活動報告
延岡市立南中学校1年生 「ふるさと延岡を知る」
南中学校1年生(5クラス、150人)では、総合的な学習の時間で、4月から「ふるさと延岡を知る」をテーマに取り組んできました。
ふるさと「のべおか」について「知る」ことを通して、「のべおか」のよさを発見する。
そして、延岡の課題(改善点)を考え、探究テーマについて調べ・考察し・まとめて発表につなげることがねらいです。
(先生方との協議や意見交換と、講師ならびに訪問事業所の選定と依頼を、コーディネーター
として担わせていただきました)
1.延岡市長期ビジョン 講話
・日 時 6月13日(金)
・講 師 濱田 侑駄さん (延岡市 企画課)
・内 容 ・延岡市の人口ビジョンについて
・延岡市の長期ビジョンについて(新時代創生総合戦略)
・10年後の延岡はどのような姿になっているのか、どのような課題が
考えられるのか、中学生として今考えておくべきこと等について
2.探究学習について
・日 時 7月18日(金)
・講 師 水永 正憲(宮崎県キャリア教育支援センタートータルコーディネーター)
・内 容 「変わる・変えるということ、10年後の世の中をどうしたら想像できるの
だろう、探究するとはどういうことだろう」
3.地域の事業所訪問・見学
・日 時 9月12日(金) 午前中
・訪問事業所
<Aグループ> 37名
旭化成株式会社 延岡支社 展示センター (DVD視聴と見学)
有限会社 桐木工作所 (クレアパーク)
<Bグループ> 37名
株式会社 中園工業所 (クレアパーク)
旭化成株式会社 延岡支社 展示センター (DVD視聴と見学)
<Cグループ> 38名
<1班(C-1)> <2班(C-2)>
吉玉精鍍 株式会社 (INOBECH) 株式会社 昭和 (INOBECH)
株式会社 昭和 (INOBECH) 吉玉精鍍 株式会社 (INOBECH)
<Dグループ> 38名
<3班(D-1)> <4班(D-2)>
向陽プラントサービス ㈱ (INOBECH) 株式会社 池上鉄工所(NOBECH)
株式会社 TANI (INOBECH) 向陽プラントサービス㈱(INOBECH)
9月12日の、旭化成展示センターでは、水永が「旭化成の変革と成長への挑戦」について、説明と案内を行いました。
1.アニメ 「工業都市延岡を作った 野口遵 物語」 (視聴) (約14分)
・1920年から始まる延岡の産業近代化 (105年が経過)
・五ヶ瀬川上流に水力発電所を建設、世界初のカザレー式アンモニア工場がスタート
・野口遵の企業家精神
2.ここ延岡で世界初の近代工業がスタートした (講話)
変革に挑戦し続けるということ 旭化成における取組事例の紹介
・イオン交換膜、 リチウムイオン二次電池「ハイポア」、人工腎臓用中空糸
3.君たちが漕ぎ出す社会は、「可能性」に満ちている (講話)
・激変する社会は、ほんとうは「ワクワクするような未来」
・大人は、AIで仕事がなくなる、正解がない社会になる、と言うが・・・
➡ほんとうは、「AIで新しく仕事が生まれる」、「正解はいくつもある」社会になる
4.旭化成の製品を調べよう (見学)
・展示センターで、実物の製品に触れてみよう
・旭化成グループの歴史や、延岡・日向地区でどんな製品が作られているのか、
製品をじかにさわりながら、自由に見学しよう
・「ワークシート」(別紙)を使って詳しく調べてみよう
7月18日に「探究とはどういう学びだろう」と話をしました
(トータルコーディネーター 水永)
延岡市立土々呂中学校1年生 「連続7回よのなか教室」 で講話
令和7年度は、6月13日(金)から、土々呂中学校1年生(4クラス、123人)では、「延岡を知る 連続7回よのなか教室」がスタートしています。
地域学習として「延岡を知る」というテーマで、生徒がさまざまな方々から、延岡について最新のお話を聞くことで、延岡の魅力と将来を考えることができる機会としたい、というねらいです。
連続7回の「よのなか教室」は次の方々を講師に招いて行われました。
(先生方との協議や意見交換と、講師について選定・依頼を、コーディネーターとして担わせていただきました)
6月13日(金) 講話1「まちづくり」
講師: 阿部信孝さん(㈱タウンマネージャーのべおか 代表)
6月20日(金) 講話2「スポーツ」
