加対象 科学技術振興機構、近隣中学校の先生方

参加対象の方は、案内
、実施要項をご覧の上、申し込みをお願いいたします。近隣中学校には、案内文書を郵送しております。

R3.2.5延岡高校1年SDGsフィールドワーク発表会案内文書.pdf
R3.2.5延岡高校1年SDGsフィールドワーク発表会要項(普通科).pdf
R3.2.5延岡高校1年SDGsフィールドワーク発表会要項(MS科).pdf



清本鐵工訪問

12月21日(月)メディカル・サイエンス科1年の木質ペレット班が清本鐵工を訪問し、自作したペレットの燃焼実験を行いました。


自分たちで工夫した試料を評価するために準備をする様子






木質ペレットの原料を手に取って確認する生徒

small
SSH事業は、科学技術振興機構(JST)からの支援を受けて実施しています。

普通科SDGsフィールドワーク メディカルサイエンスコース

12月11日(金)に、九州保健福祉大学を訪れ、メディカルサイエンスに関するフィールドワークを行いました。午前はスポーツ健康福祉学科、午後は、薬学科・動物生命薬科学科・生命医科学科臨床検査技師コース・臨床工学技士コースで講義体験や実験・実習を行いました。


侍ジャパンのトレーナーを務めた佐々木助教による「トレーニングとストレッチの正しい考え方」




学科長 正野教授による講義「スポーツを科学的に考えてみよう」


井藤講師による、握力と立ち幅跳び、握力とメディシンボール投げの記録を統計的に処理し、数学で学習した相関係数を調べる実習








薬学科大塚教授による、オリジナル七味トウガラシの調合実習。生徒は1人1包調合し、各家庭で味見をするでしょう。辛麺よりも辛い七味ができたでしょうか?






臨床工学技士コース竹澤教授による実習。大学生(左)からマンツーマンで3DCAD(コンピュータ支援設計)の指導を受ける延岡高校生(右)。




臨床工学技士コースで、人工呼吸器につながれた豚の肺(実物)の感触を確かめる様子(ラップの上から専門家の指導の下実施)


動物生命薬科学科明石教授による、ABO型血液型検査法の実験








動物生命薬科学科 山内准教授による 博物館のシゴトに関する実習


臨床検査技師コース梅木教授三苫教授による、血液中の好中球(白血球の一種)を観察する実験








small
SSH事業は、科学技術振興機構(JST)からの支援を受けて実施しています。

MS科SDGsフィールドワーク

11月30日(月)の6時間目は、メディカル・サイエンス科1年生がSDGsフィールドワークで、企業メンターの方々へ課題研究の進捗状況を報告し、メンターの方々から助言をいただきました。メンターの方々にはお忙しい中御協力いただき、感謝申し上げます。











英語での講義体験

タイ王国でのSSH海外研修は、コロナウイルスの影響で中止となりました。その代替として実施した九州保健福祉大学での英語による講義体験が、夕刊デイリーに掲載されました。

MS学科1年 SDGsフィールドワーク

11月16日(月)6限のメディカル・サイエンス科フィールドワークでは、各班、企業メンターから出された課題の解決に取り組みました。


木質ペレットの燃焼を確認


ジョンズ・ホプキンス大学の公式サイトで新型コロナウイルス感染状況を調べている様子


ゲルの性質についての実験


ペレットの燃焼効率を高めるためにロウでコーティングしている様子


水の浄化の研究


ジャガイモ電池を制作中

small
SSH事業は、科学技術振興機構(JST)からの支援を受けて実施しています。

九州保健福祉大学による英語での講義体験

SSH事業としてタイで予定していた海外研修が、本年度はコロナウイルスの感染拡大で実施できなくなりました。代替事業として、九州保健福祉大学の竹澤 真吾先生丹下 佳洋先生の御協力により、英語での講義体験および実験を行いました。英語での専門的な講義を聴き取り、最後のまとめでは英語で発表しました。













small
SSH事業は、科学技術振興機構(JST)からの支援を受けて実施しています。

SDGsフィールドワーク (行縢山)

11月6日(金)に普通科1年SDGsフィールドワーク ナチュラルサイエンスコースを実施しました。SSH特例で認められた学校設定科目「SDGsフィールドワーク」のうち7時間を使って、地域の自然科学に関わる場所を実地調査するものです。調査場所は川坂湿原・家田(やだ)湿原の植物、行縢山の地質、宮崎大学農学部附属延岡フィールドです。

