食育

今日の献立

2月1日の献立

 

【献立】 むぎごはん・旨煮・切干大根ごま酢和え・牛乳

 

 

【献立一口メモ】宮崎県は「千切大根(切干大根)」の生産量全国一です。全国に出回っている千切大根の90%以上が宮崎で作られています。12月から3月に生産されます。大根は一年中ありますが、おいしい千切大根は乾いた寒風の中で天気が良い日に干さないと出来ません。大根を洗って千切りにする作業は、まだ夜が明けないうちから始まります。寒ければ寒いほどよいのですが作業は大変です。

1月31日の献立


【献立】 もちむぎごはん・ぶりの照り焼き・ごま和え
      さつま汁・牛乳



【献立一口メモ】ぶりは、冬が旬の魚ですが、値段が高くて滅多に出せません。今日は年に1度位しか出せないぶりの照り焼きです。味わって食べましょう。ぶりは成長とともに呼び名の変わる出世魚です。「わかし→いなだ・はまち→わらさ→ぶり」と変わります。出世するということから縁起の良い魚ということで、お祝いの料理によく使われます。

1月28日の献立


【献立】 メンチカツバーガー・クラムチャウダー
      ヨーグルト・牛乳



【献立一口メモ】毎日の給食についている牛乳には、子牛が大きくなるのに必要な栄養素がたっぷり含まれています。成長期の今、カルシウムをコツコツためておかないと、将来、骨がもろくなる骨粗しょう症という病気にかかりやすくなります。カルシウムは、牛乳の他に、小魚や海藻、小松菜などにも含まれているので、日頃の食事で不足しないようにしましょう。また、唇の荒れを防いだりするビタミンB₂ も多く含まれています。

1月27日の献立


【献立】 ジャンバラヤ・白花豆スープ・フルーツヨーグルト
      牛乳



【献立一口メモ】豆は嫌いという人がいますが、大豆には植物性のたんぱく質、カルシウム、鉄、食物繊維等多くの栄養素が含まれており、健康な食生活を送るために重要な食品です。給食では、できるだけ魚、肉、大豆を同じ割合で出していきたいと考えています。値段が安く、噛む力もつく大豆、良さを知って自分の食生活にとり入れましょう。

1月26日の献立


【献立】 チキンピラフ・卵とじ・ポテトサラダ・牛乳



【献立一口メモ】給食を食べる時、皆で協力して食事の準備をし、マナーを考えて食べますが、これは相手を思いやり楽しい食事をすることにつながります。食べ終わった人もまだ食べている人がいることを考えて静かに過ごしましょう。食事マナーは周りの人に嫌な思いをさせないために必要なものです。食べるときの姿勢、箸の持ち方、食べるときは口を閉じて食べるなど、日頃から気を付けて、皆が楽しく食事ができるようにしましょう。大声で話しながら食べるのが楽しいと思っている人もいますが、それは他の人にとっては迷惑かもしれません。

1月25日の献立


【献立】 むぎごはん・チンジャオロースー
      かにとチンゲンサイのスープ・牛乳



【献立一口メモ】今日のチンジャオロースーに入っている牛肉は、宮崎県からいただいた宮崎牛です。宮崎牛が食べられるのも今年限り、今日を含めて後2回です。おいしくいただきましょう。青椒肉絲は、細切りにしたピーマンや肉を炒めて作る中華料理です。中華料理は、漢字を見ればどんな料理か見当が付きます。中国は医食同源の国、野菜をたっぷり使った料理がたくさんあります。

1月24日の献立


【献立】 もちむぎごはん・鮭の塩焼き・三色和え・豆豚汁
      味つけのり・牛乳



【献立一口メモ】1月24日は学校給食記念日です。日本の学校給食は、明治22年山形県鶴岡町の忠愛小学校でお弁当を持ってこられない子どもたちのために出されたのが始まりです。その時の給食は、おにぎり・焼き魚・漬物だったそうです。その後、各地に給食は広まりました。昭和に入って第2次世界大戦という戦争で給食は中断してしまいました。昭和20年、戦争は終わりましたが食糧不足は続いており、子供たちは食べるものがありません。外国からの援助物資で、昭和21年に東京・神奈川・千葉で学校給食が開始されました。これを記念して設けられたのが給食記念日です。普段何気なく食べている給食ですが、食べ物の命、食べ物を作ってくださる生産者や給食センターの方、給食費を出してくださるお家の人等、たくさんの人に支えられて給食が食べられることを忘れないでください。

