日誌

校長ブログ

2019 N031 体育祭

 台風19号によって、被害を受けられた多くの方々の心情を察すると心が痛みます。できるだけ早い復旧を祈るばかりです。
 さて、本校では2年に1回開催される体育祭。台風19号の動きに翻弄され、10月12日(土)は、安全第一を考え臨時休校とし、10月13日(日)当日を待ちました。
 当日は、雲ひとつない快晴、爽やかな秋風の吹く絶好の体育日和の中、令和元年度体育祭が開催されました。今年の体育祭は「輝け!明星パラリンピック2019」と命名し、テーマを~みんなが主役のいちばん星~としました。一人一人が輝く主役となり活躍できる体育祭を目指しました。
 全国障がい者スポーツ大会(茨城大会)に参加する予定だった2人も、台風19号のため大会が中止になり、体育祭に参加することとなりました。
 開会式と徒走(急遽全国大会出場予定種目800mもプログラムに組み込みました)は運動場で、その後は体育館に移動し、全国大会出場予定のSTT選手と全国第2位の川野教諭のエキシビジョンマッチを見てもらい、午後の部の各学部の発表を行いました。全員が参加し、笑顔のいっぱいの体育祭となりました。
 初めて、参加した幼稚部や1年生からは、「楽しかった」という声が聞かれました。最後に生徒代表の後藤海翔さんが幼児児童生徒、そして来賓、家族の方々に発した言葉は、自信に溢れ、メリハリの効いた素晴らしいものでした。
明星パラリンピアの整列
元気いっぱい選手宣誓
幼稚部音響走 すごい!!
小学部1年生徒走ゴール
颯爽とゴ~ル
800m走
STTエキシビジョンマッチ
ゴールボール ナイスセーブ
幼稚部王子たちと王様
理療科競技(教員対生徒)
理療科競技(教員対生徒)
全校ダンス パプリカ
素晴らしかった生徒代表挨拶
五輪の輪
この他にも笑顔あふれる場面がいっぱいの体育祭となりました。2年に1回の開催ですが、会場からは毎年やったらという声も多く聞かれました。「みんなが主役のいちばん星」になれた1日でした。輝け!明星パラリンピック2019大成功!!
(校長 中島 浩美)
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2019 N030 宮崎県高等学校新人総合体育大会(空手道)

 10月5日(土)日南市の日南総合運動公園多目的体育館で、宮崎県高等学校新人総合体育大会(空手道)が開催され、高等部普通科2年の後藤海翔さんが「個人形」に参加しました。
 今年度は、県空手道連盟の師範から指導を受け、この大会に挑みました。1回戦を見事に勝ち上がり、2回戦に進出しました。

      
            1回戦の凜々しい姿
 2回戦は、1対1の対戦形式で、かなり緊張した様子でしたが、頑張っていました。惜しくも、「形の部」優勝者に敗退。本人は、これからも練習を積んで、「空手」をみんなに広めていきたいと語っていました。(校長 中島 浩美) 
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2019 No29 第9回技術講習会

 先日、9月18日(水)に理療科で、第9回技術講習会が行われました。今年も「人の話クラブ佐智」の施設長であり、理学療法士でもある田原公彦先生を講師に迎え、理学療法士による運動療法、身体の主な関節(脊柱、骨盤、肩関節、膝関節)に対するモビリゼーションの理論と実際についてのお話と実技指導をしていただきました。
 本校の生徒たちはもちろん先生方にとっても大変貴重なお話しでした。実技指導の場面では、生徒も職員も一緒になって技術を学ぼうとする姿がみられました。昨年に引き続き、今回の講習会をとおして、生徒たちには、幅広い治療の視点を持って欲しいと思いました。

      
              講師の田原公彦先生
      
         生徒、先生が一緒になって技術の習得
      
        生徒に教えるためには、教師自らの研修も
                       (校長 中島 浩美)     
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2019 N028 敬老奉仕活動

 本日(9月13日)、理療科の生徒による「敬老奉仕活動」が実施されました。
毎年、敬老の日にちなみ、高齢者に敬意を表するとともに奉仕の精神を育てることを目的として、地域にお住まいの65歳以上の方等に生徒がマッサージ施術を行いました。
 これまで学んできた施術の技を地域に役立てることで、感謝の気持ちを伝えました。
今年は、生徒からの心のこもったメッセージの入ったお菓子の詰め合わせもお渡しすることができました。(校長 中島 浩美)
       