行縢山では、宮崎県総合博物館より濱田 真理 様と中山 貴義 様を講師にお招きして、特徴的な岩石や地形について観察やスケッチを行いました。県内の高校理科では物理・化学・生物に比べて地学を学べる機会は少ないのが現状です。しかし地形や地質は、植生や動物の生息にも深く影響し、サイエンスの一要素としてももちろん、ユネスコエコパーク登録の基盤としても重要な要素です。

本校のように地学を専門とする教員がいない環境でも、県立博物館様の御協力により幅広く科学を学べたことで、生徒の視野を広げることができました。











small
SSH事業は、科学技術振興機構(JST)からの支援を受けて実施しています。

SDGsフィールドワーク (宮崎大学農学部延岡フィールド)

11月6日(金)に普通科1年SDGsフィールドワーク ナチュラルサイエンスコースを実施しました。SSH特例で認められた学校設定科目「SDGsフィールドワーク」のうち7時間を使って、地域の自然科学に関わる場所を実地調査するものです。調査場所は川坂湿原・家田(やだ)湿原の植物、行縢山の地質、宮崎大学農学部附属延岡フィールドです。
宮崎大学農学部附属延岡フィールドでは、内田勝久教授によるご指導の下、延岡高校の化学室に海洋生物を入れた水槽を持ち込んで、海洋生物の観察を行いました。最初はビクビクしていた生徒も、どんどん慣れて主体的に生物を観察していました。















small
SSH事業は、科学技術振興機構(JST)からの支援を受けて実施しています。

SDGsフィールドワーク ナチュラルサイエンスコース(北川湿原)

11月6日(金)に普通科1年SDGsフィールドワーク ナチュラルサイエンスコースを実施しました。SSH特例で認められた学校設定科目「SDGsフィールドワーク」のうち7時間を使って、地域の自然科学に関わる場所を実地調査するものです。調査場所は川坂湿原・家田(えだ)湿原の植物、行縢山の地質、宮崎大学農学部附属延岡フィールドです。


川坂川を守る会事務局長の安藤様(本校OB)による説明。地域創成について熱く語っていただきました。


蓼(たで)科の植物を味見。(専門家の指導の下)


外来植物を採取



希少植物 オグラコウホネを観察

英語講義の事前研修

コロナの影響で中止となったSSH海外研修の代替事業として、11月に九州保健福祉大で英語での講義を行います。

その事前研修として、10月27日と10月29日の放課後に、¥九州保健福祉大学の竹澤 真吾教授をお招きして、希望生徒へ腎臓のはたらきや人工透析について英語での講義を行っていただきました。生徒は英語の必要性を痛感し、普段の英語の授業でも主体的に取り組んでいます。



MSECフォーラムの結果

8月にオンライン上で開催された「みやざきSDGs教育コンソーシアムフォーラム」の表彰状が届きました。3年生は、努力の成果が認められ達成感を持って大学受験に向かいます。

MS科2年課題研究

10月27日(火)6限のメディカル・サイエンス科2年課題研究で、化学班の生徒は、九州保健福祉大学に研究へ伺って、研究への協力をお願いしてきました。副学長の黒川昌彦 教授と薬学部薬学科の甲斐久博 准教授にご助言をいただき、コラーゲンを分離精製するために必要な凍結乾燥機と遠心分離機を使わせていただけることになりました。生徒達は、研究の道筋がみえたようでさらに研究に邁進するでしょう。

延岡高校SSH事業では地域の大学や企業の方々に御協力いただきながら科学技術人材の育成に取り組んでいます。


黒川教授から助言を受ける生徒


凍結乾燥機の原理を説明する甲斐准教授


凍結乾燥機の使用方法を説明する甲斐准教授

1年普通科SDGsフィールドワーク エンジニアリングコース

10月16日(金)9時から16時まで、本校体育館で「普通科1年SDGsフィールドワーク」エンジニアリングコースを実施しました。「普通科1年SDGsフィールドワーク」はSSH事業として文部科学省から特例で認められた学校設定科目です。「エンジニアリングコース」「ナチュラルサイエンスコース」「メディカルサイエンスコース」を3日間に分けて行います。

当初の計画では、エンジニアリングコースは研究所や工場を見学する予定でしたが、コロナウイルスの影響で訪問ができなくなりました。そこで事業計画を変更し、学校に企業の社員の方々をお招きし、事業内容や心構えの講話をいただき、科学技術人材としての進路選択や課題研究に活かしていきます。



