情報発信ブログ

SSH&サイエンス科情報発信ブログ

第2回 サイエンス科集会が行われました!

11月13日(水)に第2回 サイエンス科集会が行われました!

サイエンス科では、学校生活や学科活動について理解し,サイエンス科生としての自覚と誇りを醸成することを目的にサイエンス科集会を年3回実施しています!

今回は,2年生の探究活動の成果を1年生へ向けて発表しました。

 

2年生は前日の研究者との研究発表交流でプレゼン力を鍛えてきました。
しかし、研究者とは異なり、研究をしたことのない1年生に向けての発表・・・
タブレットで視覚的に伝えるなど、分かりやすく伝える工夫をしながら発表することができていました!

 

また、1年生もフィールドワークのポスターセッションで鍛えた質問する力を生かして、たくさん質問していました!

 

2年生は次の中間発表会へ向けて、研究やまとめをがんばります!
1年生は研究計画の真っ只中!今回の発表で2年生での研究をイメージできたかな?

↓2年生の中間発表の案内はコチラ↓

2年サイエンス科 研究者との研究発表交流が行われました!

11月12日に総合農業試験場と工業技術センター・食品開発センターで研究者との研究発表交流が実施されました。

2年サイエンス科生徒が研究施設で実際に研究をしている研究員の方へ向けてポスター発表を行いました。外部での研究発表は初めてでしたが、今までの研究の成果を発表することができました。

研究をしている大人とのディスカッションはとても刺激的で、にこにこしながらおもしれー!と言っているのが印象的でした。

また、ポスターセッションとは別に農業試験場では若手研究員のポスター発表、工業技術センター・食品開発センターでは研究機器の見学とそれにまつわる研究事例紹介がありました!

普段聞くことのできない研究の話やハイテク機器に、生徒も目を輝かせていました。

今回いただいたアドバイスを糧にして、12月19日(木)の合同発表会や来年度のMSECフォーラムに向けて研究を頑張っていきます!

ACT-LI2(2年普通科・地域探究)の活動紹介

11/6(水)、2年普通科のリベラルイノベーション(=ACT-LI2)が実施されました。

現在2年生は、12/19(木)実施の合同研究発表会(中間発表)に向けて研究を進めています。

9月に実施された探究活動見本市を受けて、各グループ研究計画を見直し、より良い研究のために試行錯誤しているところです。

 

12月の発表に向けてポスターを作成したり、データを収集するためのアンケートを作成したりするなど意欲的な活動をするグループも増えてきました。各クラスには、それぞれのグループが作成したアンケート用紙がずらりと掲示されています。各グループ、多くの回答が集まると良いですね。もしアンケートにたくさんの回答をもらいたければ、まずは自分が、誰かが作ったアンケートに回答してあげましょう。「お互い様」の心で探究活動をより良いものにしてほしいと思います。

  

12/19(木)の合同研究発表会までおよそ1ヶ月。まだ時間はありますが、そろそろポスターを仕上げていかなければなりませんね。外に出ての発表は今回が初めて。後輩もたくさん発表を見に来ます。他校の生徒との交流の機会もありますよ。来年7月のMSECフォーラムに向けて、意味ある発表の時間にしてください。出来うる限りの準備をして当日に臨みましょう。頑張れ!北高生!

10月17日のサイエンス科ACTの時間では“宮崎県の地質・植生ポスターセッション!”が行われました。

サイエンス科がこれまでに活動した行縢山・県北フィールドワーク、博物館実習、青島実習の内容を発表しました。

ポスターセッションの作法についての説明を受けた後、それぞれの班ごとに練習して発表に臨みました。

原稿を一生懸命見ていました。

10分間の説明ののち質疑10分の流れでした。発表のみならず質問する力も試されます。

翌週には2泊3日の屋久島研修がありました。

屋久島の地質、植生はどのような違いがあるのかを比べる貴重な機会になったのではないでしょうか。

普通科1年生 地域企業探究第2回インタビュー調査を行いました!

10月23日(水)のACT-LI1では、普通科1年生が地域企業探究の一環として、第2回インタビュー調査を行いました!

 

先月実施した1回目のインタビュー調査では、企業のことを知るために企業訪問や質疑応答を行いました。(詳しくは第1回インタビュー調査についてのブログをご覧ください!)

生徒たちはその第1回インタビュー調査を受けて、それぞれのグループごとに「企業がもっと良くなるための提案」を考えてきました。

 

そして、今回の第2回インタビュー調査は「一旦、自分たちが考えた提案を企業の方に聞いてもらい、アドバイスやダメ出しをしていただこう!」という目的のもと行われました。

↑ タブレットを使ってスライドを作成し、企業の方にご提案しています。

↑ 提案を受けて、企業の方からアドバイスをいただきました。

  中には、「この視点から提案を考えて欲しい」という要望をいただいたグループも!

 

ちなみに、このインタビュー調査は来週までかけて行われます。

23日にインタビュー調査を実施しなかったグループについては、提案を練り上げたりスライドを作成したりする時間としました。

 

今回で地域企業探究に関するインタビュー調査は終了となります。

今後は12月の発表会に向けて、企業に対する提案を練り直しスライドを完成させていきます。

高校生ならではの画期的な面白いアイデアを考えてくれると期待しています!!

サイエンス科1年 フィールドワーク「ポスターセッション」を行いました!

10月17日のサイエンス科ACT-SI(サイエンスイノベーション)の時間を使って、“宮崎県の地質・植生ポスターセッション!”が行われました。

 サイエンス科がこれまでに活動した行縢山・県北フィールドワーク、博物館実習、青島実習の内容をポスターセッションで発表しました。

ポスターセッションの作法についての説明を受けた後、それぞれの班ごとに練習して発表に臨みました。

原稿を一生懸命見ていました。

 

10分間の説明ののち質疑10分の流れでした。発表のみならず質問する力も試されます。

来週には2泊3日の屋久島研修があります。

屋久島の地質、植生はどのように違いがあるのかをぜひ比べてみてください。

留学報告を行いました!

今年度、宮崎北高校は10月までに13名が海外に留学しました。

また、7月に24名の留学生(イギリス)の受け入れ12月には6名の留学生(タイ)を受け入れる予定です。

 

留学者の中でも、今年度はトビタテ留学JAPAN(国からの奨学金)に4名(2年生3名、3年生1名)が採用され、それぞれオーストラリア(2名)、イギリス、フランスに渡航しました!

 

詳細は以下の通りです。

 

※R6年度の渡航者は10月現在の数です。

 

10月9日に2年生の学年集会で、10月16日に1年生の教育課程説明会で留学者が報告会を行いました。

 

★10月6日の学年集会の様子:セブ島(フィリピン)留学をした生徒↓

朝から夜遅くまでみっちり英語漬けだったようです。

 

★10月6日の学年集会の様子:韓国留学をした生徒↓

韓国語を学びに行きました。

 

★10月16日の教育課程説明会の様子:タイ姉妹校留学に参加した生徒↓

本校の姉妹校 タイのカセサート高校に留学した生徒7名です。

 

★10月16日の教育課程説明会の様子:トビタテ留学JAPANでイギリスに渡航した生徒↓

文化の違いと海外生活の厳しさを話してくれました。

 

これからもたくさんの生徒に留学に参加してほしいです。

普通科3年生の探究活動がシンポジウムに出展!

9月20日(金)

イオンモール宮崎にて開催された「私とみんなの共生社会シンポジウム」に

普通科3年生の『みんなに優しいUNO作り』チームが出展しました。

 

このイベントは、高校と特別支援学校の生徒たちが、共生社会をテーマにしたイベントに参加し、

学び合いながら成果を発表するものです。

これからの共生社会について、積極的に発信する機会となりました。

 

本校から出展した作品は、色覚多様性の方々でも見分けやすい、使いやすいUNOを開発する内容です。

 

ポスター発表だけでなく、プレゼンによる取り組み発表も行いました。

また、実際につくった試作品による実演も行いました。

 

これまで行ってきた探究活動の成果を、多くの方に知っていただく良い機会となりました。

 

宮崎県総合博物館での授業

1年サイエンス科が宮崎県総合博物館での授業に臨みました。

サイエンス科が学ぶ「フィールドワーク」の授業では

地質・植生の自然を学び、宮崎と屋久島の違いを見つけていきます。

 

今回は、宮崎県総合博物館ご協力のもと、豊富な資料で地質・植生について学びます!

すでに、むかばき合宿で宮崎県の自然の片鱗に触れた生徒達。

今回は屋久島との共通点も視野に、学びます。

 

樹皮の模様が特徴的なカゴノキ(鹿子の木)。

博物館には、当然ながらすでに行縢山で目撃した植物もあります!

垂直分布を意識しながら、展示を見学していきます。

 

さらに、地質についてもバッチリ学びます!

宮崎県の地質の歴史を、数万年というスケールで振り返ります。

 

貴重なサンプルが多く展示されている宮崎県総合博物館!

 

博物館の先生方にも大変お世話になりました!!

Practical Englishの様子(今年度前半分)

 

1学期は以下の流れで授業をしました。

①4月~6月前半―読んだ英文の要約原稿の音読テスト2回

②6月後半~7月後半―読んだ英文の要約原稿を用いたプレゼンテーション発表2回

③8月後半~9月―読んだ英文を参考に、英語スキットの作成

 

①の授業のパフォーマンステストの様子↓

 

①の授業で使用した生徒の音読原稿↓

 

 

②の授業での生徒の発表練習の様子(タブレット上のスライドを指しながら練習しています)↓

 

②の授業の実際の発表の様子(全員教室のプロジェクタとスクリーンを使用してテストしました)↓

 

 

③の授業は9月13日現在、スキット原稿の作成中です。

今までは、既成の原稿を読んだり、説明したりすることがメインでしたが、今後はオリジナルの文章を作成し、それを感情を乗せて「伝える」・「演じる」発表です。

それにより、「リアルな発話」になってくれることを期待しています!

探究活動『見本市』を開催しました!

9月18日(水)は2年普通科の探究活動見本市でした!

このイベントは、探究活動の計画発表会です。

 

学校の先生、外部の方々、そして生徒と対話を重ねることで

研究計画のブラッシュアップを行います。

 

探究活動の発表会に外部の方が招かれる場合、研究終了後の「成果発表」であることが多く

質疑応答やアドバイスをいただいても反映されない事例がよくあります。

そこで、今回は研究計画段階でのポスターセッションを企画しました。

 

 

今回は地域の企業や、大学、街づくり協議会、県教委から37名の方にご参加いただきました!

ご協力してくださった皆様、本当にありがとうございます。

 

まずは、外部の方と本校の先生方に向けて事前オリエンテーションを行いました。

この見本市の狙いと、対話の方法をお伝えしました。

 

様々な分野の79作品が発表を行いました。ジャンルごとに部屋を分けています。

前半40分、後半40分のポスターセッションです。

 

本校の研究は原則として3~4人一組で行います。

 

「文系も理系も科学技術人材を目指す」のが本校の目標です。

科学技術人材とは、理科や数学ができる人材ではなく

「情報をもとに自ら考え行動できる人材」です。

ということで、いかにしてデータを集めるか…が研究計画の肝になります。

 

これまで研究計画の段階で、ここまで多くの方と対話を行うことはありませんでした。

生徒達の研究内容が今後さらに練られることでしょう。

 

校長先生も質疑応答に参加しています。

生徒達は面白いアイデアを持っているのですが、その具現化がまだ未熟です。

そこで、大人との対話を重ねることで、思考が整理されていきます。

 

さて!

今回、パネルに対してポスターを小さめ(A1サイズ)で印刷しています。

余白の部分に、外部の方や先生、生徒からのコメントや質問の付箋が貼られています。

この付箋は、基本的に「答えられなかった質問」や「研究アドバイス」が書かれています。

各班にとっての今後の宝物となります。

 

さらに、外部の方に対して各班は「探究活動応援カード」を配布します。

これは研究の概要とQRコードが記載された名刺サイズのカードです。

 

今回のイベントが「見本市」なのは、まさにここです。

 

ただのポスターセッションではなく、「外部協力者は自分でみつけよう…!」という企画なのです。

沢山のつながりが生まれたようです。

 

さて、振り返りです。生徒ではなく、参加者の皆さまです。

今回は短い時間ですが、生徒が行うフレームワークを体験していただきました。

テーマは「本日の発見」。3分間でできるだけ沢山書いたものをもとに

各班で議論していただきました。

 

先生方×外部の方々!意見交換が盛り上がっていました。

 

という訳で、初めての探究活動見本市でした。

生徒たちも研究計画の修正点がたくさん見つかったようです。

 

9月の見本市

12月の中間発表

そして

翌年7月のMSECフォーラム。

中間発表前に、各班とも思考整理できたのは大きな収穫でした。

イギリス人留学生を受け入れました

7月22日~26日の4日間、イギリスのロンドンにあるタウンリーグラマースクールから高校生23名と教員3名を受け入れました。

当校とは4年前のコロナ禍のオンライン交流から始まり、昨年度から対面で受け入れを行っています。

 7月22日(火) 受け入れ1日目

 空港で出迎えて、青島や宮崎駅周辺を案内しました。

青島で風景画作成↓

青島神社参拝↓

 

 

7月23日(水)2日目

宮崎北高校English Dayに招待! 

*English Dayとは・・・

生徒が1日英語のみを使ってコミュニケーションをとりながら、様々なアクティビティに参加するもので、3年前から実施しています。

 おりがみを伝授しています↓

 

ランチタイム↓

 

7月24日(木) 3日目

校内で、学校案内や日本語講座、茶道体験、日本画・書道体験・琴体験をしてもらいました。

茶道体験の様子↓

 

琴体験の様子↓

日本画・書道体験後の集合写真↓

 

7月25日(金) 4日目

校内で、サイエンス科の紹介やサイエンス科主催の実験教室とマニュファクチャリングの授業の体験をしてもらいました。 

実験教室の様子(バスボム作りをしました)↓

 

マニュファクチャリングの授業体験(パスタを使ってタワーを作り、高さを競いました)↓

 

本校の生徒もタウンリーグラマースクールの生徒も積極的に活動に参加していました。

また来年度の受け入れを楽しみにしています。

サイエンス科ホームカミングデーを開催しました

9月17日

「サイエンス科ホームカミングデー」を開催しました。

サイエンス科の卒業生が集まって、現役生への研究アドバイスを行うイベントです。

 

当日は10人の卒業生が集まってくれました。

全国大会の受賞経験をもつ卒業生も多くいます。

 

計画はあるけど、動きが停滞している…

そんな班に積極的に行動を促してくれる頼もしい先輩。

 

生物系の研究班には、生物系の大学生。マッチしています。

論文の書き方なども教えてくれます。

 

かつて自分が使っていた道具の、正しい使い方をレクチャーしてくれたり。

 

じっくりと対話を通して、”伴走”してくれる先輩たち。

先輩たちは、探究活動に明確な「答え」がないことを知っているのです。

 

また、自分が高校生のころの研究に関する苦労話!

これがいちばん勇気をもらえますね。

 

というわけで、約2時間のホームカミングデーはあっという間に過ぎたのでした。

先輩達、また母校に遊びに来てね!

