日誌

活動報告

外部インタビューに備える

 高鍋高等学校1年生は、「地域と向き合う探究」として、共通の地域課題にグループで取り組み、問いの立て方、情報の収集、調査方法、情報の整理・分析、まとめの方法等、探究活動に必要な学び方を身につけることを目的として活動しています。

その中で、7月10日(木)に実施した「地域巡検に向けて」をテーマとした事前研修を紹介します。


 ○ テーマ:「地域巡検に向けて」地域探究の外部インタビューに備える
 ○ 実施時間:50分 対象:高校1年生
 ○ 目的:外部へのインタビューに備え、質問力と深掘り力を高める。

 全体の流れ(50分)
 ① 導入(10分)
  ・学校側から
    今日の活動の目的と意義を説明
  ・インタビューについて
  ・「Yes, And」のコミュニケーション
  ・インタビューを成功するには

 ② 教員によるロールプレイA(10分)
  ・Coが友人A、先生がインタビューする友人Bを演じる  ※ Co:キャリア教育コーディネーター
  ・悪い問いの実例を提示(NoやYes, Butを意識)
    聞く態度やリアクションに注目させる
  ・良い問いと質問の実例を提示(Yes, Andを意識)

 ③ 生徒によるワークショップA(10分)「身近なの話題」
  ・ペアになり、交互にインタビュー役A・友人Bを体験
  ・ワークシートを使って質問と深掘りを練習

 ④ 教員によるロールプレイB(5分)
  ・Coが自治体役、先生がインタビューする生徒役を演じる
  ・良い問いと質問の実例を提示
  ・インタビューの準備等
 (役割分担や調査内容検討、事後まとめ等)

 ⑤ 生徒によるワークショップB(10分)「対 自治体の方等」
  ・ペアになり、交互にインタビュー役・企業役を体験
  ・ワークシートを使って質問と深掘りを練習

 ⑥ ふりかえりと共有(5分)
  ・感じたこと、うまくいったこと、課題を共有
  ・本番に向けて意識するポイントを確認

 

(コーディネーター 馬場)

 

高城高等学校

高城高校は、都城市高城町の中心地に位置し様々な職種の企業や並ぶ工業団地もあり「地の利」を活かした現場で学びを深める授業を行うことができる学校です。

1年生「企業・郷土探究」普通科・生活文化科 

「企業・郷土探究」は、郷土の歴史や文化、産業を知り郷土への理解を深め地域社会の活動に積極的に参加していく資質を養うこと、生徒の進路意識を高揚させることを目的とし、地元企業や上級学校の見学を行います。

企業・郷土探究の導入授業で、私、井ノ上が「都城市について」、次に都城市商工部商工政策課の鬼塚様に「都城市の工業団地について」の講話をお願いし、その後、学生達は自分で地域について調べる学習を行い7/3に地域にある企業などの見学を行い、事後授業でまとめ発表を行いました。

(コーディネーターとして、企業選定や講師との協議などを担当教員と話し合いながら進めさせていただきました。)




3年生「言語表現」普通科進学コース

地域の方との交流を通して表現方法を身に付けることを目的とし、地元の方へのインタビューまとめ・発表、表現するものとして「高城マップ」を作成する授業です。

5/19、6/2に佐藤コーディネーターを講師に迎え「インタビューの極意」というタイトルで講話を行って、5/20に高城観光協会の安藤会長を講師に迎え高城町の歴史や街並みなど古い写真のパネルを見ながらお話を伺いました。


また安藤会長には9月町内でのフィールドワーク、1月に都城市立図書館で行った発表会までご協力いただき生徒が地域で学ぶ楽しさを体感させていただきました。


こうして高城高等学校の生徒は地域との関わりを様々な点でつながることで、学生らは自分の特性を生かした自己実現を果たし、地域から信頼できる人材としてまた地域へ貢献できる人材として成長していきます。

 

(コーディネーター 井ノ上)

【高鍋町キャリア教育支援センター】高鍋町内のひなた場(高鍋東中学校、高鍋西中学校、高鍋西小学校、高鍋高校、高鍋農業高校)

