日誌

活動報告

 日向市倫理法人会 「経営者モーニングセミナー」 で講話

6月14日(火)早朝6時から開催された「経営者モーニングセミナー」(25人参加)で、水永正憲が講話を行いました。

テーマは 「育むということ  これからの時代に求められるキャリア教育」でした。

 

地元の経営者の方々に、キャリア教育の取組を知って理解していただける絶好の機会になりました。この会に集われている経営者の方々は、幅広い学びにとても熱心で、地域づくり活動などにも積極的に参画されています。

 

「ありがとうカード」という感想とメッセージを書いたカードを全員の方々からいただきました。

 

「おぼろげに思っていたキャリア教育という分野が、とても分かりやすく自分の頭にすんなり入ってきました。大変心に響きました。1時間では足りない学びの時間でした」

「是非! 私もキャリア教育に関わらせていただきたいです! 朝から感動しました」

「私もワクワクするようなお話で、「よのなか教室」はとてもステキだと感じました」

                                   (トータルコーディネーター 水永)

 いただいた「ありがとうカード」の一枚から

              いただいた「ありがとうカード」の一枚から

日南市立 吾田中学校、飫肥中学校で 「よのなか教室」 講話

6月10日(金)、午前中に吾田中学校2年生(135人)で、午後に飫肥中学校2年生(57人)で

水永正憲が、「君たちはどう生きるか  君たちの未来は可能性に満ちている」と題して講話を行いました。

 

吾田中では、キャリア教育に関する講話として行われ、「働くこと」「学ぶこと」について考えを深めました。この後、何人かの社会人をお迎えして体験談などを聞き意見交換も行われるそうです。

 

飫肥中では、2学期に予定されている職場体験に備えて、「何故働くのか」を考え将来への意欲を高める場としたいと企画されたものです。

 

生徒たちの感想文には次のような思いがつづられていました。

 「未来の社会がどんどん成長していき、新しいものが生まれたりしていくのが楽しみになりました」

 「私が今まで思っていたことは、自分の趣味をするということで、仕事は自分の好きなことを人のためにすることだということを学びました」

 「感謝されるより、感謝したいと思うことの方が幸せという言葉がとても印象深く残りました」

                                   (トータルコーディネーター 水永)

講話を前に準備する飫肥中の生徒たち

                   講話を前に準備する飫肥中の生徒たち

 延岡高校 普通科2年生 「SDGs課題研究」がスタート

延岡高校にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)が導入され、今年が3年目になります。

普通科2年生(160人)は、昨年1年生の時に「プレ課題研究」を通して、課題テーマを設定しました。今年は、その課題テーマについて探究学習に取組みます。

 

企業OB(理科系と文科系シニア)の方々8名にアドバイザーとして就任いただき、6月8日から2月15日までの約1年間で合計9回学校に出向いてもらいアドバイスをお願いしています。

テーマの分野は、「物理」8班、「化学」6班、「生物」8班、「数学」5班、「人文社会」14班です。

 

 アドバイザー就任は昨年から取組み、今年で2年目になります。今回は最初に先生方との事前打合せを何度か行い、アドバイザーと先生方との役割分担のあり方、生徒たちの主体性を引き出すアドバイスのあり方など、真剣な意見交換が行われました。

 

今年は、九州保健福祉大学の竹澤真吾教授に3回の講義を行っていただき、研究のすすめ方やデータ分析・統計などをさらに専門的に深めることになりました。

なお、この講義はMS科2年生(77人)にも別日程で行われています。

  4月27日(水)   講義① 「研究の方法・すすめ方について」 

  5月25日(水)   講義② 「データ分析・統計について」

 11月 9日(水)   講義③ 「論文・ポスターのプレゼンについて」

                                   (トータルコーディネーター 水永)

アドバイザーによる指導の様子  

                          アドバイザーによる指導の様子 

延岡高校 MS科2年生 「STI課題研究」がスタート

延岡高校にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)が導入され、今年が3年目になります。

MS科2年生(77人)は、昨年1年生の時にメンターに課題テーマを提示してもらい、探究学習を経験してきました。今年は、自分達で課題テーマを設定して、探究学習に取組みます。

テーマの分野は、「物理」、「化学」、「生物」、「数学」です。

 

昨年メンターを担当いただいた方々5名が、今年も引き続いてメンターとしてご指導アドバイスをいただきます。4月26日にオリエンテーションが行われ、6月7日からメンター指導がスタートしました。来年2月まで6回のメンター指導が予定されています。

6月7日の第一回メンター指導日には、各班の生徒が「研究の動機・研究方法・仮説・研究計画など」について説明、その後各班に分かれて研究を行いながらメンターのアドバイスを受けました。

 