ACT-LI2(2年普通科・地域探究)の活動紹介

9/10(火)、2年普通科のリベラルイノベーション(=ACT-LI2)が実施されました。

本日の活動は、探究活動見本市に向けたポスター作成です。より良いポスター・発表原稿の作成のため、グループ全員で協力しながら活動していました。グループ内で互いに意見を出し合い、より優れたポスターを作成しようとする姿に、生徒の成長を感じました。担当の先生のアドバイスを受け、「どうやって?」を意識した探究計画を立て、イラストを有効活用したポスターを作り上げることができているグループが多くありました。

 

 

いよいよ来週9/18(水)に迫った探究活動見本市。1学期間をかけて熟考した探究テーマと探究計画を同級生や北高の先生方、外部のサポーターの方々に評価してもらう貴重な機会になります。さまざまな視点から、今後の探究活動につながる有意義なアドバイスをいただくことができるはずです。素直な心で受け入れ、今後につなげていきましょう!

また、探究活動見本市は2年生にとって初めての外部の方を招いたプレゼンの場になります。プレゼンがうまくいかなかったり、心が折れそうになる手厳しいダメ出しをいただいたりするかもしれませんね。不安もあるでしょうが、失敗を含め多くの経験を、ACTの時間を通して、生徒の皆さんに積んでもらいたいと思っています。頑張ろう!北高生!

 

 

他校と連携した天文学の研究

今年度、宮崎北高校が中心となり

愛知県立一宮高校兵庫県立三田祥雲館高校兵庫県立小野高校の4校が連携し

「小惑星による恒星食の広域同時観測」に挑戦しています。

 

星食観測とは、小惑星が恒星を隠す瞬間を捉え、小惑星の正確な大きさなどを計測する観測方法です。

今回狙うは、11月16日に発生する小惑星(3200)Phaethonによる恒星食の観測です。

恒星の明るさはわずか12等星、減光予想時間は0.24秒という厳しいミッションに、練習を積んで挑みます。

 

この夏も、4校がオンラインで集まり、小惑星による恒星食の勉強会を行いました。

JOIN(日本掩蔽観測者ネットワーク)の加瀬部久司氏らを講師にお招きし

観測の科学的意義や観測・解析方法について学びました。

 

解析ソフトの原理や使い方を学びます。

 

難しい作業もペアワークで相談しながら、勉強していきました。

7月に2回のオンライン勉強会を行いました。

 

8月は、各校で観測の練習です。各地で発生する星食現象の観測を行いました。

 

先日のオンライン勉強会では、8月に行った観測の成果や反省点を共有しました。

正確な現象時刻を求めるために、機器の使い方だけでなく、原理も学ばなければなりません。

 

11月の観測に向けて、頑張っている天文班でした。

 

なお、この活動は公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団による科学教育振興助成を受けています。

サイエンス科の海洋研究について

8月末日。

サイエンス科1年生の生徒達が「海洋環境に関する論文」を提出しました。

探究活動のノウハウを学ぶための「プレ探究活動」として実施した研究です。

 

論文は大体こんな感じです(ある生徒の例。一部加工しています)。

1人1作品を提出します。

 

さて、生徒たちは如何にして論文を書いたのでしょうか…。

それは、7月にさかのぼります。

 

7月24日にサイエンス科1年生は「海洋実習」を行いました!

 

宮崎海洋高校の進洋丸にて沖合20km地点の大陸棚付近まで行き、海洋調査を行います。

水質やプランクトン、マイクロプラスチック調査に加え、気象海象調査などあらゆる調査を行います!

 

生徒達は、事前学習でそれぞれ論文に書くテーマを決めており

そのデータを自らの手で取得しにいくのです。

 

宮崎港を出発!

「帽振れ!」の合図で見送りの皆さんに帽子を振ります。

 

船内設備の説明を受けました。特に燃料やエンジン、船の性能について詳しく質疑応答ができました。

 

水質調査中の一幕。深層の海水をプランクトンネットで濃縮して、サンプルを採取しています。

 

こちらは、深層ではなく海洋表層のサンプル取得。

 

さらに、巨大なニューストンネットを曳航して、海面表層に浮くマイクロプラスチックを集めます。

実際は、マイプラの多くは黒潮に乗って太平洋に流れているらしく、宮崎沖ではあまり見つかりませんでした。

 

休憩中の一幕。タイ〇ニック?

 

今年も充実した海洋実習でした!

 

翌日、回収したサンプルは水質調査などの分析を行い、

データサイエンスで習った知識も使いながら詳細にデータをまとめました。

 

という訳で、自ら取得したデータを用いて、夏季休業中に頑張って初めての論文執筆を行いました。

まだまだ粗削りですが、このような経験が次年度の科学探究に繋がっていきます。

 

普通科1年生 企業探究第1回インタビュー調査を行いました!

2学期のACT-LI1では、本校の普通科1年生が地域企業探究を行っています。

9月10日(水)は第1回インタビュー調査と題して、それぞれが担当する企業の事業内容や取り組みを知るためにインタビューを行いました!

 

生徒たちは企業のことを詳しく知るために、事前に準備をして今日の調査に臨みました。

企業の方々のご協力もあり、非常に実りあるインタビュー調査となりました!

実は、まだインタビュー調査を行っていないグループもあり、10日を皮切りに随時企業へのインタビュー調査を開始しています。

来月行われる第2回インタビュー調査までに、今回聞いたお話を整理して自分たちの考えを構築していきます。

 最終目標は「企業がもっと良くなるための提案を考えよう!」ということで、高校生ならではの新しい視点からアイデアを創出してくれることを期待しています!!

宮﨑北高主催「宮崎県総合農業試験場ツアー」を開催しました!

昨年度まで、理系女子支援講座として、女子学生のみのイベントでしたが、生徒の要望もあり、今年度は男女関係なく参加できる宮崎県農業試験場ツアーを8月5日(月)に行いました。本校生徒だけでなく、他校の生徒も参加してくれました!

 始めに、施設の概要説明研究者による講演会が行われ、生徒は身近にこんなに広い施設があったことに、驚いている様子でした。


その後、施設見学座談会が行われ、研究に関することや農業のことについて質問していました。


サイエンス科の生徒は、自分の科学探究の内容に関する質問等もしていて、とても充実した時間になったようです。

この経験を活かして、それぞれの将来、進路選択に活かしてほしいです!

普通科1年生 地域企業探究が始まります!

普通科1年生のACT-LI1では、2学期に地域企業探究を行います。

 

地域の中小企業に対してインタビュー調査を行い、企業へ向けて「こうすればもっと良くなる!」という提案をすることがこの活動の最終目標です。

 

地域企業探究に際し、7月24日(水)のACT-LI1ではオリエンテーションが行われました!

今回のオリエンテーションには、協力企業の方々にも多数お越しいただきました。

協力企業の数は、なんと34社!本年度も多くの企業にご協力賜ります。

まずは生徒と企業の方に向けて、今後の流れや活動内容についての説明が行われました。

続いて、講師の方をお招きして「地域を支える中小企業について」というテーマのもと講話をしていただきました。

地域の中小企業がどのような役割を持つのか、また、私たちの生活に地域の企業がどのようにして関わっているか等、地域の企業にまつわる話題を多く知る機会になりました。

次に二人目の講師の方をお招きし、SDGsに関するワークショップが行われました。

昨今の世界を取り巻く課題について考えた後、グループごとにSDGsのアイコンを用いたワークショップに取り組み、SDGsに関する理解を深める機会になったことと思います。

また、このワークショップには企業の皆さまにもご参加いただき、生徒との交流も多く見られました!

最後に、各教室に分かれて担当する企業ごとに顔合わせと今後の打ち合わせを行いました。

グループごとに自己紹介や企業の方と連絡先の交換などを行い、緊張しつつも和気藹々とした雰囲気で初顔合わせを終えることができました。

 

本格的に活動が始まるのは9月から!

夏休みの間に担当企業について調べたうえで、インタビュー調査に臨んでもらいます。

 

協力していただいた企業に少しでも実りある提案ができるよう、2学期からの活動に励んでいきます!

MSECフォーラムを開催しました

7月11日(木)は宮崎県武道館にて

「MSECフォーラム」が開催されました!

 

県内19の高校から、約1,200人の高校生が集まり

探究活動の成果をポスターセッションにて発表しました。 

 

 

 

探究活動の取り組みを加速させるため、県内の高校が集まった組織。

それが「MSEC(みやざきSDGs教育コンソーシアム)」です。

令和元年度に宮崎北高校のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業としてスタートしました。

 

現在のMSECは県内の各高校と教育委員会が協力しながら運営しており

今回のMSECフォーラムは宮崎北高校が中心となって運営を行っています。

 

そんな宮崎北高校の活躍を紹介しましょう。

サイエンス科の生徒です。

廃棄される魚から油を取り出し、石鹸を作りました。

 

 

こちらもサイエンス科の生徒です。

ヒドロキシプロピルセルロースの液晶が示す構造色から

圧力を測定するためのシートを作りました。

 

こちらは普通科理系の生徒です。

花の香りでストレスが軽減するか研究しました。

アロマにはリラックス効果があるものの、強すぎる香りはストレスを与えることがわかりました。

 

普通科文系の生徒です。

小さな子どもたちの病院嫌いをなくすために

「病院は怖くない!」というメッセージを込めた絵本を作成し

幼稚園にて実際の園児の反応を集めました。

 

さて、いかがでしょうか。

サイエンス科や理系は当然ながら、文系の生徒も…というか

宮崎北高校のほぼ全ての探究ポスターでデータを取り扱っていました

 

これは宮崎北高校が

「情報をもとに自ら考え行動する人材」=「科学技術人材」

と捉えているからです。

 

スーパーサイエンスハイスクールである本校は、

文系も理系も全員科学技術人材を目指しています!

データをもとに論理的に考えていくことで探究活動が深まっていきます。

 

さて、午後からは本校の探究活動担当の教員が

見学に来ていた県内の高校2年生約70人に対して

論理的に思考するための講座を行いました。

 

議論のテーマは「太陽光発電の課題」でした。

生徒達は積極的に話し合いを行いました!

約30分の講話でしたが、集中して議論することで

最先端の研究課題と、その解決方法に近いアイデアを出すことができました。

本気で議論するって、すごいですね!

 

普通科1年生がデザイン思考演習のまとめを行いました!

7月10日(水)の2・3時間目に、普通科1年生のACT-LI1を行いました。

今回のテーマは「デザイン思考演習」。実は、この活動は2週間前に行った演習の続きとなる活動です。

 

前回の活動では、1年4・5組の間にある使われていないスペースを有効活用できないか、自由な発想で考えてもらいました。

いろんな意見が飛び交う中で、現実的に考えると実行できないよね・・・といったアイデアもたくさん出てきました。

 

そこで、今回は前回よりも具体的且つ実行可能な範囲で有効活用できる案を提案しよう!ということで、企画書にまとめてみました。

 

 

文章でまとめる班もあれば、イラストで説明する班もあり、面白い企画書がたくさん完成しました!

どの班も、前回までの自由な発想を議論を通じて具体的且つ現実的な企画にまとめることができました。

 

今回まで行っていた活動は、2年生以降で行う探究活動の準備段階!

1年生の皆さんが実際に探究活動を進める際に、1学期のACT-LI1で取り組んだ様々な体験を活用してくれることを願っています。

普通科1年生 デザイン思考演習の様子をご紹介します!

6月19日(水)、普通科1年生のACT-LI1で1年1~4組がデザイン思考演習を行いました。

 

1学期のACT-LI1は「協創力」を身につけることを目的としています。

そのため、今回は多くのアイデアの中から多角的な視点に基づいた話し合いを通して、より良い結論を導くための手法を学ぶことを目的に本活動を行いました。

 

今回のテーマは「学校のとある空きスペースを有効活用できるプランを考えよう!」というものです。

では、実際の活動の様子をご紹介します!

今回の活動は4人グループで行います。

実は本校、1年4組と5組の間にほぼ使われていない空きスペースがあります。

そのスペースをどのように使えばいいか、まずはグループごとにとにかくたくさんのアイデアを出していきます。

机上で考えているだけでは物足りない・・・

ということで、実際に空きスペースを見に行きました!

どのグループも多様なアイデアを出しています!

 

続いて、自分たちの出したアイデアを整理・分類していきます。

別の色の付箋に分類したテーマを書いて、大きな紙に並べていきます。

 

次に、自分たちの出した多様なアイデアを踏まえて、より具体化するために文章にしていきます。

この時、自分たちなりの優先順位を書いてもらいました。

その後、「意思決定マトリクス」を用いて自分たちのプランを評価するべく数値化していきます。

この時「効果性」や「費用面での実現性」・「時間面での実現性」等の様々な観点を自分たちの物差しでウエイトを変えて数値化しました。

そのため、客観的な視点からプランを見直すことに繋がり、先ほど考えた自分たちなりの優先順位とは大きく異なる結果になったグループもありました。

最後は各クラスで自分たちの考えたプランを発表して今回の活動は終了となりましたが、どのグループも発想豊かで面白い、聞いていて驚くようなプランを考えることができました。

 

「話し合いを通してより良い結論を出す」という目的が十分達成された探究活動となりました!

ACT-LI2(2年普通科・リベラルイノベーション)の活動紹介

6/12(水)、2年普通科のリベラルイノベーション(=ACT-LI2)が実施されました。

4月からスタートしたACTの活動は、領域選択、メンバー編成を経て、アイデア出しからテーマ設定まで活動を進めてきました。

それぞれのグループで悪戦苦闘しながらも、皆で知恵やアイデアを出し合い、独創的で面白いテーマが設定されつつあります!

なかなかアイデアが出ず、テーマ設定に苦しんでいるグループも、何とかアイデアをひねり出すために、積極的に先生方に相談をする姿が見られ、活発な議論がなされていました。

宮崎北高校の探究活動では、今年度から先生情報シートを作成し、生徒と教員のコミュニケーション促進を図っています。

先生方にアドバイスをもらいながら、より良い探究活動にしていきましょう!

宮崎北高校の先生たちは、生徒の伴走者として共に探究活動を進めていきます!

 

皆、真剣に議論をしています。「ああでもない、こうでもない」と悪戦苦闘する姿が見られました。

この悩み、苦しむ時間が生徒の皆さんにとっての財産になります。

 

テーマ設定が終わったグループは、図書室で先行研究を始めています。

先行研究は主に文献調査になりますが、主体となるのは「本」です。

インターネットで調べれば大体のことが分かってしまう世の中だからこそ、本から得られる情報を大切にしてほしいものです。

 

もちろん、新聞も貴重な情報源です。最近の生徒たちはあまり新聞を読まないのでは…?

新聞に載っている情報も探究活動には必要不可欠です!

 

次回7/3のACTでは、外部から探究サポーターの方に来校していただき、様々な視点でアドバイスをしていただく予定です。より磨き上げられたテーマや探究計画が完成することを期待しています!

普通科1年生がコンセンサスゲームを行いました!

 

6月5日(水)、普通科1年生の探究活動「ACT-LI1」にて、1年3・4組がコンセンサスゲームを行いました。

 

コンセンサスの意味は「合意形成」です。

この活動はブレーンストーミング・KJ法などのフレームワークを行い、ゲームを通して議論をする大切さを学ぶことを目的としています。

 

今回のゲームのテーマは「砂漠からの脱出!」

 

では、今回は1年3組がゲームに取り組む様子をご紹介します!

 

まずは、「砂漠で遭難した」という現状を把握するために、いつ・どのような環境にいるのか等の説明が書かれた文章を読みます。

なんと手元には12個のアイテムしか残されていない、、、という設定になっています。

今回のゲームは、この12個のアイテムに個人で優先順位をつけるところから始まります!

全員、とても真剣に考えています!

 

続いて、グループワークに入ります。

12個のアイテムの優先順位を決めるべく、付箋にたくさん意見を書いて紙に貼っていきます!