 高鍋町では、一昨年より町内2つの中学校の生徒と、地域のおとなとの対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」を実施しています。ひなた場のコーディネートを担当されている高鍋町キャリア教育支援センターの森コーディネーターと共に、ひなた場の準備や当日の講師、プログラム進行をご支援いたしました。
 今年度の高鍋町ひなた場の特徴は、小学生と高校生講師と、新たな形のひなた場にチャレンジしたことです。地域のおとなと未来を描くひなた場とは少し視点を変えて、小学生が高校のお兄さん、お姉さんとのおしゃべりを通し、近い未来に自分も「高校生」になることを実感し、一緒に「どんなおとなになりたいか?」を考えながら将来をイメージする貴重な機会になりました。

 

<高鍋西中学校3年生>
1)活動日時:10月23日(木)14:10〜16:00(事前学習:10月16日(木))
2)対象者: 高鍋西中学校3年生65名、人生グラフ講師22名、人生紙芝居講師 6名
3)コーディネーターの支援内容
 10月16日は3年生の生徒を対象に事前学習を実施し、ひなた場に参加するにあたり自分を振り返り人生グラフを作成した上で、おとなの生き方に触れたり語り合ったりするひなた場当日についてお伝えしました。また、ひなた場の準備、社会人参加者への事前説明会、ひなた場当日の講師との打ち合わせとプログラムの進行、アンケートの実施支援を長友が担当し、馬場コーディネーターが人生グラフの講師として参加しました。

 

<高鍋東中学校1年生>
1)活動日時:11月27日(木)13:15〜12:05(事前学習:11月20日(木))
2)対象者:高鍋東中学校1年生107名、人生グラフ講師 34 名、人生紙芝居講師 7 名
3)コーディネーターの支援内容
 西中学校と同様に中学生を対象に事前学習を実施し、ひなた場当日と準備についてお伝えした後に、その場で人生グラフの作成をしました。また、ひなた場の準備、社会人参加者への事前説明会、ひなた場当日の講師との打ち合わせとプログラムの進行、アンケートの実施支援を長友が担当し、馬場コーディネーターと佐藤コーディネーターが、人生紙芝居の講師として参加しました。

 

<高鍋西小学校6年生/高鍋高校生/高鍋農業高校生>
1)活動日時: 令和8年2月26日(木)13:50〜16:30
2)対象者:高鍋西小学校6年生82名、高鍋高校生30名、高鍋農業高校生12名
3)小学生と高校生のひなた場の概要
 自分のこれまでを振り返り、互いに自分について語りながら対話することを通して、小学生は「自分はどんな高校生になりたいのかな」「自分は将来どうなりたいのかな」、高校生講師は「これまでの自分はどうだった?」「これからの自分はどうありたい?」を考えるきっかけにします。
4)コーディネーターの支援内容
 馬場コーディネーターと共に、小学校および高校の担当者との打ち合わせ、高校生参加者への事前説明会の実施をご支援しました。またひなた場当日は、高校生との直前打ち合わせとプログラムの進行、アンケートの実施支援を長友が担当しました。

 

  来年度以降も、森コーディネーターのご支援で高鍋町内でのひなた場が開催される予定です。これまでに参加された多くの社会人の皆さんのご協力で、ひなた場参加者も広がっています。森コーディネーターは「県コーディネーターの支援で得たノウハウを今後のひなた場に活かして、更に子ども達が輝やくことができるよう取り組んでいきます。」と語っておられました。 

(コーディネーター 長友)

【宮崎商業高校】2学年総合的な探究の時間 パイオニアをめざす課題探究活動

 宮崎商業高校2年生は、生徒ひとりひとりがテーマを持って、個人探究活動を行ってきました。生徒が5つの分野から「自分自身がパイオニア(開拓者)になりたい!」と思う課題を設定し、解決に向けて自らの足で調査/研究する活動に伴走し、社会人による授業や講演を通じた学びをご支援しました。

 

 

