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SSH&サイエンス科情報発信ブログ
第2回 サイエンス科集会が行われました!
11月13日(水)に第2回 サイエンス科集会が行われました!
サイエンス科では、学校生活や学科活動について理解し,サイエンス科生としての自覚と誇りを醸成することを目的にサイエンス科集会を年3回実施しています!
今回は,2年生の探究活動の成果を1年生へ向けて発表しました。
2年生は前日の研究者との研究発表交流でプレゼン力を鍛えてきました。
しかし、研究者とは異なり、研究をしたことのない1年生に向けての発表・・・
タブレットで視覚的に伝えるなど、分かりやすく伝える工夫をしながら発表することができていました!
また、1年生もフィールドワークのポスターセッションで鍛えた質問する力を生かして、たくさん質問していました!
2年生は次の中間発表会へ向けて、研究やまとめをがんばります!
1年生は研究計画の真っ只中!今回の発表で2年生での研究をイメージできたかな?
↓2年生の中間発表の案内はコチラ↓
2年サイエンス科 研究者との研究発表交流が行われました!
11月12日に総合農業試験場と工業技術センター・食品開発センターで研究者との研究発表交流が実施されました。
2年サイエンス科生徒が研究施設で実際に研究をしている研究員の方へ向けてポスター発表を行いました。外部での研究発表は初めてでしたが、今までの研究の成果を発表することができました。
研究をしている大人とのディスカッションはとても刺激的で、にこにこしながらおもしれー!と言っているのが印象的でした。
また、ポスターセッションとは別に農業試験場では若手研究員のポスター発表、工業技術センター・食品開発センターでは研究機器の見学とそれにまつわる研究事例紹介がありました!
普段聞くことのできない研究の話やハイテク機器に、生徒も目を輝かせていました。
今回いただいたアドバイスを糧にして、12月19日(木)の合同発表会や来年度のMSECフォーラムに向けて研究を頑張っていきます!
ACT-LI2(2年普通科・地域探究)の活動紹介
11/6(水)、2年普通科のリベラルイノベーション(=ACT-LI2)が実施されました。
現在2年生は、12/19(木)実施の合同研究発表会(中間発表)に向けて研究を進めています。
9月に実施された探究活動見本市を受けて、各グループ研究計画を見直し、より良い研究のために試行錯誤しているところです。
12月の発表に向けてポスターを作成したり、データを収集するためのアンケートを作成したりするなど意欲的な活動をするグループも増えてきました。各クラスには、それぞれのグループが作成したアンケート用紙がずらりと掲示されています。各グループ、多くの回答が集まると良いですね。もしアンケートにたくさんの回答をもらいたければ、まずは自分が、誰かが作ったアンケートに回答してあげましょう。「お互い様」の心で探究活動をより良いものにしてほしいと思います。
12/19(木)の合同研究発表会までおよそ1ヶ月。まだ時間はありますが、そろそろポスターを仕上げていかなければなりませんね。外に出ての発表は今回が初めて。後輩もたくさん発表を見に来ます。他校の生徒との交流の機会もありますよ。来年7月のMSECフォーラムに向けて、意味ある発表の時間にしてください。出来うる限りの準備をして当日に臨みましょう。頑張れ!北高生!
10月17日のサイエンス科ACTの時間では“宮崎県の地質・植生ポスターセッション!”が行われました。
サイエンス科がこれまでに活動した行縢山・県北フィールドワーク、博物館実習、青島実習の内容を発表しました。
ポスターセッションの作法についての説明を受けた後、それぞれの班ごとに練習して発表に臨みました。
原稿を一生懸命見ていました。
10分間の説明ののち質疑10分の流れでした。発表のみならず質問する力も試されます。
翌週には2泊3日の屋久島研修がありました。
屋久島の地質、植生はどのような違いがあるのかを比べる貴重な機会になったのではないでしょうか。
普通科1年生 地域企業探究第2回インタビュー調査を行いました!
10月23日(水)のACT-LI1では、普通科1年生が地域企業探究の一環として、第2回インタビュー調査を行いました!
先月実施した1回目のインタビュー調査では、企業のことを知るために企業訪問や質疑応答を行いました。(詳しくは第1回インタビュー調査についてのブログをご覧ください!)
生徒たちはその第1回インタビュー調査を受けて、それぞれのグループごとに「企業がもっと良くなるための提案」を考えてきました。
そして、今回の第2回インタビュー調査は「一旦、自分たちが考えた提案を企業の方に聞いてもらい、アドバイスやダメ出しをしていただこう!」という目的のもと行われました。
↑ タブレットを使ってスライドを作成し、企業の方にご提案しています。
↑ 提案を受けて、企業の方からアドバイスをいただきました。
中には、「この視点から提案を考えて欲しい」という要望をいただいたグループも!
ちなみに、このインタビュー調査は来週までかけて行われます。
23日にインタビュー調査を実施しなかったグループについては、提案を練り上げたりスライドを作成したりする時間としました。
今回で地域企業探究に関するインタビュー調査は終了となります。
今後は12月の発表会に向けて、企業に対する提案を練り直しスライドを完成させていきます。
高校生ならではの画期的な面白いアイデアを考えてくれると期待しています!!
サイエンス科1年 フィールドワーク「ポスターセッション」を行いました!
10月17日のサイエンス科ACT-SI(サイエンスイノベーション)の時間を使って、“宮崎県の地質・植生ポスターセッション!”が行われました。
サイエンス科がこれまでに活動した行縢山・県北フィールドワーク、博物館実習、青島実習の内容をポスターセッションで発表しました。
ポスターセッションの作法についての説明を受けた後、それぞれの班ごとに練習して発表に臨みました。
原稿を一生懸命見ていました。
10分間の説明ののち質疑10分の流れでした。発表のみならず質問する力も試されます。
来週には2泊3日の屋久島研修があります。
屋久島の地質、植生はどのように違いがあるのかをぜひ比べてみてください。
留学報告を行いました!
今年度、宮崎北高校は10月までに13名が海外に留学しました。
また、7月に24名の留学生(イギリス)の受け入れ、12月には6名の留学生(タイ)を受け入れる予定です。
留学者の中でも、今年度はトビタテ留学JAPAN(国からの奨学金)に4名(2年生3名、3年生1名)が採用され、それぞれオーストラリア(2名)、イギリス、フランスに渡航しました!
詳細は以下の通りです。
※R6年度の渡航者は10月現在の数です。
10月9日に2年生の学年集会で、10月16日に1年生の教育課程説明会で留学者が報告会を行いました。
★10月6日の学年集会の様子:セブ島(フィリピン)留学をした生徒↓
朝から夜遅くまでみっちり英語漬けだったようです。
★10月6日の学年集会の様子:韓国留学をした生徒↓
韓国語を学びに行きました。
★10月16日の教育課程説明会の様子:タイ姉妹校留学に参加した生徒↓
本校の姉妹校 タイのカセサート高校に留学した生徒7名です。
★10月16日の教育課程説明会の様子:トビタテ留学JAPANでイギリスに渡航した生徒↓
文化の違いと海外生活の厳しさを話してくれました。
これからもたくさんの生徒に留学に参加してほしいです。
普通科3年生の探究活動がシンポジウムに出展!
9月20日(金)
イオンモール宮崎にて開催された「私とみんなの共生社会シンポジウム」に
普通科3年生の『みんなに優しいUNO作り』チームが出展しました。
このイベントは、高校と特別支援学校の生徒たちが、共生社会をテーマにしたイベントに参加し、
学び合いながら成果を発表するものです。
これからの共生社会について、積極的に発信する機会となりました。
本校から出展した作品は、色覚多様性の方々でも見分けやすい、使いやすいUNOを開発する内容です。
ポスター発表だけでなく、プレゼンによる取り組み発表も行いました。
また、実際につくった試作品による実演も行いました。
これまで行ってきた探究活動の成果を、多くの方に知っていただく良い機会となりました。
宮崎県総合博物館での授業
1年サイエンス科が宮崎県総合博物館での授業に臨みました。
サイエンス科が学ぶ「フィールドワーク」の授業では
地質・植生の自然を学び、宮崎と屋久島の違いを見つけていきます。
今回は、宮崎県総合博物館ご協力のもと、豊富な資料で地質・植生について学びます!