各グループ、非常に多くの意見が出ています!

この活動のポイントは、どのような意見でもオールOK!

自由に、誰の意見も批判することなく進めていくのがルールです。

 

最後に、先ほど個人で考えた12個のアイテムに対する優先順位を、今度はグループの意見としてまとめていきます!

どのグループもしっかり全員の意見を交換し、悩みながらもグループとしての答えを出していました!

 

では、いよいよ答え合わせです!

実はこのゲーム、専門家の模範解答があるんです。

個人で考えた順位と、グループで考えた順位。

どちらが正解に近かったか、全員一生懸命計算していました!

 

結果は・・・

半数近くの人がグループで考えた順位の方が模範解答に近くなりました!

 

実はこのゲーム、一人で考えるよりもグループで考えた方がより良い結果になるんだ!

と実感してもらいたいという意図があったんです。

 

どのグループも活発な議論が繰り広げられて、とても充実した活動になりました!!

 

普通科がマニュファクチャリングを行いました!

5月15日(水)は普通科1年生の探究活動「ACT-LI1」にて

マニュファクチャリングを行いました。

 

マニュファクチャリングとは、「ものづくり」を意味します。

 

1年生は、探究活動スキルを身につけるため、デザイン思考をはじめとする

さまざまな思考方法を身につけるフレームワークや、

困難に対して試行錯誤の経験を積む活動を行っています。

 

こうして1年間のプレ探究活動を終えて、2年生から本格的に自分のテーマに取り組みます。

 

さて、今回は試行錯誤を行うための「マニュファクチャリング」です。

ペーパーバランスを行いました。

さて、どんな競技でしょうか?

 

今回のチャレンジャーは1年3組&4組。

2つの部屋に分かれて活動しています。

 

2クラスで約80名。4人1組の20チームが戦います!

 

さぁ、始まりました!

与えられた課題を解決するための、プランを練っていますね。

ものづくりの時間は60分!うまく時間を使わないといけません…。

 

プランができたら、いよいよものづくり!

協力して作っていきます!

 

その様子を見ていたクラス担任の先生も、じっとしていられなくなり

ものづくりを始めました!(笑)

 

ある程度形ができたら、試技を行います。

あ、今回のペーパーバランスはこんな感じのゲームです。

2本の糸を転がる構造物をつくります。

 

制限時間ギリギリ!

各班とも、ものづくりが佳境に入りました!

 

というわけで、全20チームの競技です!!

 

実はこのコース、吹き抜けの2階に設置しており全長は15メートルあります。

ギャラリー見守る中、各班の挑戦は続きます…!

 

さきほどの担任の先生もちゃっかり参戦!!

先生の奮闘に生徒のみんなも応援していました。

 

 

…え?

競技の結果ですか?

 

実は、大半が思った通りに行きませんでした。

しかし、それが狙いなのです。

 

まだ終わっていないクラスがありますので、明言は避けますが

このものづくりの授業には、学んで欲しい試行錯誤の極意があります。

 

それは…全てのクラスが終えたらお話しましょう。

 

最後に探究担当の先生から、まとめのお話があって、終わり。

 

ちなみに、ゲーム自体は各クラスごとに変えています。

次回は1組&2組。違うゲームでものづくりに挑戦します!

サイエンスイノベーションで研究中!(サイエンス科2年生)

5月14日はサイエンス科2年生のサイエンスイノベーションが実施されました。

サイエンスイノベーションはサイエンス科の探究活動のことです。

サイエンス科2年生は,1年生の時に,マンダラートなどのフレームワークを行いつつ,自分たちの頭でオリジナルの研究テーマを考え,研究計画書を書き上げました。

2年生では,研究計画書をもとに研究を進めていきます!

ブログでは,生徒の探究活動の様子をお知らせしたいと思います。

 

〇ヘドロの活用を研究しているグループ

↑ヘドロの成分分析に使えそうな古いキットを発見!本格的な実験ができそうです!

 

〇恒星が小惑星に隠れる現象(恒星食)を研究しているグループ

↑専門書を片手に赤道儀の使い方を勉強中!道具の使い方も自分たちで学びます!

自動観測カメラを作ろう!サイエンス科プログラミング教室

3月9日にサイエンス科1年生の土曜講座が行われました。

プログラミング教室のつづきです。

 

今回も探究活動に使えるデータロガー作りを行いました!

RaspberryPiを用いた自動観測カメラ作りです!

RaspberryPi専用のカメラモジュールは、小型ながら800万画素の性能を持ち

プログラミング次第で、画像サイズや露出時間、感度さえも自由自在です。

前回学んだセンサーと連携させれば、応用の幅がかなり広がります!

 

という訳で、今回もペアワークで学びます。

まずは、カメラモジュールに自分達の姿を映して楽しんでみました。

 

慣れてきたら、照度計がある値を越えたら撮影したり、動画を撮影したりと各自のペースで学んでいきました。

 

今回はもう一つ、機械学習も学びました。

 

 まず、今回撮影した動画を、前回構築したサーバーに送信し…

その動画をGoogleドライブに保存します。

さらに、オープンソースの機械学習ライブラリである「TensorFlow」を使って解析を行います!

 

・・・という訳で、できました!

生徒が撮影した動画の骨格検出を行いました。

 

意外に簡単にできたことに驚く生徒たち。

大量の学習モデルによって、的確に人間を見分けていますね。

 

自分達の姿に骨格検出されるのは面白いですね。

集まってみんなで様子を見ています。

 

以上で、今年度のプログラミング授業は終了です。

センサーやカメラの使い方をマスターしましたから、

きっと来年度の探究活動に活用してくれることでしょう!

 

自作センサーを遠隔操作!サイエンス科プログラミング教室

1月20日はサイエンス科1年生のマニュファクチャリングを行いました。

 

マニュファクチャリングとは「ものづくり」という意味です。探究活動に必要な試行錯誤する力を鍛えます。

 

今回は、プログラミングによるものづくりの3回目。

 

前回までは「RaspberryPi」という小型コンピューターを使って様々なデータロガーを自作しました。

今回は、いよいよ自作したデータロガーをネットワークに繋ぎ、遠隔操作できるようにします!

 

こちらが、本日の目標。力学台車の上にRaspberryPiとモバイルバッテリーが載っています。

 

さぁ、まずはRaspberryPiをネットワークに繋ぎます。IPアドレスなどを入力してWi-Fiルーターに接続。

 

同じネットワーク上にあるサーバーに繋いでみましょう。SSHを使って他のコンピューターに侵入するのです。

 

次に、RaspberryPiを遠隔操作できるようにしましょう!今回は、アプリWebSSHを使用しました。タブレットとRaspberryPiが簡単に繋がる!

 

さぁ、いよいよ測定しよう!Pythonで加速度センサーのスクリプトを組みました。これをタブレットで遠隔操作して・・・

 

壁と衝突させて、加速度の変化を測定します。

 

トンネル、くぐらせたくなるよね(笑い)

 

さて、皆の測定データがどんどんサーバーに届いています。これをGoogleドライブに移動させます。

 

手元のパソコンで、データを分析できます。上手く衝突を捉えられたかな?

 

終了後のアンケートです。

今回は結構歯ごたえのあるプログラミングを行いました。なので、難しいと答える意見多いですが・・・その分できた時の充実感や試行錯誤が楽しかったとの意見も多数!

プログラミングって成功するととっても楽しいですよね!

良い学びとなりました。

 

「第2回わくわくサイエンス教室」開催しました!

12月23日(土)に「第2回わくわくサイエンス教室」が開催されました。今回も県内からたくさんの小中学生が参加してくれました。

 

こちらはマニュファクチャリングです。マニュファクチャリングとはチームの仲間と話し合いながら「ものづくり」を行うことです。

 

今回のマニュファクチャリングは「飛ばして届けろ!選手権」を行いました。内容は各チームで作った飛行物を飛ばし,落ちた場所に書かれている点数と滞空時間を掛けて合計点を出すというものです。点数の高いチームが優勝となります。ただし,試技をすると1回につき10点減点となります。

 

各チームとも試行錯誤しながら議論し,一生懸命作っていました。

 

いよいよ競技がはじまります。生徒実行委員が会場を盛り上げます。

 

 

優勝したチームには,生徒実行委員より賞状が授与されました。

 

こちらは実験教室です。

 

各班に配置された生徒実行委員がスムーズに実験が進むようにアシストします。

 

まず酢酸ナトリウムをビーカーに入れ,蒸留水をビーカーに加え,ガスバーナーで温めて溶かしていきます。その後,シャーレに移して冷まし,酢酸ナトリウムをガラス棒に付けて落とします。すると,過冷却状態が崩れ,一気に結晶ができました!

 

さて,ここからが本番です!今回は「繰り返し使えるカイロ」を作っていきます。

先程の結晶づくりと同様,まずは酢酸ナトリウムと蒸留水をビーカーに入れ,ガスバーナーで温めて溶かします。その後,発泡スチロールの箱の中でゆっくり冷やしていきます。そして,ヘアピンと一緒に袋に入れて,袋をとめたら,完成です!使うときはヘアピンで衝撃を与えて過冷却状態を崩し,使用します!また,袋に好きな絵を描いたりする自分だけのオリジナルカイロになります。自宅に持って帰って,湯煎で温めたら,繰り返し使えます!

 

 

パワーポイントスライドを使い小中学生に分かりやすく説明を行っている姿が印象的でした。

 

参加者の各講座に対する満足度も非常に高く,「また参加したい」というコメントを残してくださった参加者も多数でした。本校サイエンス科主催の「わくわくサイエンス教室」は全国的に大変注目されている催しになっています。次回は来年の6月に開催します。多くの参加者をお待ちしています。

令和5年度 九州生徒理科研究発表大会で『優秀賞』を受賞!

12月23日~24日にかけて熊本県の崇城大学にて

令和5年度 九州高等学校生徒理科研究発表大会が行われました。

 

九州各県から、理科に関する探究活動や科学部の研究が

100件(生徒約400人)集まりました!

宮崎北高校からは、化学部門、地学部門、ポスター部門に合計5作品を出展しました。

 

化学部門は1件です。

「ヒドロキシプロピルセルロース液晶の圧力応答性の数式化(2年生)」

圧力によって虹色に変化する液晶の研究を行っています。

 

地学部門には2件出ました。

「もっとたくさん流星を見たい!(1年生)」

ペルセウス座流星群の観測結果から、流星をたくさん見る方法を考察しました。

 

「太陽フレアとヨーロッパコマドリの関係性(2年生)」

「太陽黒点が多い時に、渡り鳥が迷う」のは本当かを大量のデータから分析しました。

 

ポスターにも2件です。

「段差でこけない自転車(2年生)」

段差に乗り上げたときに自転車がコケない条件をモデル実験とプログラミングで研究しました。

 

「消しかすからPVCを効率的に取り出す(2年生)」

学校で大量に出る消しカスから、消しゴムを再生できないか研究しています。

 

 

そして今回…

見事、地学部門の「太陽フレアとヨーロッパコマドリの関係性」優秀賞を受賞しました!

おめでとう!

この受賞作品の要旨はこちら

 

 

さて、生徒達の研究は今後も続いていきます。

今回は、九州各県の代表作品を観覧できたうえ、活発な質疑応答も経験しました。

学び多く、次に繋がる大会となりました。

 

九州は理科の探究活動のレベルが高く、学生科学賞の上位受賞校の約1/3が九州の高校生であるほど

激戦区です。

今後も九州の高校生たちが切磋琢磨してほしいですね。

科学部の全国大会進出が決まりました!

11月3日に宮崎市にて行われた

令和5年度宮崎県高文連自然科学プレゼンテーション大会にて

本校の科学部が物理、化学、地学部門最優秀賞に輝きました!

 

4分野のうち、3分野で最優秀賞を頂くのは初めてです。

これにより、来年8月に岐阜県で行われる

全国高等学校総合文化祭自然科学部門への出場が決まりました!

 

選ばれたのは以下の3作品です。

物理分野「段差でこけない自転車」

化学分野「ヒドロキシプロピルセルロースの圧力応答性の数式化」

地学分野「太陽フレアがヨーロッパコマドリに与える影響」

 

今後とも応援よろしくお願いいたします!

1年サイエンス科「県北フィールドワーク」を行いました!

8月末から行っている1年サイエンス科の「宮崎・屋久島研修」、第3回目の「県北フィールドワーク」を10月7日(土)に行いました。

※第1回目はこちら→第1回「博物館研修」

※第2回目はこちら→第2回「青島フィールドワーク」

 

雨が心配されましたが、この日も快晴の中、日向・日之影・延岡の地質と植生に注目して観察しました。

今回も宮崎県総合博物館の岩切先生(植生担当学芸員)と福島先生(地質担当学芸員)に講師をしていただきました。

 

最初に「フクトが浦海岸」にて地質と植生の観察を行いました。

尾鈴山火山の噴火による溶結凝灰岩や柱状節理が作る景色について学びました。

また、前回に引き続き海岸性の植物の特徴などについて学びました。

 

次に「権現崎」へ移動し、照葉樹林などの観察を行いました。

スダジイ、盤根、イヌビワ、ギャップ、陰樹、・・・

 

「日之影町旧役場前の河原」へ移動し、地質に関する観察を行いました。

付加体、溶結凝灰岩、緑色頁岩、石灰岩、斑状花崗岩、チャート、・・・

 

 

「槙峰・梁崎橋」へ移動し、枕状溶岩の観察を行いました。

 

最後に「比叡山展望所」へ行き、地質と植生の観察を行いました。

 

前回のフィールドワークを生かして写真の撮り方メモの取り方が良くなっていました。

後日振り返りを行い、プレゼン作成に向けて班でまとめて話し合う姿も見られました。

 

次回はいよいよ11/1(水)~3(金)で行われる「屋久島フィールドワーク」!!

1年サイエンス科「青島フィールドワーク」を行いました!

8月末から行っている1年サイエンス科の「宮崎・屋久島研修」、第2回目「青島フィールドワーク」を9月30日(土)に行いました。

※第1回目はこちら→第1回「博物館研修」

 

快晴の中、約2時間半かけて青島神社周辺を地質と植生に注目して観察しました。

今回も宮崎県総合博物館の岩切先生と福島先生に講師をしていただきました。

 

弥生橋手前の砂浜で、青島の地質海岸性植物の概要などを説明していただきながら観察がスタートしました。

 

鬼の洗濯岩では地質に関する説明や観察を行いました。

砂岩・泥岩の違い、どうやってできたのか、コンクリーションとは、・・・

 

青島神社では2グループに分かれて、神社前の地質観察と、神社内の植物観察を行いました。

節理とは、クワズイモ、・・・

 

その後、神社を1周しながら地質と植生について観察を行いました。

 

初めてのフィールドワークでしたが、いろんなものに興味を持って観察することができました。

写真の撮り方メモの取り方も実践しながらよい方法を模索中です。

 

次回は第3回「県北フィールドワーク」です。

県高文祭自然科学部門、3分野で最優秀賞!

9月30日に開催された

宮崎県高等学校総合文化祭自然科学部門にて

本校の科学部が3つの研究分野で最優秀賞を受賞しました!

 

宮崎市民プラザで開催された本大会。

県内の科学部が集い、日頃の探究活動の成果を発表します。

 

こちらは宮崎北高校の自転車班。

地道なデータ取得と、プログラミングによる解析を行いました。

 

本校の科学部は県内でも珍しいほどの大所帯です(笑)

 

今回は、下記のような受賞結果となりました!

【物理部門】

「段差でこけない自転車の研究」・・・最優秀賞!