1月21日の献立


【献立】 ミルクパン・かぶのシチュー・ひじきのサラダ・牛乳



【献立一口メモ】1年生の国語の教科書「大きなかぶ」に出てくる「かぶ」、「かぶ」は別名「すずな」とも言われ、春の七草のひとつです。「かぶ」は寒い時期のほうが甘味もまして美味しいようです。11月から1月が最もたくさん出回り、味も美味しくなります。「かぶ」には「白かぶ」と「赤かぶ」があります。お正月、「かぶ」をおめでたい菊の形に飾り切りし、紅白の酢の物に仕立てたのが「菊花かぶ」です。今日は、白かぶをシチューにしました。

1月20日の献立


【献立】 むぎごはん・魚の生姜みそかけ・即席漬け
      団子汁・牛乳



【献立一口メモ】今日の魚は、宮崎県からいただいた「カンパチ」です。「カンパチ」は、頭の上から見て八の字の線があることから、「間八」と名付けられました。宮崎県は沖合を黒潮が流れ、高温を好むカンパチにとって良い環境にあり、養殖が盛んです。 その品質は市場でも高く評価され、「宮崎カンパチ」として全国に出荷されています。宮崎県水産物ブランド品の第1号に認定されています。

1月19日の献立


【献立】 黒糖パン・肉と野菜のカレー煮込み・大根サラダ・牛乳



【献立一口メモ】野菜は、災害などによって値段が変わりやすく、北海道で起きた災害で、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、とうもろこしの値段が上がることもありました。このように、給食の食材は、日々変化し、予測がつかない中で献立を立てています。また、家ではあまり食べないけど、成長期にはぜひ食べてほしい食材、大豆やレバー、ひじき等も取り入れています。小学校低学年では好き嫌いが多かった人が、中学生になると好き嫌いなく食べられるようになります。食べてみなければ、いつまでも食べられるようにはなりません。嫌いな物をなくして楽しく食べましょう。

1月14日の献立


【献立】 減量コッペパン・スパゲティミートソース
      卵サラダ・牛乳



【献立一口メモ】給食のスパゲティは普通のスパゲティの1/3位の量しかないので、小さめのパンを付けています。肉や魚介がたくさん入ったスパゲティは主食と主菜を一緒にとることができます。野菜が足りないのでサラダと組み合わせました。1食に必要な野菜の量は両手いっぱいです。給食の野菜量を参考にお家でも毎食しっかり野菜を食べましょう。

1月13日の献立


【献立】 むぎごはん・えびのチリソース・にら玉スープ
      くだもの・牛乳



【献立一口メモ】まだ食べられるのに、捨てられてしまう食べ物のことを「食品ロス」といいます。食べ物を捨ててしまうのは、もったいないだけでなく、地球環境にも悪い影響を及ぼします。日本では1年間に612万トンもの食品が捨てられています。「食品ロス」を減らすために私達にできることは、まず、食べ残さないことです。お家では、買い物に行く前に冷蔵庫の中を確認し、必要な分だけ買う習慣をつけるようにしましょう。

1月12日の献立


【献立】 食パン・ポトフ・シーザーサラダ・だいずバター・牛乳



【献立一口メモ】給食時間は小学校50分、中学校40分で準備から後片付けまで協力して行います。準備が遅くなると食べる時間が少なくなってしまいます。給食当番はもちろんですが、他の人にもそれぞれ仕事があります。特にすることがないという人は静かに座って待ちましょう。それだけで落ち着いた環境を作ることが出来ます。