           先生とともに心をこめて
     
   今年は生徒の心のこもったメッセージが入ったお菓子の詰め合わせも♡
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2019 No27 全校集会・全国障がい者スポーツ大会壮行会

 長い夏休みが終わり、9月1日から2学期がスタートしました。
 今日は、児童生徒が運営して行う全校集会が行われ、10月13日(日)に開催される体育祭の大会スローガンが発表されました。今年の大会スローガンは『みんなが主役の一番星☆』です。みんなで力を合わせて体育祭を盛り上げていきます。
 また、10月12日(土)から14日(月)にかけて、茨城県で開催される全国障がい者スポーツ大会に、宮崎県代表として参加する那須巧政さん(陸上競技800m、50m)、森山菜々美さん(サウンドテーブルテニスSTT)の2名と引率職員2名が参加するため、壮行会が行われました。2名の選手の力強い決意表明と幼児児童生徒、職員みんなのエールを送りました。            (校長 中島浩美)
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2019 No26 人権研修~LGBTについて考える

 7月30日、人権研修~LGBT(性的少数者)について考えました。
 当日は、2人の当事者を招いて、『基本的理解と一人一人に「今」できることとは~』という演題で講演をしていただきました。
 講演の中で終始『正しい知識をもって、正々堂々と向き合ってもらいたい』ということを言われていたのが印象的でした。
 人権研修を通して、教員としてこれまでを振り返り、これからどうしなければならないかを考えた貴重な時間となりました。
 ○カミングアウトの向こう側には、悩みごとがあるかもしれない。
 ○言葉を覚えていることで、悩んでいる子どもとのワンチャンスをつかめる。
 ○自分が理解できるできないより、話を最後まで聞いてあげることで信頼を得る。等々貴重な示唆をいただきました。また、グループで話し合うことで、いろいろな視点があることを学び、できることとできないことがあるので、正面から向き合う必要があることを学びました。知っていたつもりだった自分から、「今」自分に何ができることはと考えるようになった瞬間でした。(校長 中島 浩美)
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2019 No25 令和元年度 視覚障がい教育研究部会研修会

 本校、伊形小学校、門川小学校、大王谷小学校の4校で構成されている宮崎県特別支援教育研究連合視覚障がい教育研究部会の研修会が7月29日に開催されました。
 当日は、4校以外からも15名の参加があり、少しずつ視覚障がい教育の理解が広がってきていることを実感しました。
 研修会では、大分県立盲学校の小中雅文教諭を招いて、「合理的配慮を視点とした幼児児童生徒理解の在り方~大分県立盲学校の実践を通して~」という演題で、幼児児童生徒の実態把握、実態把握と個別の教育支援計画・個別の指導計画、合理的配慮の考え方、幼児児童生徒の共通理解と進路について、そして専門性の維持・継承についての講演をいただき、今後の参考となりました。
 また、講演後本校の先生方が日頃作成し活用している教材・教具の展示を行い、作成に至った経緯、使用方法、成果等を伝え合う時間を設け、今後に活かせる研修会となりました。
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2019 No24 1学期終業式

 7月25日、1学期の終業式が行われました。幼稚部、小学部の幼児児童から1学期頑張ったことを発表してもらいました。4月からするとみんな頑張っていることがわかりました。夏休みの過ごし方について、生徒指導主事の先生から話を聞き、何が起こるかわからないこの頃、「自分の身は自分で守る」ことを学びました。
 終業式の前に、7月4日・5日に大分で行われた九盲体参加(STT)者への表彰式が行われました。「来年はもっと練習してリベンジします」という決意表明もあり、頼もしさを感じました。
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No23 第19回九州地区盲学校PTA連合会総会並びに研究協議会宮崎大会

 先週7月11日(木)・12日(金)の2日間、宮崎市で第19回九州地区盲学校PTA連合会総会並びに研究協議会宮崎大会が開催されました。
 九州地区の盲学校・視覚支援学校のPTA会長、校長先生方が集まり、活発な意見交換ができ、改めて「九州はひとつ」という意識が高まりました。今後も活発な意見交換を行うことを誓って、次回佐賀大会へ引き継ぐこととなりました。
 大会運営に携わっていただいた、PTA会長はじめ保護者の皆様、そして学校教職員に感謝いたします。「ありがとうございました。」 
               