すでに、むかばき合宿で宮崎県の自然の片鱗に触れた生徒達。
今回は屋久島との共通点も視野に、学びます。
樹皮の模様が特徴的なカゴノキ(鹿子の木)。
博物館には、当然ながらすでに行縢山で目撃した植物もあります!
垂直分布を意識しながら、展示を見学していきます。
さらに、地質についてもバッチリ学びます!
宮崎県の地質の歴史を、数万年というスケールで振り返ります。
貴重なサンプルが多く展示されている宮崎県総合博物館!
博物館の先生方にも大変お世話になりました!!
Practical Englishの様子(今年度前半分)
1学期は以下の流れで授業をしました。
①4月~6月前半―読んだ英文の要約原稿の音読テスト2回
②6月後半~7月後半―読んだ英文の要約原稿を用いたプレゼンテーション発表2回
③8月後半~9月―読んだ英文を参考に、英語スキットの作成
①の授業のパフォーマンステストの様子↓
①の授業で使用した生徒の音読原稿↓
②の授業での生徒の発表練習の様子(タブレット上のスライドを指しながら練習しています)↓
②の授業の実際の発表の様子(全員教室のプロジェクタとスクリーンを使用してテストしました)↓
③の授業は9月13日現在、スキット原稿の作成中です。
今までは、既成の原稿を読んだり、説明したりすることがメインでしたが、今後はオリジナルの文章を作成し、それを感情を乗せて「伝える」・「演じる」発表です。
それにより、「リアルな発話」になってくれることを期待しています!
探究活動『見本市』を開催しました!
9月18日(水)は2年普通科の探究活動見本市でした!
このイベントは、探究活動の計画発表会です。
学校の先生、外部の方々、そして生徒と対話を重ねることで
研究計画のブラッシュアップを行います。
探究活動の発表会に外部の方が招かれる場合、研究終了後の「成果発表」であることが多く
質疑応答やアドバイスをいただいても反映されない事例がよくあります。
そこで、今回は研究計画段階でのポスターセッションを企画しました。
今回は地域の企業や、大学、街づくり協議会、県教委から37名の方にご参加いただきました!
ご協力してくださった皆様、本当にありがとうございます。
まずは、外部の方と本校の先生方に向けて事前オリエンテーションを行いました。
この見本市の狙いと、対話の方法をお伝えしました。
様々な分野の79作品が発表を行いました。ジャンルごとに部屋を分けています。
前半40分、後半40分のポスターセッションです。
本校の研究は原則として3~4人一組で行います。
「文系も理系も科学技術人材を目指す」のが本校の目標です。
科学技術人材とは、理科や数学ができる人材ではなく
「情報をもとに自ら考え行動できる人材」です。
ということで、いかにしてデータを集めるか…が研究計画の肝になります。
これまで研究計画の段階で、ここまで多くの方と対話を行うことはありませんでした。
生徒達の研究内容が今後さらに練られることでしょう。
校長先生も質疑応答に参加しています。
生徒達は面白いアイデアを持っているのですが、その具現化がまだ未熟です。
そこで、大人との対話を重ねることで、思考が整理されていきます。
さて!
今回、パネルに対してポスターを小さめ(A1サイズ)で印刷しています。
余白の部分に、外部の方や先生、生徒からのコメントや質問の付箋が貼られています。
この付箋は、基本的に「答えられなかった質問」や「研究アドバイス」が書かれています。
各班にとっての今後の宝物となります。
さらに、外部の方に対して各班は「探究活動応援カード」を配布します。
これは研究の概要とQRコードが記載された名刺サイズのカードです。
今回のイベントが「見本市」なのは、まさにここです。
ただのポスターセッションではなく、「外部協力者は自分でみつけよう…!」という企画なのです。
沢山のつながりが生まれたようです。
さて、振り返りです。生徒ではなく、参加者の皆さまです。
今回は短い時間ですが、生徒が行うフレームワークを体験していただきました。
テーマは「本日の発見」。3分間でできるだけ沢山書いたものをもとに
各班で議論していただきました。
先生方×外部の方々!意見交換が盛り上がっていました。
という訳で、初めての探究活動見本市でした。
生徒たちも研究計画の修正点がたくさん見つかったようです。
9月の見本市
12月の中間発表
そして
翌年7月のMSECフォーラム。
中間発表前に、各班とも思考整理できたのは大きな収穫でした。
イギリス人留学生を受け入れました
7月22日~26日の4日間、イギリスのロンドンにあるタウンリーグラマースクールから高校生23名と教員3名を受け入れました。
当校とは4年前のコロナ禍のオンライン交流から始まり、昨年度から対面で受け入れを行っています。
7月22日(火) 受け入れ1日目
空港で出迎えて、青島や宮崎駅周辺を案内しました。
青島で風景画作成↓
青島神社参拝↓
7月23日(水)2日目
宮崎北高校English Dayに招待!
*English Dayとは・・・
生徒が1日英語のみを使ってコミュニケーションをとりながら、様々なアクティビティに参加するもので、3年前から実施しています。
おりがみを伝授しています↓
ランチタイム↓
7月24日(木) 3日目
校内で、学校案内や日本語講座、茶道体験、日本画・書道体験・琴体験をしてもらいました。
茶道体験の様子↓
琴体験の様子↓
日本画・書道体験後の集合写真↓
7月25日(金) 4日目
校内で、サイエンス科の紹介やサイエンス科主催の実験教室とマニュファクチャリングの授業の体験をしてもらいました。
実験教室の様子(バスボム作りをしました)↓
マニュファクチャリングの授業体験(パスタを使ってタワーを作り、高さを競いました)↓
本校の生徒もタウンリーグラマースクールの生徒も積極的に活動に参加していました。
また来年度の受け入れを楽しみにしています。
サイエンス科ホームカミングデーを開催しました
9月17日
「サイエンス科ホームカミングデー」を開催しました。
サイエンス科の卒業生が集まって、現役生への研究アドバイスを行うイベントです。
当日は10人の卒業生が集まってくれました。
全国大会の受賞経験をもつ卒業生も多くいます。
計画はあるけど、動きが停滞している…
そんな班に積極的に行動を促してくれる頼もしい先輩。
生物系の研究班には、生物系の大学生。マッチしています。
論文の書き方なども教えてくれます。
かつて自分が使っていた道具の、正しい使い方をレクチャーしてくれたり。
じっくりと対話を通して、”伴走”してくれる先輩たち。
先輩たちは、探究活動に明確な「答え」がないことを知っているのです。
また、自分が高校生のころの研究に関する苦労話!
これがいちばん勇気をもらえますね。
というわけで、約2時間のホームカミングデーはあっという間に過ぎたのでした。
先輩達、また母校に遊びに来てね!
ACT-LI2(2年普通科・地域探究)の活動紹介
9/10(火)、2年普通科のリベラルイノベーション(=ACT-LI2)が実施されました。
本日の活動は、探究活動見本市に向けたポスター作成です。より良いポスター・発表原稿の作成のため、グループ全員で協力しながら活動していました。グループ内で互いに意見を出し合い、より優れたポスターを作成しようとする姿に、生徒の成長を感じました。担当の先生のアドバイスを受け、「どうやって?」を意識した探究計画を立て、イラストを有効活用したポスターを作り上げることができているグループが多くありました。
いよいよ来週9/18(水)に迫った探究活動見本市。1学期間をかけて熟考した探究テーマと探究計画を同級生や北高の先生方、外部のサポーターの方々に評価してもらう貴重な機会になります。さまざまな視点から、今後の探究活動につながる有意義なアドバイスをいただくことができるはずです。素直な心で受け入れ、今後につなげていきましょう!
