学校の様子

細田中学校の出来事

春に向けて

 技術員の皆様方が、小学校と中学校の式典の会場を彩るペチュニアのお世話をしてくださっています。愛情を受けてすくすく育っています。感謝しかありません。様々なお支えのお陰で子供たちの笑顔は守られています。

   

宮崎日日新聞”若い目”掲載令和5年12月12日

 3年生の松岡洸我さんの作文が掲載されました。古文の一文を読み、自分の考えを述べています。時代が流れても、考えは現代に受け継がれます。新しい時代の形も加えながら。

 題名「人に感情」納得

 紫式部『源氏物語』にある「人木石にあらざれば皆情けあり」という言葉。これは「人は石や木ではないので誰もが情を持ち、情に動かされるものだ」という意味だ。

 私は、人は石や木ではないから感情があるという意味に納得した。だからこそ喜怒哀楽など様々な感情があるし、その感情に左右されやすいと思った。そして人は感情を持つことが大事だと思った。

 自分も周りの人たちも、悲しいものなどを見たら泣く人もいるし、自分にいいことが起きると嬉しい気持ちになる人もいる。反対に、イライラしてもそれをぐっと我慢する人もいるし、悲しいことが起きても涙をたえる人もいる。

 この世界に生きている人は皆感情を持っている。だからこそ喧嘩や戦争が起きる。感情を持つことは大事でも、感情だけに左右されないことも大事だと思った。

租税教室(3年生)

 12月8日は社会科の租税学習。

 松田先生のこれまでの段取り、外部講師を活用し一緒に答えを作り出す授業の挑戦に感謝です!日南税務署の浜砂さんと加藤さんを講師として迎え、生徒の皆さんが税金について気づき考える学習を進めました。丁寧な授業の準備、笑顔いっぱい、専門的だけれもわかりやすい説明。日南税務署の皆様ありがとうございました。少人数でも、外部の方と触れ合い様々な価値観を学ぶことができる、それが細田中です!

   

   

校内ロードレース大会に向けて

 12月6日昼休み。軽快な音楽とともに、生徒がグラウンドを走っています。先生方もそれぞれのペースで走ったり歩いたりしています。

 12月15日のロードレース大会に向けて、心を一つにして頑張っています。さらに、早朝はボランティアの生徒と先生でグラウンド整備。環境整備員さんのお力もお借りしながら、グラウンドがみるみるうちに美しなりました。自分たちで使うグラウンドを自分たちで整備する生徒たち。当日の成功は、地道なところから積み上がるものなのです!!!すごいぞ細田中生!!!

     

   

放課後の3年生

 放課後。遠くからテニスコートから「ファイトー!」の声が聞こえています。その頃3年生の教室では、受験生が、自主的に黙々と勉強に取り組んでいます。頑張れ3年生!目標に向かう姿が頼もしい。

今年の漢字2023

 国語科の学習の一環。「今年の漢字2023」に全校生徒が応募します。12月12日(火)午後に京都清水寺で「今年の漢字」が発表されます。生徒が応募した漢字の中で「今年の漢字」に選ばれるものがあるか、乞うご期待!

 おうちの方へ。どれがお子様の作品でしょうか。少々見にくいかもしれませんが、ご家庭で話題にしていただけると嬉しいです。 

    

第21回「新聞」感想文コンクール学校賞受賞!

 11月25日に宮日会館にて表彰式がありました。

 日頃から、新聞などの文章を読み、意見や感想、気づきや思い出等を文に表わし続けている皆さんの活動を評価していただいたと感じています。現在、職員室前に、表彰式で頂戴したものを飾っております。宮崎日日新聞社、宮崎日日新聞宮日会、同販売所長会の皆様、ありがとうございました。

 

あすチャレ!ジュニアアカデミー

  11月24日は「あすチャレ!ジュニアアカデミー」(日本財団パラスポーツサポートセンター主催)

 パラアスリートの官野一彦さんをお招きし、講話やワークショップをとおして、パラスポーツや共生社会への理解を深めました。あっという間の90分間。子どもも大人も一緒になって、生き方を考えたり、「答え」を創り出したりする活動に取り組みました。

 講話の中で、「できるできないではなく、どうやったらできるかが大事!」というエールをいただきました。まさに生き様で示してくださっている官野さんのお言葉。一人一人の胸にしっかりと刻まれました。

                                                                    

         

 「生徒の感想(一部抜粋):●人生諦めなければなんとかなるという精神がどれだけ大切かを学ぶことができた。●夢に向かう練習は辛いですが、勝ったときの喜びを思いながら練習を『頑張る』を『楽しみ』に変えていきたい。●世界はいろいろな人がいるからそこ、皆が過ごしやすい環境作りが大切だと思った。多目的トイレを優先的に空けておくこと、全ての玄関にスロープをつけるなど。自分一人ではどうしようもないかもしれないけど『どうすればできるか』という考えで、世の中をもっとよりよくしていけたらよいと思った。」

 ワークショップでは、生徒2チーム大人1チームに分かれ、チーム対抗戦のルールを考えました。目標は、車いすを使用している官野さんがいるチームを含めた全チーム全員が全力を出し切り、同タイムでゴールできること。様々な意見を出し合い、ルールを創り出しました。

「生徒の感想(一部抜粋):●障がいの有無に関わらず楽しむことができるということを体験し、自分の中の意識や行動に対して自分事として考えることができた貴重な時間でした。●後半の授業では、生徒はもちろん、先生たちも本気で授業に取り組んでいて盛り上がったので楽しかった。

 多様な価値観を学び、自分の生き方や未来を考える貴重な経験ができました。官野さんを始め、日本財団パラスポーツサポートセンターの皆様、本当にありがとうございました。

  合い言葉は、「未来を生き抜く力を今、細田で身に付けよう!」 

 

振徳教育の日

 11月26日は郷土の偉人小村寿太郎候の命日に制定された「振徳教育の日」

 今週は振徳教育週間です。朝自習の時間に読み物資料で学ぶ以外に、給食の時間にCDを聴いています。CDで流している曲は「小村寿太郎候を讃える歌『誠の道』」です。これは、2006年2月に細田中の先輩方が作成し録音したものです。後輩として、日南市の文化や伝統を知るよい機会です。

    

宮崎日日新聞”若い目”掲載令和5年11月29日

 1年生の稲元瑠唯(るい)さんの作文が掲載されました。新聞記事を読んだことをきっかけに、方言からよみがえる思い出や方言を大切にしたいという思いを述べています。改めて方言は、人と人とをつなぐ温かいものであることに気付かされました。

題名 方言大切に使う

 僕の好きな宮崎の方言は「いっちゃが」です。幼い頃、僕が怪我をした時に祖母が「大丈夫やが」と優しく声を掛けてくれたことをよく覚えています。

 その時に「いっちゃが」と言われたのかはわかりません。でもこの「いっちゃが」という言葉でその時のことを思い出します。新聞記事にも「後世に残したい宮崎弁」として「いっちゃが」が上位に挙がっていました。

 他に僕が好きでよく使う方言は「ほがす」です。これは僕が保育園に通っていたときに、土遊びをなどで楽しく遊んでいる時から使っています。

 「ほがす」は「穴を開ける」という意味ですが、これも新聞記事の「標準語だと思っていた宮崎弁」に挙げられる人気の宮崎弁です。

 これから僕は、誰かに何かあった時は「大丈夫だよ」「いっちゃが」と声を掛けられるようになりたいです。方言は困った人に寄り添う時に使って、大切にしていこうと思います。