講師: 西 政幸さん (延岡市教委 アスリートタウン推進課 )
スポーツ事業推進監、元旭化成陸上部監督
7月 4日(金) 講話3「観光」
講師: 岩本晋長さん(延岡観光協会 事務局次長)
7月10日(木) 講話4「福祉」
講師: 佐藤貴美さん(訪問入浴介護 株式会社サンルーム社長)
9月11日(木) 講話5「仕事」
講師: 水永正憲 (宮崎県キャリア教育支援センタートータルコーディネーター)
9月19日(金) 講話6「歴史」
講師: 日高保彦さん (RIK株式会社 代表取締役 日高家住宅)
10月10日(金) 講話7「第一次産業」
講師: 牧野哲郎さん (JA延岡 営農相談員)
この講話を聞いたあと、生徒たちは10月に6回の授業で、文化発表会に向けての準備を行い、11月中旬に自分たちの意見を発表する予定です。
9月11日(木)に水永が、「これからの時代に求められる人財 君たちの未来は可能性に満ちている」と題して講話しました。
はじめに、これからの時代に求められる人財は、「新しいことに挑戦できる人」
・そのためには、現状を否定しなければならない
・今までとは違うことに、生活を考え方を・・・変える挑戦をしてほしい
1.ここ延岡で世界初の近代工業がスタートした
変革に挑戦し続けるということ (一つの事例として、旭化成における取組を紹介)
・「海の魚は、塩水の中にいるのに、どうして塩辛くないのだろう?」と疑問を持った
技術者
・イオン交換膜 ➡海水から塩をつくる、海水から真水を抽出する膜
・リチウムイオン二次電池「ハイポア」 ➡ふだんは絶縁性があるが、電気を流すと電
子がある一つの方向にだけ移動する膜
・人工腎臓用中空糸 ➡ストローのように穴の開いた糸の表面で血液中の不要なもの
を除去する膜
2.君たちが漕ぎ出す社会は、「可能性」に満ちている
・激変する社会は、ほんとうは「ワクワクするような未来」
・大人は、AIで仕事がなくなる、正解がない社会になる、と言うが・・・
➡ ほんとうは、「AIで新しく仕事が生まれる」、「正解はいくつもある」社会になる
3.皆さんへのメッセージ
・働くということは、人のためになる、人の役に立つ、人の助けになることで、
「人に喜んでもらえるもの」でなければ成り立たない
・将来どんな「職業」を選ぶのかではなく将来どんな「生き方」をしたいのかを考えて
ほしい どんな自分になりたいのか、を考えることが大事
・自分にとって幸せとは何だろう? を考えてみよう
➡考え抜いていけば、これだ! と飛び上がって喜べるものがきっと見つかる
➡中学生の今これからどう生きるのかを考えてほしい
(何のために勉強するのか、何のために働くのか)
「自分にとって幸せとは何だろう」または「自分にとって一番大事なことって何だろう」
6月13日に講話する阿部信孝さん
9月11日も、みな真剣にメモをとりながら聞いてくれました
(トータルコーディネーター 水永)
県北地区高校 就職面接(グループワーク) 演習
8月23日(土)に、富島高校にて、県北で就職を予定している富島高校、日向工業高校、門川高校の生徒たち(13人)を対象に、就職試験で予想されている「グループワーク」を実際に体験する演習が行われました。
これは、就職支援エリアコーディネーターの企画で、講話と講評を依頼されましたので、水永が担当したものです。
グループワークに先立ち、講話では次のような話をしました。
「高校時代、いちばん打ち込んだことは何ですか?」
大切なことは、何故・どうして、それに打ち込んだのかを、よく考え抜いてみること
そして自分の「言葉」にしてみる、さらに紙に書いてみること
それを実現するために、人に言われたからではなく、自分から「これをやりたい!」と思
えたはず。それが、「打ち込んだ」ということのはず
「そして、それをストーリーにする」
1.自分が一番大事にしたいこと
2.そのために、これまで(高校時代)やってきたこと(あるいは、まだやり残したこと)
3.社会に出て、やりたいこと、めざしたいこと
(何故この会社を選んだのか、この会社でどんなことをやりたいのか)
「自分にとって、幸せとは何だろう? と問いかけてみる」
そして、自分の頭で考える機会をつくる。そして、それを自分の言葉で言ってみる
それを、親や先生に本気で聞いてもらう
「グループワーク面接で大切なこと」