1)活動期間:令和7年4月〜令和8年2月
2)対象者:2学年247名、社会人講師
3)目的とねらい
 自分がこの課題に挑むパイオニア(開拓者)になりたい!というワクワク感を持ちながら、自分が設定した課題解決に向けて、自らの足で調査し研究しながら、プロセスと成果をまとめて発表し、自分の「在り方」「生き方」とも関連させて、今後の展開を考える力を身につける。
 4)活動概要
 生徒は、分野ごとに専門性のある社会人講師の講話を聴き、探究活動の参考にしていきました。さらに事前学習を元に、フィールドワークによる情報収集の計画をたて、探究活動を進めました。先生方の指導も受けながらフィールドワークで得た情報を分析してまとめ、報告会に向けて発表準備をすすめました。発表会は「1分で伝える」形式で全員が発表し、相互評価で選抜された生徒が代表となって、最後に3分間の発表をしました。
 
〇 課題探究の活動分野(生徒は5つから活動分野を選び、課題を設定しました)
  ・ 商業教育に関すること(資格取得や進路、専門性を高めることなど)
  ・ 宮崎商業高校に関すること(部活動、学習環境、高校をより良くしたいことなど)
  ・ 地域に関すること(観光や地域活性化につながる課題など)
  ・ 宮商マルシェに関すること(マルシェを盛り上げるために役立つことなど)
  ・ セルフインターンシップに関すること(自分で行動を起こすには)
〇 社会人による講話
  ・ 5月20日(火)商業教育、宮商に関すること
     (有)財務経営サービス 中村健一郎 様
     屋台骨/宮商 OB 渡辺愛香 様
  ・ 6月3日(火)地域、宮商マルシェに関すること
    株式会社NOTHING BUT 宮田 裕二 様
    フードコーディネーター 井ノ上 亜里沙 様
〇 フィールドワークの事前学習
  ・ 6月17日(火) フィールドワークの全体指導 (オンライン)
    フィールドワークの説明:長友
    全体指導:野口佐矢香先生
  ・ 7月1日(火)「郊外学習の極意」
    佐藤 修史コーディネーター
〇 発表の準備、プレゼン(ピッチ形式)に関する事前学習
  ・ 1月13日(火)「1分で語れ」
    佐藤 修史コーディネーター

       宮田さんと井ノ上さんの講演            佐藤コーディネーターの授業


〇 探究活動発表会
  ・ 2月10日(火) 1分発表会(クラスごと全員)、相互評価、代表選抜
  ・ 3月11日(水) 全体発表会(代表)
 
5)コーディネーターの支援内容
 年間を通して、社会人講師のコーディネートや事前学習等の準備や事前学習の講師を長友が担当し、井ノ上コーディネーターは専門分野の社会人講話の講師を、佐藤コーディネーターはフィールドワークやプレゼンの表現方法についての授業をご支援しました。

(コーディネーター 長友)

 

 

【明星視覚支援学校】進路講演会「おとなってなんだろう?」~おとなになることが楽しみになる?~

 明星視覚支援学校では、全児童生徒とその保護者を対象に進路講演会を実施しています。今回、県キャリア教育支援センターのコーディネーターが講師やグループ活動のファシリテーターを務めることで、小学生からおとなまでが対話しながら関係性を深めていくワークショップをご支援しました。

1)活動日時: 令和7年12月5日(金)
2)対象者:小学部6名、中学部3名、普通科3名、理療科生4名、教職員、保護者
3)プログラムの目的とねらい
 児童・生徒やその保護者が将来の希望をもちながら、自らの夢を実現できるようにするとともに、将来の社会的•職業的自立にむけて早期から取り組むことができるように進路講演会を実施する。講演会ではキャリア教育の視点をキャリアプラニング能力(かなえる力)とし、小学生から保護者までが互いに対話し、情報交換ができる場にする。
4)活動概要
 前半は長友が講師を務め、自分の生き方に影響を与えた祖母との経験や進路の考え方についてお話ししました。その後、児童・生徒、保護者、教職員が混ざった少人数グループで語り合う形式の対話型ワークショップを実施しました。小学生にも楽しく取り組めるように「おとな」のヒミツクイズで盛り上がった後、「『おとな』ってなんだろう?」というテーマで対話し、最後に児童・生徒が「どんなおとなになりたい?」を考えるグループ活動を展開しました。参加者からは「もっと話したかった」と感想が聞かれるなど、世代をこえて活発な対話が生まれ、児童・生徒がイメージする「おとな」を言葉にする機会になりました。