「空間ノイズキャンセルによるカエルの鳴き声の消音」・・・生徒投票賞

 

【化学部門】

「セルロース誘導体液晶の圧力応答性の研究」・・・最優秀賞!

「消しかす中のPVCを効率よく集める方法」・・・優秀賞

 

【地学部門】

「太陽フレアの発生と生物の生起頻度の低い行動との関係」・・・最優秀賞!

「宮崎県沿岸の地形とマイクロプラスチックの分布」・・・優秀賞

 

 

ACT-SI3「3年サイエンス科 日本語論文」作成中!

2学期に入り,3年サイエンス科生は各チームで行ってきた研究を「日本語論文」にまとめ上げています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各チームとも端末を使い共同編集するなど,論文執筆を加速させています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

論文が仕上がったら,各チームとも添削指導を受けて,論文の精度を高めていきます。

 

日本語論文が終わると,次は「英語論文」作成に入ります。3年サイエンス科生の活躍がまだまだ続きそうです。

フィールドワーク「博物館研修」を行いました!

1年サイエンス科はプレ探究活動としてフィールドワーク「宮崎・屋久島研修」を行います。

8月末から10月にかけて宮崎で地質と植生について学び、11月上旬に屋久島で地質と植生について学ぶという企画です。

全部で4回シリーズとなっており、今回は第1回目「博物館研修」を行いました。

 

8/26(土)午前中に博物館にて研修を行いました。

全体で挨拶を行った後、2グループに分かれて講座を受けました。

 

県総合博物館の岩切勝彦氏に植生の講座を行っていただきました。

 

県総合博物館の福島佑一氏に地質の講座を行っていただきました。

 

 

座学だけでなく、標本や展示物を見ながらの説明もあり、より深く理解できたようです。

また、フィールドワークの要である「見る」ということも意識できました。

次回は9/30(土)に青島にてフィールドワークを行います。

「理系女子支援講座」を農業試験場にて行いました!

8月4日(金)に宮崎県総合農業試験場にて第13回理系女子支援講座を行いました。

まず始めに農業試験場の概要を副場長に説明していただきました。

次に畑作園芸支場の與田 眞音(よだ まお)様に講演をしていただきました。

女性研究者としての歩みご自身の研究内容についてお話をしていただきました。

 

その後、女性研究員10名と参加者でグループを作り、フリーディスカッションを行いました。

各女性研究員の紹介や参加者からの質問など、自由に話をしました。

細かいところまで聞くことができたようです。

 

最後に研究施設を見学させていただきました。

今回は土壌環境部の養液栽培やリアルタイム診断生産流通部のおいしさ診断について見学しました。

 

今回の理系女子支援講座も参加者の満足度は高く、農学関係の研究について知る良い機会となったようです。

また、女性研究員がどのように進路選択をしたか、現在どのような生活を送っているかを知ることができ、女子生徒が研究職に進むことを大いに後押しすることができたようです。

 

イギリスタウンリーグラマースクールの生徒が北高に来ました!

7/18(火)~20(木)の日程でイギリスタウンリーグラマースクールの生徒の留学受入を行いました。

 

7/18(火)歓迎式・学校紹介・日本語講座・文化体験(書道・美術・音楽)

7/19(水)1日神話研修(青島神社・鵜戸神宮)

7/20(木)国際理解交流会・着物体験・茶道体験・お別れ会

 

歓迎式は全校で行い、日本舞踊ダンス応援団の披露をしました。

 

神話研修では青島神社や鵜戸神宮を訪れ、宮崎にまつわる神話を学びました。

 

 

文化体験などを通して多くの北高生と交流しました。

外部の方にも依頼して着物の着付けも行いました。

 

2・3年生の希望生徒23名はイギリスの生徒とディスカッションを行いました。

 

最後に図書室でお別れ会を開きました。

 

短い日程でしたが、多くの生徒がイギリスの高校生と交流し、国際交流の楽しさを感じてくれたと思います。

10月にはタイの高校生を受け入れる予定です。

ここでも多くの生徒が交流に参加します。楽しみです。

サイエンス科1年生が海洋実習を行いました!

7/19(水)にサイエンス科1年生が海洋実習に行きました。

宮崎海洋高校に協力していただき、実習船「進洋丸」で1日実習を行います。

海洋科学に関する知識の習得だけでなく、将来の科学技術人材として欠かせない本物の体験をすることが目的です。

 

①事前学習を4回にわたって行いました。

海洋研究やマイクロプラスチック、船上で使う道具などについて事前に学習しました。

今回は昨年度海洋実習を経験した2年生も講師を務めてくれました!

また、「なぜなぜ分析」を行い、実習後のレポート課題をそれぞれ考えました。

 

②当日は晴天の中、出港しました。

水を採集したり、機関室を見学したり、船員さんに質問したりしました。

 

③事後学習では採集した水を調査したり、見聞きしたことをまとめました。

 

 

科学技術人材になるために良い経験をしました。

今後の探究活動に大いに生かされることを期待しています!

宮崎海洋高校の船員の皆さんにも感謝いたします。

「MSECフォーラム」開催!

7月13日(木)にMSECフォーラムが開催されました。

MSEC(みやざきSDGs教育コンソーシアム)は県内19校が加盟し、探究活動の普及を目的とした組織です。

MSECフォーラムは、日頃行っている探究活動の成果をお互いに発表し合い、学校の枠を超えて生徒や教員が交流する場です。

 

日本語対面部門、日本語オンライン部門、英語オンライン部門の3部門があり、本校は日本語対面部門の運営を主に担当しました。

本校の3年全生徒と2年サイエンス科生徒が参加し、本校は3部門すべてに参加しました。

 

特に日本語対面部門は430作品・生徒総数1400人という全国でも類を見ない規模で開催されました。

対面でお互いの研究を通した交流ができる楽しさを感じていたようです。

 

最後に異なる学校同士の生徒でグループを作り、「未来の宮崎について考える生徒交流会」を行いました。

初対面の生徒同士で緊張感もありましたが、活発な意見交換が行われていました。

将来、この中から宮崎の活性化を担ってくれる人材が現れることを期待します!

 

このMSECフォーラムをきっかけに、加盟校で力を合わせて宮崎県の探究学習を発展させていきたいと思います。

「3年サイエンス科英語ポスターセッション」開催! 

6月23日(金)に「3年英語ポスターセッション」が開催されました。サイエンス科では1年次からチームで研究を行い,その成果をポスターや論文にまとめ上げていきます。今回の英語ポスターセッションは,国際的な場での発表に重点を置き,留学生の方や他校のALTの先生方に発表し,質疑応答することで,国際的視野を身に付け,世界で活躍できる科学技術人材の育成を目的に行いました。

 

開講式の様子です。今回は宮崎大学より留学生11名と他校よりALTの先生2名にお越し頂きました。

 

 

さあ,英語ポスターセッションがスタートしました。

 

 

どの班も留学生の方を聴衆に迎えても臆することなく,果敢に発表し,相手に応じたプレゼンテーションを行っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また,今回はMRT宮崎放送「まなび隊」の取材も入りました。本日の英語ポスターセッションの様子は7月15日(土)に放映予定です。ぜひ,ご覧ください。

 

今回の英語ポスターセッションを通し,国際的視野を身に付けることができたと思います。今後は世界で活躍できる科学技術人材になってくれることを願っています。

令和5年度「第1回わくわくサイエンス教室」開催!!

6月17日(土)に「第1回わくわくサイエンス教室」が開催されました。今回も県内からたくさんの小中学生が参加してくれました。

 

 

こちらは「マニュファクチャリング」です。マニュファクチャリングとはチームの仲間と話し合いながら「ものづくり」を行うことです。

 

 

今回のマニュファクチャリングは「サイエンス科からの挑戦状~ペットボトルを倒すな!~」をテーマに行いました。内容はラボシェーカー(試験管を揺らす装置)に水の入ったペットボトルを置き,揺れに耐えることのできる台座を新聞紙・はさみ・セロハンテープで製作するというものです。

 

 

今回は揺れの数値を70で固定し,ペットボトルを支えられた時間1秒につき10点与えるというルールで行いました。点数の高いチームが優勝です。試技をすることもできますが,その際新聞紙すべて交換となり,5点減点となります。果たして,どのチームが優勝するでしょうか。

 

各チームとも試行錯誤しながら議論し,一生懸命作っていました。

 

 

 

 

 

いよいよ競技がはじまります。生徒実行委員が会場を盛り上げます。

 

 

 

さあ,何秒耐えられるか。

 

 

 

なんと,20秒耐え凌いだチームが現れました。

 

 

優勝したチームには,生徒実行委員より賞状が授与されました。

 

 

こちらは「実験教室」です。

 

 

今回も2つの実験を行いました。

1つ目は「ドライアイスでシャボン玉」です。

各班に置いてある水槽に砕いたドライアイスを入れ,ドライアイスが浸るくらい水を入れます。そして,シャーレに入っているシャボン液をストローの先に付けてシャボン玉を膨らませ,水槽の中に向かって吹きます。

 

 

すると,ドライアイスの煙の上でシャボン玉が踊るような動きをしています。実はドライアイスは二酸化炭素を固体にしたもの。空気は二酸化炭素より重いと言われています。昇華によって出てきた二酸化炭素が空気に触れることで下に沈み,シャボン玉が宙に浮くという原理を使った実験でした。

 

 

気体の状態変化と分子量について身の回りのものを使って実験し,小中学生に分かりやすく説明を行っていました。

 

 

もう一つの実験は「オイルモーション」です。水と油が混ざり合わないことを生かした実験になっています。水20mlと油(ジクロロメタン)20mlを入れ,選んだ好きな絵の具をガラス棒に付けて水に溶かします。そしてラメを入れて完成です。

 

 

参加者からは「キレイ!」という声が聞かれました。

 

参加者の各講座に対する満足度も非常に高く,「また参加したい」というコメントを残してくださった参加者も多数でした。本校サイエンス科主催の「わくわくサイエンス教室」は全国的に大変注目されている催しになっています。次回は12月に開催します。多くの参加者をお待ちしています。

 

サイエンス科1年生の探究活動「ACTーSI1」

本校の探究活動は「ACT」と呼んでいます。

ACTではグループに分かれて、自分たちで決めたテーマについて研究を行っていきます。

本校では本格的な研究に入る前に、研究に必要なことを学ぶ時間を設定し、独自の教材で授業を行っています

今回はサイエンス科1年生のACTの導入について簡単に紹介します。

 

①初めに「なぜ探究活動が必要なのか?」「研究者としての心構え」についてワークシートを使いながら説明を行います。

次に、「思考法(ロジカルシンキングやクリティカルシンキングなど)」「議論のルール」「研究の流れ(PPDAC)」について説明を行います

 

 

全国SSH生徒研究発表大会で上位入賞した作品を題材にして研究計画を立てる練習を行います。

同じテーマで自分たちならどんな計画を立てるか、ホワイトボードを使ってチームで話し合います。

特にロジカルシンキング(論理的思考)を意識した活動になっています。

 

 

コンセンサスゲームを利用して、ブレーンストーミングとKJ法を使う練習をします。

フレームワークを使うことで活発な議論と合意形成を促すことができます。

 

 

これらの導入を行った後に、チーム編成、研究テーマ・計画書作りなどへ入っていきます。

テーマ作りや研究計画書作成の中でも様々なフレームワークを使い、研究に必要な力を身につけていきます。

タイの姉妹校カセサート大学附属高校の校長先生が来校しました

本校は平成30年にタイ王立カセサート大学附属高校と姉妹校協定を結び、交換留学などの交流を行ってきました。

ここ3年間はコロナ禍の影響で、交換留学を行うことができませんでした。

今年度、久しぶりの交換留学を再開することになり、5/17(水)にカセサート大学附属高校の校長先生と進路部長の先生が挨拶に来てくださいました!

 

本校教頭(左)とカセサート大学附属高校の校長先生(中央)と進路部長の先生(右)です。

 

校内見学をしました。屋上からの景色に驚いていました。

 

音楽部に琴と合唱を披露してもらい、最後に写真撮影をしました。

 

8月には本校生徒がタイへ留学し、10月にはタイの生徒が本校へ留学してきます。

交換留学の様子はこのブログでまたお知らせします。

お楽しみに!

1年サイエンス科が宿泊研修に行ってきました!

5月12日(金)~13日(土)の1泊2日で,1年サイエンス科40名がむかばき青少年自然の家へ宿泊研修に行ってきました。

 

今回の宿泊研修はサイエンス科にとって初めての取組です。探究活動に必要な基本的な知識・技術の習得を目指すことを目的に実施しました。

また今回の宿泊研修では,1年生のサポート役として2年生9名が「生徒実行委員」として参加しました。

 

まず,入所式を行いました。入所式では代表生徒が「探究活動のノウハウをしっかり学べる有意義な研修にしたいです」と力強く抱負を述べてくれました。

 

 

次に「コンセンサスゲーム」を行いました。コンセンサスゲームとは,与えられた課題について,チームで協力しながら答えを見つけていくゲームのことです。

今回は付箋を使い,グルーピングしていくKJ法を使い,フレームワークを行っていきました。

 

 

 

このコンセンサスゲームを通して,きちんと理由付けを行い,つじつまが合う主張が述べられる「ロジカルシンキング」を身に付けることができるようになりました。

 

次に,全員が楽しみにしていた「野外炊飯」です。今回はなんと,何も説明なしで火起こしから各班で行いました。

 

火を起こしたら,食材を切り,カレー作りのスタートです。

 

 

 

やっと,カレーの完成です!また,途中から来られた校長先生よりお茶の差し入れを頂きました。

 

みんなで食べるカレーは格別です!

 

 

夜は「天体観測」を行いました。曇りの天気でしたが,担当の河野先生から天体に関するお話を頂いている途中で奇跡的に雲が晴れ,みんなで天体観測を行うことができました。

 

 

2日目は「マニュファクチャリング」を行いました。マニュファクチャリングとは,ものづくりのことです。今回は「ペーパーバランス対決」を行いました。各班,紙で作った構造物をコースの上に置いて転がし,進んだ距離の長さを競いました。

 

各班,議論をしながら製作していきました。

 

 

 

 

さあ,各班の作品が出揃いました。競技開始です!

 

 

なんと,1位になったチームはゴールの目前まで進む好記録を樹立しました!これから始まる探究活動での成果が頼もしいです。

 

その後,退所式を行いました。代表生徒が「今回の研修で学んだことをこれからの学科活動につなげていきましょう!」と展望を述べてくれました。

 

最後に集合写真撮影を行いました。

 

1泊2日の短い宿泊研修でしたが,探究活動に関するノウハウが凝縮された研修となりました。これから始まる1年サイエンス科生の活躍が今から楽しみです!

 

令和5年度 第1回サイエンス科集会開催!!

