学校の様子

細田中学校の出来事

立志の集い

 2月2日は立志の集い。

 2年生が運営や準備等で大活躍。また、全員が選択した四字熟語の意味と理由を堂々と発表しました。来賓としてご挨拶くださった青少協会長の石灘忠照様、ご講話くださったランプス株式会社の河野道博様から、人生進行形中の生徒たちに大きなヒントを頂戴しました。

 来賓の皆様、保護者の皆様、地域の皆様、先輩や後輩たち、そして先生方の温かいまなざしの中、2年生の姿が頼もしく輝いて見えました。生徒たちの人生に幸あれと心から願います。今後も本日のような素敵な出会いがありますように。

   

   

   

   

  

  

 

生徒たちの様子

1年生

 昨年11月、野脇先生が自宅に飛んできたゲンゴロウを学校に連れてきました。絶滅危惧種で寿命は数年。だから卒業まで大切に育てようとしていたのですが、先日亡くなってしまいました。1年生は、野脇先生の思いや生命の大切さを感じとっていると思います。

  

2年生

 理科。階段の上と下にある電灯のスイッチ。階段の下でスイッチを入れ階段を上がってスイッ

チを消します。日常生活でよく使うものです。その回路は一体どうなっているのか。班で話し合いました。試行錯誤。本気になるとあっという間に時間が過ぎます。答えを創り出す授業の一例です。

   

3年生

 教頭先生の指導のもと、面白いそうなものを制作中。どんなことでも全力投球の3年生。もしかしたら細田愛がつまったものではないかと推察。お披露目や活用など、今後が楽しみな卒業制作!

   

  

  

   

 

1月25日の様子 

3年生。みんなが幸せな社会を実現するために。日南市から「ボッチャ」の道具を借してもらって、実際にゲームをしながら、様々な立場や共生社会について気づきを深めました。あすチャレアカデミーの学び、多様な性についての出前講座の学びが生かされています。

    

2年生。高校入試問題に挑戦。タイムリー。一番関心のあるときかもしれません。1年後を想定し、現在どれぐらい問題を解けるのでしょうか。ぴりっとした雰囲気があります。

1年生。温かい太陽の光を背中に受け、マンツーマンでプリント学習。答えを創れる1年生。文章で応える問題も避けては通れません。無回答0の継続を目指しています!

 

宮崎日日新聞”若い目”掲載令和6年1月25日

 3年生の河野巴南(はな)さんの作文が掲載されました。授業で得た知識と自らの経験とを関連付けて解釈し、これからの生き方を考えています。素晴らしい学びです。

 題名 困った人助ける

 「窮鳥懐に入る、人倫これを哀れむ」という言葉がある。「窮地に立つものが助けを求める時、どんな理由があっても助けるのが人の道。」という意味だ。

 以前散歩をしている時に、重い荷物を持ったおばあさんを見かけた。私はそのおばあさんに声をかけ、家まで荷物を運んだ。「優しいね。ありがとう助かった」と言われ、うれしかった。

 けれども、人を助けられない出来事もあった。お店で買い物して、セルフレジで会計をしていた時のことだ。近くにセルフレジの使い方がわからないおじいさんがいた。私はそれに気付いていたが、自分もレジを使っていたので、すぐに助けることができなかった。

 そこへ心優しい買い物終わりのお客さんが来て、親切にレジの仕方を教えていた。私は温かい気持ちになり、それと同時に罪悪感が少し残った。

 これからは後悔しないように、「人倫これを哀れむ」の気持ちを、行動に移そうと決めた。

宮崎日日新聞”若い目”掲載令和6年1月9日

 3年生の黒木悠生さんの決意文が掲載されました。卒業までもうあとわずか。自分だけではなくクラスメイトや細田中への思いがあふれる目標です。悠生さんの背中を後輩たちがしっかりと見ています。

 題名 卒業までの目標

 みなさんの今年達成したい目標はどんなことでしょうか。中学卒業を控えた僕には、達成したい目標が大きく分けて三つあります。

 一つ目は、クラス全員の志望校合格です。一人一人の夢や希望を叶えるために、これまで全員で受験に向けた勉強に取り組んできました。ラストスパートとして最後までクラス一丸となり、全力でやり遂げたいです。

 二つ目は、卒業までの時間を大切にすることです。今までお世話になった先生や1、2年生、そしてクラスの仲間たちとの時間を大事に過ごしていきたいです。さらに、生徒会活動などの細田中学校の良い伝統を引き継げるようにしたいです。

 三つ目は高校生へ向けての準備です。僕は寮生活を希望しているので、身の回りのことなどすべて自分でできるようにしていきたいです。そして、周りをよく見て行動できるようにしたいです。

 この三つの目標を達成させ卒業を迎えたいです。