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SSH&サイエンス科情報発信ブログ
星琳祭の科学部
毎年、文化の部では科学部が実験教室を出展しています。
今年は「冷却剤作り」を出展しました。
暑い日が続きますから、冷却剤作りはうってつけですね。
ちなみに、実験教室のネタも生徒達が決めています。
今年度も、コロナ禍に伴う感染症対策のため
密にならずすぐに終わる内容にしたようです。
作り方は科学部のメンバーが指導します。
1度に6組ずつしか入れません。
尿素に水を入れる!これだけで冷却剤完成です。
あとは、暑くなったときに中の水袋を割ると、吸熱反応で冷えていきます。
おかげさまで大盛況でした。
来年はどんなネタにしようかな。
楽しみですね。
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第11回高校生バイオサミットでトリプル受賞しました
第11回高校生バイオサミットin鶴岡で受賞いたしました!
毎年全国の高校生が「生命科学」に関係するあらゆるトピックの研究発表を行います。
今回の発表タイトルは
「STFTによるハクセンシオマネキの理想的な求愛ダンスの解析」
絶滅危惧種のハクセンシオマネキの行動を記録し、プログラミングを用いて詳細に解析しました。
彼らは1~2年生の頃にも多くの大会で受賞しており、
今回は3年間の集大成となる発表です。
8月23日に決勝大会(約20作品)に参加しました!
彼らは自分たちでプログラミングを行い、ハクセンシオマネキの
求愛行動を信号化することに成功。
さらに短時間フーリエ変換を用いて求愛に成功したオスの傾向を探りました。
その結果「休まずに求愛を続けるカニはモテる!」ことを発見しました。
なるほど。休まずに求愛すればモテる…。勉強になりますね。
大学の先生との質疑応答にもしっかりと答えています。
今年度は全日程オンラインで開催されましたが
宮崎北高校は研究発表大会への参加も多いので、質疑に慣れています。
そして、研究発表が終わり
いよいよ審査結果発表の8月25日…。
様々な賞の受賞が発表される中…
環境大臣賞…。
おお!選ばれました!!!
環境大臣賞を受賞しました!!
さらに、審査員特別賞も受賞!!
チームへの環境大臣賞に加え、発表者個人に対して贈られたものです!
さらにさらに、本校の先生が優秀指導者表彰にも選出!!
今回発表に用いたプログラミングソフトMATLABは
本校のデータサイエンスの授業で取り扱っており
宮崎北高校の探究活動への取り組みが全国的に認められた証です。
表彰式後、審査員の先生から直接お電話があり
受賞のお祝いの言葉や、研究に関するアドバイスを受けました!
と言うわけで、今回はひとつの作品でトリプル受賞となりました!
先日の全校SSH生徒研究発表会でも宮崎北高校の他作品が受賞しています。
宮崎北高校サイエンス科は、探究活動において県内トップの受賞実績を誇っています!
この勢いは止まりません。
これからも活動を続けていきます!
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全国SSH生徒研究発表会
会場は神戸国際展示場です。
感染症対策のビニール&ソーシャルディスタンスで発表には苦戦しています…。
それでも、元気にわかりやすく研究内容を紹介していました!
そして、投票してくださった皆さんに感謝です!
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サイエンス科のオープンスクール
2日間とも、午後にサイエンス科の説明を行いました。
暑い中、たくさんの中学生と保護者が参加してくださいました。
実験教室です。ブロッコリーからDNAを抽出しました。
高校3年生が自分達の研究をポスターで発表しました。
中学生も保護者も一生懸命聞いていました。
座談会です。中学生の悩みや不安、保護者の質問に高校生が自分の経験を交えて答えました。盛り上がっていました。
参加して下さった中学生や保護者のみなさん、どうもありがとうございました。これから進路について考えいく際の選択肢に「北高サイエンス科」が入ってくれるとうれしいです。
なお、今回も、受付や駐車場などを含めて、多くのサイエンス科生が担当してくれました。お疲れ様でした。
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サイエンス科1年生へ
7月10日の海洋実習事後学習で採取した
プランクトンの画像をこちらに用意しました。
第2回わくわくサイエンス教室
実験教室の内容もサイエンス科の生徒がイチから企画しました。
参加者の力作が揃いました!
ここから落とします!
UMK「のびよ!みやざきっ子」をお見逃し無く!!
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サイエンス科講演会
村上先生、お忙しい中ありがとうございました!
屋久島研修の記録(最終日)
ポスターは全部で6班分あります。
発表者を交代しながら6セット行うことにより全員がポスターの説明を行います。
審査団は引率教員と、県総合博物館の先生、現地のインストラクターの方々です。
その分、審査員や生徒からも質問がバンバン飛んできます!
とにかく、とても大変だった今回の研修。
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屋久島研修の記録(2日目)
2年サイエンス科の屋久島研修2日目の記録です。
朝は検温から始まります…。
8:30から早速バスに乗って移動開始です!
今日は丸ごとフィールドワーク!