4月19日(水)

 

令和5年度第1回目のサイエンス科集会を開催しました。

集会の進行は3年生です。テンポ良く,全体を見渡した進行を心掛けていました。さすが3年生です。

 

在校生歓迎の言葉を2年生の代表生徒が述べました。サイエンス科の先輩としての想いやサイエンスの語源(*)について話してくれ,1年生の興味を引き出してくれました。

*ラテン語で「知る」

 

続いて新入生代表挨拶です。今年度の新入生は第20期という節目の学年です。サイエンス科生としての自覚と誇りを持ち,これから始まる学科生活をみんなで協力して頑張りたいと抱負を語ってくれました。

 

続いて令和5年度サイエンス科スローガンの発表を行いました。昨年度末にサイエンス科生徒より11種類のスローガンを提案してもらい,全員で投票を行いました。その結果,今年度のスローガンに選ばれたのは・・・・・・

『Shine with unique personality!~光る個性で輝くサイエンス科へ!~』

に決まりました!個性を大事に光り輝いていくサイエンス科生徒に今後も期待です。

 

ここからは1年生,2年生,3年生が6~7名のグループをつくり座談会を行いました。総数18のグループが体育館いっぱいに広がり,座談会のスタートです。

 

2年生と3年生がリーダーシップを発揮し,各グループともすぐに打ち解けていました。

 

今回の座談会では,「学校生活(学習面・生活面・進路面)について」,「1年サイエンス科の活動について」,「科学探究について」の3つのテーマを2年生と3年生が説明してくれました。先輩からの説明やアドバイスを1年生はしっかりメモを取り,聞きたいことを質問するなど,とても盛り上がりを見せていました。

 

 

座談会終了後には1年生が笑顔で学科活動について語っている姿が印象的でした。

 

最後にサイエンス科全員で集合写真を撮影しました。

 

サイエンス科の魅力は縦のつながりです。今回のサイエンス科集会で深まった絆をこれからの学科生活に発揮してほしいと思います。

プログラミングによる動画解析を行いました

3月11日(土)

サイエンス科1年生のマニュファクチャリングでした。

今回はプログラミングPBLの第4回目。

 

これまで生徒たちはマイコンRaspberryPiの使い方を学んできました。

今回は株式会社ランバーミルの伊藤社長を講師にお招きして

「AIによる画像解析」に挑戦!

 

RaspberryPiでビデオカメラを作り

撮影データをサーバーに送り

各自のGoogleドライブに保存し

Google ColabでPythonを動かして解析プログラムを作ります!

(・・・え?なんのこっちゃ?)

 

静止画では伝わりづらいですが…

動く男子生徒の動きに合わせて、骨格検出が行われています!

さまざまな技術を学び、探究活動に活かしてほしい!

 

 

 

~お知らせ~

下記のページを新しく作りました。ぜひご覧ください。

・令和4年度SSH研究開発実施報告書はこちら

・サイエンス科卒業生の研究作品紹介ページはこちら

サイエンス科集会を行いました

3月17日(金)

学期に一度のサイエンス科集会を開催しました。

今回のテーマは「さらなる高みを目指して!」

まずは先生が、現在のサイエンス科に対する想いを語りました!

 

 

引き続き、学年混合でグループになり、なにやら全員タブレットを操作しています…。

 

「サイエンス科の強みを探る!!」

さらなる高みに行くために、サイエンス科の強みを全員で挙げていきます。

 

全ての班の意見がスクリーンに映し出され

「なるほど~!それも強みだね~!」とみんなで議論していきます。

※今回はGoogleのJamboardを使っています。

 

サイエンス科の強みを見つけた後は、より理想的な目指すべき姿を議論し…

最終的に令和5年度のサイエンス科スローガンを作っていきます!

タブレットを使うと、議論の形も面白くなりますね。

 

 

~お知らせ~

下記のページを新しく作りました。ぜひご覧ください。

・令和4年度SSH研究開発実施報告書はこちら

・サイエンス科卒業生の研究作品紹介ページはこちら

令和4年度サイエンス科受賞実績

令和5年度がスタートしました!

今年度も宮崎北高等学校をよろしくお願いいたします!

 

さて、昨年度はブログの更新頻度が少なく…すみませんでした!でも、生徒も職員もたくさん頑張っていましたよ。

 

そこで、昨年度のサイエンス科探究活動の実績を振り返ってみます。実は、昨年度だけでも九州大会~全国大会レベルの受賞が11件もありました。

 

【3年生】

「リグニンの抽出と太陽光反射による変化」
・第13回 坊っちゃん科学賞 研究論文コンテスト(高校部門) 佳作
・第20回 高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC 2022) 佳作

「飫肥杉の含水率測定および溶媒抽出~飫肥杉の歯磨き粉~」
・第13回 坊っちゃん科学賞 研究論文コンテスト(高校部門) 優良入賞
・第21回神奈川大学全国高校生理科・科学論文大賞 努力賞
・第20回 高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC 2022) 入選

「みやざきでも部分日食観測できたか~照度による日食観測~」
・第13回 坊っちゃん科学賞 研究論文コンテスト(高校部門) 入賞

 

【2年生】

「災害時のスマート発電機の開発と性能評価」
・日本金属学会第9回高校生・高専学生ポスター発表 優秀賞

 「小惑星による恒星食の観測と解析」
・令和4年度九州高等学校生徒理科教育研究発表大会物理部門 優秀賞
・令和4年度 日本学生科学賞 全国審査 入選3等

 

【1年生】

「太陽の多波長観測によるフレアの予測」
・サイエンスキャッスル2022 九州大会 優秀ポスター賞

「マイクロプラスチックの収集率の向上」
・令和4年度日本水産学会秋季大会「高校生による研究発表」優秀賞

 

 

 

 

 

その他の学会や県大会などの実績はここに書ききれません!

こちらのページにまとめていますので、ぜひご覧ください。

 

また、卒業生の研究作品も公開中です。

サイエンス科1年生が優秀ポスター賞を受賞しました

1月21日(土)に九州大学伊都キャンパスで行われた

サイエンスキャッスル2022(主催:株式会社リバネス)に参加しました。

 

こちらで、本校サイエンス科1年生による研究

「地上と宇宙からの多波長同時観測による太陽フレアの予測」

優秀ポスター賞を受賞しました!

 

会場は九州大学伊都キャンパスの椎木講堂でした。敷地が日本一広いという九州大学。

 

39作品の高校生による研究ポスターセッションが行われました。

 

本校サイエンス科1年生からは他にも…

「騒音をなくそう!アクティブノイズキャンセル」

 

「段差で転倒しない自転車」

 

以上3チームが参加しました。

1年生ながら、現在までの研究成果を情熱込めて伝えました!

 

今回の大会ではポスター39作品のうち

優秀ポスター賞が4作品。

最優秀ポスター賞が1作品でした。

 

太陽班は晴れた日には、太陽の光球と彩層を観測しています。

 

最近は太陽活動が活発で、こんな大きなプロミネンスの撮影にも成功。

今後も頑張ってください!!

第2回わくわくサイエンス教室

12月24日(土)に「第2回わくわくサイエンス教室」が開催されました。今回も県内からたくさんの小中学生が参加してくれました。

 

 

こちらはマニュファクチャリングです。マニュファクチャリングとはチームの仲間と話し合いながら「ものづくり」を行うことです。

 

 

今回のマニュファクチャリングは角度を30°に固定したまっすぐな坂を配置し,その先の床に新聞紙5枚を貼り付けます。

 

 

坂の上からビー玉を括り付けた力学台車を転がすわけですが,各チームに1枚ずつ配付したケント紙で台車が新聞紙をなるべく破らない構造を作製してもらうルールになっています。

 

最終的には台車の速度を100倍した数値(1.00m/sなら100点)から破った新聞の枚数×10を引き算し,一番点数が高かったチームが優勝となります。

 

各チームとも試行錯誤しながら議論し,一生懸命作製していました。

 

 

 

 

完成させたら各チーム試技を行い,結果を踏まえて再考していきます。

 

 

 

いよいよ競技がはじまりました。

 

 

 

競技終了後には表彰式を行い,合計得点の1位のチームに賞状を授与しました。

 

こちらは実験教室です。

今回は2つの実験を行いました。

1つ目は「スノードーム」です。塩化アンモニウムの入っている試験管に蒸留水を入れ,ガスバーナーで加熱します。加熱しながら塩化アンモニウムが全て溶けるまで,試験管を振ります。

 

 

 

全て溶けたらあとは待つだけ。すると結晶が出てきました。

 

 

これは「塩化アンモニウムの再結晶」という現象によるものです。参加者からは「すごい!」という声が聞かれました。

 

2つ目は「香りの実験」です。いくつかの溶液を使い,化学反応を起こしある果物の香りを再現していく,というものです。参加者も化学反応を楽しみながらどんな香りが作れるか興味津々です。

 

 

果たしてどんな果物の香りができるか。正解は・・・,「洋なし」でした。アルコールと酢酸がくっつくことにより,エステルという物質ができるという性質を使っての実験でした。いずれの実験ともに現象のメカニズムを高校生が小中学生に分かりやすく説明を行い,笑いも起きていました。

 

 

参加者の各講座に対する満足度も非常に高く,「また参加したい」というコメントを残してくださった参加者が多数でした。本校サイエンス科主催の「わくわくサイエンス教室」は全国的に大変注目されている催しになっています。来年度も開催します。多くの参加者をお待ちしています。

 

第2回サイエンス科集会

10月20日(木)に第2回サイエンス科集会を開催しました。今回の集会は1年生と2年生を対象に,進路目標実現のために,強い意志を持って日々の学習に取り組んでいく姿勢を培うことを目的に行いました。

 

集会の進行は2年生です。

 

今回はベネッセコーポレーション宮崎県担当の長義幸様にお越しいただき,「希望進路に向けて~大学進学に向けての心構えと“今”知っておいてほしいこと~」を演題に講演をしていただきました。

 

 

講演では長様ご自身の経験談を交えながら,自分で考えて学習することの重要性や学習のPDCAサイクルを回すコツなど,生徒目線で学習への取り組み方などを説明いただきました。また,成績の伸び方についても理想と現実の説明をいただき,改めて努力し続けることの重要性を再認識できました。

 

講演後はお礼の言葉を2年生が述べました。苦手科目と向き合う際に,分野までしっかり把握し,PDCAサイクルを回していくことで克服していきたいと決意を述べてくれました。

 

今回は保護者の方も聴講に来られ,生徒・保護者・職員が一緒になって学習や進路について考える集会となりました。研究の秋,そして勉学の秋。サイエンス科の両輪と言われている「探究活動」と「学力養成」をフル回転していくサイエンス科生徒のこれからの取り組みが,今から楽しみです。

 

「日本水産学会」高校生ポスターセッションで優秀賞をいただきました!

9月5日

宮崎県のフェニックス・シーガイアで行われた

令和4年度日本水産学会秋季年会の高校生ポスターセッション

1年サイエンス科のマイクロプラスチック班が参加しました!!

 

研究班は3名です。

 

この学会では、水産に関わる大学や企業の研究発表が行われました。

(宮崎県が会場になるのは35年ぶりとのこと!)

広い会場にたくさんのポスターが並びます!

 

大学生のポスターに並んで、高校生のポスターセッションも開催されました!

多くの大学生や大学の先生方に質問やアドバイスをいただきました。

また、大学や企業の研究ポスターもたくさん見学できました。

 

高校生のポスターセッションでは優秀作品の表彰が行われ

12作品の中から、最優秀賞1件、優秀賞2件が選ばれます。

 

なんと、優秀賞に選出していただきました!!

おめでとう!!

 

今回は5時間以上に亘って、ポスターセッションに参加しました。

学びの多い一日となりました。

 

 

北高生の研究ポスターで冷や汁アピール!

宮崎北高校普通科の地域探究で研究されてきた

「冷や汁を食べよう!~冷や汁普及の旅~」

宮崎の郷土料理である「冷や汁」が、昨今のフードロス問題にいかに有効かを調べ

「冷や汁の日」制定を提唱する研究です。

 

そして、この度!!

 

HEARTYながやま住吉店様に、北高生の研究ポスターとともに

フードロス削減をアピールする冷や汁コーナーを作っていただきました!!

研究ポスターがしっかりと掲示されています~!

研究内容の一部を抜粋したチラシまで…!

 

POPには「♪宮崎北高プレゼンツ♪」の文字が!

そう、冷や汁はフードロス削減にとても有効なのです!

各家庭の余りがちな食材を活用できる冷や汁!

 

皆様もこの夏冷や汁を食べませんか!?

 

HEARTYながやま住吉店様、ご協力ありがとうございます!

大好評!第1回わくわくサイエンス教室

6月18日(土)に「第1回わくわくサイエンス教室」が開催されました。今回は県内から41名の小中学生が参加しました。

 

こちらはマニュファクチャリングです。マニュファクチャリングとはチームの仲間と話し合いながら「ものづくり」を行うことです。

 

 

今回は,フィルムケースと入浴剤を使ったロケットをチームで作り,2回ロケットを飛ばし,合計点数を競うゲームを行いました。飛ばした距離によって点数が入りますが,的に当たると大幅に点数が入るルールになっています。1回目のロケット飛ばしが終わると,各チーム試行錯誤しながら,より遠くに飛ばそうとロケットを改良している姿が印象的でした。

 

 

 

 

 

競技終了後には表彰式を行い,合計得点の1位のチームに賞状を授与しました。

 

 

こちらは実験教室です。

 

 

今回は「ルミノール反応」を行いました。いくつかの溶液を自分たちで作り、化学反応により暗闇で様々な色に発光するルミノール反応を観察します。実験をしながら高校生が実験器具の使い方と発光する原理を説明しました。暗闇の中で発光したときは非常に盛り上がりを見せていました。また,発光するメカニズムを高校生が小中学生に分かりやすく説明を行い,笑いも起きていました。

 

 

 

 

参加者の各講座に対する満足度も非常に高く,「また参加したい」というコメントを残してくださった参加者も多数でした。当日は多くのメディアからの取材もあり,本校サイエンス科の取り組みを広報することができました。次回は12月に開催します。多くの参加をお待ちしています。

 

 

第1回サイエンス科集会

4月27日(水)に第1回サイエンス科集会を開催しました。

今回の集会では1年生に早く学科生活に慣れてもらうことを目的に行いました。

集会の進行は3年生です。

 

 

はじめにサイエンス科主任の日隈先生よりサイエンス科の歴史やサイエンス科の両輪と言われている「探究活動」と「学力養成」について説明をしていただきました。

 

 

在校生歓迎の言葉を2年生の代表生徒が述べました。私たちも分からないことばかり。だからこそ,つながりを大事に一緒に頑張っていきましょう,と話してれくました。

 

 

続いて新入生代表挨拶です。サイエンス科生としての自覚と誇りを持ち,先輩達が築き上げてきた歴史を継承していきたいと抱負を述べてくれました。

 

 

ここからは1年生,2年生,3年生が6~7名のグループをつくり座談会を行いました。総数18のグループが体育館いっぱいに広がり,座談会のスタートです。

 

 

2年生と3年生がリーダーシップを発揮し,各グループともすぐに打ち解けていました。

 

 

今回の座談会では,「学校生活(学習面・生活面・進路面)について」,「1年サイエンス科の活動について」,「科学探究について」の3つのテーマを2年生と3年生が説明をしてくれました。先輩からの説明やアドバイスを1年生はしっかりメモを取り,聞きたいことを質問するなど,とても盛り上がりを見せていました。

 

 

座談会終了後には1年生が笑顔で学科活動について語っている姿が印象的でした。

サイエンス科の魅力は縦のつながりです。今回のサイエンス科集会で深まった絆をこれからの学科生活に発揮してほしいと思います。

ピア・サポート活動

4月9日(土)に2年生サイエンス科でピア・サポート活動を実施しました。

 

ピア・サポートとは「身近な仲間同士で支え合う」活動のことです。

今年度から「特色ある教育課程等実践研究推進校」に指定され,2・3年次サイエンス科は各学年2クラスの少人数学級編成となりました。

そのため,初めてクラス編成が行われ,新しい仲間と学科生活をスタートすることになりました。

 

今回のピア・サポート活動では,より自分のことを相手にしってもらうための「自己紹介」をテーマに行いました。

昨年度も一緒のクラスメイトだった生徒たちも自分のことをもっと相手にしってもらおうと工夫を凝らし,自己紹介を行っていました。

活動後には安心感がクラス全体に広がり,新学年での学科生活がスムーズにスタートすることができていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1年生も入学し,中堅学年として多くの活躍が期待されます。

北高サイエンス科を盛り上げてほしいと思います。

県課題研究発表大会でW最優秀賞!

