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学校のようす

第75回卒業式

 本日、午前10時より第75回卒業式を行いました。

 前日の雨から一転、雲一つない晴天になり、天気も卒業生を祝っているかのようでした。

 卒業生入場では、堂々と前を向いて入場しました。6年前の入学式の入場を思い浮かべていた保護者の方もいらしゃるのではないでしょうか。小さかった子供たちも、こんなに大きくなりました。

 卒業証書授与では、担任が小学校生活最後の名前を心を込めて呼び、卒業生は最後の返事を心を込めて言っていました。

 校長式辞では、6年間の数々の出来事を交え、卒業生の成長の様子が浮かんできました。そして、

 

 別れの言葉では、卒業生、5年生ともそれぞれの思いをしっかりと発表しました。

 そして卒業生の歌「3月9日」は、きれいな歌声が響き感動的でした。

 42名の卒業生のみなさん、卒業おめでとう。保護者の皆様、おめでとうございます。保護者の皆様だからこそ素晴らしい子供たちに育ち、このような素晴らしい式ができたと思います。職員一同、心より感謝申し上げます。本日は本当におめでとうございます。

卒業生は9時に登校してきました。

3・4年生がおめでとうの言葉を述べに来てくれました。

5年生が胸花をつけに来てくれました。

卒業生入場です。               学校長式辞

式辞の中で「竹取物語」を暗唱しました。    来賓紹介

別れの言葉

 11時前に素晴らしい卒業式が終わりました。

6年生へ贈る授業

 3校時に家庭科室で校長先生から6年生へ贈る授業がありました。

 授業開始前に、校長先生の初孫の動画を子供たちに見せました。

 いよいよ授業です。まず最初にしたことは、漢字テストです。

 1 柔和(読み方) 2 速やか(読み方) 3 おんだん(書き方) 4 おさない(書き方)の4つです。

 実はこの問題は、今年の高校推薦入試に出題されたものです。

 これらの漢字は小学校で習ったものです。ただ、読み方は音読みだけのものもあります。子供たちには、習ったものだけではなく、音読みを習ったのならば、訓読みはどう読むのかなど、自ら進んで学ぶことが大切であると話されました。

 いよいよメインです。竹内まりやさんの「いのちの歌」の歌詞を書いたプリントを配り、その中の歌詞

「本当にだいじなものは 隠れて見えない

 ささやかすぎる日々の中に

 かけがえのない喜びがある」

を自分なりに解釈しなさいというものでした。

 子供たちは自分なりに考え、プリントの裏に書いていきました。そして、班ごとに話し合い、その後発表をしました。

 だいじなものを命ととらえる子、普通の生活や日常の中にこそ大事なものはあると考えた子、また現在の情勢を踏まえ戦争のことに言及する子もいました。発表の後は、実際の「いのちの歌」を聞きました。

 最後は校長先生のお話でした。卓球仲間の若い子が思わぬ事故で命を落としたこと。これまでの校長先生としての様々な経験などから命について語ってくださいました。子供たちは真剣に耳を傾けていました。実は命は受け継がれていくということで初孫の映像をみせたのです。子供たちは「かけがえのない命」について考えてくれたことと思います。卒業を前にとても素晴らしい授業をしていただきました。

卒業式予行

 3校時に卒業式予行を行いました。

 本年度の卒業式は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、卒業生と保護者、5年生、来賓3名、職員のみの参加となります。

 卒業生は入場すると、ステージに向かって右側が松組、左側が竹組と座ります。卒業生の後ろには5年生。5年生の後ろに保護者席が座ります。

 卒業証書授与では、右からステージへ上がり、名前を呼ばれるのを待ちます。担任から名前を呼ばれたら大きな返事をして進みます。この返事を是非聞いてください。保護者の方へ、友だちへ、在校生へ、職員へ向けて心のこもった返事が聞けることと思います。

 別れの言葉は、卒業生はステージの前に立ちます。一人一人の台詞を是非聞いてください。そして歌です。5年生と一緒に歌う歌、卒業生で歌う歌。今日は予行でしたが、ぐっと胸に届く歌声でした。本番では更に素晴らしい歌声が聞けることでしょう。

 今日は予行でしたが、体育館はピーンと緊張の糸が張ってあるようでした。それは、卒業生、5年生の姿勢にあると思います。背筋をピンと伸ばし、微動だにせず。本当に素晴らしい子供たちです。素晴らしい卒業式になりそうです。