今年は、九州保健福祉大学の竹澤真吾教授に3回の講義を行っていただき、研究のすすめ方やデータ分析・統計などをさらに専門的に深めることになりました。

なお、この講義は普通科2年生(160人)にも別日程で行われています。

  4月26日(火)   講義① 「研究の方法・すすめ方について」 

  5月17日(火)   講義② 「データ分析・統計について」

 11月29日(火)   講義③ 「論文・ポスターのプレゼンについて」

                                   (トータルコーディネーター 水永)

生徒たちに語りかけながら講義をされる竹澤教授  

  6月7日 第一回メンター指導日

 

 

 

 

 

 

 

   生徒たちに語りかけながら講義をされる竹澤教授          6月7日 第一回メンター指導日

延岡市立旭中学校1年生  「延岡を知る 連続8回よのなか教室」

旭中学校1年生(86人)では、「延岡を知る」を基本テーマに、連続8回の「よのなか教室」を企画。5月にオリエンテーションを行い、6月3日から9月21日までの間、8人の講師から様々な話を聞く。

 

旭中学校では、「地域学習」に3年間を通して取組んでいる。

1年生では、 「地域とつながろう」   延岡の魅力を知り、将来を考える

2年生では、 「他地域とつながろう」  他地域に触れて、将来を考える

3年生では、 「将来とつながろう」   10年後の世の中と私を考える

今回の1年生の取組は2、3年生での探究学習につながる知識を得ることも目標の一つとしている

 

講話1 「新聞・広報の作り方について」 黒木友貴さん (宮崎日日新聞社 読者局読者室)

講話2 「国際交流と延岡」      ブブリス・カリナさん(延岡市 総務部 国際交流員)

講話3 「福祉と延岡」        川野里奈さん (延岡市 健康福祉部 生活福祉課)

講話4 「観光と延岡」        荒木 俊輔  (一般社団法人 延岡観光協会事務局)

講話5 「町づくりと延岡」      田中樹雄さん (延岡市 企画部 企画課)

講話6 「食文化と延岡」        長友 俊さん (延岡市 商工観光文化部観光戦略課)

講話7 「第一次産業と延岡」      佐藤 亮さん (延岡市 農林水産部 農業畜産課)

講話8 「環境問題と延岡」      箕田絢菜さん (延岡市 市民環境部 生活環境課)

 

6月3日(金)には、宮崎日日新聞社 読者局の黒木友貴さんが「新聞・広報の作り方について」講話。8回の講話を聞いた後、生徒たちは新聞をつくって10月21日に発表する予定になっている。

                                  (トータルコーディネーター 水永)

 「町づくりと延岡」 7月15日に、市役所企画課の田中さんの話を聞く生徒たち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「町づくりと延岡」 7月15日に、市役所企画課の田中さんの話を聞く生徒たち

延岡市立旭中学校3年生 「課題探究学習」(PBL)がスタート

旭中では、3年生(66人)で、「課題探究学習」(PBL)に取組んで、今年で4年目(途中1回はコロナ禍で中止し今回が3回目)の実施になります。

回を重ねる毎に、先生方も研究が深まり、ワークシートの開発や、タブレット(グーグルクラスルーム)を活用した情報共有や、社会人メンターとの連携も新しい視点が加わってきています。 

テーマは、「10年後の世の中と私  SDGsを通して考える」です。

 

メンターへ生徒たちから活発な質問が・・・

                                                メンターへ生徒たちから活発な質問が・・・ 

1年生、2年生での取組をふまえて、今年度3年生では、「農水産業」「観光」「商工業」「食」「医療福祉」の5テーマ毎に、メンターに提示いただいたミッションについて「10年後の世の中と私」を想像し想定しながら課題探究学習に取組みます。5つのテーマ毎に、3グループ(4~5人/1GR)が同じテーマに、多様な考え方とアプローチで取組みます。

 

5月20日にスタートし、10月28日まで、19回(毎回2時限)探究学習に挑戦します。

市役所や企業に務める社会人メンター5名の方々には、テーマ(ミッション)を提示していただき、合計で5回、学校に出向いて生徒たちに指導助言をしていただきます。

学習の結果は、10月21日に発表会を行う予定です。

 

探究学習に備えて4名の講師から次のような講話をいただき、生徒たちは考えを深めていきます。

  5月27日(金) 「探究とはどういう学びだろう」  

                            水永正憲さん (延岡市キャリア教育支援センター長)

  6月 3日(金) 「10年後の世の中を考える」   

                            柴田一仁さん (延岡市 企画部 企画課) 

  6月24日(金) 「旭化成におけるサスティナビリティ(持続可能)事業の紹介

               (SDGsとは何か、企業の最前線からの報告)」

                           松井隆亮さん(旭化成株式会社 延岡総務部地域活性化推進グループ

       9月 5日(月) 「宮崎銀行が取組むSDGs宣言」 (仮題)