                      
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2019 No22 5人の高等部生

 昨日、本校高等部の5人が、校長室に来てくれました。
まさに高等部の教室を巡回しようとした時に、「校長先生、自己紹介をしに来ました。」と昼休み時間を利用して、わざわざ自分たちから校長室にやってきてくれました。
 名前、好きな勉強、得意なこと、趣味等々、それぞれはっきりと伝えてくれました。
みんな学校が楽しいとのことでした。
 100、100、100(決してテストの点数ではないのですが)私の体型を知らせ、陸上競技をしていたと聞くや「オーッ」。ここからは、私が一方的に話してしまい、タイムアップ。肝心のみんなの夢について、聞くのを忘れてしまいました。みんなの笑顔がはじけた一時となりました。  
また、いつでも来て話しを聞かせてくださいと約束しました。次回がとても楽しみです。
                  (明星視覚支援学校 校長 中島 浩美)
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2019 NO21 着任の御挨拶

 怒濤の1週間が過ぎ、ようやく落ち着きましたので、着任の御挨拶をさせていただきます。御挨拶が遅くなりましたことお許しください。
 この度、別府校長先生が新富町の教育長に就任され退職されましたことを受け、その後任として都城きりしま支援学校から、7月1日付けで赴任して参りました。中島浩美と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 年度途中で、今日まで慌ただしい日々でしたが、毎日新しいことを学ぶことができ、新鮮な気持ちで過ごすことができたのも、児童生徒の生き生きした姿、その児童生徒をやさしく見守る先生方に接したからだと感謝しております。私のモットーは「Challenge to Potential~可能性への挑戦~」です。学校がますます活性化するよう努力していきたいと思っております。
 最後になりますが、保護者の皆様や関係機関の方々に本校教育への御理解と御協力を賜っていることを強く感じた1週間でもありました。今後ともどうぞ御理解と御協力をお願いいたします。


                   (明星視覚支援学校 校長  中島 浩美)
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2019 No20 お別れのあいさつ

 本日の離任式で、別府宗光先生より最後のお言葉をいただきました。
 本日来校できなかった保護者、卒業生の皆様にご紹介したいと思います。(教頭)

 テストや授業がある中に、このように集まっていただいてありがとうございます。
 校長先生は今日でこの明星視覚支援学校を退職します。これまで、幼稚部、小学部、中学部、高等部普通科、理療科の皆さん、保護者の方々、職員の皆さんと出会いました。そして、子どもたちがそれぞれに自分の目標に向かって挑戦する様子を見てきました。勉強への挑戦、スポーツへの挑戦、音楽への挑戦、理療科の人生への挑戦です。
 その中でわかったことが一つあります、それは挑戦した結果ももちろん大切ですが、挑戦するその過程がとても大切であると言うことです。挑戦の過程の中で、新たな人と出会い、新たな繋がりができ、新たな環境がでてきます。
 生きるとは挑戦の連続なのかもしれません。言い換えれば思いの連続です。苦しいときもありますが、必ず嵐は去ります。朝の来ない夜はありません。自分の夢や思いを挑戦というエネルギーに変えてください。自分の人生を納得したものにしていくには、自分自身で道を切り開いていくことが大切なのです。
 そして、みなさんに大切にして欲しい言葉が3つあります。本校の教訓である、誠実、創意、自立です。 今から世の中はどんどん変わっていきます。その中でとても大切になってくる言葉です。誠実とは思いやりです。創意とは物事を新しい見方でつくりだすことです。相談することです。自立とは自ら考え行動して道を切り開いていくことです。誠実と創意が自立につながっていきます。大切にしてください。
 7月からは、新富町の教育委員会で働きます。皆さんから教えられたこと、この学校で学んだことを生かして、校長先生も新たな教育へ挑戦したいと思います。
 子どもたちや保護者の方々、職員の皆さんの一人一人のご健康と明星視覚支援学校のますますの発展を祈念しまして、お礼とお別れの挨拶といたします。

令和元年6月28日
明星視覚支援学校
校長 別府 宗光

写真1生徒代表によるお別れの言葉

写真2 児童代表による花束贈呈

写真3 児童生徒職員による花道退場

写真4 幼稚部生からのプレゼント






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2019 NO19 九州地区盲学校体育大会・大分大会に向けて

2019 NO19 九州地区盲学校体育大会・大分大会に向けて  令和元年6月11日
 7月4日(木)、5(金)に九州地区盲学校体育大会・大分大会が行われます。STT(サウンドテーブルテニス)に出場するメンバーの練習が始まっています。それぞれの部門で優勝を目指して、練習を頑張っています。

