東郷学園ニュース
1月12日 5年生もちつき
日向市では「成人式(はたちの集い)」が行われ、大変おめでたい一日です。
東郷学園5年生は、この1年間にもち米を大切に育ててきました。お米の病気により、例年よりも収穫量がかなり少なく、少し残念な気持ちではあったのですが、本日、地域の方々や保護者の皆さんの力をお借りしながら、もちつき体験活動を行いました。
4回お米を蒸して、杵と臼で熱々のお米の粒が見えなくなるまでペッタンペッタンとつきました。初めは大人の方についてもらったものを、順番に子どもたちもついていきました。
なかなか思う所に杵を落とせず、たまに臼の端っこにガツッと当たったり…
でもついているうちに、どんどんコツをつかんで上手にもちつきができていました。
温かいもちを手で丸めながら、古き良き伝統を体全体で感じていたようです。
出来上がったおもちは、その場でぜんざいの具としていただいたり、学級の児童数に分けて袋詰めして持ち帰りました。
準備や段取りに地域の方や保護者の皆さんのご協力をいただき、子どもたちが楽しい体験活動をすることができました。本当にありがとうございました。
1月10日
本日は月日のゴロから「110番の日」で、全国の警察でダイヤル110番の有用・適切な利用を呼びかける日なのだそうです。私たちの安心・安全な生活の意識にもなりますね。
さて、昨日は避難訓練を行いました。この時期、どうしても火災が多くなることもありますが、地震の場合でも二次的な災害として火事が起こることが多く報告されているようです。
「家庭科室で火災発生!すぐに運動場に避難!」の放送とともに、ハンカチで口を覆った児童生徒たちが運動場に集合しました。整然とした動きで、先生方の支持をよく聞き、大変すばらしい避難の様子だと講評をいただきました。
日向市消防署の隊員の方から「放送をよく聞くこと。火元から遠ざかるように避難すること。命の安全を確保することに大切さ。」についてお話をしていただきました。
これから寒さや乾燥も本番になってきますので、訓練で学んだ意識を常にもっていけると良いと思います。
訓練の最後には先生方の水消火器による消火訓練。さらに、各学級代表の児童生徒が、ポンプ車からの放水体験をしました。職員も初期消火の大切さを改めて認識することができました。
1月7日 3学期始業の日
「心新たに」
本日は3学期スタートの日でした。年末からインフルエンザの流行がニュースにもなり、児童生徒の様子も心配していました。
登校時から大きな声で「おはようございます~。先生、明けましておめでとうございます!」と礼儀正しく挨拶をしてくれる子どもたちの表情を見て、ホッとしました。
始業式では、まず代表生徒が「心新たに」というタイトルで「2学期に学習面で努力し始めたことをベースにしながら、3学期は姿勢を正して積極的に発表すること」、そして「相手への敬意を示して生活すること」と新年の決意表明を発表しました。また、学校のリーダーとしてふさわしい行動をしてくことを、力強く宣言しました。
校長先生からは、『実行すること。継続すること。目標の見直しをすること。』この3点の大切さについてお話がありました。気持ちを新たに再スタートする意欲を再確認できたお話でした。
さらに、本日は、東郷町まちづくり協議会 青少年育成部の皆さんから、「あいさつ標語」の表彰式も行いました。
まちづくり協議会会長の鈴野様より、あいさつ標語受賞者への表彰状授与。次に、青少年育成部部会長の横山様より「あいさつは、町全体を温かくします。これからも大きな声であいさつをしていきましょう。」とお話をいただきました。まちづくり協議会の皆様、本当にありがとうございました。あいさつの行き交う、心温かいまちづくりの一つとして、東郷学園全体でも頑張っていきます!