また、探究活動見本市は2年生にとって初めての外部の方を招いたプレゼンの場になります。プレゼンがうまくいかなかったり、心が折れそうになる手厳しいダメ出しをいただいたりするかもしれませんね。不安もあるでしょうが、失敗を含め多くの経験を、ACTの時間を通して、生徒の皆さんに積んでもらいたいと思っています。頑張ろう!北高生!
他校と連携した天文学の研究
今年度、宮崎北高校が中心となり
愛知県立一宮高校、兵庫県立三田祥雲館高校、兵庫県立小野高校の4校が連携し
「小惑星による恒星食の広域同時観測」に挑戦しています。
星食観測とは、小惑星が恒星を隠す瞬間を捉え、小惑星の正確な大きさなどを計測する観測方法です。
今回狙うは、11月16日に発生する小惑星(3200)Phaethonによる恒星食の観測です。
恒星の明るさはわずか12等星、減光予想時間は0.24秒という厳しいミッションに、練習を積んで挑みます。
この夏も、4校がオンラインで集まり、小惑星による恒星食の勉強会を行いました。
JOIN(日本掩蔽観測者ネットワーク)の加瀬部久司氏らを講師にお招きし
観測の科学的意義や観測・解析方法について学びました。
解析ソフトの原理や使い方を学びます。
難しい作業もペアワークで相談しながら、勉強していきました。
7月に2回のオンライン勉強会を行いました。
8月は、各校で観測の練習です。各地で発生する星食現象の観測を行いました。
先日のオンライン勉強会では、8月に行った観測の成果や反省点を共有しました。
正確な現象時刻を求めるために、機器の使い方だけでなく、原理も学ばなければなりません。
11月の観測に向けて、頑張っている天文班でした。
なお、この活動は公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団による科学教育振興助成を受けています。
サイエンス科の海洋研究について
8月末日。
サイエンス科1年生の生徒達が「海洋環境に関する論文」を提出しました。
探究活動のノウハウを学ぶための「プレ探究活動」として実施した研究です。
論文は大体こんな感じです(ある生徒の例。一部加工しています)。
1人1作品を提出します。
さて、生徒たちは如何にして論文を書いたのでしょうか…。
それは、7月にさかのぼります。
7月24日にサイエンス科1年生は「海洋実習」を行いました!
宮崎海洋高校の進洋丸にて沖合20km地点の大陸棚付近まで行き、海洋調査を行います。
水質やプランクトン、マイクロプラスチック調査に加え、気象海象調査などあらゆる調査を行います!
生徒達は、事前学習でそれぞれ論文に書くテーマを決めており
そのデータを自らの手で取得しにいくのです。
宮崎港を出発!
「帽振れ!」の合図で見送りの皆さんに帽子を振ります。
船内設備の説明を受けました。特に燃料やエンジン、船の性能について詳しく質疑応答ができました。
水質調査中の一幕。深層の海水をプランクトンネットで濃縮して、サンプルを採取しています。
こちらは、深層ではなく海洋表層のサンプル取得。
さらに、巨大なニューストンネットを曳航して、海面表層に浮くマイクロプラスチックを集めます。
実際は、マイプラの多くは黒潮に乗って太平洋に流れているらしく、宮崎沖ではあまり見つかりませんでした。
休憩中の一幕。タイ〇ニック?
今年も充実した海洋実習でした!
翌日、回収したサンプルは水質調査などの分析を行い、
データサイエンスで習った知識も使いながら詳細にデータをまとめました。
という訳で、自ら取得したデータを用いて、夏季休業中に頑張って初めての論文執筆を行いました。
まだまだ粗削りですが、このような経験が次年度の科学探究に繋がっていきます。
普通科1年生 企業探究第1回インタビュー調査を行いました!
2学期のACT-LI1では、本校の普通科1年生が地域企業探究を行っています。
9月10日(水)は第1回インタビュー調査と題して、それぞれが担当する企業の事業内容や取り組みを知るためにインタビューを行いました!
生徒たちは企業のことを詳しく知るために、事前に準備をして今日の調査に臨みました。
企業の方々のご協力もあり、非常に実りあるインタビュー調査となりました!
実は、まだインタビュー調査を行っていないグループもあり、10日を皮切りに随時企業へのインタビュー調査を開始しています。
来月行われる第2回インタビュー調査までに、今回聞いたお話を整理して自分たちの考えを構築していきます。
最終目標は「企業がもっと良くなるための提案を考えよう!」ということで、高校生ならではの新しい視点からアイデアを創出してくれることを期待しています!!
宮﨑北高主催「宮崎県総合農業試験場ツアー」を開催しました!
昨年度まで、理系女子支援講座として、女子学生のみのイベントでしたが、生徒の要望もあり、今年度は男女関係なく参加できる宮崎県農業試験場ツアーを8月5日(月)に行いました。本校生徒だけでなく、他校の生徒も参加してくれました!
始めに、施設の概要説明、研究者による講演会が行われ、生徒は身近にこんなに広い施設があったことに、驚いている様子でした。
その後、施設見学、座談会が行われ、研究に関することや農業のことについて質問していました。
サイエンス科の生徒は、自分の科学探究の内容に関する質問等もしていて、とても充実した時間になったようです。
この経験を活かして、それぞれの将来、進路選択に活かしてほしいです!
普通科1年生 地域企業探究が始まります!
普通科1年生のACT-LI1では、2学期に地域企業探究を行います。
地域の中小企業に対してインタビュー調査を行い、企業へ向けて「こうすればもっと良くなる!」という提案をすることがこの活動の最終目標です。
地域企業探究に際し、7月24日(水)のACT-LI1ではオリエンテーションが行われました!
今回のオリエンテーションには、協力企業の方々にも多数お越しいただきました。
協力企業の数は、なんと34社!本年度も多くの企業にご協力賜ります。
まずは生徒と企業の方に向けて、今後の流れや活動内容についての説明が行われました。
続いて、講師の方をお招きして「地域を支える中小企業について」というテーマのもと講話をしていただきました。
地域の中小企業がどのような役割を持つのか、また、私たちの生活に地域の企業がどのようにして関わっているか等、地域の企業にまつわる話題を多く知る機会になりました。
次に二人目の講師の方をお招きし、SDGsに関するワークショップが行われました。
昨今の世界を取り巻く課題について考えた後、グループごとにSDGsのアイコンを用いたワークショップに取り組み、SDGsに関する理解を深める機会になったことと思います。
また、このワークショップには企業の皆さまにもご参加いただき、生徒との交流も多く見られました!
最後に、各教室に分かれて担当する企業ごとに顔合わせと今後の打ち合わせを行いました。
グループごとに自己紹介や企業の方と連絡先の交換などを行い、緊張しつつも和気藹々とした雰囲気で初顔合わせを終えることができました。
本格的に活動が始まるのは9月から!
夏休みの間に担当企業について調べたうえで、インタビュー調査に臨んでもらいます。
協力していただいた企業に少しでも実りある提案ができるよう、2学期からの活動に励んでいきます!
MSECフォーラムを開催しました
7月11日(木)は宮崎県武道館にて
「MSECフォーラム」が開催されました!
県内19の高校から、約1,200人の高校生が集まり
探究活動の成果をポスターセッションにて発表しました。
探究活動の取り組みを加速させるため、県内の高校が集まった組織。
それが「MSEC(みやざきSDGs教育コンソーシアム)」です。
令和元年度に宮崎北高校のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業としてスタートしました。
現在のMSECは県内の各高校と教育委員会が協力しながら運営しており
今回のMSECフォーラムは宮崎北高校が中心となって運営を行っています。
そんな宮崎北高校の活躍を紹介しましょう。
サイエンス科の生徒です。
廃棄される魚から油を取り出し、石鹸を作りました。
こちらもサイエンス科の生徒です。
ヒドロキシプロピルセルロースの液晶が示す構造色から
圧力を測定するためのシートを作りました。
こちらは普通科理系の生徒です。
花の香りでストレスが軽減するか研究しました。
アロマにはリラックス効果があるものの、強すぎる香りはストレスを与えることがわかりました。
普通科文系の生徒です。
小さな子どもたちの病院嫌いをなくすために
「病院は怖くない!」というメッセージを込めた絵本を作成し
幼稚園にて実際の園児の反応を集めました。
さて、いかがでしょうか。
サイエンス科や理系は当然ながら、文系の生徒も…というか
宮崎北高校のほぼ全ての探究ポスターでデータを取り扱っていました。
これは宮崎北高校が
「情報をもとに自ら考え行動する人材」=「科学技術人材」
と捉えているからです。
スーパーサイエンスハイスクールである本校は、
文系も理系も全員科学技術人材を目指しています!