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2019 NO18 研究授業が始まりました

 2019 NO18 研究授業が始まりました。 令和元年6月6日
 本校は専門性の維持・継承・発展を掲げて、全員研究授業を行っています。今日第1回目の研究授業が行われました。題材は高等部普通科LHR性(生)教育 主題「聴いて話して、話して聴いて」です。今回の授業は、仲間と一緒に意見を一つにまとめていくプロセスを体験する活動です。少ない人数ながらもそれぞれが自分の意見を出して、考えを整理していました。未来を生きるための力を育てるとても素晴らしい授業でした。



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2019 NO17 6月の全校集会

2019 NO17 6月の全校集会  令和元年6月5日
 6月の全校集会が行われました。まず、宮崎市体育協会から高等部生徒がスポーツ優秀賞に選ばれ、その表彰をしました。また、高校総体に出場した二人(陸上競技、空手道競技)からの成績と感想の発表もありました。それぞれに自分の課題がしっかりと見えた大会だったようです。その後、教育支援部から各学部の先生方の紹介と校内教育相談(福祉機器等)の説明がありました。今年のキャッチフレーズは「困ったときは教育支援部へ!」だそうです。本校ならではのたいせつな紹介でした。新学期が始まり3ヶ月目に入りました。子どもたちにとって学校が安心できる場所になりつつあることを感じた全校集会でした。


高校総体報告


教育支援部紹介

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2019 NO16 小学部・幼稚部合同歯磨き指導

 2019 NO16 小学部・幼稚部合同歯磨き指導 令和元年6月4日
 5時間目に小学部・幼稚部合同の歯磨き指導がプレイルームで行われました。学校歯科医の先生に丁寧にわかりやすく虫歯菌の話をしていただきました。子どもたちも活発に受け答えをしていました。目に見えない虫歯菌の話はなかなかイメージするのが難しいと思いますが、生活経験が増えることで確かなものになっていくと思います。子どもたちは歯磨きの方法と大切さをしっかりと学ぶことができました。








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2019 NO15 季節を大切にする幼稚部教育

2019 NO15 季節を大切にする幼稚部教育 令和元年6月3日
 本校幼稚部の教室入り口には季節ごとに制作した風物がのれんとして飾ってあります。6月に入りカタツムリとあじさいが飾られました。子どもたちはそれぞれに触りながら、「目がついてる!」、「ぐるぐるになってる!」と嬉しそうに話していました。日常の中に季節があり、触って確かめられる工夫にとても感心すると共に嬉しくなりました。


カタツムリやあじさいの形をさわって確かめる幼稚部のこどもたち




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2019 NO14 宮崎県障がい者空手道協会設立

2019 NO14 宮崎県障がい者空手道協会設立 令和元年6月3日
 6月2日に宮崎県障がい者空手道協会の設立総会が本校で行われました。宮崎県空手道連盟副会長の深水館長と田岡館長のお二人が顧問となり、本校理療科主任の小山教諭が事務局長となりました。現在の会員は、本校卒業生で今年度空手道世界大会視覚障がい部門で1位となった成人男子と本校高等部男子生徒の2名です。今年は年4回の練習を行います。今後、さらに障がいの枠を広げながら、空手道の普及と発展を図っていきます。設立総会の後は門下生との合同練習が行われ、基本の動きの練習や形の演舞が行われました。生涯スポーツへの扉がまた一つ開かれました。


設立総会の様子




深水館長、田岡館長、門下生との合同練習の様子





演舞(個人形)

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2019 NO13 第46回県高校総体出場

2019 NO13 第46回県高校総体出場 令和元年5月25日
 第46回県高校総体が5月25日から始まりました。本校生徒も陸上競技800メートル走と空手道競技男子形個人戦に出場しました。それぞれに上位進出とはなりませんでしたが、まさに堂々とした戦いぶりでした。次への確かな手応えもつかんだようです。一つ一つの挑戦が確実に成長に結びついていることを実感した大会でした。


入場行進


開会式


空手道競技形個人戦出場


陸上競技800メートル走出場

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2019 NO12 薫風の中の中高合同体育

2019 NO12 薫風の中の中高合同体育 令和元年5月22日
 連日不安定な天気が続き、大雨や風などで遠方からの通学を心配する状況が続きました。今日は久しぶりの五月晴れです。風も爽やかですがすがしい天気となりました。運動場では中高合同の体育の授業が行われ、生徒たちも嬉しそうでした。優しい風や光は宮崎ならではです。五感で感じる体育も本校ならではです。



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