前日の18時30分からバドミントン部と卓球部の1・2年生が会場を設営してくれました。


ZOOMを利用した富士シリシア化学株式会社 研究開発グループ 笛田 佳之 様の講話


旭有機材株式会社 技術部 部長 甲正健二様による講話。ものづくりの面白さがよくわかりました。







東郷メディキット株式会社 様作成動画による留置針の説明


旭化成株式会社様による実習「マスクを設計してみよう」

small
SSH事業は、科学技術振興機構(JST)からの支援を受けて実施しています。


MS科1年SDGsフィールドワークメンター来校

10月14日(火)は、メディカル・サイエンス科SDGsフィールドワーク2回目のメンター来校日でした。研究の進捗状況をメンターに報告し、助言を受けることができました。
地域の科学技術人材と接する中で、生徒の視野が広がることを狙いとしています。










オープンスクール

10月10日(土)は、中学生向けのオープンスクールを行いました。SSHで1つの教室を貸し切って展示を行いました。


メディカルサイエンス科3年生の課題研究ポスター








SSH全国生徒研究発表会の動画を放映


科学に対する興味を持ってもらおうと、スズメバチの巣も展示

課題研究中間発表

9月29日にメディカル・サイエンス科2年生が課題研究の中間発表を行いました。
課題研究と総合的な探究の時間を利用して週2時間で研究を進めています。今年度はコロナで遅れましたが、12月のポスターセッションに向けて研究の追い込みを始めます。











MS科SDGsフィールドワーク

9月28(月)のメディカルサイエンス科1年生SDGsフィールドワークでは、企業メンターから提示された課題に対して、調査を行いました。SSH事業で科学技術振興機構から貸与されているラップトップPCを活用しています。







SSH支援事業において購入した物品は、科学技術振興機構(JST)から本校に貸与されています。

九州大学芸術工学部講演会

9月25日(金)の6・7限目に、九州大学芸術工学部准教授 池田 美奈子先生をお招きし「SDGsとデザイン」と題して1年生と2・3年生の希望者に講演をしていただきました。延岡高校SSH事業では、科学技術によりSDGsを達成する「STI for SDGs人材」の育成を目指しています。

講演内容紹介(九州大学より引用)

「サービスをデザインするってどういうこと?」と思われるかもしれませんが、いまやデザインの対象は車や家電、家具、文具といった物だけではなく、身の回りのあらゆるモノやコトに広がっています。駅やコンビニエンスストア、郵便局、銀行、病院、旅行代理店など、サービスはどこにでもあります。サービスを上手にデザインすることで、私たちはわくわくする経験や便利な生活、あるいは安全安心を手にすることができるのです。この授業では、少し未来にどんなサービスがあったらいいかを想像し、それを実現する方法を考えます。


講演中の池田先生


生徒の中に入って質疑応答する池田先生


デザインの例 風力だけで地雷を除去する Mine Kafon (動画サイトへのリンク)

川越校長も生徒と一緒に議論しました。


講演後の希望者のみが参加した懇談会。座席が足りず立ち見参加の生徒もいました。
生徒からの質問「池田先生がデザインするときに最も大切にしていることは何ですか?」
池田先生「人に喜んでもらうことです」

small
SSH事業は、科学技術振興機構(JST)からの支援を受けて実施しています。

サイエンス同好会 九州発表会参加(オンライン)

9月19日(土)にオンライン上で行われた研究発表会に、サイエンス同好会1年生が参加しました。SSH予算で購入したラップトップとスピーカーフォンを利用しています。全国の高校生および研究者の発表を聴いて刺激を受けたので、来年は自分たちが発表できるよう研究を進めます。


オンラインで参加するサイエンス同好会


本校SSH運営指導委員 篠崎 尚史先生も講演者として参加されました。

MS科1年SDGsフィールドワーク メンター顔合わせ会

9月14日(月)6限に、メディカル・サイエンス科1年SDGsフィールドワークメンター顔合わせ会を行いました。5人の企業メンターをお招きし、自己紹介と生徒へ提示する課題について説明していただきました。