*自分で体験したことを話すこと
(頭で考えたこと、人に言われたこと・・・ではダメ。必ず面接官には見透かされている)
*相手の意見を否定しない
(先ずはしっかりと気持ちを集中して何を言いたいのだろうかと、相手の気持になって聴く)
*必ず自分の考えていることを言う(動く)
(ただ聞いているだけではなく、初めにあるいは途中からでも頃合いをみて、必ず発言する
(行動する))
「面接では、決して焦ったり、落ち込んだりしなくていい」
*難しいテーマでも焦らない
・正しい結論を出すことが目的ではない
・チームワークを発揮することが大事、みんなで協力してまとめていく姿が見られている
*発言するのが苦手な人も大丈夫
・誰かの意見に賛成・反対の意思を示したうえで、自分の考えを述べればいい
グループワークでストロー組立をする生徒たち
参加した生徒からは次のような感想が寄せられました。
・今までの幸せって何だろうって考えた時に、私がどう幸せなら嬉しいかなって考えることがほとんどだったので、話を聞いて、感謝されること、人のために幸せを与えるのが幸せ、と聞いてこれまで考えていた幸せの定義が、私の中で大きく変わりました。
・自分が今までどんなことに力を入れてきたのかや、社会に出たらどんなことをやりたいかを考えることができ、グループワーク、グループディスカッションで大事なことを知ることができて、とても勉強になりました。
・一番頭に残っているのは、私自身が発信するのが苦手な方なので、無理に発言しなくても良いということに安心しました。とても良い機会になりました。
(トータルコーディネーター 水永)
延岡市立南方小学校 教職員「キャリア教育研修」で講話
8月4日(月)に、南方小学校の教職員を対象(30名参加)としたキャリア教育研修で、「今なぜキャリア教育が必要なのか」と題して、水永が講話を行いました。
いま何が問題で、どう向かい合うべきか。次の4つの視点を提起して話しました。
1.高い早期離職率
・やりがいのある仕事が見つけられないと苦悩している若者たち
2.引きこもりの増加
・「孤立無業」が増えている
3.ネット社会がもたらすもの
・対面によるコミュニケーションが苦手になる子供たち
4.将来に希望を持てない子供たち
・「今は幸せだと」答える中高生の背景
これからの時代に求められるキャリア教育とは、次のよう考えます。
1.「将来どう生きるか」(働く意味)を、小中学校の時から、深く考えさせる
2.「この地域で働き・暮らす魅力と課題」を伝える
3.地域(企業)と、学校・家庭とが「協働」して、子供たちを育む
南方小学校では、昨年11月の日曜日に、全学年で学級毎に「よのなか教室」を実施し、保護者の方々も参観日として来校され、子供たちと一緒に講師の話を聞いていただきました。
今年も、11月16日(日)に計画されています。
講師の方の職場に、事前に担当の先生方が訪問して意見を交換し、当日に備える予定になっています。
(トータルコーディネーター 水永)
延岡星雲高校1,2年生に キャリア教育 講話
7月17日(木)に、延岡星雲高校1,2年生(321名)に、キャリア教育講話を、水永が行いました。毎年開催されている「先輩の熱きメッセージを聴く会」の前に、1,2年生全員を対象に行われたものです。
この日は、この講話の後、「先輩の熱きメッセージを聴く会」として、15名の卒業生先輩の方々が講師として来校され、生徒たちは2名の先輩から話を聞きました。
これからの時代に求められる人財とは、「新しいことに挑戦できる人」だと思います。
新しいことに挑戦するためには、過去の成功体験を否定し、自らを変えなければなりません。
その事例として、これまでの旭化成の「変革と成長への挑戦」の様々な事業革新を、具体的に紹介しました。
激変する社会は、可能性に満ちている社会だと強調しました。
AIで仕事がなくなるのではなく、AIで新しく仕事が生まれること。
正解がない社会になるのではなく、正解はいくつもある社会になること。
AIをはじめとする激変する社会を、新しく創り直せるのは、高校生世代の感性だと思います。
これからは、グライダー人間から、飛行機人間をめざしてほしいと、エールをおくりました。
(トータルコーディネーター 水永)
学びの多様化学校で昨年につづけて「ひなた場」を実施