3月15日は第8回 宮崎県課題研究発表大会が行われました。

 

この大会は、県内の課題研究に取り組む学校が一同に集まり

自然科学系と人文社会系に分かれて研究発表を行うものです!

 

今回は宮崎北高校が事務局となり、サイエンス科の2年生が運営スタッフとして活躍しました!

28グループ103人がオンラインでの発表に臨みました!

 

 全体行事の司会進行を行う生徒達。

緊張しています。大きなトラブルも無く順調に進行していきます。

 

全体進行のブースだけではなく、自然科学や人文社会など

カテゴリーごとに5つのブースで進行をしていきます。気が抜けません…!

 

進行だけでなく、もちろん発表にも参加しました!

今回はサイエンス科2年生が自然科学カテゴリー1と2にエントリーしています。

宮崎北高校からはRaspberryPiを用いた自作センサーで臨む「香りの数値化」の研究と…

 

継続研究で脈々と研究を進めてきた

「プログラミングを用いたチャコウラナメクジの行動解析」が参加!

慣れた様子でオンライン発表を行っています。

 

それをオンラインで見守るのは、後輩のサイエンス科1年生です。

 

全ての発表が終わり、いよいよ結果発表です。

今回は宮崎大学の先生方と、県教育委員会の先生方による審査が行われました。

他校の発表も面白く、興味深いものばかり!

どんな結果になるでしょうか・・・。

 

 なんと!

宮崎北高校の2作品がカテゴリー1&2の最優秀賞に選ばれました!!

W最優秀賞です!

おめでとう!!香り班とナメクジ班!!

これまで行ってきた探究活動の成果が発揮できましたね。

 

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野島研修を行いました

2月26日
サイエンス科1年生のフィールドワークを行いました。
宮崎県総合博物館との連携事業です。


野島神社です。
宮崎県の内海に位置し、浦島太郎が祀られている珍しい神社です。

国の天然記念物に指定されたアコウをはじめ、ここが北限の植物も多く自生し、南方系の植物を含め30種以上を見ることができます。


青島、屋久島と研修を重ねてきたサイエンス科。
最後の締めくくりは野島神社です。
自然豊かなこの神社で、課題となる34種類の植物を探します。


事前に植物の特徴を学んでいる生徒達。
葉身、葉柄の特徴をもとに同定していきます。

しかし、なかなかすべては見つかりません。


見つけた植物は写真に撮り、それを先生たちでチェックしていきます。

結局、「34種類すべてを見つけた班」はありませんでしたが
各班の結果を合わせると34種類が見つかりました。

「ああ、それか~!」という感想がちらほら。


こちらは野島神社から伸びるアコウの枝です。
特に、写真右の柱は「伸びてきた枝を支えるための柱」にも根が巻き付いてこのような形に。


今回で、今年の連携事業が最後となる博物館の先生方。
博物館における事前学習や、青島でのFW、屋久島でのFW、そして今回と本当にたくさんお世話になりました!!

最後の挨拶では、これまで学んだ地質・植生の知識を思い出し、また活かしてほしいと激励をいただきました。




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令和3年度宮崎県学生栄誉賞をいただきました!

本校サイエンス科のハクセンシオマネキ研究チームが
令和3年度宮崎県学生栄誉賞に選ばれました!

これは、スポーツや文化などの分野で顕著な成績をあげた生徒に授与されるものです。


立派な楯をいただきました。

本来であれば、県庁にて知事より授与されるのですが
今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のために授与式が中止となりました…。


ハクセンシオマネキの研究班は、高校生バイオサミットで環境大臣賞を受賞するなど、多くの成果を残してきました。


彼らは、自分たちで観察した動画から、プログラミングを駆使してデータ解析を行い、絶滅危惧種のハクセンシオマネキについて研究してきました。

また、彼らの姿にあこがれて、後輩たちもそれぞれの研究に熱心に打ち込んでいます。

これからも宮崎北高校サイエンス科は頑張ります!!


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プログラミングを使い始めた1年生

こちらは2月23日の部活動の様子です。

科学部の1年生は、現在研究計画に従って順調に研究を進めています。現在の様子を少しだけ公開しましょう。


アサリの研究班です。
継続してデータを取るために、先日のプログラミング講座で習った
Raspberry Piを用いて自動観測カメラを作っています!
既にカメラモジュールも接続完了!
SSHで遠隔操作を行い、自動で写真を撮影することに成功しています。
学びが活きていますね!

※ここでのSSHとはSecure Shellの略で、安全にコンピュータをリモート操作する方法です。そして宮崎北高校はSSH(Super Science High school)です。
そう…彼らはSSHでSSHしているのです。



こちらはギアの研究班です。
3Dプリンタを使いこなし、様々なパーツを自由自在に作れるようになりました。実験は次の段階へ。
ギアにかかる力を調べるために、デジタルフォースゲージを使い始めました。授業で習った物理の知識を駆使して頑張れ!


他にもプログラミングを使うチームはたくさんあります。
そんな中で、互いにハードやソフトの使い方の教えあいや情報共有も生まれています。
こちらの生徒たちは3D設計図を作るCADソフトの使い方を共有しています。

科学部全体が、チームとして支えあいながら研究を進めている姿が見られます。


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科学部の定期報告会

宮崎北高校の科学部は約40名の大所帯です。

普段の活動では、なかなか他のチームの研究を詳しく見ることはありません。
そこで、互いの進捗状況を報告して切磋琢磨するために
また、プレゼンや質疑応答に慣れるため、定期報告会を行っています。

その様子を少しだけ紹介します。

報告会は週に1回です。
土曜日など比較的時間に余裕がある日に行われています。
毎回2~3組が研究の進み具合を発表し、部員と質疑応答をします。
先輩たちが率先して質問してくるので、1年生はドキドキですね。


そんな2年生も、先生たちが質問をしてくるのでドキドキです。
各班、月に1回発表が回ってくるペースです。


実際にまとめて話すことで、自分の研究の進捗を客観的に判断することができます。
「うわっ!あの班はもうあんなに進んでいる…!」
「先輩がやっていること、今私たちが悩んでいる部分だ!聞いてみよう!」

などなど、発見やメリットが大きい定期報告会なのです。


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2年生の科学探究は今!

サイエンス科2年生の科学探究の様子を紹介します。

2月8日。
とにかく寒い日が続きますが、2年生の研究はアツく続いています。

彼らには規定の研究費が与えられていますが
ちょうど注文した物品が届いた班も多く、研究が加速しているところです。


圧電素子の研究を続けている班です。
ものづくりに必要なパーツがたくさん届いたので、今から工作を始めるようです。


こちらは「香り」の研究をしている生徒。
追加のセンサーやRaspberry Piのセットが届き、プログラミングを行っています。


こちらは部分日食の観測班。
彼女たちはRaspberry Piの照度計で、曇天だった部分日食を観測していました。
現在は、モデル実験のデータを取得しているようです。


各種学会、発表会も迫っています。
得られた研究データをまとめて、プレゼンを作っている班も多いです。
先生からのアドバイスを受けています。


いろんな班が、いろんな実験を行っており…


データの分析や計算に一生懸命になっている中…


届いた大量の物品を整理している経理担当の先生。
いや、ほんと毎回ありがとうございます!

生徒が研究を一生懸命頑張ってくれることが、何よりの感謝になると信じて…。


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プログラミングPBLを行いました!

2月5日と2月19日に行ったサイエンス科1年のマニュファクチャリング。
前回に引き続き、プログラミングPBLを行いました。

PBL(Project Based Learning)とは課題解決学習のことです。
マニュファクチャリングでは、毎回様々な課題を与えられます。
これを試行錯誤しながら解決することで、成長していくのです!


今回は、プログラミングを通して試行錯誤の訓練をしています。

これまでは宮崎北高校の先生がプログラミングの基礎的な授業を行ってきましたが、今回からは株式会社ランバーミルより伊藤陽生社長をお招きして、より応用的な課題に挑戦します!


今回の課題はRaspberry Piの自動起動&サーバ接続!
これまでの授業で、明るさや気温を取るデータロガーは作っているので、その応用編です。

テキストに掲載されたスクリプトを打ち込むだけではダメです。
自分で考えながらスクリプトを書き換えていきます。

電源を入れたら自動で10分に一回データを計測しはじめ、それを自動でcsvファイルで保存し、さらに自動でサーバにつないで送信する…。あなたがやるのは電源を入れるだけ。

そんなデータロガーを作ります。


何度も何度もエラーを出しながら、英語のエラーメッセージを読んで
どこが悪いのか探して、そこを改善して…と繰り返していきます。
着実に正解に近づいていく
プログラミングが試行錯誤に向いているのは、まさにここですね。

最終的に、大半の生徒が課題をクリアすることができました。


実際、この自動起動&サーバ接続は大変便利で、これまでの先輩がRaspberry Piを使うときに悩まされていた
「キーボードとモニターがジャマ」
「取得したデータをいちいちUSBメモリで取り出していた」

という問題が一気に解決します。
また、自動起動の応用範囲は計り知れません!

さてさて…
伊藤社長にお世話になるのも、3年目です。
3年前の1年生は、データロガーを作るだけで授業が終わっていました。
しかし、昨年の内容を本校教員が行っておくことで、毎年進化した授業になっていきました。
(本校教員もプログラミングをめちゃくちゃ勉強しました…(遠い目))

マイコンを研究に使い始めた班も多く、生徒の90%以上が「プログラミングは楽しい!」と答えてくれました。

頼もしい限りです!

※この授業の様子が、2月13日付けの宮崎日日新聞に掲載されました!


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3Dプリンター大活躍!

宮崎北高校には、3Dプリンターがあります。

設計ソフトを使いなせば、どんな形のパーツでも自在に作り出せます。


今回、1年生のギアを研究している班が3Dプリンターを使い始めました。
初めは設計ソフトに苦戦していましたが、試行錯誤の末に自由自在に
パーツを作れるようになりました。

現在は、「遊星歯車」を作っているようです。


溶かしたフィラメントを幾重にも重ねて出力されていきます。


1つの班が使い始めれば、「ウチも!ウチも!」と盛り上がっていきます。近々、2台めの3Dプリンターが稼働し始めるそうです…。


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宮日こども新聞の取材を受けました

12月25日

わくわくサイエンス教室のあとに
「宮日こども新聞」の記者さんから、宮崎北高校科学部の取材を受けました。

こども記者さんは午前中のわくわくサイエンス教室にも参加してくださいました。


理科の中でも、細胞などに興味があるという記者さん。
科学部の中でも葉緑体マスク班に取材したいとのことでした。


せっかくなので、科学部の設備で植物の細胞などを見ていただきました。


研究をする高校生の姿は、記者さんにどう映ったのでしょうか。

取材の詳細は、1月22日の宮日こども新聞に掲載されます!


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国際交流のノウハウを伝えました!

12月20日

同じく宮崎県内のSSHである延岡高校から依頼を受け

MSEC指導者ワークショップの一環として
国際交流事業の進め方をお伝えしました。

本校ではさくらサイエンスプランを含め、
多くの科学と英語のつながりを持つ授業が行われています。

JSEC2021で花王特別奨励賞をいただきました!

12月11日~12日にかけて
JSEC2021(第19回高校生・高専生科学技術チャレンジ)が行われました。

本校からはハクセンシオマネキの研究チームが、ファイナリストに選ばれて
オンライン参加をしました。


丸二日の日程を終え、最終日…。
いよいよ結果発表です。


見事、「花王特別奨励賞」に選出されました!!


オンラインで喜びのコメントを伝えています。
(この日、もう一人のメンバーは受験のため不在でした。)


こちらのJSEC2021はアバターを使って会場内を散策できるシステムになっています。オンライン発表会は、今このように徐々に進化しています。


ちなみに、オンライン発表用の白い幕と、それを支える柱も
大会主催者から提供を受けました。すごい!

部分月食を観測しました

2021年11月19日

日本全国で部分月食が見られました。
本校の科学部も望遠鏡を出して観測しました。


久しぶりの天体観測に気合が入る生徒。
今回は18:00ごろの活動です。
学校帰りにちょうどいいですね。


こちらが18時ごろ部分食最大を迎えた満月です。
(科学部生徒撮影)

月食は、満月が地球の影に隠れることで発生します。
今回は完全に隠れる皆既月食ではなく、部分月食。
とはいえ、最大で全体の97%が隠れます。

太陽光は地球の大気で散乱され、地球の影には太陽光の赤い成分が多くなります。
なので、月食中の月は赤銅色に輝きます。


科学部生徒も、通りかかる生徒や先生も
素晴らしい天体ショーに見とれていました。

バイオサミットの表彰状をいただきました

10月11日の話です

『環境大臣賞』を受賞した高校生バイオサミットの表彰状が届きました。

バイオサミットで環境大臣賞を受賞したのは8月25日です。
なぜ今届いたのでしょう?

実は、大臣賞は省庁で直接押印後に発行されるため、時間がかかるのです。
なるほど~!

環境大臣賞!


大会が行われた8月25日は
環境大臣が小泉進次郎さんでした!

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第8回理系女子支援講座

10月8日
「第8回理系女子支援講座」がおこなわれました!

この講座は、理系進学を目指す女子生徒のために
実際の女性研究者の方と様々なお話ができる講座です。

宮崎北高校の生徒だけでなく、理系進学に興味のある
中高生を広く募集して
行われています。

今回は、宮崎県総合農業試験場の方にご協力をいただきました。

はじめに総合農業試験場場長 東 洋一郎 様より
ご挨拶をいただきました。

次に総合農業試験場企画広報室の溝口様より試験場の概要の
説明をしていただきました。


続いて、総合農業試験場生産流通部 佐藤 美和 主任研究員より
「理系女子を目指す学生の皆さんへ
~リケジョを目指した体験談から~」という講演会を
していただきました。

”リケジョ”人生ならではのお話をお聞きすることができ、
わたし自身(今回のブログ筆者)、高校生のときに
このような貴重なお話を聞けていたら
またいい意味で違う人生を歩んでいたのかなとも考えました。(笑)


講演会後は3班に分かれ分科会も行いました。


最初は緊張している様子も伺えましたが、
それぞれの研究員の方々と個別でお話をさせていただき、
こちらからの質問にも多く答えていただきました。


分科会後は、場内の研究施設の見学もさせていただきました。
今回は、生産流通部・生工学部・花き部を周りました。

試験場は本当に広くて、なんとあの東京ドームの約13個分もあるみたいです( ゚Д゚)

スイトピーなどのお花の説明を聞いている様子です。

それぞれ研究員の方々が普段どのようなところで
お仕事をされているのか、どのような研究を
されているのか
…などいろいろな説明をしていただきました。


農業試験場の皆様、お忙しいなか本当にありがとうございました。

次回の理系女子支援講座は、
11月13日(土)本校にて
宮崎大学農学部の教授と2名の学生さんに来ていただく予定です。

中高生の皆様!ぜひご参加ください!