生徒は、それぞれ取り組む課題を選択し、来週から課題に取り組み、定期的に来校されるメンターからアドバイスをいただきます。


メンターの自己紹介1


メンターの自己紹介2


メンターの自己紹介3


メンターの自己紹介4


説明を聴く生徒1


説明を聴く生徒2


メンターによる質疑応答


メンターへの質疑


インタビューを受ける生徒1


インタビューを受ける生徒2

MSEC生徒研究発表会用の動画撮影

メディカル・サイエンス科3年生の希望者が、みやざきSDGs教育コンソーシアム(MSEC)生徒研究発表会用の動画撮影を行いました。MSEC加盟校の生徒がオンライン上で相互に視聴し合い、評価します。

2年次には外部評価者を前に発表した生徒達ですが、カメラを前に勝手が違うのか緊張していました。






MS科1年フィールドワークに伴うメンター打ち合わせ

台風9号の影響が懸念される9月2日(水)に、メディカル・サイエンス科1年フィールドワークに伴うメンター打ち合わせを行いました。当初、対面で行う予定だったのですが、台風の影響でオンラインに切り替えて行われました。

萌樹祭での課題研究展示

延岡文化センターで行われた萌樹祭では、メディカル・サイエンス科の課題研究ポスターを通路(foyer)に展示しました。



















萌樹祭のパンフレット

萌樹祭のクラス展示と劇をSDGsの枠組みで整理し、パンフレットに掲載しました。
SDGsのアイコンは世界共通なので、外国の方々が見てもおおよその内容が伝わります。延岡高校SSH事業では、科学技術によりSDGsを達成する「STI for SDGs人材」の育成を目指しています。


SDGsのアイコンが掲載されたタイムスケジュール(台風9号の影響でパンフレットから一部変更があります)


表紙は生徒が描いた萌樹祭テーマ「華」のイラスト



密を避けるよう間隔を保った座席配置も一目で分かります

スピーカーフォンが納品されました。

コロナウイルスの影響により、オンラインで外部との交流を行うことが増えました。
1対1であればパソコンやカメラ付属のマイクで十分なのですが、1対多(延岡高校側)の場合、発言する度にマイクの近くに移動する必要があり、スムーズな応答ができないことが課題でした。このスピーカーフォンを使用することで、スムーズで明瞭なやりとりが可能となります。

コロナ禍で企業から注文が殺到している商品なのですが、メーカー様が学校教育に理解があり、特別に早く納品していただくことができました。感謝いたします。


1台のスピーカーと5台のマイクをつないで使用します。1台のマイクあたり8人の生徒の声を集音できますので、40人クラスでも利用できます。


SSH支援事業において購入した物品は、科学技術振興機構(JST)から本校に貸与されています。


ポスタープリンタが届きました。

SSH職員室にA0サイズに対応したポスタープリンタが届きました。
研究発表会などではポスターのサイズがA0で指定されていることが多く、校内には大職員室に1台だけありました。

SSH職員室にプリンタがあることで、生徒自らがプリントアウトすることができます。A01枚印刷するのに、インク代と紙代で200円程度かかるので間違いが無いか良く確認してから印刷するよう指導します。


納品されたポスタープリンタ


SSH支援事業において購入した物品は、科学技術振興機構(JST)から本校に貸与されています。

メディカル・サイエンス科3年生ポスター掲示

メディカル・サイエンス科の3年生が作成した課題研究のポスターが階段に掲示されています。MSEC(みやざきSDGs教育コンソーシアム)の発表会で使用する予定でしたがコロナウイルスの影響でオンライン開催となりました。萌樹祭後に発表動画を撮影し、県の公式サイト(対象校の生徒のみ閲覧可能)にアップします。









全国SSH生徒研究発表会(オンライン)

8月7日(金)10時に、全国のSSH校に在籍する生徒に対して発表動画が公開されました。視聴を希望する本校1・2年生および代表として参加している3年生8名には、視聴に必要なIDとパスワードを通知しています。全国SSH校の研究発表を視聴して良い刺激としましょう。

発表生徒の肖像権保護のため、SSH校の生徒のみへの限定公開です。あらかじめご了承いただきますようお願いいたします。



文部科学大臣の挨拶をYoutubeでご覧いただけます。

SSH事業用ラップトップ追加

8月6日(木)、SSH用ラップトップ11台が追加納品されました。これで合計21台になります。42名クラスでの授業では生徒2名に1台を使用できます。

また、宮崎県5月専決予算での県立学校ICT環境充実緊急整備事業により、通信速度が大幅に向上しました。臨時休業で生徒が登校できない間に、環境整備に取り組んでいます。