5)コーディネーターの支援内容
 講演会の企画実施、講演/ワークショップの進行をキャリア教育推進リーダーの上埜先生と長友が担当しました。グループ活動には、井ノ上コーディネーター、馬場コーディネーターも入り、ファシリテーターを務めることで対話を深めるご支援をしました。

(コーディネーター 長友)

【宮崎商業高校】1学年総合的な探究の時間「課題探究」ワークショップ「ミッションの種を育てよう」

 宮崎商業高校1年生の総合的な探究の時間は、1年間を通して「自分探究」と「課題探究」の2つを柱に、多くの社会人にメンターに関わっていただくことで生徒の探究を深めていく取り組みを行っています。「自分探究」に続き、後半の「課題探究」では35名の社会人メンターに、探究テーマの設定から発表会までの生徒の活動に伴走いただきました。
 生徒は夏休みから「課題探究」のテーマ設定に向けて準備を進めました。ワークショップでは、生徒の「自分が変えたい」と思うこと(ミッションの種)を話題に、社会人メンターと対話によりミッションに対する問いを深めて、グループの探究テーマを設定していきました。

ワークショップ「ミッションの種を育てよう」
1)活動日時:2025年10月1日(水)
2)対象者:1学年生徒287名(4名/班)
  社会人メンター:35名(メンター1名が2班8名の活動を支援)
3)プログラムのねらい
 社会人の経験や視点を知り、社会との接続を意識した活動につなげる。課題を自分ごととして捉え、問題の本質を見極める力を育成する。
4)活動概要
 生徒は社会人メンターの課題解決の経験談をヒントに、自分たちが取り組みたいこと、そのプロセス「ポッシブル構想」を考えました。それを元にグループごとに探究テーマを設定し、まずはじめにどんな行動を起こすか、その「はじめの一歩」となる具体的な活動計画までを、社会人メンターの助言を受けながら決めました。 生徒からは、「解決方法を社会人の方の経験を基に考えることができた」「1つの考えだけでなく新たな発見や考えをすることができた」という感想が聞かれました。ワークショップの後は、その後の生徒へご支援いただきたいことをメンターの方々に説明し、各クラスの担当教員とメンターとで意見交換をしました。この日より探究発表会までの4ヶ月は、主にGoogleチャットを活用して、生徒からの経過報告を受け、それに対してメンターからの助言を伝えるなどし、生徒の探究活動に伴走していただきました。
4)コーディネーターとして支援した内容
 ワークショップの企画、教職員と社会人との意見交換会、ワークショップ当日の進行のご支援を長友が担当しました。井ノ上コーディネーター、馬場コーディネーターが、社会人メンターとして生徒の活動に伴走しました。

 

生徒の活動計画(イメージ)

 

ワークショップ当日および社会人メンターと先生方との意見交換の様子

    「ミッションの種を育てよう」当日の様子       社会人メンターと先生方との意見交換の様子

 

(コーディネーター 長友)

延岡市立南中学校1年生 「ふるさと延岡を知る」

南中学校1年生(5クラス、150人)では、総合的な学習の時間で、4月から「ふるさと延岡を知る」をテーマに取り組んできました。

ふるさと「のべおか」について「知る」ことを通して、「のべおか」のよさを発見する。

そして、延岡の課題(改善点)を考え、探究テーマについて調べ・考察し・まとめて発表につなげることがねらいです。

(先生方との協議や意見交換と、講師ならびに訪問事業所の選定と依頼を、コーディネーター

 として担わせていただきました)