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Earth Scienceで火星を学ぶ!(つづき)

10月4日のEarth Scienceの授業です。

前回から「火星に人は住めるのか?」について学んでいます。


まずは恒例の単語・熟語チェックから。
この授業では専門的な英単語が出てくるので、オリジナルプリントで学習します。


繰り返しながら、覚えていきます。


さて、前回の続き!
火星には太陽系最大の火山があるのですが、なぜでしょう?


それは、地殻変動の差です。
ざっくり言えば、地球は火山ができても地殻変動で移動するため
高い山ができにくい。

ところが火星は地殻変動が少ないので、その場所で長い期間かけて巨大火山が作られる…。

と、いうことを英語で学んでいます。


また、火星と地球の大気の違いにも注目。
地球で空が青く見えるのは、このような「光の散乱」の影響ですね。


夕方には、光が大気の中を長い距離通過するので、その分波長の長い光が散乱します。
これが夕焼けですね。


では、火星の夕焼けは何色でしょうか?
ご覧のように、薄い大気の火星では、夕焼けでようやく青い光が散乱し…
火星の夕焼けは青いのですね。

と、いうことを英語で学んでいます。


と言うわけで、またも次回に続く問題!
火星に液体の水はあるでしょうか!?

火星の気温は-140℃~35℃に変化するようです。
え?35℃?
意外に火星は快適ですね。

では水があるのでは…?


これについて議論する生徒達。

その答えは…また来週です。


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わくわくサイエンス教室の企画プレゼン!

10月1日(月)「わくわくサイエンス教室」の企画プレゼンを行いました!

本校サイエンス科の取り組みを小中学生に広めるために行っている
わくわくサイエンス教室。
(前回の様子はこちら)

その大きな特徴は、実験教室の企画・運営を生徒自身で行うことです。

今回は、12月開催の「第3回わくわくサイエンス教室」に向けて
サイエンス科2年がプロジェクトチームを立ち上げ
どのような実験を行うか考えてきました!


企画のプレゼンをする生徒達。
※どのような企画かはまだ内緒なので、隠させていただきます。

ものづくりを体験する「マニュファクチャリング」
そのネタも生徒に考えてもらいました。
自分たちが経験したからこそ、作られるのですね。

企画はサイエンス科の先生達へプレゼンしました。
色々な質問にもしっかりと答え
先生に「その企画、おもしろいね!」と太鼓判を押されましたよ。



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九州地区SSH交流会

9月28日(火)は九州地区SSH交流会が行われました。

これは九州地区のSSH校が一同に集まり、日頃の研究成果の報告や
交流を行うものです。

昨年に続き、今年度もオンラインでの開催となりました。

ちなみに、今回のホストは宮崎県。
宮崎西高校さんが主催し、宮崎北高校は研究発表を担当しました。


オンラインで本校の「マニュファクチャリング」について説明する担当者。
約100名の参加者に発表を行いました。


また、担当者による交流会も開催。
Zoomのブレイクアウトルームでセッションごとに議論を行いました。


Zoom画面も凄いことに(笑)

もともと、九州内のSSH担当者は他の大会でも顔を合わせることが多く
画面越しの再開となる先生も多かったです。

大会後は、宮崎北高校の取り組みに多くのコメントをいただきました。
本校への視察依頼など、次に繋げることも出来ました。

皆様本当にお疲れ様でした。



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Scientific Thinkingで論文読解

10月1日(金)のScientific Thinking(サイエンティフィックシンキング)を紹介します。

サイエンス科1年生の学校設定科目です。
この授業では、英語で研究倫理を学んだり、英語論文を読みながら
論文構成を学んでいきます。


そして、ただ教室に座って難しい英語論文を読んでいるだけでは頭が働かないので…
教室を飛び出し、本校SSHの成果を展示している「サイエンスロビー」にやってきました。
ここにはホワイトボードが沢山あります。


各班に割り当てられたのは、論文中の図表。
これが何を意味する図表なのか、論文を読み解きながら
まとめて説明せよ!


という課題です。


今回は、摩擦係数に関する論文の図表が与えられています。
論文とその段落を読み解きながら、まとめていきます。


こうして9班分の説明が出そろえば、あとは皆で発表して
論文ひとつを読むことができますね。

今回は、まだまだ英訳中。
読み解くには物理の知識も必要だぞ~!頑張れ!!


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普通科の探究活動にて

9月27日(月)
普通科の探究活動についてです。

いつもサイエンス科の記事が多いですが
本校は普通科も含めてスーパーサイエンスハイスクールです。

今回は、サイエンス科の取り組みが普通科にも波及した事例を紹介します。


普通科のACT-LI1(1年地域探究)にて。
地域の河川や用水路の水質検査に取り組むチームです。


自分たちで採取してきた水の水質検査を行います。
ここではパックテストを使用しました。

パックテストは、サイエンス科の海洋実習でも使用しており
pHや溶存酸素量などを調べることができます。

試薬の入った容器に採取した水を入れ、しばらく降ると化学反応で色がでます。
それを色比較表でチェックしていきます。


一通り結果が出たようです。
それにしても、学校周辺にも沢山の池や川があるのですね…。

さて、普通科の探究活動ではこの他にも
「フィジカルサイエンス」など独創的な取り組みを
多く行っています。

今後も紹介していきます!


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アースサイエンスで火星を学ぶ

9月27日(月)の2年サイエンス科「Earth Science」の授業です。

前回まで、地球に生命が誕生する条件について学んできました。
そして今回からは、少し視点を変えて…


「Can people live on Mars?」
つまり、「火星に人は住めるのか?」
について考えていきます。

火星は太陽系の惑星で、我々の地球とよく似ています。
創作でも「火星人」はよく出てきますね。


火星の特徴を学んでいきます。

ここまでの単語・熟語学習で今回使う単語は学んでいます。
(毎時間、スタート時に口頭の単語・熟語テストを行っています。)
その知識を駆使して、授業内容を理解していきます。

火星は地球の半分程度の大きさ。
 ↓
と言うことは、重力も小さい。
 ↓
と言うことは、どんな影響が考えられる?


ここでは、大気を留める力が弱く、気圧が低くなることや
惑星のサイズが小さいために核が冷えている事を学びました。


また、火星には太陽系最大の火山があります。
オリンポス火山です。

その大きさは、地球最大の火山ハワイ島の2倍近く!
海抜で地球最大を誇るエベレスト山(火山ではありませんが)よりも大きいです。

火星は地球よりも小さいのに…一体、なぜ!?


授業に参加しながら、一生懸命考える生徒達。

その答えは…また来週です。



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科学部2年生のオンライン発表会

9月26日(日)は宮崎県高等学校総合文化祭の
自然科学部門が行われました。

今回はポスターセッション大会です。
コロナ禍のため、オンラインで開催されました。

2年生は、この大会がデビュー戦になるチームも多いです。


今回は合計20作品が出展されました。
本校からは6作品が参加。


オンラインなので、6組のブースを作り対応しています。
発表用のパソコンと、見学用のタブレットを用意しています。


今回の大会は3時間!
割り当てられた時間いっぱい、発表や見学を行います。
発表では多くの高校生や審査員との質疑応答もありました。


身振り手振りで一生懸命説明する生徒。


見ている人からはこのように見えています。
コロナ禍の中、小さなポスターの文字を見るよりは
こうしてオンラインで画面越しに見た方が快適ですね。


通信環境もこの2年間でかなり良くなりました。
廊下に出てもタブレットで他校のポスターの見学が可能でした。

大会終了後は、Googleフォームに用意された審査ページで
自分が見た作品に採点をしていきました。


☆今回の大会では、下記の3作品が受賞実績を残すことができました!

「宮崎でも部分日食は観測出来たか」
・・・地学部門 最優秀賞&生徒投票賞

「ロケットの風洞実験」
・・・物理部門 優秀賞

「ナメクジの走性」
・・・生徒投票賞


おめでとう!!


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プログラミングソフトMATLAB初体験!

2学期のある日。

科学部1年生も活動が本格化してきました。
それぞれの研究テーマも決まり「プログラミングをしてみたい!」という班が登場。

そこで、希望者を募ってプログラミングソフトMATLABの勉強会を行いました。

休日の午前中をまるごと使って勉強して、画像の二値化処理とラベリングをマスターしました。

初めてのプログラミング。
頭が混乱しているのがよくわかります(笑)

さぁ、基本はわかった!
ここからは自分たちでどんどん学んでいくのです。
がんばれ!!


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コロナ禍とSSH事業

ある日、先生達が熱心に会議を行っていました。

11月に迫った屋久島フィールドワークの開催について。

もちろん開催する予定ですが、コロナ禍の第6波などで
状況が厳しくなる可能性もあります。

フィールドワークはSSH事業なので、国の予算をいただいて運営しています。
確実に開催を決めないと、予算申請できないという問題が…。


日程案をいくつも相談し、どのようなルートで回るのか話し合っています。


万が一延期になった場合、飛行機の場合は予約してしまうとキャンセル料がかかります。

複雑な条件が絡み合う中、こればっかりは先生達だけで決められる問題ではなく
校長や県教育委員会の判断待ちに。

現在、コロナ禍第5波は終息に向かっています。
このまま無事開催できることを祈るばかりです。


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令和3年度のData Science!

サイエンス科1年生のData Sciene(データサイエンス)の授業を紹介します。

ビッグデータの活用をできる科学技術人材の目指しています。
1年生はデータの統計処理を学んでいます。


今年度からGoogle Workspaceを活用!
ClassroomやGoogleドライブを活用して教材配布を行います。


授業は一斉講義ではなく、資料や動画を見ながら各自のペースで学んでいきます。


その上で、与えられた課題に取り組んでいきます。
全てのヒントは資料にある!

先生は生徒達の質問に答えたり、アドバイスをしていきます。


ちょうどこの日は、グラフ作成について。
与えられた資料を「円グラフ」「棒グラフ」「帯グラフ」のいずれかを用いて
グラフ化します。正解はひとつだけ。

できあがったら、先生を読んでチェックしてもらいます。
「お!頑張って作ったね~!でも、そのグラフでいいかな?見やすいかな?」

それぞれのペースで気づきを得ながら、Data Scienceの道を進んでいきます。



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青島フィールドワーク(その3)

9月25日(土)の1年サイエンス科青島フィールドワーク報告の続きです。
このシリーズは今回が最後です。

さて、青島神社の境内から出て、周辺地質の観察に入ります。


鬼の洗濯岩は、砂岩と泥岩が幾重にも積み重なった砂岩泥岩互層が隆起し
波に削られて(波蝕)できあがった特徴的な地形です。

地層の方向ともいえる「走向」がわかりやすいです。
上の写真だと、左右の洗濯岩の線が走向ですね。

そして、その走向をぶったぎるように「断層」があることをご存じでしたか!?


断層は、教科書などではパックリと割れた模式図で描かれますが
実際は「断層群」と呼ばれ、上の写真のように複雑に多くの線が入っています。


また、注意深く観察すれば、砂岩と泥岩を見分けることも可能です。
泥岩は波に削られて、砂岩が残っているため…


洗濯岩のへこみの部分を観察すると、泥岩層が見られます!
(水を付けた指でゴシゴシこすると、指に泥がつきました。)



灯台付近には、砂岩が多めの地層が。
泥岩ほど削られないので、他の洗濯岩よりも幅が大きいです。
(上の写真で生徒が立っているところが砂岩です。)


青島の北側です。
こちらにも見事な断層があります。


どうですかこの断層!
写真奥で「カックン」と走向が折れ曲がっています。
青島の地質は、堆積岩の地層と断層を学ぶのにうってつけの場所ですね。

さらに!
青島には砂岩泥岩だけでなく、火山灰の地層も存在します。

先生からの出題で、探してみることに。


見つけました!
生徒が指さしている地層が火山灰層です。
砂岩層のようにベコベコに浸食されておらず、荒い粒子が入った層です。

これだけ地層がある中で、この一列だけ確かに違います
・・・が、言われないと気づけない!

噴火情報から地層の年代を探る、重要な鍵層となっています。


今回は、フィールドワーク7つ道具を各班に配布していました。
ルーペや双眼鏡、カメラや温湿度計はもちろんのこと
「クリノメーター」を使う練習を行いました。

これは地層の走向と傾きを調べる道具です。
初めて使いますが、皆うまく測定できていました。


と言うわけで、短い時間でしたが密度の高い研修を行うことが出来ました!

今回の研修はまだ始まったばかり!
今後も宮崎県内をフィールドワークでしっかり学び、地質と植生を究めていきましょう!


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青島フィールドワーク(その2)

9月25日(土)の青島フィールドワーク報告の続きです。

さて、いよいよ青島神社にやってきました。


神社入り口にあったのは、アコウです。
地面ではなく空気中から水分を取る根っこ「気根」を伸ばし
他の樹木に巻き付ける通称「絞め殺しの木」


とはいえ、この入り口の樹木はアコウだけで形成されいるそうです。
熱心に質問をする生徒。


このアコウには小さな実がなっています。
それがイチジクそっくり。
と、思ったらアコウはクワ科イチジク属なのですね。
そこら中に落ちています。

アコウの花粉を運んでくれるのはアコウコバチという虫だけだそうな。
ええっ!マジすか。一種類だけなのですか…。
植物の世界は不思議ですね。


さらに青島神社の奥に進んでいきます。
境内の亜熱帯植物を見に行きます。


まず目を惹くのは、この倒木!
ビロウの倒木に、アコウが巻き付き、その上にフウトウカズラが茂っています。
南方系植物よくばりセットみたいですね(?)。

多くの木が密集して、地面に光が届かないような場所では
蔓植物が日の光を求めて覆い茂るのだとか。


クワズイモです。
その名の通り、食ってはいけない芋です。
間違って食べると中毒症状がでるとのこと。
(実際にナガイモと間違って食べる事故がよく起きるそう。)

葉の形も特徴的で、観葉植物として人気だとか。
ト〇ロが傘にしている葉っぱみたいで、個人的に私のお気に入りです。


この亜熱帯植物エリアでは、気温や湿度を計測しています。
また、気づいたことや、聞いたことをしっかりメモしていますね。
色んなデータを取ることを、徐々に学んでいます。

…と言うわけで、今回はここまで!

次回に続きます!



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青島フィールドワーク(その1)

9月25日(土)

ここは宮崎県青島
宮崎が誇る有名な観光スポットです。

青島は地質的にも植生的にも大変面白い場所です。
ここでサイエンス科1年生がフィールドワークを行いました!


青島の海岸に集合。
今回も、宮崎県総合博物館より福松先生と濱田先生にお越しいただきました!


まだ青島に上陸していませんが、
早くも海岸の砂地に生えるハマゴウで学びが始まりました。

このハマゴウ、その実はとても良い香りがします。
線香の材料や頭痛薬の薬として枕に入れていたそうな。


フィールドワークの基本は五感で感じること
とにかく触ってみる、匂ってみる。
このことを学び、青島を目指します。


青島。
様々な植物が群落を形成しており、非常に特徴的です。
この場所からでも、ビロウ、ダンチクなどを確認。


さぁ、いよいよ弥生橋を渡り、青島へ上陸だ!
ところで、この弥生橋の北と南で海岸の様子が大きく違います。
南側は貝殻が多い白っぽい海岸。北側は貝殻はほとんどありません。


青島上陸!
ここはほとんどが砂岩泥岩互層からなり、有名な「鬼の洗濯岩」となっています。
長い年月をかけて幾重にも積み重なった砂岩と泥岩。
やがて隆起した地形からやわらかい泥岩が波に削られて、洗濯板状の岩を形成しました。

また、砂岩層では根元を削られた「キノコ岩」が目立ちます。



と、地質に注目していたら、植生にも注目。
オオハマグルマです。葉に硬い毛があり、ざらつく植物です。


では、鳥居をくぐって青島神社に向かいましょう!