データをもとに論理的に考えていくことで探究活動が深まっていきます。
さて、午後からは本校の探究活動担当の教員が
見学に来ていた県内の高校2年生約70人に対して
論理的に思考するための講座を行いました。
議論のテーマは「太陽光発電の課題」でした。
生徒達は積極的に話し合いを行いました!
約30分の講話でしたが、集中して議論することで
最先端の研究課題と、その解決方法に近いアイデアを出すことができました。
本気で議論するって、すごいですね!
普通科1年生がデザイン思考演習のまとめを行いました!
7月10日(水)の2・3時間目に、普通科1年生のACT-LI1を行いました。
今回のテーマは「デザイン思考演習」。実は、この活動は2週間前に行った演習の続きとなる活動です。
前回の活動では、1年4・5組の間にある使われていないスペースを有効活用できないか、自由な発想で考えてもらいました。
いろんな意見が飛び交う中で、現実的に考えると実行できないよね・・・といったアイデアもたくさん出てきました。
そこで、今回は前回よりも具体的且つ実行可能な範囲で有効活用できる案を提案しよう!ということで、企画書にまとめてみました。
文章でまとめる班もあれば、イラストで説明する班もあり、面白い企画書がたくさん完成しました!
どの班も、前回までの自由な発想を議論を通じて具体的且つ現実的な企画にまとめることができました。
今回まで行っていた活動は、2年生以降で行う探究活動の準備段階!
1年生の皆さんが実際に探究活動を進める際に、1学期のACT-LI1で取り組んだ様々な体験を活用してくれることを願っています。
普通科1年生 デザイン思考演習の様子をご紹介します!
6月19日(水)、普通科1年生のACT-LI1で1年1~4組がデザイン思考演習を行いました。
1学期のACT-LI1は「協創力」を身につけることを目的としています。
そのため、今回は多くのアイデアの中から多角的な視点に基づいた話し合いを通して、より良い結論を導くための手法を学ぶことを目的に本活動を行いました。
今回のテーマは「学校のとある空きスペースを有効活用できるプランを考えよう!」というものです。
では、実際の活動の様子をご紹介します!
今回の活動は4人グループで行います。
実は本校、1年4組と5組の間にほぼ使われていない空きスペースがあります。
そのスペースをどのように使えばいいか、まずはグループごとにとにかくたくさんのアイデアを出していきます。
机上で考えているだけでは物足りない・・・
ということで、実際に空きスペースを見に行きました!
どのグループも多様なアイデアを出しています!
続いて、自分たちの出したアイデアを整理・分類していきます。
別の色の付箋に分類したテーマを書いて、大きな紙に並べていきます。
次に、自分たちの出した多様なアイデアを踏まえて、より具体化するために文章にしていきます。
この時、自分たちなりの優先順位を書いてもらいました。
その後、「意思決定マトリクス」を用いて自分たちのプランを評価するべく数値化していきます。
この時「効果性」や「費用面での実現性」・「時間面での実現性」等の様々な観点を自分たちの物差しでウエイトを変えて数値化しました。
そのため、客観的な視点からプランを見直すことに繋がり、先ほど考えた自分たちなりの優先順位とは大きく異なる結果になったグループもありました。
最後は各クラスで自分たちの考えたプランを発表して今回の活動は終了となりましたが、どのグループも発想豊かで面白い、聞いていて驚くようなプランを考えることができました。
「話し合いを通してより良い結論を出す」という目的が十分達成された探究活動となりました!
ACT-LI2(2年普通科・リベラルイノベーション)の活動紹介
6/12(水)、2年普通科のリベラルイノベーション(=ACT-LI2)が実施されました。
4月からスタートしたACTの活動は、領域選択、メンバー編成を経て、アイデア出しからテーマ設定まで活動を進めてきました。
それぞれのグループで悪戦苦闘しながらも、皆で知恵やアイデアを出し合い、独創的で面白いテーマが設定されつつあります!
なかなかアイデアが出ず、テーマ設定に苦しんでいるグループも、何とかアイデアをひねり出すために、積極的に先生方に相談をする姿が見られ、活発な議論がなされていました。
宮崎北高校の探究活動では、今年度から先生情報シートを作成し、生徒と教員のコミュニケーション促進を図っています。
先生方にアドバイスをもらいながら、より良い探究活動にしていきましょう!
宮崎北高校の先生たちは、生徒の伴走者として共に探究活動を進めていきます!
皆、真剣に議論をしています。「ああでもない、こうでもない」と悪戦苦闘する姿が見られました。
この悩み、苦しむ時間が生徒の皆さんにとっての財産になります。
テーマ設定が終わったグループは、図書室で先行研究を始めています。
先行研究は主に文献調査になりますが、主体となるのは「本」です。
インターネットで調べれば大体のことが分かってしまう世の中だからこそ、本から得られる情報を大切にしてほしいものです。
もちろん、新聞も貴重な情報源です。最近の生徒たちはあまり新聞を読まないのでは…?
新聞に載っている情報も探究活動には必要不可欠です!
次回7/3のACTでは、外部から探究サポーターの方に来校していただき、様々な視点でアドバイスをしていただく予定です。より磨き上げられたテーマや探究計画が完成することを期待しています!
普通科1年生がコンセンサスゲームを行いました!
6月5日(水)、普通科1年生の探究活動「ACT-LI1」にて、1年3・4組がコンセンサスゲームを行いました。
コンセンサスの意味は「合意形成」です。
この活動はブレーンストーミング・KJ法などのフレームワークを行い、ゲームを通して議論をする大切さを学ぶことを目的としています。
今回のゲームのテーマは「砂漠からの脱出!」
では、今回は1年3組がゲームに取り組む様子をご紹介します!
まずは、「砂漠で遭難した」という現状を把握するために、いつ・どのような環境にいるのか等の説明が書かれた文章を読みます。
なんと手元には12個のアイテムしか残されていない、、、という設定になっています。
今回のゲームは、この12個のアイテムに個人で優先順位をつけるところから始まります!
全員、とても真剣に考えています!
続いて、グループワークに入ります。
12個のアイテムの優先順位を決めるべく、付箋にたくさん意見を書いて紙に貼っていきます!
各グループ、非常に多くの意見が出ています!
この活動のポイントは、どのような意見でもオールOK!
自由に、誰の意見も批判することなく進めていくのがルールです。
最後に、先ほど個人で考えた12個のアイテムに対する優先順位を、今度はグループの意見としてまとめていきます!
どのグループもしっかり全員の意見を交換し、悩みながらもグループとしての答えを出していました!
では、いよいよ答え合わせです!
実はこのゲーム、専門家の模範解答があるんです。
個人で考えた順位と、グループで考えた順位。
どちらが正解に近かったか、全員一生懸命計算していました!
結果は・・・
半数近くの人がグループで考えた順位の方が模範解答に近くなりました!
実はこのゲーム、一人で考えるよりもグループで考えた方がより良い結果になるんだ!
と実感してもらいたいという意図があったんです。
どのグループも活発な議論が繰り広げられて、とても充実した活動になりました!!
普通科がマニュファクチャリングを行いました!