生徒用ラップトップが届きました

7月21日(火)には、生徒用ラップトップ10台が届きました。コロナウイルス感染予防として、テレワークやオンライン授業が取り入れられ、パソコンも品薄でしたがなんとか調達することができました。これまで生徒用パソコンはパソコン室のデスクトップ端末だけでしたが、持ち運べるラップトップが届いたことにより実験室で実験しながらデータ処理を行ったり、図書館や教室で資料を調べながら研究発表プレゼンテーション資料を作ることが可能になります。




SSH支援事業において購入した物品は、科学技術振興機構(JST)から本校に貸与されています。

令和2年度SSH運営指導委員会

7月17日(金)13時20分から、大会議室で運営指導員会を行いました。
運営指導員会とは、「指定校におけるSSH事業の運営に関し,専門的見地から指導,助言に当たるものであり、学校教育に専門的知識を有する者、学識経験者、関係行政機関の職員等、第三者によって組織するものとする。」と定められています。運営指導委員の先生方および管理機関として県教育委員会も来校していただきました。

令和2年度延岡高校運営指導員の方々

西脇 亜也 様 宮崎大学フィールド科学教育研究センター 教授 (運営指導委員長)

内田 勝久 様 宮崎大学フィールド科学教育研究センター 教授 

竹澤 真吾 様 九州保健福祉大学保健科学部 教授
篠崎 尚史 様 日本両棲類研究所 所長
大爺 尚之 様 元 旭化成メディカル株式会社 取締役兼専務執行役員
水永 正憲 様 延岡市キャリア教育支援センター センター長
伊東 洋之 様 延岡市教育委員会学校教育課 学校支援対策監



全体会の様子


全体会では時間が足りなかった項目に対し、分科会で助言していただきました。

今回の委員会は、SSH事業として科学技術振興機構(JST)の支援を受けて行いました。

科学技術振興機構オンライン訪問

7月15日(水)は、SSH事業を支援していただく、科学技術振興機構の新規校訪問が実施されました。当初は、来校していただける予定でしたが、首都圏でのコロナウイルス感染者増加を受けて、オンラインで実施しました。本校職員からの質問に丁寧に回答していただきました。延岡高校は学校全体でSSH事業に取り組んでいます。


校長以下事業担当職員への説明(校長室にて)


経理担当職員との質疑応答


MS科SDGsフィールドワーク 企業メンター決定

7月14日(火)16時から、旭化成向陽クラブにて、MS科企業メンターと本校職員の打ち合わせを行いました。9月以降のMS科SDGsフィールドワークでの課題研究において、定期的に指導助言いただく企業の方々です。企業の研究者・技術者の方々から、生徒が定期的に助言をいただくことは全国でも珍しい取り組みで、本校SSH事業の目玉の1つです。

仲良くなれば、課題研究の助言に留まらず、専門的な立場から科学技術方面の進路選択の相談にも乗っていただけるはずです。

メンターのご紹介
 細江 夏樹 様 旭化成株式会社 消費財技術開発部
 戸村 萌夏 様 旭化成メディカルMT株式会社プラノバ生産本部 製品技術グループ
 大平 雅人 様 旭化成株式会社交換膜事業開発部 ポリマー開発グループ
 末永 博士 様 旭有機材株式会者 管財システム事業部
  ダイマトリックスシステム部ダイマトリックス技術グループ
 牧野 昌晃 様 清本鐵工株式会社 製品事業本部 工事部工事2課 課長


メンターとは
・メンターとは、自分自身の仕事やキャリアの手本となり、助言・指導をしてくれる人材のことを指す。
・人材育成の手法としても用いられており、上司や役職者ではなく、関与度の低い他部門の人材や先輩(役職の無い人材)をメンターとして任命し、日頃の悩み相談やキャリアパスの見本となる人材を割り当てることもある(メンタリング制度)。

MS科1年SDGsフィールドワーク

7月13日(月)メディカル・サイエンス科1年SDGsフィールドワークでは、メディキット株式会社 代表取締役会長  中島 弘明 様をお招きして、『風を起こす人材を育てる  ~これでいいのか?』と題して講演していただきました。








今回の講演会は、SSH事業として科学技術振興機構(JST)の支援を受けて行いました。

SSH全国大会 予選動画撮影

7月12日(日)にSSH全国大会に出場する3年生が、一次予選選考用動画を撮影しました。SSH全国生徒発表大会は、例年8月に神戸市で開催され、各SSH校から1グループが出場できます。海外の高校からも招待され、海外の高校生の発表(英語)を聴いて質疑応答に参加することもできます。