 

1.延岡市長期ビジョン 講話

  ・日 時   6月13日(金)

  ・講 師   濱田 侑駄さん (延岡市 企画課)

  ・内 容    ・延岡市の人口ビジョンについて

          ・延岡市の長期ビジョンについて(新時代創生総合戦略)

          ・10年後の延岡はどのような姿になっているのか、どのような課題が   

           考えられるのか、中学生として今考えておくべきこと等について

 

2.探究学習について

  ・日 時   7月18日(金)

  ・講 師   水永 正憲(宮崎県キャリア教育支援センタートータルコーディネーター)

  ・内 容   「変わる・変えるということ、10年後の世の中をどうしたら想像できるの

          だろう、探究するとはどういうことだろう」

 

3.地域の事業所訪問・見学  

  ・日 時   9月12日(金) 午前中

  ・訪問事業所  

   <Aグループ> 37名

       旭化成株式会社  延岡支社 展示センター (DVD視聴と見学) 

      有限会社 桐木工作所   (クレアパーク)              

   <Bグループ> 37名 

      株式会社 中園工業所   (クレアパーク)               

      旭化成株式会社  延岡支社 展示センター (DVD視聴と見学) 

   <Cグループ> 38名

         <1班(C-1)>          <2班(C-2)>

      吉玉精鍍 株式会社 (INOBECH)     株式会社 昭和 (INOBECH) 

      株式会社 昭和  (INOBECH)        吉玉精鍍 株式会社 (INOBECH) 

   <Dグループ> 38名

         <3班(D-1)>          <4班(D-2)>

      向陽プラントサービス ㈱ (INOBECH)  株式会社 池上鉄工所(NOBECH) 

      株式会社 TANI (INOBECH)      向陽プラントサービス㈱(INOBECH) 

 

 9月12日の、旭化成展示センターでは、水永が「旭化成の変革と成長への挑戦」について、説明と案内を行いました。

 1.アニメ 「工業都市延岡を作った 野口遵 物語」        (視聴) (約14分)

    ・1920年から始まる延岡の産業近代化 (105年が経過)

    ・五ヶ瀬川上流に水力発電所を建設、世界初のカザレー式アンモニア工場がスタート

    ・野口遵の企業家精神

 2.ここ延岡で世界初の近代工業がスタートした          (講話)

   変革に挑戦し続けるということ  旭化成における取組事例の紹介

    ・イオン交換膜、 リチウムイオン二次電池「ハイポア」、人工腎臓用中空糸

 3.君たちが漕ぎ出す社会は、「可能性」に満ちている         (講話)

   ・激変する社会は、ほんとうは「ワクワクするような未来」

   ・大人は、AIで仕事がなくなる、正解がない社会になる、と言うが・・・

     ➡ほんとうは、「AIで新しく仕事が生まれる」、「正解はいくつもある」社会になる

 4.旭化成の製品を調べよう                    (見学)

   ・展示センターで、実物の製品に触れてみよう

   ・旭化成グループの歴史や、延岡・日向地区でどんな製品が作られているのか、

    製品をじかにさわりながら、自由に見学しよう

   ・「ワークシート」(別紙)を使って詳しく調べてみよう

 7月18日に「探究とはどういう学びだろう」と話をしました

7月18日に「探究とはどういう学びだろう」と話をしました

                                  (トータルコーディネーター  水永)

延岡市立土々呂中学校1年生 「連続7回よのなか教室」 で講話

 令和7年度は、6月13日(金)から、土々呂中学校1年生(4クラス、123人)では、「延岡を知る 連続7回よのなか教室」がスタートしています。

  地域学習として「延岡を知る」というテーマで、生徒がさまざまな方々から、延岡について最新のお話を聞くことで、延岡の魅力と将来を考えることができる機会としたい、というねらいです。

 

 連続7回の「よのなか教室」は次の方々を講師に招いて行われました。

(先生方との協議や意見交換と、講師について選定・依頼を、コーディネーターとして担わせていただきました)

