日誌

2019年7月の記事一覧

地元就職率UPを考える(4)

アンケート Q2 現時点での進路希望は、何ですか?
 2年生 9月結果
 生徒
 ①就職64.2% ②進学23.0% ③未定7.4% ④公務員5.4%
 保護者
 ①就職64.1% ②進学21.6% ③未定8.1% ④公務員6.2%

 3年生 9月結果
 生徒 
 ①就職68.1% ②進学25.4% ③公務員5.9% ④未定0.7%
 保護者
 ①就職68.0% ②進学25.2% ③公務員5.4% ④未定1.4%

  2,3年生とも生徒と保護者の値がほぼ一致している。
 生徒は、保護者と相談をしている結果と一致する。
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地元就職率UPを考える(3)

…アンケートは、平成28年8月末に県内工業系高校7校の2,3年生、生徒と
保護者全員約4500名を対象に実施された。
今回から、その結果を紹介しながら生徒・保護者の意識を分析してみたい…

Q1 自分の進路を決めるにあたり、誰に一番相談するか?
回答 2年生徒 ①保護者・家族70.1% ②友人12.9% ③先生11.4%
    3年生徒 ①保護者・家族64.5% ②先生21.7% ③友人09.5%

 生徒は、圧倒的に保護者・家族と相談しており、3年生では友達よりも先生
の方に相談する傾向が高くなっていることが分かる。(つづく)
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地元就職率UPを考える(2)

 …そこで、「本当に我々工業科教員の誘導で、県外就職を決めているの
だろうか?」、「生徒たちが県外就職を決めている本当の理由が知りたい」…
と、工業科職員の中から意見.声が聞かれるようになった。
 この声を受けて、当時宮崎工業.竹下校長の発案により、県工業部(県内
7つの工業系高校に勤める職員組織)が組織的に実態調査アンケートを取
ることになった。 
 2016年(H28年)春のことだった。(つづく)
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地元就職率UPを考える(雑感1)

 あれは…4年ほど前、年の暮れか始めの寒い時期だった。
確か宮日新聞の1面だったと思う…
 「宮崎県 地元就職率全国最低」という記事が掲載された。
 その記事の中でも特に注目したのは、工業高校生の地元
就職率が際立って低いこと。そして、その原因は、高校の先生
が県外企業への就職を勧めるからだ…というものだった。
 私を含め、この記事を読んだ大半の工業科教員たちは、皆一
様に「濡れ衣だ」と思った。
決して、県外就職を勧めている訳ではない…と
皆この記事に、腹を立てていたことを思い出した。(つづく)
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