5月15日(水)は普通科1年生の探究活動「ACT-LI1」にて
マニュファクチャリングを行いました。
マニュファクチャリングとは、「ものづくり」を意味します。
1年生は、探究活動スキルを身につけるため、デザイン思考をはじめとする
さまざまな思考方法を身につけるフレームワークや、
困難に対して試行錯誤の経験を積む活動を行っています。
こうして1年間のプレ探究活動を終えて、2年生から本格的に自分のテーマに取り組みます。
さて、今回は試行錯誤を行うための「マニュファクチャリング」です。
ペーパーバランスを行いました。
さて、どんな競技でしょうか?
今回のチャレンジャーは1年3組&4組。
2つの部屋に分かれて活動しています。
2クラスで約80名。4人1組の20チームが戦います!
さぁ、始まりました!
与えられた課題を解決するための、プランを練っていますね。
ものづくりの時間は60分!うまく時間を使わないといけません…。
プランができたら、いよいよものづくり!
協力して作っていきます!
その様子を見ていたクラス担任の先生も、じっとしていられなくなり
ものづくりを始めました!(笑)
ある程度形ができたら、試技を行います。
あ、今回のペーパーバランスはこんな感じのゲームです。
2本の糸を転がる構造物をつくります。
制限時間ギリギリ!
各班とも、ものづくりが佳境に入りました!
というわけで、全20チームの競技です!!
実はこのコース、吹き抜けの2階に設置しており全長は15メートルあります。
ギャラリー見守る中、各班の挑戦は続きます…!
さきほどの担任の先生もちゃっかり参戦!!
先生の奮闘に生徒のみんなも応援していました。
…え?
競技の結果ですか?
実は、大半が思った通りに行きませんでした。
しかし、それが狙いなのです。
まだ終わっていないクラスがありますので、明言は避けますが
このものづくりの授業には、学んで欲しい試行錯誤の極意があります。
それは…全てのクラスが終えたらお話しましょう。
最後に探究担当の先生から、まとめのお話があって、終わり。
ちなみに、ゲーム自体は各クラスごとに変えています。
次回は1組&2組。違うゲームでものづくりに挑戦します!
サイエンスイノベーションで研究中!(サイエンス科2年生)
5月14日はサイエンス科2年生のサイエンスイノベーションが実施されました。
サイエンスイノベーションはサイエンス科の探究活動のことです。
サイエンス科2年生は,1年生の時に,マンダラートなどのフレームワークを行いつつ,自分たちの頭でオリジナルの研究テーマを考え,研究計画書を書き上げました。
2年生では,研究計画書をもとに研究を進めていきます!
ブログでは,生徒の探究活動の様子をお知らせしたいと思います。
〇ヘドロの活用を研究しているグループ
↑ヘドロの成分分析に使えそうな古いキットを発見!本格的な実験ができそうです!
〇恒星が小惑星に隠れる現象(恒星食)を研究しているグループ
↑専門書を片手に赤道儀の使い方を勉強中!道具の使い方も自分たちで学びます!
むかばき宿泊研修3日目(サイエンス科1年生)
3日目の様子です。
朝には自然の家を退所して、旧日之影町役場前河原、フクトが浦、権現崎にてフィールドワークを行いました。
みんな元気に帰ってきました!
むかばき宿泊研修2日目(サイエンス科1年生)
2日目の様子です。
本日は行縢山フィールドワーク(登山)、振り返り講座です。
無事全員で下山しました!
昨日はこんな写真も撮れたようです。
むかばき宿泊研修1日目(サイエンス科1年生)
1日目の様子です。
探究活動講座、野外炊飯、天体観測がありました。
全員元気に頑張っています!
自動観測カメラを作ろう!サイエンス科プログラミング教室
3月9日にサイエンス科1年生の土曜講座が行われました。
プログラミング教室のつづきです。
今回も探究活動に使えるデータロガー作りを行いました!
RaspberryPiを用いた自動観測カメラ作りです!
RaspberryPi専用のカメラモジュールは、小型ながら800万画素の性能を持ち
プログラミング次第で、画像サイズや露出時間、感度さえも自由自在です。
前回学んだセンサーと連携させれば、応用の幅がかなり広がります!
という訳で、今回もペアワークで学びます。
まずは、カメラモジュールに自分達の姿を映して楽しんでみました。
慣れてきたら、照度計がある値を越えたら撮影したり、動画を撮影したりと各自のペースで学んでいきました。
今回はもう一つ、機械学習も学びました。
まず、今回撮影した動画を、前回構築したサーバーに送信し…
その動画をGoogleドライブに保存します。
さらに、オープンソースの機械学習ライブラリである「TensorFlow」を使って解析を行います!
・・・という訳で、できました!
生徒が撮影した動画の骨格検出を行いました。
意外に簡単にできたことに驚く生徒たち。
大量の学習モデルによって、的確に人間を見分けていますね。
自分達の姿に骨格検出されるのは面白いですね。
集まってみんなで様子を見ています。
以上で、今年度のプログラミング授業は終了です。
センサーやカメラの使い方をマスターしましたから、
きっと来年度の探究活動に活用してくれることでしょう!
自作センサーを遠隔操作!サイエンス科プログラミング教室
1月20日はサイエンス科1年生のマニュファクチャリングを行いました。
マニュファクチャリングとは「ものづくり」という意味です。探究活動に必要な試行錯誤する力を鍛えます。
今回は、プログラミングによるものづくりの3回目。
前回までは「RaspberryPi」という小型コンピューターを使って様々なデータロガーを自作しました。
今回は、いよいよ自作したデータロガーをネットワークに繋ぎ、遠隔操作できるようにします!
こちらが、本日の目標。力学台車の上にRaspberryPiとモバイルバッテリーが載っています。
さぁ、まずはRaspberryPiをネットワークに繋ぎます。IPアドレスなどを入力してWi-Fiルーターに接続。
同じネットワーク上にあるサーバーに繋いでみましょう。SSHを使って他のコンピューターに侵入するのです。
次に、RaspberryPiを遠隔操作できるようにしましょう!今回は、アプリWebSSHを使用しました。タブレットとRaspberryPiが簡単に繋がる!
さぁ、いよいよ測定しよう!Pythonで加速度センサーのスクリプトを組みました。これをタブレットで遠隔操作して・・・
壁と衝突させて、加速度の変化を測定します。
トンネル、くぐらせたくなるよね(笑い)
さて、皆の測定データがどんどんサーバーに届いています。これをGoogleドライブに移動させます。
手元のパソコンで、データを分析できます。上手く衝突を捉えられたかな?
終了後のアンケートです。
今回は結構歯ごたえのあるプログラミングを行いました。なので、難しいと答える意見多いですが・・・その分できた時の充実感や試行錯誤が楽しかったとの意見も多数!
プログラミングって成功するととっても楽しいですよね!
良い学びとなりました。
「第2回わくわくサイエンス教室」開催しました!
12月23日(土)に「第2回わくわくサイエンス教室」が開催されました。今回も県内からたくさんの小中学生が参加してくれました。
こちらはマニュファクチャリングです。マニュファクチャリングとはチームの仲間と話し合いながら「ものづくり」を行うことです。
今回のマニュファクチャリングは「飛ばして届けろ!選手権」を行いました。内容は各チームで作った飛行物を飛ばし,落ちた場所に書かれている点数と滞空時間を掛けて合計点を出すというものです。点数の高いチームが優勝となります。ただし,試技をすると1回につき10点減点となります。
各チームとも試行錯誤しながら議論し,一生懸命作っていました。
いよいよ競技がはじまります。生徒実行委員が会場を盛り上げます。
優勝したチームには,生徒実行委員より賞状が授与されました。
こちらは実験教室です。
各班に配置された生徒実行委員がスムーズに実験が進むようにアシストします。
まず酢酸ナトリウムをビーカーに入れ,蒸留水をビーカーに加え,ガスバーナーで温めて溶かしていきます。その後,シャーレに移して冷まし,酢酸ナトリウムをガラス棒に付けて落とします。すると,過冷却状態が崩れ,一気に結晶ができました!