7月7日(月)に、延岡市立南浦中学校 学びの多様化学校 分教室「熊野江教室」で、昨年に引きつづいて今年も「ひなた場」を実施しました。
参加者は、5名でしたがとても充実した時間になりました。
次の方々に講師として参加していただきました。
人生紙芝居 1)磯田 志乃さん (公益財団法人日本骨髄バンク九州地区事務局コーディネーター)
2)高橋 遼太さん (延岡こども未来創造機構)
対話講師 1)井狩 詩都香さん(延岡こども未来創造機構)
2)佐藤 里沙さん (延岡商工会議所 総務課)
3)酒井 康行さん (延岡市キャリア教育支援センター コーディネーター)
進行は、水永が担当しました。
人生紙芝居を興味深く聞く
にこやかに対話がはずむ
(トータルコーディネーター 水永)
高千穂中学校 家庭教育学級で講話
7月3日(木)に、高千穂中学校の第1回家庭教育学級(38名が参加)が開催され、水永が講話をしました。夕刻のお仕事を終えての時間にもかかわらず、熱心に聴いていただきました。
「育むということ 子供たちの未来は可能性に満ちている」 と題して語りました。
子供たちは、上の世代(親や先生や大人たち)が知らない世界に漕ぎ出していきます。
上の世代は、自分たちの経験だけで子供たちを育てるのでは、将来、子供たちは幸せを掴むことができない、と考えるべきです。
「白紙の未来を、子どもたちは歩む」
近い将来、今ある仕事の約49%をAIやロボットが担えるようになるという予測がある。
子どもたちは、まだ見ぬ仕事や働き方が生まれていく白紙の未来へと進む。
新しい価値観に出会いながら、自分らしい道を一歩ずつ切り拓いていく。
子どもたちと向き合い、共に歩んでいく社会へ。 というACジャパンの広告を紹介しました。
これからは、教え・導くだけでなく、寄り添い、伸ばすこと。
「ああしろ!、こうしろ!」 「あれはダメ!、これはイケナイ!」 ではなく、
「何がやりたいの?」 「何か手伝うことはある?」 という姿勢が求められていると思います。
夕刻にかかわらず多くの保護者の方々に参加いただきました
(トータルコーディネーター 水永)
延岡星雲高校2年生 「総合的な探究の時間」メンター指導がスタート
6月20日(金)に、延岡星雲高校2年生(フロンティア科および普通科 5クラス、180名)の課題研究に伴走するメンター指導がスタートしました。
この取組の意義と目的は次のように示されています。
・「人・地域の役に立ちたい、その生活を豊かにしたい」という発想を起点として、既成
概念に囚われずかつ失敗を恐れず年間を通してプロジェクト学習(PBL)を実施する
・自ら興味を持った内容を自発的に探究(自走)し続け、他者にわかりやすく伝えるスキ
ルや技術を備えた、チームで活動できるイノベーター(STEAM人材)を目指す
・また、個々の生徒が「社会は変えることができること」(世の中にはかっこいい大人がた
くさんいること)を知り「学ぶことの楽しさ」や「学びの姿勢を身に付けること(自分
を動かしているのは自分だと気づくこと)」も目的とする
研究する分野は、生徒個々人の興味関心により決定します。
その研究を実施することにより、自分以外の誰かにも利益が生じるような(世界/地域の人々が喜ぶような)内容に設定することをめざします。
生徒180人が、46の班に分かれ(1班は5人前後、1人も可に)、20人の社会人メンターの方々には、それぞれ原則2班を担当いただきます。
社会人メンターは、下記6回のメンター指導日に来校してご指導いただきます。
6月20日(金)A,B 第1回(生徒・メンター・先生方との顔合わせ)
7月18日(金) 第2回メンター指導 (中間発表会)
9月26日(金)B 第3回メンター指導
10月24日(金)A 第4回メンター指導
12月19日(金)A,B 第5回メンター指導 (最終発表会)
3月13日(金)A,B メンター指導 (1年生課題研究)
先生方との協議や意見交換と、講師の一部について選定・依頼を、コーディネーターとして担わせていただきました。
7月18日に行われた中間発表の様子
(トータルコーディネーター 水永)
延岡市立旭中学校 3年生 「10年後の世の中と私」 メンター指導がスタート