平成27年度に大阪で行われた大会の様子はこちらで動画を見ることができます。


昨年12月の校内ポスターセッションで最優秀賞を受賞した数学班7名が出場します。
タイトルは「数学で求める見やすい座席」”Which seat has the better view from a mathematical perspective? "です。





普通科1年プレ課題研究

7月10日(金)の普通科1年プレ課題研究では、課題研究の研究テーマを考えるための練習として「マンダラート」を扱いました。マンダラートはデザイン思考のフレームワークの一種で、思考を発散させるための道具です。グループでマンダラートを用いると、1人では思い浮かばなかったアイディアが生まれることがあります。


県教育委員会の方々が視察に来校されました。



MSEC指導者ワークショップ

7月8日(水)は生徒を5限で放課にして、課題研究の指導に関するワークショップを行いました。講師は、SSH重点枠宮崎北高校 指導教諭の黒木和樹先生です。黒木先生は、延岡高校でもお勤めになった経験がありその際に指導した生徒は、課題研究の世界大会に出場しています。

今回は課題研究のテーマ設定に用いるマンダラートを、本校職員が生徒役になって作成しました。研修中は、適度な換気を行っています。





今回のワークショップは、SSH事業として科学技術振興機構(JST)の支援を受けて行いました。

日本両棲類研究所を訪問

7月3日(金)に栃木県日光市にある日本両棲類研究所を訪問しました。
昭和45年(1970)に初代所長の篠崎尚次様により設立された私立研究所です。
日光は世界でも有数の両生類の生息地で、有尾類ではクロサンショウウオ、ハコネサンショウウオ、トウホクサンショウウオ等、無尾類ではアズマヒキガエル、モリアオガエル、シュレーゲルアオガエル、ツチガエル、タゴガエル、ダルマガエル等、多くの種が生息しています。

2019年8月16日に篠崎尚史先生(尚次様の次男)により、リニューアルオープンしました。


篠崎先生は角膜移植の権威で、臓器移植法案審議の際には、国会で参考人として答弁されました。


再生医療と両棲類には深いつながりがあるそうです。



篠崎先生の研究が応用された幹細胞移植療法により、脳性麻痺から回復したベトナムの子ども(研究所内展示映像用より)。ベトナムの病院で講演なさる篠崎先生


研究所の目玉は、世界最高齢のオオサンショウウオ(60歳以上)。


全国、各都道府県で採取したアカハライモリの個体も展示。宮崎県もありました。


中禅寺湖の畔に建つ、おしゃれな研究所。

先進校視察

7月2日(木)にSSH事業先進校視察として、栃木県立栃木高等学校を訪問させていただきました。栃木高校は、旧制中学を母体とする男子校です。SSH採択9年目を迎え、栃木県内のSSH事業の中心的役割を担っておられます。


120年以上の伝統を感じさせる正門


SSHクラブが盛んで、3学年併せて50名が活動しているそうです。


1914年同窓会の記念事業で建てられた図書館。県登録有形文化財



課題研究についてガイダンスを受ける1年生


1年生が作成した研究計画書に助言を書き込む2年生


2011年の東日本大震災に伴う電力不足の際から始まったスーパークールビズ(文化祭Tシャツの着用)。


1・2年生の教室廊下には3年生のポスター集が並んでいる。1人1研究をモットーとし約240名分を閲覧できる。



今回の視察は、SSH事業として科学技術振興機構(JST)の支援を受けて行いました。

図書館にあるSDGs関連資料

図書館のカウンター横に、SDGs関連の書籍が展示されています。
STI for SDGs 人材育成のために、学校全体で取り組んでいます。 

MS科SDGsフィールドワーク

 6月29日(月)のメディカル・サイエンス科1年SDGsフィールドワークは、2学期に行う企業の研究者の方々との連携の準備として、SDGsについて知見を広げる講座(4時間)の最終回でした。生徒は、地球温暖化の対策について、グループで検討した内容を、教材提示装置を用いて発表しました。

発表の機会を設けることで、延岡高校SSH事業の柱の1つである表現力の育成に取り組んでいます。


1年5組での発表


1年6組での発表

サイエンス同好会活動中

サイエンス同好会が活性化しています。現在、部員は1年生男子5名、女子7名の計12名。活動日は、月、水、木の放課後です。運動部とのかけ持ちも可能です。現在は、基本的な化学実験を行っています。