さて,ここからが本番です!今回は「繰り返し使えるカイロ」を作っていきます。
先程の結晶づくりと同様,まずは酢酸ナトリウムと蒸留水をビーカーに入れ,ガスバーナーで温めて溶かします。その後,発泡スチロールの箱の中でゆっくり冷やしていきます。そして,ヘアピンと一緒に袋に入れて,袋をとめたら,完成です!使うときはヘアピンで衝撃を与えて過冷却状態を崩し,使用します!また,袋に好きな絵を描いたりする自分だけのオリジナルカイロになります。自宅に持って帰って,湯煎で温めたら,繰り返し使えます!
パワーポイントスライドを使い小中学生に分かりやすく説明を行っている姿が印象的でした。
参加者の各講座に対する満足度も非常に高く,「また参加したい」というコメントを残してくださった参加者も多数でした。本校サイエンス科主催の「わくわくサイエンス教室」は全国的に大変注目されている催しになっています。次回は来年の6月に開催します。多くの参加者をお待ちしています。
令和5年度 九州生徒理科研究発表大会で『優秀賞』を受賞!
12月23日~24日にかけて熊本県の崇城大学にて
令和5年度 九州高等学校生徒理科研究発表大会が行われました。
九州各県から、理科に関する探究活動や科学部の研究が
100件(生徒約400人)集まりました!
宮崎北高校からは、化学部門、地学部門、ポスター部門に合計5作品を出展しました。
化学部門は1件です。
「ヒドロキシプロピルセルロース液晶の圧力応答性の数式化(2年生)」
圧力によって虹色に変化する液晶の研究を行っています。
地学部門には2件出ました。
「もっとたくさん流星を見たい!(1年生)」
ペルセウス座流星群の観測結果から、流星をたくさん見る方法を考察しました。
「太陽フレアとヨーロッパコマドリの関係性(2年生)」
「太陽黒点が多い時に、渡り鳥が迷う」のは本当かを大量のデータから分析しました。
ポスターにも2件です。
「段差でこけない自転車(2年生)」
段差に乗り上げたときに自転車がコケない条件をモデル実験とプログラミングで研究しました。
「消しかすからPVCを効率的に取り出す(2年生)」
学校で大量に出る消しカスから、消しゴムを再生できないか研究しています。
そして今回…
見事、地学部門の「太陽フレアとヨーロッパコマドリの関係性」が優秀賞を受賞しました!
おめでとう!
この受賞作品の要旨はこちら。
さて、生徒達の研究は今後も続いていきます。
今回は、九州各県の代表作品を観覧できたうえ、活発な質疑応答も経験しました。
学び多く、次に繋がる大会となりました。
九州は理科の探究活動のレベルが高く、学生科学賞の上位受賞校の約1/3が九州の高校生であるほど
激戦区です。
今後も九州の高校生たちが切磋琢磨してほしいですね。
科学部の全国大会進出が決まりました!
11月3日に宮崎市にて行われた
令和5年度宮崎県高文連自然科学プレゼンテーション大会にて
本校の科学部が物理、化学、地学部門で最優秀賞に輝きました!
4分野のうち、3分野で最優秀賞を頂くのは初めてです。
これにより、来年8月に岐阜県で行われる
全国高等学校総合文化祭自然科学部門への出場が決まりました!
選ばれたのは以下の3作品です。
物理分野「段差でこけない自転車」
化学分野「ヒドロキシプロピルセルロースの圧力応答性の数式化」
地学分野「太陽フレアがヨーロッパコマドリに与える影響」
今後とも応援よろしくお願いいたします!
1年サイエンス科「県北フィールドワーク」を行いました!
8月末から行っている1年サイエンス科の「宮崎・屋久島研修」、第3回目の「県北フィールドワーク」を10月7日(土)に行いました。
※第1回目はこちら→第1回「博物館研修」
※第2回目はこちら→第2回「青島フィールドワーク」
雨が心配されましたが、この日も快晴の中、日向・日之影・延岡の地質と植生に注目して観察しました。
今回も宮崎県総合博物館の岩切先生(植生担当学芸員)と福島先生(地質担当学芸員)に講師をしていただきました。
最初に「フクトが浦海岸」にて地質と植生の観察を行いました。
尾鈴山火山の噴火による溶結凝灰岩や柱状節理が作る景色について学びました。
また、前回に引き続き海岸性の植物の特徴などについて学びました。
次に「権現崎」へ移動し、照葉樹林などの観察を行いました。
スダジイ、盤根、イヌビワ、ギャップ、陰樹、・・・
「日之影町旧役場前の河原」へ移動し、地質に関する観察を行いました。
付加体、溶結凝灰岩、緑色頁岩、石灰岩、斑状花崗岩、チャート、・・・
「槙峰・梁崎橋」へ移動し、枕状溶岩の観察を行いました。
最後に「比叡山展望所」へ行き、地質と植生の観察を行いました。
前回のフィールドワークを生かして写真の撮り方やメモの取り方が良くなっていました。
後日振り返りを行い、プレゼン作成に向けて班でまとめて話し合う姿も見られました。
次回はいよいよ11/1(水)~3(金)で行われる「屋久島フィールドワーク」!!
1年サイエンス科「青島フィールドワーク」を行いました!
8月末から行っている1年サイエンス科の「宮崎・屋久島研修」、第2回目「青島フィールドワーク」を9月30日(土)に行いました。
※第1回目はこちら→第1回「博物館研修」
快晴の中、約2時間半かけて青島神社周辺を地質と植生に注目して観察しました。
今回も宮崎県総合博物館の岩切先生と福島先生に講師をしていただきました。
弥生橋手前の砂浜で、青島の地質や海岸性植物の概要などを説明していただきながら観察がスタートしました。
鬼の洗濯岩では地質に関する説明や観察を行いました。
砂岩・泥岩の違い、どうやってできたのか、コンクリーションとは、・・・
青島神社では2グループに分かれて、神社前の地質観察と、神社内の植物観察を行いました。
節理とは、クワズイモ、・・・
その後、神社を1周しながら地質と植生について観察を行いました。
初めてのフィールドワークでしたが、いろんなものに興味を持って観察することができました。
写真の撮り方やメモの取り方も実践しながらよい方法を模索中です。
次回は第3回「県北フィールドワーク」です。
県高文祭自然科学部門、3分野で最優秀賞!
9月30日に開催された
宮崎県高等学校総合文化祭自然科学部門にて
本校の科学部が3つの研究分野で最優秀賞を受賞しました!
宮崎市民プラザで開催された本大会。
県内の科学部が集い、日頃の探究活動の成果を発表します。
こちらは宮崎北高校の自転車班。
地道なデータ取得と、プログラミングによる解析を行いました。
本校の科学部は県内でも珍しいほどの大所帯です(笑)
今回は、下記のような受賞結果となりました!
【物理部門】
「段差でこけない自転車の研究」・・・最優秀賞!
「空間ノイズキャンセルによるカエルの鳴き声の消音」・・・生徒投票賞
【化学部門】
「セルロース誘導体液晶の圧力応答性の研究」・・・最優秀賞!
「消しかす中のPVCを効率よく集める方法」・・・優秀賞
【地学部門】
「太陽フレアの発生と生物の生起頻度の低い行動との関係」・・・最優秀賞!
「宮崎県沿岸の地形とマイクロプラスチックの分布」・・・優秀賞
ACT-SI3「3年サイエンス科 日本語論文」作成中!
2学期に入り,3年サイエンス科生は各チームで行ってきた研究を「日本語論文」にまとめ上げています。
各チームとも端末を使い共同編集するなど,論文執筆を加速させています。
論文が仕上がったら,各チームとも添削指導を受けて,論文の精度を高めていきます。
日本語論文が終わると,次は「英語論文」作成に入ります。3年サイエンス科生の活躍がまだまだ続きそうです。
フィールドワーク「博物館研修」を行いました!