さあ!「来年度のゼロ学期」です。これまでの積み重ねを元に、さらに向上していきましょう。自分自身の良いゴールイメージをもって、一歩ずつ進んでいきましょう。
令和7年1月1日 明けましておめでとうございます。
令和7年の元旦を迎えました。
東郷学園の児童生徒の皆さん、保護者や地域の皆様
新年 明けましておめでとうございます。
本年も、子どもたちが学習や活動に一生懸命に取り組む姿で、学校全体をプラスに向上させていきます。
今後とも変わらぬご理解・ご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
12月24日 2学期終業の日
ようやく冬らしさを感じるようになりました。県北地区はインフルエンザの罹患が大変多くなっているようで、この冬休み中の体調管理にも、十分に気を付けてほしいと思っています。
さて、本日は2学期終業の日でした。気温も下がり、体育館で1時間過ごさせるのは体調面でも心配だったため、急遽、表彰のみ体育館で行い、放送による終業式となりました。
まず、第14回青の國若山牧水短歌、宮崎県読書感想文、バドミントン部(シングルス)の表彰を行いました。青の國短歌では全国から寄せられた短歌の中で、小学生の部で優秀賞の4年生児童。また、宮崎県読書感想文コンクールの中学生の部で一席の7年生生徒。本当にすばらしい作品を生み出しています。全校児童生徒から大きな拍手が送られました。
教室に戻り、放送による終業式を行いました。
代表児童生徒による作文発表…
3年生児童は「頑張ったことは算数の学習、ひまわりフェスティバル、宿題です。目標をもちながら努力してきました。3学期もたくさんできることをふやしたい。」
5年生児童は「持久走、算数のテスト、運動会のリーダーを頑張った。頑張ったことで少し自信を持つことができた。3学期も目標を立てていきたい。特にあいさつに力を入れて、元気なあいさつができる東郷学園にしたい。」
9年生生徒は「充実した2学期だった。人前に出る機会が増え、物事をリーダーとして進めていく難しさを感じながら、活動を通して学んだことがたくさんあった。いよいよ受験が近づいてきたが、体調管理を徹底して全員合格を目指し、笑顔で卒業できるようにしたい。」
それぞれの反省とともに、新年への抱負も述べました。
最後に校長先生から、命に関しての大切なお話がありました。「自分の命を大切にするために、よく考えて行動すること。あいさつが飛び交う町は、犯罪が少ないと言われる。地域のお助けハウスも、改めて確認してほしい。9年生は入試に向けた対策の冬休み。自分の希望を叶えてほしい。」
振り返るとあっという間の日々だったと思いますが、時間はもう取り戻せません。だからこそ、新しい一年のスタートにあたり、自分なりに固い決意をしてもらいたいです。
改めまして、保護者の皆様、地域の皆様。2学期も東郷学園を見守り、応援してくださってありがとうございました。
令和7年も、どうぞよろしくお願いいたします。
12月17日 小学部短歌集会
約1か月前は、まだ薄着でも良かった毎日でしたが、12月に入るとやはり冬らしさが身に染みてきます。今朝の体育館もキンキンに冷えていました。
そのような中、子どもたちは元気に登校し、今朝は短歌集会を行いました。
今日は5,6年生の発表でした。
校長先生からの講評では、「季節を十分に表している作品が多かった。」「間接的な表現で喜びや楽しさを表している。」「言葉の裏にある感情がよく分かる。」とお話いただきました。
行事で経験したことや日常生活の何気ない一瞬の出来事について、よく表現できている作品ばかりでした。
☆上の句で かるたを取る音 ひびくんだ 三十二枚で びみょうな数字
☆後ろから 誰かの気配 逃げる僕 最後は本気で ギリギリ二位に
☆準備して 素早く手を出し 札を見て あーと声出し 札を表に
☆クリスマス たん生日が あるんだよ プレゼントがね たくさんもらえる
☆朝起きて すぐにこたつに 入るんだ そしたらまた 二度ねするんだ
☆もうこんな 時期になった 早かった 年明けまで もう少しだな
12月13日 小学部持久走記録会
東郷学園の児童生徒…すごい!と思うのは、行事の時の天気が最高に良い!みんなの頑張りのおかげですね。
本日は小学部全校児童の持久走記録会でした。