令和7年度の旭中学校3年生(2クラス、65人) 「あさひタイム」 「10年後の世の中と私 ―SDGsを通して考える―」のメンター指導が、6月6日にスタートしました。
このPBL(Project Based Learning)型の課題解決学習が、旭中で最初に取り組まれたのは、2019年でした。翌2020年のコロナ禍の年を除いて、毎年継承され、今年で6年目(6回目)になります。
先生方の熱い想いと行動力と様々な工夫で、毎年継承されつづけてきたことに、心からの敬意を表したいと思います。
そして毎年、若手職員をメンターとして派遣しつづけていただいている延岡市役所に心からの感謝を申し上げたいと思います。
先生方との協議や意見交換と、講師とメンターの選定・依頼を、コーディネーターとして担わせていただきました。
Ⅰ.「あさひタイム」の目標
探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を養う
Ⅱ.この学習の統一テーマ
1)この学習の統一テーマを、「10年後の世の中と私 ―SDGsを通して考える―」とする
2)これまでの1,2年生での学習とのつながりをふまえて、学びを深める
3)10年後の社会を想像し想定するにあたり、次の5つと関連した分野である
「第一次産業」「工業」「商業、施設」「観光(自然・歴史・食)」「医療福祉」
の中から、1つを選んで、その中で具体的なテーマを定めて、調べ、考える。課題探究活
動は、15グループ(1グループは4~5人)に分かれて行う
Ⅲ.「あさひタイム」の具体的計画
1.問題に出会う 「その1」 (学年全体で)
5月 1日(木)(2時限) 「オリエンテーション」
5月 9日(金)(2時限) 「10年後の世の中を考える」
講師 門脇 知史さん (延岡市 企画課)
内容 「第2期延岡市人口ビジョン」
「第2期延岡新時代創生総合戦略」
GWのテーマ: 「25歳の自分ができること」
5月23日(金)(2時限) 「探究とはどういう学びだろう」
講師 水永 正憲 (宮崎県キャリア教育支援センタートータルコーディネーター)
内容 「変わる・変えるということ、10年後の世の中をどうし
たら想像できるのだろう、探究するとはどういうことだ
ろう」
5月30日(金)(2時限) 「SDGsを学ぶ」
講師 吉永 昭吾さん (宮崎銀行 祇園町支店長)
テーマ 「銀行とSDGsについて」(宮崎銀行のSDGs宣言)
5月12日(月) メンターと先生方との事前打合せ
メンター(5名)、先生方 (6名)
グループに分かれてメンターと先生方との事前打合せ
2.問題に出会う 「その2」
6月 6日(金)13:35~15:25(2時限)「ミッションの提示」 第1回メンター指導
1)テーマと、講師(メンター)
①「第一次産業」 落合 恵太さん(延岡市 農業畜産課)
②「工業」 岡本 聖史さん(延岡市 工業振興課)
③「商業、施設」 佐藤 健央さん(延岡市 商業・駅まち振興課)
④「観光(自然、歴史、食)」 荒木 俊輔さん(延岡観光協会 観光事業課)
⑤「医療福祉」 三浦久知さん、下野杏奈さん、猪俣すずさん
(延岡市 おやこ保健福祉課)
*1テーマ毎に、3グループを設ける。(1グループは、4~5人で編成する)
同じテーマで、3グループがそれぞれ主体的に多様な取組を期待する。
2)すすめ方
全体説明と講師紹介(15分) *学年全体で
講話(30分) *テーマ毎に分かれて、メンターが講師になって
・仕事の概要と、これから取り組もうと考えていること
・働くということ(喜びと苦労)、地域への思いについて
・10年後の予測を踏まえたこれからの課題と取組施策について
・中学生へのメッセージ
・「ミッション」の提示 (メンターからミッションを提示)
グループワーク(40分)
テーマ:ミッションについてグループメンバーで意見交換
メンターと参加できる先生方で意見交換
(以降、毎回授業終了後に30分程度意見交換の場を設ける)
*ミッションの設定にあたっての考え方
①企業・行政・団体にとって普段課題となっている物事をテーマに
②中学生にとっても身近なテーマで自分たちの生活などでも置き換えられるものに
③ミッションを考える過程で社会の流れや課題などが見えてくるものに
④子供たちの創造性やオリジナリティが発揮できるものに(答えが一つではない)
5名のメンターの方々の紹介
第1回メンター指導がはじまる