1年サイエンス科はプレ探究活動としてフィールドワーク「宮崎・屋久島研修」を行います。
8月末から10月にかけて宮崎で地質と植生について学び、11月上旬に屋久島で地質と植生について学ぶという企画です。
全部で4回シリーズとなっており、今回は第1回目「博物館研修」を行いました。
8/26(土)午前中に博物館にて研修を行いました。
全体で挨拶を行った後、2グループに分かれて講座を受けました。
県総合博物館の岩切勝彦氏に植生の講座を行っていただきました。
県総合博物館の福島佑一氏に地質の講座を行っていただきました。
座学だけでなく、標本や展示物を見ながらの説明もあり、より深く理解できたようです。
また、フィールドワークの要である「見る」ということも意識できました。
次回は9/30(土)に青島にてフィールドワークを行います。
「理系女子支援講座」を農業試験場にて行いました!
8月4日(金)に宮崎県総合農業試験場にて第13回理系女子支援講座を行いました。
まず始めに農業試験場の概要を副場長に説明していただきました。
次に畑作園芸支場の與田 眞音(よだ まお)様に講演をしていただきました。
女性研究者としての歩みやご自身の研究内容についてお話をしていただきました。
その後、女性研究員10名と参加者でグループを作り、フリーディスカッションを行いました。
各女性研究員の紹介や参加者からの質問など、自由に話をしました。
細かいところまで聞くことができたようです。
最後に研究施設を見学させていただきました。
今回は土壌環境部の養液栽培やリアルタイム診断、生産流通部のおいしさ診断について見学しました。
今回の理系女子支援講座も参加者の満足度は高く、農学関係の研究について知る良い機会となったようです。
また、女性研究員がどのように進路選択をしたか、現在どのような生活を送っているかを知ることができ、女子生徒が研究職に進むことを大いに後押しすることができたようです。
イギリスタウンリーグラマースクールの生徒が北高に来ました!
7/18(火)~20(木)の日程でイギリスタウンリーグラマースクールの生徒の留学受入を行いました。
7/18(火)歓迎式・学校紹介・日本語講座・文化体験(書道・美術・音楽)
7/19(水)1日神話研修(青島神社・鵜戸神宮)
7/20(木)国際理解交流会・着物体験・茶道体験・お別れ会
歓迎式は全校で行い、日本舞踊、ダンス、応援団の披露をしました。
神話研修では青島神社や鵜戸神宮を訪れ、宮崎にまつわる神話を学びました。
文化体験などを通して多くの北高生と交流しました。
外部の方にも依頼して着物の着付けも行いました。
2・3年生の希望生徒23名はイギリスの生徒とディスカッションを行いました。
最後に図書室でお別れ会を開きました。
短い日程でしたが、多くの生徒がイギリスの高校生と交流し、国際交流の楽しさを感じてくれたと思います。
10月にはタイの高校生を受け入れる予定です。
ここでも多くの生徒が交流に参加します。楽しみです。
サイエンス科1年生が海洋実習を行いました!
7/19(水)にサイエンス科1年生が海洋実習に行きました。
宮崎海洋高校に協力していただき、実習船「進洋丸」で1日実習を行います。
海洋科学に関する知識の習得だけでなく、将来の科学技術人材として欠かせない本物の体験をすることが目的です。
①事前学習を4回にわたって行いました。
海洋研究やマイクロプラスチック、船上で使う道具などについて事前に学習しました。
今回は昨年度海洋実習を経験した2年生も講師を務めてくれました!
また、「なぜなぜ分析」を行い、実習後のレポート課題をそれぞれ考えました。
②当日は晴天の中、出港しました。
水を採集したり、機関室を見学したり、船員さんに質問したりしました。
③事後学習では採集した水を調査したり、見聞きしたことをまとめました。
科学技術人材になるために良い経験をしました。
今後の探究活動に大いに生かされることを期待しています!
宮崎海洋高校の船員の皆さんにも感謝いたします。
「MSECフォーラム」開催!
7月13日(木)にMSECフォーラムが開催されました。
MSEC(みやざきSDGs教育コンソーシアム)は県内19校が加盟し、探究活動の普及を目的とした組織です。
MSECフォーラムは、日頃行っている探究活動の成果をお互いに発表し合い、学校の枠を超えて生徒や教員が交流する場です。
日本語対面部門、日本語オンライン部門、英語オンライン部門の3部門があり、本校は日本語対面部門の運営を主に担当しました。
本校の3年全生徒と2年サイエンス科生徒が参加し、本校は3部門すべてに参加しました。
特に日本語対面部門は430作品・生徒総数1400人という全国でも類を見ない規模で開催されました。
対面でお互いの研究を通した交流ができる楽しさを感じていたようです。
最後に異なる学校同士の生徒でグループを作り、「未来の宮崎について考える生徒交流会」を行いました。
初対面の生徒同士で緊張感もありましたが、活発な意見交換が行われていました。
将来、この中から宮崎の活性化を担ってくれる人材が現れることを期待します!
このMSECフォーラムをきっかけに、加盟校で力を合わせて宮崎県の探究学習を発展させていきたいと思います。
「3年サイエンス科英語ポスターセッション」開催!
6月23日(金)に「3年英語ポスターセッション」が開催されました。サイエンス科では1年次からチームで研究を行い,その成果をポスターや論文にまとめ上げていきます。今回の英語ポスターセッションは,国際的な場での発表に重点を置き,留学生の方や他校のALTの先生方に発表し,質疑応答することで,国際的視野を身に付け,世界で活躍できる科学技術人材の育成を目的に行いました。
開講式の様子です。今回は宮崎大学より留学生11名と他校よりALTの先生2名にお越し頂きました。
さあ,英語ポスターセッションがスタートしました。
どの班も留学生の方を聴衆に迎えても臆することなく,果敢に発表し,相手に応じたプレゼンテーションを行っています。
また,今回はMRT宮崎放送「まなび隊」の取材も入りました。本日の英語ポスターセッションの様子は7月15日(土)に放映予定です。ぜひ,ご覧ください。
今回の英語ポスターセッションを通し,国際的視野を身に付けることができたと思います。今後は世界で活躍できる科学技術人材になってくれることを願っています。
令和5年度「第1回わくわくサイエンス教室」開催!!