今週の冷え込みから考えると、天候や気温を心配していたのですが、とても素晴らしい条件のもとで記録会を迎えることができました。
2学年ごとに分かれて、1,2年生(3周半)、3,4年生(4周半)、5,6年生(男女別5周半)の競技を行いました。
業間の時間を使って練習してきたのですが、いつも以上に気合いの入っている様子でした。
自分のペースを保ちながら順調に走る児童もいれば、普段のペースからやや上げて記録に挑戦している児童もいました。途中、横腹を抑えながら苦しい表情で走る姿もありましたが、ゴールした後は清々しく、やり切ったという自信に満ち溢れている様子が見られました。
「苦しいことにも挑戦して、まずはゴールすること」
「友だちの頑張りを、心から応援すること」
両方の良さが見られた持久走記録会でした。
応援に来てくださったご家族の皆さんも、ご声援ありがとうございました。
12月12日 小学部 牧水かるた大会
昨日は、全校児童が一堂に会し、郷土の文化に親しむ「牧水かるた大会」を行いました。
グループでの対戦と個人戦(100枚取り)が行われ、これまで一生懸命に覚えてきた札をじっくり見つめ、「ハイ!」とスピード感あふれる取り方をしていました。会場の体育館は整然とした中にも、白熱した気合が感じられました。
競うのと同時に、文化と向き合う際の心構えや相手に対する思いやり、悔しいけれど折り合いをつけるという集団で必要な態度についても学んでいると思いました。
詠み手の児童も、はきはきとした聞き取りやすい声で朗詠しました。昼休みの練習など、人からは見えないところでの努力をしてくれていました。
学習文化委員会の5,6年生も、開閉会式の運営に頑張ってくれていました。
11月29日 5年生米作り 脱穀を行いました
地域コーディネーターの鈴野先生のご指導のもと、サポーターの皆さんのご協力をいただきながら育ててきた5年生のお米。本日、脱穀の日を迎えました。
前回、掛け干しをしていた稲の水分量がちょうどよくなり、絶好のタイミングでの脱穀作業を行うことができました。
束ねた稲の向きをそろえ量を調整しながら機械に入れると、穂先から籾(もみ)と藁(わら)が分離されます。普段は食卓に上った白米をおいしくいただくだけですが、実際に自分たちが育てたものを収穫することで、感謝の気持ちも一層強くなるのではないかと思います。
藁(わら)は家畜の飼料として活用され、無駄なものは一つもないことも学ぶことができたのではないかと思います。
この後、収獲された籾(もみ)を乾燥し、籾すりを経て玄米となり、やがてお米へと精米されます。
毎年、道の駅「とうごう」様で販売させていただいています。あまり多くはないのですが、5年生の心がこもったお米を、ぜひ楽しみにしてください。
東郷町の特産と歴史に触れました!
11月28日(木)、8年生はカモミールの植栽と西城公園にある逃散三百周年記念碑の清掃活動を行いました。
まず初めに、東郷まちづくり協議会の会長でもある鈴野さんより東郷町の特産であるカモミールについてのお話や先輩たちが考えたカモミールドーナツの製品化にどのようにかかわってきたかのお話がありました。また、山陰百姓一揆がどのようなものであったか、その当時の山陰地区のお話を聞きながら、東郷町の歴史について深く学ぶことができました。
お話の後、特産品である「カモミールティ」をみんなで味わいました。
カモミールティで一息ついた後、みんなでカモミールの植栽を行いました。これから寒い冬を迎えますが、寒波に負けず来年の6月の収穫に向けて育てていきます。みんなが育てたカモミールは9年生になった自分たちで収穫し、カモミールとおからを材料としたドーナツ「カモミールのかくれんぼ」という商品で販売する予定です。
植栽を終えた後、西城公園に向かいました。山陰百姓一揆のスタート地点である西城公園にある逃散三百年記念碑の清掃を行いました。寒いなか、たわしやブラシを手にしながら一生懸命記念碑を磨きました。水をかけて落ちた汚れを見て、「すげー!」「きれいになった!」と歓声を上げながら頑張りました。清掃後には、東郷まちづくり協議会の鈴野会長をはじめ協力していただいた方々にみんなでお礼を言いました。帰る前には、西城公園から見える学校や耳川、街並みの美しさに感動しながら公園を後にしました。
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