                            冨満正哉さん (宮崎銀行 祇園町支店長)

                                                                                                            (トータルコーディネーター 水永)

延岡高校 MS科1年生 令和4年度「課題探究学習」がスタート

延岡高校にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)が導入され、今年が3年目になります。令和4年度の取組がスタートしました。

 

 MS科1年生(81人)では、「SDGsフィールドワーク」として、4月28日から10月24日まで、半年間で16回の授業(毎回2時限)が計画されています。

企業や大学で研究開発に携わっている社会人5名の方々に、毎月1回(合計5回)学校に出向いていただき、メンターとして指導助言をお願いしています。

1年生では、探究テーマをメンターに提示していただき、探究学習の基本を学ぶことにしています。

今回提示されたテーマは次の通りでした。

  •  魅力的な花火をつくろう        
  •  ミネラルウオーターの硬度測定   
  •  植物から芳香成分を抽出してみよう
  •  モーターのしくみを理解し作ってみよう
  •  手洗いとアルコール消毒の有効性について

 

これらの探究学習に先立ち、普通科1年生も含めて245人に、3名の方々による講話が行われました。

 4月25日(月) 「探究するということ」

                水永正憲さん  (延岡市キャリア教育支援センター長)

 5月 9日(月) 「探究研究の実践における統計(データサイエンス)」

               西脇亜也さん  (宮崎大学フィールド科学研究センター教授)

 5月16日(月) 「研究の実践」  

               道川功実子さん (旭化成メディカルMT株式会社バイオプロセス技術開発部)

                                                                                                    (トータルコーディネーター 水永)

 

データサイエンスについて語る西脇教授

 自分の「研究」の実践を語る道川さん

 

 

 

 

 

 

 

                   データサイエンスについて語る西脇教授                                  自分の「研究」の実践を語る道川さん

本庄高等学校で探究学習についての全体像を話しました

2022年5月11日(水)、本庄高等学校の1年生を対象に「探究は楽しいのか?」をタイトルに、探究学習に必要な考え方や全体像を宮崎県キャリア教育コーディネーター宮崎市エリア担当の稲田が話をしました。

 

キャリア教育担当の先生より、探究学習における「問いの立て方」について話をしてほしいと連絡があり実施しました。この授業以降に、総合的な学習の時間で探究学習がスタートするため、事前に探究に対する姿勢を身につけるために実施しました。

 

問いを出すために、「聴く」をどうしたらいいかについて話をしました。今後も、本庄高等学校の探求学習を支援していきます。

(記載:稲田)

日南市立 鵜戸小中学校で  「よのなか教室」

鵜戸小中学校は、令和4年度に、県教委が推進されている「キャリア教育推進モデル地域」に指定され、「持続可能なキャリア教育を推進する地域と学校との協働のあり方を研究」することになっています。

 

これまでも、鵜戸小中学校では特色のあるキャリア教育に取組んできておられますが、今回子供たちには、あらためて本格的にキャリア教育に取組むことを伝え、子供たちに「自分の夢について考えさせ、将来の自分の生き方を見つめるきっかけ」をつくろうとされています。

 

その導入として、今回「キャリア教育講話」が企画され、水永が講師を務めました。

 

4月27日(水)に、小学3~6年生(16人)と、中学1~3年生(8人)とに別々に講話しました。

小学生たちには、「夢をもとう」 というテーマで、

中学生たちには、「君たちはどう生きるか  君たちの未来は可能性に満ちている」 というテーマで私の思いを伝えました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

小学生と中学生に別々に講話

                 小学生と中学生に別々に講話

 

延岡高校 SSH 1年生への講話

延岡高校では探究学習として、普通科1年生では「プレ課題研究」に、メディカル・サイエンス科1年生では「SDGsフィールドワーク」に、これから1年間をかけて取組む予定です。

 

その導入授業として、4月25日(月)に、1年生全員(245人)を対象に、「探究するということ」と題して水永が講義しました。

 

・これからの時代に求められる人財とは、「新しいことに挑戦できる人」であること

・新しいことに挑戦できるには、「答えのない問題に答えを見出す力」が必要であること

・「探究学習」は、その力を身に付ける貴重な練習になること

・旭化成の「変革と成長への挑戦」の歴史を紹介し、変化の本質は何かと問いつづけることの大事さとその方法について語りました

 

最後に、「大学では何を学ぶのか  高校生の君たちへ」 という私からの1枚の手紙を配って、読んでもらうことにしました。

                                    (トータルコーディネーター 水永)

 

 

 

 

 

 

 

   一度はコロナ禍で分散登校となり延期となりましたが、この日は対面で体育館で実施することができました