6月17日(土)に「第1回わくわくサイエンス教室」が開催されました。今回も県内からたくさんの小中学生が参加してくれました。
こちらは「マニュファクチャリング」です。マニュファクチャリングとはチームの仲間と話し合いながら「ものづくり」を行うことです。
今回のマニュファクチャリングは「サイエンス科からの挑戦状~ペットボトルを倒すな!~」をテーマに行いました。内容はラボシェーカー(試験管を揺らす装置)に水の入ったペットボトルを置き,揺れに耐えることのできる台座を新聞紙・はさみ・セロハンテープで製作するというものです。
今回は揺れの数値を70で固定し,ペットボトルを支えられた時間1秒につき10点与えるというルールで行いました。点数の高いチームが優勝です。試技をすることもできますが,その際新聞紙すべて交換となり,5点減点となります。果たして,どのチームが優勝するでしょうか。
各チームとも試行錯誤しながら議論し,一生懸命作っていました。
いよいよ競技がはじまります。生徒実行委員が会場を盛り上げます。
さあ,何秒耐えられるか。
なんと,20秒耐え凌いだチームが現れました。
優勝したチームには,生徒実行委員より賞状が授与されました。
こちらは「実験教室」です。
今回も2つの実験を行いました。
1つ目は「ドライアイスでシャボン玉」です。
各班に置いてある水槽に砕いたドライアイスを入れ,ドライアイスが浸るくらい水を入れます。そして,シャーレに入っているシャボン液をストローの先に付けてシャボン玉を膨らませ,水槽の中に向かって吹きます。
すると,ドライアイスの煙の上でシャボン玉が踊るような動きをしています。実はドライアイスは二酸化炭素を固体にしたもの。空気は二酸化炭素より重いと言われています。昇華によって出てきた二酸化炭素が空気に触れることで下に沈み,シャボン玉が宙に浮くという原理を使った実験でした。
気体の状態変化と分子量について身の回りのものを使って実験し,小中学生に分かりやすく説明を行っていました。
もう一つの実験は「オイルモーション」です。水と油が混ざり合わないことを生かした実験になっています。水20mlと油(ジクロロメタン)20mlを入れ,選んだ好きな絵の具をガラス棒に付けて水に溶かします。そしてラメを入れて完成です。
参加者からは「キレイ!」という声が聞かれました。
参加者の各講座に対する満足度も非常に高く,「また参加したい」というコメントを残してくださった参加者も多数でした。本校サイエンス科主催の「わくわくサイエンス教室」は全国的に大変注目されている催しになっています。次回は12月に開催します。多くの参加者をお待ちしています。
サイエンス科1年生の探究活動「ACTーSI1」
本校の探究活動は「ACT」と呼んでいます。
ACTではグループに分かれて、自分たちで決めたテーマについて研究を行っていきます。
本校では本格的な研究に入る前に、研究に必要なことを学ぶ時間を設定し、独自の教材で授業を行っています。
今回はサイエンス科1年生のACTの導入について簡単に紹介します。
①初めに「なぜ探究活動が必要なのか?」「研究者としての心構え」についてワークシートを使いながら説明を行います。
次に、「思考法(ロジカルシンキングやクリティカルシンキングなど)」「議論のルール」「研究の流れ(PPDAC)」について説明を行います
②全国SSH生徒研究発表大会で上位入賞した作品を題材にして研究計画を立てる練習を行います。
同じテーマで自分たちならどんな計画を立てるか、ホワイトボードを使ってチームで話し合います。
特にロジカルシンキング(論理的思考)を意識した活動になっています。
③コンセンサスゲームを利用して、ブレーンストーミングとKJ法を使う練習をします。
フレームワークを使うことで活発な議論と合意形成を促すことができます。
これらの導入を行った後に、チーム編成、研究テーマ・計画書作りなどへ入っていきます。
テーマ作りや研究計画書作成の中でも様々なフレームワークを使い、研究に必要な力を身につけていきます。
タイの姉妹校カセサート大学附属高校の校長先生が来校しました
本校は平成30年にタイ王立カセサート大学附属高校と姉妹校協定を結び、交換留学などの交流を行ってきました。
ここ3年間はコロナ禍の影響で、交換留学を行うことができませんでした。
今年度、久しぶりの交換留学を再開することになり、5/17(水)にカセサート大学附属高校の校長先生と進路部長の先生が挨拶に来てくださいました!
本校教頭(左)とカセサート大学附属高校の校長先生(中央)と進路部長の先生(右)です。
校内見学をしました。屋上からの景色に驚いていました。
音楽部に琴と合唱を披露してもらい、最後に写真撮影をしました。
8月には本校生徒がタイへ留学し、10月にはタイの生徒が本校へ留学してきます。
交換留学の様子はこのブログでまたお知らせします。
お楽しみに!
1年サイエンス科が宿泊研修に行ってきました!
5月12日(金)~13日(土)の1泊2日で,1年サイエンス科40名がむかばき青少年自然の家へ宿泊研修に行ってきました。
今回の宿泊研修はサイエンス科にとって初めての取組です。探究活動に必要な基本的な知識・技術の習得を目指すことを目的に実施しました。
また今回の宿泊研修では,1年生のサポート役として2年生9名が「生徒実行委員」として参加しました。
まず,入所式を行いました。入所式では代表生徒が「探究活動のノウハウをしっかり学べる有意義な研修にしたいです」と力強く抱負を述べてくれました。
次に「コンセンサスゲーム」を行いました。コンセンサスゲームとは,与えられた課題について,チームで協力しながら答えを見つけていくゲームのことです。
今回は付箋を使い,グルーピングしていくKJ法を使い,フレームワークを行っていきました。
このコンセンサスゲームを通して,きちんと理由付けを行い,つじつまが合う主張が述べられる「ロジカルシンキング」を身に付けることができるようになりました。
次に,全員が楽しみにしていた「野外炊飯」です。今回はなんと,何も説明なしで火起こしから各班で行いました。
火を起こしたら,食材を切り,カレー作りのスタートです。
やっと,カレーの完成です!また,途中から来られた校長先生よりお茶の差し入れを頂きました。
みんなで食べるカレーは格別です!
夜は「天体観測」を行いました。曇りの天気でしたが,担当の河野先生から天体に関するお話を頂いている途中で奇跡的に雲が晴れ,みんなで天体観測を行うことができました。
2日目は「マニュファクチャリング」を行いました。マニュファクチャリングとは,ものづくりのことです。今回は「ペーパーバランス対決」を行いました。各班,紙で作った構造物をコースの上に置いて転がし,進んだ距離の長さを競いました。
各班,議論をしながら製作していきました。
さあ,各班の作品が出揃いました。競技開始です!
なんと,1位になったチームはゴールの目前まで進む好記録を樹立しました!これから始まる探究活動での成果が頼もしいです。
その後,退所式を行いました。代表生徒が「今回の研修で学んだことをこれからの学科活動につなげていきましょう!」と展望を述べてくれました。
最後に集合写真撮影を行いました。
1泊2日の短い宿泊研修でしたが,探究活動に関するノウハウが凝縮された研修となりました。これから始まる1年サイエンス科生の活躍が今から楽しみです!
令和5年度 第1回サイエンス科集会開催!!
4月19日(水)
令和5年度第1回目のサイエンス科集会を開催しました。
集会の進行は3年生です。テンポ良く,全体を見渡した進行を心掛けていました。さすが3年生です。
在校生歓迎の言葉を2年生の代表生徒が述べました。サイエンス科の先輩としての想いやサイエンスの語源(*)について話してくれ,1年生の興味を引き出してくれました。
*ラテン語で「知る」
続いて新入生代表挨拶です。今年度の新入生は第20期という節目の学年です。サイエンス科生としての自覚と誇りを持ち,これから始まる学科生活をみんなで協力して頑張りたいと抱負を語ってくれました。
続いて令和5年度サイエンス科スローガンの発表を行いました。昨年度末にサイエンス科生徒より11種類のスローガンを提案してもらい,全員で投票を行いました。その結果,今年度のスローガンに選ばれたのは・・・・・・
『Shine with unique personality!~光る個性で輝くサイエンス科へ!~』
に決まりました!個性を大事に光り輝いていくサイエンス科生徒に今後も期待です。
ここからは1年生,2年生,3年生が6~7名のグループをつくり座談会を行いました。総数18のグループが体育館いっぱいに広がり,座談会のスタートです。
2年生と3年生がリーダーシップを発揮し,各グループともすぐに打ち解けていました。
今回の座談会では,「学校生活(学習面・生活面・進路面)について」,「1年サイエンス科の活動について」,「科学探究について」の3つのテーマを2年生と3年生が説明してくれました。先輩からの説明やアドバイスを1年生はしっかりメモを取り,聞きたいことを質問するなど,とても盛り上がりを見せていました。
座談会終了後には1年生が笑顔で学科活動について語っている姿が印象的でした。
最後にサイエンス科全員で集合写真を撮影しました。
サイエンス科の魅力は縦のつながりです。今回のサイエンス科集会で深まった絆をこれからの学科生活に発揮してほしいと思います。
プログラミングによる動画解析を行いました
3月11日(土)
サイエンス科1年生のマニュファクチャリングでした。
今回はプログラミングPBLの第4回目。
これまで生徒たちはマイコンRaspberryPiの使い方を学んできました。
今回は株式会社ランバーミルの伊藤社長を講師にお招きして
「AIによる画像解析」に挑戦!
RaspberryPiでビデオカメラを作り
撮影データをサーバーに送り
各自のGoogleドライブに保存し
Google ColabでPythonを動かして解析プログラムを作ります!
(・・・え?なんのこっちゃ?)
静止画では伝わりづらいですが…
動く男子生徒の動きに合わせて、骨格検出が行われています!
さまざまな技術を学び、探究活動に活かしてほしい!
~お知らせ~
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