ミョウバンの結晶核を作成

SSH職員室 準備すすむ

今年度で閉校となる都農高校から、SSH職員室用に机・椅子などを運搬しました。大切に使わせていただきます。都農高校の関係者のみなさまへお礼申し上げます。


物品を載せたトラックが到着


古い物品を運び出した旧視聴覚室


都農高校からいただいた机などを運び込みました。電気工事などが終わり次第、職員10名が常駐し、SSH事業の資料や備品なども運び込まれます。

普通科プレ課題研究

6月5日の7限目プレ課題研究は、物理・化学・生物・数学班に分かれての第3回ミニ課題研究でした。試行錯誤が続いているようです。


物理班はよく飛ぶ紙飛行機を設計中


数学班は校舎の高さを測定中


化学班はミョウバンの結晶核を作成中


生物班はオオカナダモを観察中

MS科1年プレ課題研究

6月1日はメディカル・サイエンス科1年生が、プレ課題研究でミニ課題研究に取り組みました。物理、化学、生物、数学それぞれのテーマで課題解決に挑戦中です。



化学班はミョウバンの単結晶作成に挑戦中


生物班はダンゴムシの習性を研究中



数学班はオリジナルの測定方法で校舎の高さを求めている

普通科1年生プレ課題研究

5月29日(金)に普通科1年生プレ課題研究を行いました。物理、化学、生物、数学に分かれてミニ課題研究を体験しています。


紙飛行機の研究をする物理班



さまざまな方法で校舎の高さの測定を試みる数学班


オオカナダモの細胞を観察する生物班

ハーバード大学からのプレゼント

5月28日、ハーバード大学からクリスタルと鉛筆が届きました。ハーバード大学が主催する地震計記録デジタル化プロジェクトへの協力に対して贈られたものです。

延岡高校はこれからも、世界で活躍できるSTI for SDGs人材を目指し活動していきます。


参加生徒へ贈られた鉛筆


学校に贈られたクリスタル。日本周辺で起きた地震の震源がその深さに応じて立体的に刻まれている。

MS科SDGsフィールドワーク

5月25日(月)6・7限MS科SDGsフィールドワークの時間は、元旭化成メディカル顧問の大爺尚之様をお招きして「科学と私たち」と題し、90分間講演していただきました。


元旭化成メディカル取締役兼専務執行役員生産技術・研究開発管掌の経験を元に科学に関する幅広い話題を取り上げていただきました。


生徒は、ソーシャルディスタンスを保ちつつ、熱心に聴いていました。


今回の授業は、SSH事業として科学技術振興機構(JST)の支援を受けて行いました。

SSH学習活動

5月15日(月)は1年生の登校日でした。メディカル・サイエンス科では6限目にSSHに関する学習活動を行いました。生徒は密集を避けるため80名が体育館でソーシャルディスタンスを保ち、講演会に参加しました。本校とエンクロスをオンラインで結んで、延岡市キャリア教育センター長(元旭化成延岡支社長)の水永正憲様から探究に関する心構えを学びました。

学習活動は休校に伴う授業の遅れを取り戻すことが狙いです。


講演前の水永様(エンクロスにて)


手振りを交え情熱的に話をされる水永様


コロナウイルス対策で遠隔授業が注目されており、テレビ局や新聞社が多数取材に訪れていました。


講演後は生徒からの質問が途切れることがありませんでした。エンクロス側の見学者から「鋭い質問が多い」と好評でした。


今回の授業は、SSH事業として科学技術振興機構(JST)の支援を受けて行いました。

SSH学習活動

5月15日(金)は1年生の登校日でした。普通科では6限目にSSHに関する学習活動を行いました。学習活動は休校に伴う授業の遅れを取り戻すことが狙いです。

生物実験に備えて顕微鏡の使用方法の説明


数学の探究的な学習活動

九州保健福祉大学 生命医科学部 臨床工学技士コース見学

4月27日(月)に、九州保健福祉大学保健科学部学部長の竹澤真吾教授を本校SSH担当教員が訪ねました。訪問の際は、正門で検温を受け、マスク着用、消毒ソーシャルディスタンスの確保、換気などコロナウイルス対策を行った上で入構しています。