3.グループ討議(解決策を話し合う)と、中間発表
6月20日(金)(2時限) 探究の計画
7月 4日(金)(2時限) 第2回メンター指導
・計画に基づいて、自主的に学習する
・メンターから具体的なコメントやアドバイスをいただく
7月11日(金)(2時限) 情報収集
7月18日(金)(2時限) 中間発表 (第3回メンター指導)
7月25日(金)(2時限) 情報収集・整理分析・校外活動計画
4.相互に話し合い、解決策を深める。最終発表。
夏休み ・自主的に学習する。(情報収集、勉強)
・校外学習として、2年生での職場訪問先やよのなか先生(社会人講話)
でお世話になった方々へのインタビュー活動等で、さらなる情報収集を行う
・(現場訪問や見学、フィールドワークを推奨する)
9月 5日(金)(2時限) 整理分析、まとめ、表現
9月12日(金)(2時限) 第4回メンター指導
9月26日(金)(2時限) 発表準備、練習
10月 3日(金)(1時限) ふりかえり
10月10日(金)(2時限) あさひタイム学年発表 (第5回メンター指導)
10月17日(金)(2時限) 旭祭リハーサル
10月24日(金) 午前 「旭祭」総合発表 (第6回メンター指導)
(トータルコーディネーター 水永)
延岡高校MS科2年生 「STI課題研究」 メンター指導がスタート
6月3日(火)に、延岡高校MS科(メディカルサイエンス)2年生(2クラス、81人)の 「STI課題研究」(Science,Technology and Innovation)のメンター指導がスタートしました。
1年次の「プレ課題研究」で各自で決定した研究テーマ(自然科学)について課題研究を行います。生徒81人が、20の班に分かれて(1班は3~5人)、「物理」7班、「化学」6班、「生物」4班、「数学」3班に編成されました。
社会人メンター4名の方々には、分担を決めて指導にあたっていただきました。
メンターは下記の方々です
1)柳 雅樹さん (旭化成株式会社 延岡動力部)
2)原田 一太郎さん (旭化成株式会社 機能性材料・膜システム技術開発部)
3)下田 晃平さん (吉玉精鍍株式会社 技術部 開発技術課)
4)原口 雄次さん (清本鉄工株式会社 フォレストエナジー事業部)
*上記1)~3)の方々には、昨年に引き続きご指導いただくことになります
年間の活動計画は次の通りです
4月22日(火) オリエンテーション
講義①「研究の方法・すすめ方」大倉正道(九州医療科学大学教授)
5月13日(火)
5月20日(火)
6月 3日(火) 第1回(生徒・メンター・先生方との顔合わせ)
6月10日(火)
6月24日(火) 講義②「研究結果の分析方法・まとめ方」大倉正道(九州医療科学大学教授)
7月 8日(火)
7月14日(月) (3年生成果発表会 見学)
7月15日(火) 第2回メンター指導 (発表・検討会)
9月 2日(火)
9月 9日(火)
9月16日(火)
9月30日(火) 中間発表 第3回メンター指導
10月14日(火)
10月21日(火)
10月28日(火)
11月 4日(火)
11月11日(火) 第4回メンター指導 (発表・検討会)
11月18日(火)
12月 2日(火)
12月 9日(火) 講義③「ポスターの作成方法」大倉正道(九州医療科学大学教授)
1月13日(火) 第5回メンター指導 (発表・検討会)
1月20日(火)
1月21日(水) 第6回メンター指導(課題研究発表会・ポスターセッション)
1月27日(火) 論文作成
2月10日(火) 論文作成・課題研究のまとめ
2月24日(火) 論文作成
3月13日(金) 県北地区課題研究発表会
3月17日(火) 論文作成、まとめ
先生方との協議や意見交換と、メンターの選定・依頼を、コーディネーターとして担わせていただきました。
SSH指定のⅠ期5年間が経過し、新たにⅡ期に入った延岡高校
(トータルコーディネーター 水永)
〒880-0835
宮崎県宮崎市阿波岐原町前浜 4276 番地 729
(宮崎県教育研修センター みやざき学びサポートプラザ内)
電話番号:0985-24-3156
FAX番号:0985-24-3578
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