  6月13日(金) 講話1「まちづくり」

      講師: 阿部信孝さん(㈱タウンマネージャーのべおか 代表)  

  6月20日(金) 講話2「スポーツ」

      講師: 西 政幸さん (延岡市教委 アスリートタウン推進課 ) 

                    スポーツ事業推進監、元旭化成陸上部監督

 7月 4日(金) 講話3「観光」

      講師: 岩本晋長さん(延岡観光協会 事務局次長)       

 7月10日(木) 講話4「福祉」

      講師: 佐藤貴美さん(訪問入浴介護  株式会社サンルーム社長) 

 9月11日(木) 講話5「仕事」

      講師: 水永正憲 (宮崎県キャリア教育支援センタートータルコーディネーター) 

 9月19日(金) 講話6「歴史」

      講師: 日高保彦さん (RIK株式会社 代表取締役 日高家住宅)   

10月10日(金) 講話7「第一次産業」

      講師: 牧野哲郎さん (JA延岡 営農相談員)            

 

 この講話を聞いたあと、生徒たちは10月に6回の授業で、文化発表会に向けての準備を行い、11月中旬に自分たちの意見を発表する予定です。

 

 9月11日(木)に水永が、「これからの時代に求められる人財 君たちの未来は可能性に満ちている」と題して講話しました。

 はじめに、これからの時代に求められる人財は、「新しいことに挑戦できる人」

  ・そのためには、現状を否定しなければならない

  ・今までとは違うことに、生活を考え方を・・・変える挑戦をしてほしい

 1.ここ延岡で世界初の近代工業がスタートした

   変革に挑戦し続けるということ (一つの事例として、旭化成における取組を紹介)

    ・「海の魚は、塩水の中にいるのに、どうして塩辛くないのだろう?」と疑問を持った

      技術者

    ・イオン交換膜 ➡海水から塩をつくる、海水から真水を抽出する膜

      ・リチウムイオン二次電池「ハイポア」 ➡ふだんは絶縁性があるが、電気を流すと電 

                       子がある一つの方向にだけ移動する膜

     ・人工腎臓用中空糸 ➡ストローのように穴の開いた糸の表面で血液中の不要なもの   

               を除去する膜

 2.君たちが漕ぎ出す社会は、「可能性」に満ちている

     ・激変する社会は、ほんとうは「ワクワクするような未来」

     ・大人は、AIで仕事がなくなる、正解がない社会になる、と言うが・・・

     ➡ ほんとうは、「AIで新しく仕事が生まれる」、「正解はいくつもある」社会になる

 3.皆さんへのメッセージ

     ・働くということは、人のためになる、人の役に立つ、人の助けになることで、

                「人に喜んでもらえるもの」でなければ成り立たない

     ・将来どんな「職業」を選ぶのかではなく将来どんな「生き方」をしたいのかを考えて  

     ほしい  どんな自分になりたいのか、を考えることが大事

    ・自分にとって幸せとは何だろう? を考えてみよう

       ➡考え抜いていけば、これだ! と飛び上がって喜べるものがきっと見つかる

       ➡中学生の今これからどう生きるのかを考えてほしい

       (何のために勉強するのか、何のために働くのか)

   「自分にとって幸せとは何だろう」または「自分にとって一番大事なことって何だろう」

 6月13日に講話する阿部信孝さん

6月13日に講話する阿部信孝さん 

 みな真剣にメモをとりながら聞いてくれました 9月11日も、みな真剣にメモをとりながら聞いてくれました   

                                 (トータルコーディネーター  水永)

県北地区高校 就職面接(グループワーク) 演習

8月23日(土)に、富島高校にて、県北で就職を予定している富島高校、日向工業高校、門川高校の生徒たち(13人)を対象に、就職試験で予想されている「グループワーク」を実際に体験する演習が行われました。

これは、就職支援エリアコーディネーターの企画で、講話と講評を依頼されましたので、水永が担当したものです。

 