竹澤教授には、SDGsフィールドワークの研修先、およびタイでの海外研修でお世話になります。


集中治療(ICU)実習室


体外式膜型人工肺


医療用酸素カプセル。潜水病等の治療に利用するそうです。


手術用実習室。手前にあるのは人工心肺装置。画像内白抜きは、学生名簿。


透析実習室


工作室に設置された5軸加工機。国の安全保障上、厳密に管理されているという。


電気電子工作室

3Dプリンター

SSH先進校視察報告

4月23日(木)にSSH担当者9名で、SSH重点枠に指定されている宮崎北高校を視察させていただきました。視察は、密集をさけるため別々の車に分乗、マスク着用、換気、ソーシャルディスタンスの確保などコロナウイルス対策をとった上で行いました。

宮崎北高校は平成15年度に指定され、今年度でSSH指定18年目を迎えます。本校が指定されている基礎枠に加え、全国で12校しかない科学技術人材育成重点枠に指定されている学校です。

同じ県内にSSH校の「先輩」があるメリットを活かして、宮崎北高校の先進的な取り組みを参考にさせていただきます。本校はまだ指定初年度ですが、来年度以降、同様の成果が得られるようSSH事業を進めていく予定です。

お忙しい中、視察を受け入れていただいた宮崎北高校の先生方、ありがとうございました。


宮崎北高校の生徒が1年時に作成した研究計画書です。



宮崎北高校の生徒が2年時に作成した研究発表ポスターです。



外部のコンテストでの入賞歴が、ポスター上部掲示してあります。


宮崎北高校生が2年時に作成した英文での研究発表ポスターです。海外での研究発表などに利用します。


通常の普通科高校には設置されていない回転式減圧蒸留装置です。主に加熱に弱い有機物を蒸留したいときに用います。



生徒用の白衣です。



MS科1年生プレ課題研究オリエンテーション

4月20日(月)7時間目に体育館で、メディカル・サイエンス科1年生を対象に、プレ課題研究オリエンテーションを行いました。

この科目では、普通科と同じく2年次のSTI課題研究の準備として、短期間での課題研究(ミニ課題研究)や研究テーマ設定方法の習得、研究テーマ設定と研究計画の策定を行います。

普通科約160名に対し、メディカル・サイエンス科は約80名ですので、よりきめ細かな指導が可能となります。

0420MSプレ課題研究
授業の冒頭で課題研究のイメージを確認する担当教諭「課題研究ではどんなことをすると思いますか?」

メディカル・サイエンス科1年SDGsフィールドワークオリエンテーション

4月20日(月)6限目にMS科1年SDGsフィールドワークのオリエンテーションを行いました。この科目では、「工都のべおか」の企業OBや現役の研究者を学校にお招きして、メンターとして研究に対する心構えや、課題設定、研究活動を指導していただきます。保護者と教員以外の第三者から指導を受けることで、多様な視点による複眼的思考ができるようになることを期待しています。SDGsについてより詳しく知りたい方は国連広報センターのサイトをご覧下さい。

0420MS科FW
本校職員によるオリエンテーションの様子

普通科1年生プレ課題研究オリエンテーション

4月17日(金)7限に体育館で、普通科1年生プレ課題研究オリエンテーションを行いました。
この科目では、2年次のSDGs課題研究の準備として、短期間での課題研究(ミニ課題研究)や研究テーマ設定方法の習得、研究テーマ設定と研究計画の策定を行います。
0417プレ課題研究
次の時間から始まるミニ課題研究に向けて、(左から)物理、化学、生物、(数学)の各指導担当者から説明を受けている様子

普通科1年SDGsフィールドワークオリエンテーション

4月17日(金)6限に、体育館で普通科1年SDGsフィールドワークオリエンテーションを行いました。新型コロナウイルス対策で窓をすべて開放し、生徒間の距離を広げ短時間で実施しました。

この授業では、県北地域の特徴である「豊かな自然」と「ものづくり企業群」、さらに地域の長年の課題である「医療」の現状を知ることが目的です。現地に足を運んで地域の特徴や課題を知ることで、2年次の課題研究のテーマ設定に活かす狙いがあります。

コロナウイルスが終息した後、フィールドワークを実施できるよう準備を進めているところです。

普通科オリエンテーション

SSH採択決定

文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(令和2年度~6年度)に指定されました。(28校採択/応募56校中)
今後も文系・理系両方の大学進学に対応した教育課程を継続します。

文部科学省公式サイト