1月11日の献立


【献立】 五目ずし・道産子汁・フルーツ黒豆・牛乳



【献立一口メモ】1月10日は成人の日でした。お祝いの料理といえばお寿司ですね。五目寿司には、たくさんの具が入っていますが、具の量は少ないので、具の多い汁物・道産子汁と組み合わせました。道産子汁は、鮭やじゃがいも、コーン、バターといった北海道特産の材料を使った味噌仕立ての汁物です。フルーツ黒豆は、正月のお節料理に欠かせない黒豆を使ったデザートです。黒豆には、まめに働けますようにという願いが込められています。黒豆は、嫌いな人も多いようですが、たんぱく質 、 カルシウム、 鉄、 食物繊維を多く含んでいるので、皆さんに食べてほしい食品です。

1月7日の献立


【献立】 ミルクパン・たこ焼き風味揚げ・ブロッコリー
      わかめスープ・牛乳



【献立一口メモ】皆さんは「いただきます」「ごちそうさま」の意味を知っていますか。「いただきます」は、私たちが動植物の命を受け継いで生きていくための感謝の言葉です。「ご馳走様」の「馳走」は、もともと「走り回ること」を意味します。昔はお客様の食事を用意するために馬を走らせ、食材を集めました。「馳走」に「御」と「様」をつけて、作ってくださった方への感謝の気持ちを表す言葉になりました。心を込めて「いただきます」「ご馳走様」の挨拶をしましょう。

1月6日の献立


【献立】 三色ごはん・雑煮・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】今日はお正月に欠かせない雑煮のお話です。雑煮に入っている餅は、古くから日本人が、お祝いや「ハレの日」に食べる特別なものでした。雑煮は、年神様に備えた餅や里芋、にんじん、大根などを、その年の最初に井戸や川から汲んだ「若水」を使って、新年最初の火で煮込み、元旦に食べたのが始まりといわれています。雑煮は地方によって入れる材料や味付けが違います。餅の形は丸か四角か、焼くか焼かないか、味はしょうゆか味噌か、変わったところでは、あんこの入った餅を入れるところもあります。

12月24日の献立


【献立】 減量黒糖パン・からあげ・温野菜サラダ
      野菜のクリームスープ・クリスマスケーキ・牛乳



【献立一口メモ】今日が2学期最後の給食です。給食は1食分の食事の見本となるように考えていますが、楽しい時間でもあってほしいと思います。最後の給食では、2種類のケーキから一つを選んでもらいました。しっかり給食を食べた後、デザートとして食べてください。冬休みは、クリスマスやお正月等たくさんの行事があります。食べすぎに注意するとともに、家族のため、自分にできる手伝いは進んで取り組むようにしましょう。

12月23日の献立


【献立】 もち麦ごはん・道産子汁・五目きんぴら・牛乳



【献立一口メモ】今日は、北海道の産物を使った「道産子汁」です。北海道では広大な土地でたくさんの作物が作られ、酪農も盛んです。 「道産子汁」は、じゃがいも、鮭、玉ねぎ、にんじん、とうもろこし等北海道でとれる作物を煮て、みそで味付けし、最後にバターを入れました。

12月22日の献立


【献立】 ウインナードッグ・かぼちゃのシチュー
      くだもの・牛乳



【献立一口メモ】12月22日は冬至です。冬至は1年で最も昼が短く夜が長い日です。冬は植物が枯れ、動物は冬眠してしまうため、昔は、食べ物が手に入りにくかったようです。そこで、野菜の少ない冬でも食べられるかぼちゃを食べ、災いを防ぐ力があると信じられているゆず湯に入って無病息災を願いました。今日 は、「かぼちゃのシチュー」に、宮崎県 からいただいた地鶏 (じとっこ)を入れました。

12月21日の献立


【献立】 むぎごはん・根菜の煮物・切干大根ごま酢和え・牛乳



【献立一口メモ】宮崎県は日本一の切干大根の産地です。全国の90%以上が宮崎で生産されています。毎年12月から2月にかけて、畑に千切りにした大根を干す棚がずらりと並びます。農家では収穫した大根を洗って千切にし、すぐ棚に広げ冷たい風にさらします。真っ白い大根は冷たい風と南国宮崎の強い日差しで、半日から1日で、薄茶色に縮れた千切大根に生まれ変わります。