 グループワークに先立ち、講話では次のような話をしました。

 「高校時代、いちばん打ち込んだことは何ですか?」

  大切なことは、何故・どうして、それに打ち込んだのかを、よく考え抜いてみること

  そして自分の「言葉」にしてみる、さらに紙に書いてみること

  それを実現するために、人に言われたからではなく、自分から「これをやりたい!」と思 

  えたはず。それが、「打ち込んだ」ということのはず

 

「そして、それをストーリーにする」

  1.自分が一番大事にしたいこと

  2.そのために、これまで(高校時代)やってきたこと(あるいは、まだやり残したこと)

  3.社会に出て、やりたいこと、めざしたいこと

     (何故この会社を選んだのか、この会社でどんなことをやりたいのか)

 

「自分にとって、幸せとは何だろう? と問いかけてみる」

  そして、自分の頭で考える機会をつくる。そして、それを自分の言葉で言ってみる

  それを、親や先生に本気で聞いてもらう

 

「グループワーク面接で大切なこと」

 *自分で体験したことを話すこと

  (頭で考えたこと、人に言われたこと・・・ではダメ。必ず面接官には見透かされている)

 *相手の意見を否定しない

 (先ずはしっかりと気持ちを集中して何を言いたいのだろうかと、相手の気持になって聴く)

 *必ず自分の考えていることを言う(動く)

  (ただ聞いているだけではなく、初めにあるいは途中からでも頃合いをみて、必ず発言する 

  (行動する))

 

「面接では、決して焦ったり、落ち込んだりしなくていい」

 *難しいテーマでも焦らない

  ・正しい結論を出すことが目的ではない

  ・チームワークを発揮することが大事、みんなで協力してまとめていく姿が見られている

 *発言するのが苦手な人も大丈夫

  ・誰かの意見に賛成・反対の意思を示したうえで、自分の考えを述べればいい

 グループワークでストロー組立をする生徒たち

グループワークでストロー組立をする生徒たち  

  参加した生徒からは次のような感想が寄せられました。

 ・今までの幸せって何だろうって考えた時に、私がどう幸せなら嬉しいかなって考えることがほとんどだったので、話を聞いて、感謝されること、人のために幸せを与えるのが幸せ、と聞いてこれまで考えていた幸せの定義が、私の中で大きく変わりました。

・自分が今までどんなことに力を入れてきたのかや、社会に出たらどんなことをやりたいかを考えることができ、グループワーク、グループディスカッションで大事なことを知ることができて、とても勉強になりました。

・一番頭に残っているのは、私自身が発信するのが苦手な方なので、無理に発言しなくても良いということに安心しました。とても良い機会になりました。

                                 (トータルコーディネーター  水永)

延岡市立南方小学校 教職員「キャリア教育研修」で講話

8月4日(月)に、南方小学校の教職員を対象(30名参加)としたキャリア教育研修で、「今なぜキャリア教育が必要なのか」と題して、水永が講話を行いました。

 

いま何が問題で、どう向かい合うべきか。次の4つの視点を提起して話しました。

 1.高い早期離職率

   ・やりがいのある仕事が見つけられないと苦悩している若者たち

 2.引きこもりの増加

   ・「孤立無業」が増えている

 3.ネット社会がもたらすもの

   ・対面によるコミュニケーションが苦手になる子供たち

 4.将来に希望を持てない子供たち

   ・「今は幸せだと」答える中高生の背景

 

これからの時代に求められるキャリア教育とは、次のよう考えます。

1.「将来どう生きるか」(働く意味)を、小中学校の時から、深く考えさせる

2.「この地域で働き・暮らす魅力と課題」を伝える

3.地域(企業)と、学校・家庭とが「協働」して、子供たちを育む

  

 南方小学校では、昨年11月の日曜日に、全学年で学級毎に「よのなか教室」を実施し、保護者の方々も参観日として来校され、子供たちと一緒に講師の話を聞いていただきました。

今年も、11月16日(日)に計画されています。

講師の方の職場に、事前に担当の先生方が訪問して意見を交換し、当日に備える予定になっています。

 

                                  (トータルコーディネーター  水永)