…という感じで今回はここまで!
次回に続きます。



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フィールドワークの事前学習!

9月18日(土)は1年生サイエンス科のフィールドワーク事前研修でした。

このフィールドワークでは、現地での情報収集などを通して
科学者に必要な「課題をみつける力」そして「課題を解決する力」
実践的に身につけます。

前回のフィールドワークは7月に海洋実習を行いました。


さて、今回は宮崎県総合博物館より2名の先生をお招きして、
地質と植生について学びます。

こちらは植生担当の福松先生。

そもそも植生とは「ある場所に生育する植物の集まり」のこと。
その植生は気候、土地、生物に影響を受けて変化するので
植生を見ればその場所の多くのことを読み取ることができます。


こちらは地質担当の濱田先生。

宮崎平野の地質と地形から始まり
来週に行う宮崎県青島のフィールドワークに向けて、青島の地形を学びます。

ポイントはやはり堆積岩!
「青島の隆起海床と奇形波蝕痕」
・・・いわゆる「鬼の洗濯岩」についてその出来方や構造を学びました。



熱心にメモをとる生徒達。
このメモが今後も効いてきます!

宮崎の植生と地質をしっかり学んだ後は、
鹿児島県・屋久島でのフィールドワークを行います。

宮崎県の特徴をしっかり理解しておくことが、後の学びに役立つのです。


しっかりと議論をしながら学ぶ生徒達。
サイエンス科では、普段の授業から積極的に話し合い活動をしています。


質疑応答では、多くの生徒から熱心な質問が飛び出しました。

その質問の多くが、今回の核心を捉えており…
つまり、来週のフィールドワークに直結するものばかり!
答えは来週をお楽しみに!という感じ。

いよいよ2学期のフィールドワークが本格的に始まりました。
さて、今後はどんな学びが待っているのでしょう!


※なお、この様子が9月24日(金)の宮崎日日新聞に掲載されました。
ご取材いただき、ありがとうございました!

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大会が近いぞ!2年科学部

科学部の活動を報告します。

最近、コロナ禍によって部活動の原則中止が続く中
大会が迫ってきた科学部2年生は学校の許可のもと
活動しています。

先日、3年生が環境大臣賞など輝かしい成績を残しました。
2年生も負けてはいられません!


これまでに貯めてきた実験データを黙々と解析しています。


電子顕微鏡写真を見ながら、悩むトカゲ班。


お互いに作ったパワーポイントをクロスチェックする
飫肥杉班とロケット班。


ナメクジ班は、プログラミングソフトMATLABのオンラインマニュアルを
一生懸命熟読しながら、プログラミングをしています。

まずは9月26日の宮崎県高校文化祭自然科学部門(オンライン)の出場を目指します!
その後も、サイエンスコンクールやプレゼン大会、各種学会などが増えてきます。
頑張れ!科学部!


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環境科学会2021年会に参加しました!

9月10日(金)
3年サイエンス科の太陽光班が
環境科学会2021年会に参加しました!


昨年、公益社団法人環境科学会より
2020年高校活動奨励賞ならびにクリタ活動賞をいただきました。

その助成金を用いた研究の成果を発表する日なのです!


学会はZoomによるオンラインで行われました。
彼らにブレイクアウトルームが割り当てられ、入室してきた方に説明します。
ポスターセッション時間90分の間に、沢山の先生が入室され
多くのアドバイスを受けました。


一生懸命説明するメンバーたち。
彼らはサイエンス科ですが、科学部ではありません。
授業の時間を使って研究してきたことをまとめました。

また、助成金で購入したサーモグラフィカメラの成果もバッチリです。


今回、高校生活動賞ならびにクリタ活動賞の表彰式も行われました。
なんと画面越しの表彰状授与がありました!!
さらに、カメラ越しの記念撮影も。

サイエンス科で行ってきた科学探究の成果がどんどん外部に出ています。
これからも独創的な研究を続けていきましょう!


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ESで宇宙を学ぶ

今回は2年サイエンス科のEarth Scienceを紹介します。

この授業では地学分野を中心に、SDGsの視点を持ちながら、英語で学習します。
実践的英語力を身につけるのが目的です。


ALTの先生は地学分野の専門家です。
これまでも地球内部の環境について学んできました。


今回からは、宇宙について学んでいくようです。
この分野で用いる単語・熟語の一覧が配られていますね。


さて、1班ずつに謎のイラストと英文が配布されています。
これは宇宙における地球(の導入部分)を説明した文章です。
全部で6種類用意されています。


内容をみんなで理解し、イラストを使って英語で内容をプレゼン出来るようにします!


これを6つの班が行い、最終的に全体プレゼンを行います。
英語で他者にプレゼンするのは難しいですね。

でも、頑張って取り組んでいます。

今後、内容はどんどん掘り下げられていきます。
プレゼンする内容も難しくなるかも!?



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星琳祭の科学部

9月2日~3日に星琳祭(文化の部)が行われました。
毎年、文化の部では科学部が実験教室を出展しています。

今年は「冷却剤作り」を出展しました。

暑い日が続きますから、冷却剤作りはうってつけですね。

ちなみに、実験教室のネタも生徒達が決めています。
今年度も、コロナ禍に伴う感染症対策のため
密にならずすぐに終わる内容にしたようです。


作り方は科学部のメンバーが指導します。
1度に6組ずつしか入れません。


尿素に水を入れる!これだけで冷却剤完成です。
あとは、暑くなったときに中の水袋を割ると、吸熱反応で冷えていきます。


おかげさまで大盛況でした。
来年はどんなネタにしようかな。
楽しみですね。

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第11回高校生バイオサミットでトリプル受賞しました

サイエンス科3年生のチームが
第11回高校生バイオサミットin鶴岡で受賞いたしました!

この大会は慶應義塾大学先端生命科学研究所を中心とする団体が主催しており
毎年全国の高校生が「
生命科学」に関係するあらゆるトピックの研究発表を行います。


今回の発表タイトルは
「STFTによるハクセンシオマネキの理想的な求愛ダンスの解析」
絶滅危惧種のハクセンシオマネキの行動を記録し、プログラミングを用いて詳細に解析しました。

彼らは1~2年生の頃にも多くの大会で受賞しており、
今回は3年間の集大成となる発表です。

書類による1次審査を通過し
8月5日に行われた1回戦(約60作品)を勝ち抜き
8月23日に決勝大会(約20作品)に参加しました!


彼らは自分たちでプログラミングを行い、ハクセンシオマネキの
求愛行動を信号化することに成功。
さらに短時間フーリエ変換を用いて求愛に成功したオスの傾向を探りました。
その結果「休まずに求愛を続けるカニはモテる!」ことを発見しました。
なるほど。休まずに求愛すればモテる…。勉強になりますね。


大学の先生との質疑応答にもしっかりと答えています。
今年度は全日程オンラインで開催されましたが
宮崎北高校は研究発表大会への参加も多いので、質疑に慣れています。



そして、研究発表が終わり
いよいよ審査結果発表の8月25日…。


様々な賞の受賞が発表される中…

環境大臣賞…。


おお!選ばれました!!!
環境大臣賞を受賞しました!!


さらに、審査員特別賞も受賞!!
チームへの環境大臣賞に加え、発表者個人に対して贈られたものです!


さらにさらに、本校の先生が優秀指導者表彰にも選出!!
今回発表に用いたプログラミングソフトMATLABは
本校のデータサイエンスの授業で取り扱っており
宮崎北高校の探究活動への取り組みが全国的に認められた証です。


表彰式後、審査員の先生から直接お電話があり
受賞のお祝いの言葉や、研究に関するアドバイスを受けました!

と言うわけで、
今回はひとつの作品でトリプル受賞となりました!

先日の全校SSH生徒研究発表会でも宮崎北高校の他作品が受賞しています。


宮崎北高校サイエンス科は、
探究活動において県内トップの受賞実績を誇っています!

この勢いは止まりません。
これからも活動を続けていきます!


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全国SSH生徒研究発表会

8月4日(水)の報告です。
令和3年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会に参加してきました!

この大会は、日本全国のSSH指定校の代表生徒が集まり
日頃の研究成果をポスターセッションで発表するイベントです。


宮崎北高校からは「星食現象」チームが出場しました。
(星食現象チームの過去の活躍はこちら


チームから、さらに代表2人が参加しました。
会場は神戸国際展示場です。


昨年度はコロナ禍でオンライン開催となった本大会ですが
今年度は万全の感染症対策のもと行われました。

本来であれば、200校以上のチームが集結し、熱気に包まれる会場ですが
今年度は2日間に分けて開催され(宮崎北高校は1日目の参加)
会場も大きく分散していました。


発表ブースにも飛沫対策のビニールが貼られていました。

研究ポスターは細かい文字が多いのですが、
感染症対策のビニール&ソーシャルディスタンスで
発表には苦戦しています…。


それでも、元気にわかりやすく研究内容を紹介していました!


他校の発表も見学します。
やはり実際に他校のチームと交流できるのは
研究を進める上でも大変参考になります。


開会式&閉会式の会場もご覧のディスタンスでした。
徹底した対策で開催してくださった大会事務局には大変感謝いたします。

・・・さて、その後8月20日にオンラインで表彰式が行われ
宮崎北高校のチームは見事「生徒投票賞」を受賞しました。
200校以上の中から受賞作品に選ばれました。
おめでとう!!
そして、投票してくださった皆さんに感謝です!


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サイエンス科のオープンスクール

8月3日(火),4日(水)は宮崎北高校のオープンスクールでした。

2日間とも、午後にサイエンス科の説明を行いました。
暑い中、たくさんの中学生と保護者が参加してくださいました。


実験教室です。ブロッコリーからDNAを抽出しました。


高校3年生が自分達の研究をポスターで発表しました。
中学生も保護者も一生懸命聞いていました。


座談会です。中学生の悩みや不安、保護者の質問に高校生が自分の経験を交えて答えました。盛り上がっていました。

参加して下さった中学生や保護者のみなさん、どうもありがとうございました。これから進路について考えいく際の選択肢に「北高サイエンス科」が入ってくれるとうれしいです。
なお、今回も、受付や駐車場などを含めて、多くのサイエンス科生が担当してくれました。お疲れ様でした。


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第2回わくわくサイエンス教室

6月19日(土)は宮崎北高校サイエンス科主催
「第2回 わくわくサイエンス教室」でした!

サイエンス科の生徒が中心となって、小中学生を対象に
楽しい実験教室を行いました。

朝の受付から生徒達が行いました。
今回は感染症対策のため、あまり大人数での開催ができず
先着40名での開催となりました。

2回目の開催となる「わくわくサイエンス教室」。
今回から完全に生徒たちによる運営に切り替えました。

実験教室の内容もサイエンス科の生徒がイチから企画しました。
何度も企画会議と予備実験を重ねて本日を迎えました。


高校生のお兄さん・お姉さんの自己紹介のあとは、いよいよ実験教室。
スライドで、ちょっとしたクイズをはさみながら実験内容を説明していきます。
…先生顔負けですね。


今回の実験教室では
炎色反応を利用したカラフルなキャンドルと
オリジナルフレーバーの芳香剤を作りました。


「うまく出来るかな…?」
高校生がしっかりと指導しています。



一方、こちらは…?
あれ?実験では無く、何か作っている?

今回は、実験教室の他に
サイエンス科で行っている「マニュファクチャリング」の体験も行いました。

今回のお題はペーパータワー。

紙で作った構造物を落として着地させ、そのときの高さを競います。


参加者の力作が揃いました!


ここから落とします!
それぞれのペーパータワーも倒れたり、無事着地したり様々!
競技は大変盛り上がりました。


こちらの企画も高校生がイチから考えています!

マニュファクチャリングの意義を説明する高校生。
試行錯誤と議論が大切なのですね。

サイエンス科の授業をしっかりと体験してもらいました。


最後は記念撮影。
今回のご参加、本当にありがとうございます!

というわけで、高校生の企画力が爆発した今回のわくわくサイエンス教室!
次回以降も、彼ら自身の手で素晴らしい体験教室が作られていきます。
小中学生の皆さんも、これを機にサイエンス科の活動に興味を持ってください☆

さて、そんなわくわくサイエンス教室の様子が
テレビで放送されます!!

7月11日(日)9:50~10:00
UMK「のびよ!みやざきっ子」をお見逃し無く!!




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サイエンス科講演会

6月1日(火)はサイエンス科講演会を行いました。

講師に宮崎国際大学学長の 村上 昇先生 をお招きし
脳科学の側面から、探究活動や日々の学習に役立つお話をいただきました。
演題は「自分の脳を活かすために」

村上先生のご専門である脳の仕組みを元に
どのように脳を鍛えれば良いのか
科学的な理由とともに学びました。


記憶力を鍛えるシステムやその方法についても面白かったですが
村上先生がまだ論文として発表していない
最先端の内容を聞けたのも貴重でした。


生徒たちの感想でも「脳のメカニズムに基づいた科学的な
勉強方法を習ったので、実践していきたい。」という意見が多数でした!

村上先生、お忙しい中ありがとうございました!

屋久島研修の記録(最終日)

4月29日(木)は2泊3日にわたる屋久島研修の最終日。
いよいよ午前中のポスターセッションで研修は終了です。

屋久島に関する「いくつかの課題」に答えるべく
2日間のフィールドワークで調査した内容をポスターにまとめました!

ちなみに、生徒たちがポスターに使用した写真は
現地にパソコンやプリンターを持ち込んで印刷しています。


ポスターは全部で6班分あります。

各ポスターには、製作した班から1人が付き
発表3分,質疑応答4分のポスターセッションを行います。

それ以外の生徒は、分かれて聴衆になります。


発表者を交代しながら6セット行うことにより全員がポスターの説明を行います。

審査団は引率教員と、県総合博物館の先生、現地のインストラクターの方々です。
審査団も6組に分かれて、全てのポスターを審査します。
どのくらい研修内容が活かされているか、課題の答えになっているか…等を厳正に審査していきます。


このポスターセッションは1人で説明します。
ですから、人任せにはできません

・・・でも、さすが夜中まで皆で悩んで作ったポスターです。
全員がきちんと内容を把握しています。
その分、審査員や生徒からも質問がバンバン飛んできます!


仮にポスターの内容が間違っていれば、この質疑応答でそれがわかります。

ポスターの内容は、主に屋久島の「植生に関するもの」と「地質に関するもの」です。
どのポスターも写真やイラストを活用し、わかりやすいポスターに仕上げていました。


さて、約50分のポスターセッションが終わり、審査結果を集計している間に…
今回の研修で与えられた課題の解説を、県総合博物館の先生方が講演してくださいました
写真は植生に関する解説中です。


こちらは地質に関する解説中です。
初めはすべて同じに見えていた岩石も、研修を経てその違いが見えてきました。


結果発表と講評の様子です。
6班の中から、最優秀の1作品が発表されました!
でも、本当に僅差でした。皆よく頑張りました!


今回は非常にストイックな研修スケジュールだったので
残念ながらお土産等を買う時間は全くありませんでした。
なにせ"探究活動強化合宿"ですから!

その代わり、この研修で学んだ様々な発見や感動を
ご家族にもぜひ話してください…と伝えました。


最後にみんなで記念写真!

とにかく、とても大変だった今回の研修。
その分、全員の探究に関する経験値が大きく上がった研修でした。

次は、11月にサイエンス科1年生が参加する予定です。
我々教員も、教材にさらに磨きをかけていきます!


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