ハードな1日がスタートします。
宿泊している屋久島環境文化センターは島の東側にあります。
まずはバスでぐるっと西側へ。
やってきたのは大川の滝(おおこのたき)です!
堆積岩が変成したホルンフェルスが多く見られ
その中に花崗岩の岩脈が見られます。
生徒が散らばり、各々が注目したポイントの写真を撮ったり観察したり…。
次に、仲間(なかま)という集落にあるガジュマルを見に来ました。
"歩行樹"ともいわれる珍しい樹木です。
宮崎県の野島神社には立派なアコウの木があります。
その時の観察記録と比較して考察を深めました。
こちらは千尋の滝(せんぴろのたき)です。
背景に見える山は、一つの大きな花崗岩です。
これが削られて滝になったとか…。
生徒たちはインストラクターさんや
同行してくださった宮崎県立総合博物館の先生の解説を聞きながら
(この解説も、肝心の『課題の答え』は教えてくれない!)
与えられた課題解決のために、写真を撮ったりメモを取ったりしていました。
これで午前は終了。
午後は、いよいよ屋久杉が自生する標高1,000m地点のヤクスギランドに向かいます。
こちらがヤクスギランドです!
今回は50分の散策コースを進みました。
6~7人のグループに分かれて、それぞれにイストラクターさんが付いてくださいました。
写真は、珍しいコケや針葉樹を探す一同です。
これは屋久島の特徴的な光景!
「切株更新」と呼ばれるものです。
江戸時代に切られた屋久杉の切り株から、新しい樹木が生えています。
こちらは『仏陀杉』と名付けられた屋久杉です。
推定樹齢1,800年とか。
ところで、屋久島の杉なら何でも屋久杉という訳ではなく…
・人工林の杉→地杉
・樹齢1,000年未満の杉→小杉
・標高1,000年以上で、標高500m以上に自生している杉→屋久杉
と呼ぶようです。
ヤクスギランドから下山する途中に7,300年前に堆積した「幸屋火砕流」の地層を発見。
さて、17:30に屋久島環境文化センターに帰ってきました。
1時間ほどの夕食の後、交代で入浴しながら残りのメンバーは
ポスター作りです。
2日間集めたデータを総合して、屋久島の謎に迫るポスターを作ります。
いよいよ明日はポスターセッション!
この日も夜遅くまで作業して、ようやくポスターが出来てきたようです…?
~3日目に続く~
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屋久島研修の記録(1日目)
4月27日(火)~29日(木)
2年サイエンス科のフィールドワーク「屋久島研修」を行いました。
今回から3回に分けて屋久島研修の様子をお伝えします!
※本来ならば昨年10月に行く予定でしたが、コロナ禍により延期されていました。
サイエンス科は宮崎県総合博物館と連携し、これまでに宮崎県の地質・植生を学んできました。
その知識を生かしながら、屋久島の豊富な森林植生と特徴的な地質を学んでいきます。
そして今回の屋久島研修はただの"研修旅行"ではありません。
いわば"探究活動強化合宿"といっても過言ではないでしょう。
こちらの高速船「トッピー」で、鹿児島港~屋久島は安房港へ向かいます。
研修に使用する大量の荷物を協力して運び込みます。
屋久島に到着しました!
まずは3日間お世話になる屋久島環境文化センターに集合。
今回の研修の目的を再確認します。
いよいよ研修の課題が発表されました。
主に『植生』と『地質』に関する課題です。
以降は自分たちで情報収集をしながら、最終日にポスターにまとめます。
そう…屋久島の成り立ちや植生をそのまま教えてもらえる旅行ではないのです!!
さらに各班には本校オリジナルの屋久島研修ハンドブックと、フィールドワーク7つ道具、そしてカメラが渡されます。
いよいよ屋久島研修が始まります!
各班、屋久島の謎を解明できるのでしょうか!?
(ちなみに、どのような課題が出たのかは次年度の事もあるためナイショにさせていただきます。ご了承ください…。)
まずは田代海岸を訪れました。
特徴的な赤色頁岩(せきしょくけつがん)に枕状溶岩。
どうやってこの地形が作られたのか、考えなければなりません。
ところで、屋久島は「月に35日雨が降る」と言われるほど降水量が多く、ここでは大雨に遭遇してしまいました。
続いては春田浜にやってきました。
特徴的な隆起サンゴ礁海岸。この地形はどうやって…?
こちらでは雨はピタッと止み、青空も見えています。
屋久島の天気は変わりやすいのです。
一日目の研修が終わり、屋久島環境文化センターに帰ってきました。
開講式の様子です。2泊3日の集団生活。ルールが示されます。
食事は屋久島の食材を使ったおいしい料理です。
研修の活力になります!もちろん黙食です…。
さて、普通ならここで入浴して自由時間…ですが、これは研修。
夕食後はディスカッションです。
本日調査したことを整理し、ポスター作りに入ります。
ハンドブックの内容や、インストラクターさんの話、宮崎で学んだこと…
これらを総合して、課題の答えを導いていきます。
夜10時過ぎまで活発な議論は続き、明日の研修へと続きます…。
~2日目へ続く~
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