日誌
活動報告
日之影中学校1年生で探究学習と対話授業
日之影中学校1年生(24名)は、この1年間、「総合的な学習の時間」に、校内ハローワークや高校生との協働によるGIAHS(世界農業遺産)アカデミーへの参加、GIAHSの視点を加味した「ふるさと探訪」などに取組んできました。
2月9日(火)には、伊東校長先生による「Society5.0で活躍するために」と題した講義のあとに、トータルコーディネーターの水永との対話授業が行われました。
・社会人として一番求められることは何ですか。
・新しいことに挑戦して失敗したらどう乗り越えてきたのですか
・旭化成ではSDGsを実践しているのですか
質問の前に、先ず自分の意見をはっきり述べてから質問をする姿に、大変感銘を受けました。短時間ではありましたが、大変有意義な対話になりました。日頃からの先生方のご指導の力を感じました。
日之影中学校では昨年末に生徒全員に一人一台のタブレットが配布されています。そして1年生も、ネットを積極的に活用して、次々に探究テーマを提案し始めています。
朝の会では、順番にテーマを決めて、調べてきたことを発表していて、この日は、「お正月について」というテーマで、日本のお正月行事の内容や歴史やおせち料理の由来など、ネットを使って調べたり家族や地域の人に聞いたりした発表がありました。一旦調べて終わりではなく、「なぜ日本は正月行事が多いのだろう」という疑問点も提示され、次への探究のつながりもできていました。

(文責:水永)
2月9日(火)には、伊東校長先生による「Society5.0で活躍するために」と題した講義のあとに、トータルコーディネーターの水永との対話授業が行われました。
・社会人として一番求められることは何ですか。
・新しいことに挑戦して失敗したらどう乗り越えてきたのですか
・旭化成ではSDGsを実践しているのですか
質問の前に、先ず自分の意見をはっきり述べてから質問をする姿に、大変感銘を受けました。短時間ではありましたが、大変有意義な対話になりました。日頃からの先生方のご指導の力を感じました。
日之影中学校では昨年末に生徒全員に一人一台のタブレットが配布されています。そして1年生も、ネットを積極的に活用して、次々に探究テーマを提案し始めています。
朝の会では、順番にテーマを決めて、調べてきたことを発表していて、この日は、「お正月について」というテーマで、日本のお正月行事の内容や歴史やおせち料理の由来など、ネットを使って調べたり家族や地域の人に聞いたりした発表がありました。一旦調べて終わりではなく、「なぜ日本は正月行事が多いのだろう」という疑問点も提示され、次への探究のつながりもできていました。
(文責:水永)
南郷中学校の立志式で講演を行いました
日南市立南郷中学校の立志式にて、コーディネーターの羽田野が講演をさせていただきました。
テーマは「正解のない社会の歩き方」
構成としては大きく以下の3つ
①世界はたくさんの仕事でできている
②未来は誰にも予測できない
③そんな社会で迷子にならないために
南郷中の2年生とは日南PRツール制作プロジェクトを約半年一緒にやってきていたので、その活動で起きたことや感想に書かれていたことを拾いながら具体的に話をすることができました。
(文責:羽田野)
延岡高校SSH 普通科・MS科1年生 発表会
延岡高校SSH(Super Science Highschool)は昨年4月にスタートした後、コロナ禍の様々な困難に直面しました。しかし、教職員の方々をはじめとして学校全体で、感染防止に最大限の配慮を行いながら、探究学習に取り組んできました。そして、この1年間の学びが、次の通り発表されました。
1.2月5日(金) MS科1年生(80名) 「課題解決型学習」ポスター発表会
昨年9月から、地元企業のメンターの方々(5名)のアドバイス指導を得ながら、次のような自然科学のテーマを設定して、学びを深めてきました。トータルコーディネーターの水永も、メンターの方々と一緒に関わってきました。
・延岡の川水を使って美味しい飲み水を作る
・じゃがいも電池、フルーツ電池を用いたLEDライトの作成
・人工臓器用高強度ハイドロゲルの開発
・バークペレットの発熱量向上
・新型コロナウイルス感染症の流行を数理モデルにより解析し対策を提案する
2.2月8日(月)普通科・MS科1年生(242名)「プレ課題研究」プレゼンテーション
(文責:水永)
1.2月5日(金) MS科1年生(80名) 「課題解決型学習」ポスター発表会
昨年9月から、地元企業のメンターの方々(5名)のアドバイス指導を得ながら、次のような自然科学のテーマを設定して、学びを深めてきました。トータルコーディネーターの水永も、メンターの方々と一緒に関わってきました。
・延岡の川水を使って美味しい飲み水を作る
・じゃがいも電池、フルーツ電池を用いたLEDライトの作成
・人工臓器用高強度ハイドロゲルの開発
・バークペレットの発熱量向上
・新型コロナウイルス感染症の流行を数理モデルにより解析し対策を提案する
2.2月8日(月)普通科・MS科1年生(242名)「プレ課題研究」プレゼンテーション
昨年4月から、ミニ課題研究、アイデア捻出トレーニング、研究テーマの計画立案に取
組んできました。3~5人の班毎に、研究テーマを決定しプレゼンテーションが行われました。このテーマについては2年次に課題研究として取組む予定です。
東郷中学校の立志式にて、よのなか先生が講演を行いました
日南市立東郷中学校の立志式にて、日南市のよのなか先生として登録していただいている岸大吾さんが講演を行いました。
岸さんは自然保護のためサンゴの養殖を目指すGreen Fingersという団体を立ち上げて活動されています。コーディネーターの羽田野が相談を受け、コーディネートを行いました。

「全員に火種を」を主目的に置いたという岸さん。
「失敗した自分を卑下するのではなく、挑戦した自分を褒めることに徹する方がいいのはなぜか。」
「自分を抱きしめてあげるとはどういうことなのか。」
「得た利益を人に分け与えることができない人間がどれほど自由奔放に生きて、どういう仕打ちを受けるのか。」
といったことを事例も交えながら投げかけていました。
(文責:羽田野)
岸さんは自然保護のためサンゴの養殖を目指すGreen Fingersという団体を立ち上げて活動されています。コーディネーターの羽田野が相談を受け、コーディネートを行いました。
「全員に火種を」を主目的に置いたという岸さん。
「失敗した自分を卑下するのではなく、挑戦した自分を褒めることに徹する方がいいのはなぜか。」
「自分を抱きしめてあげるとはどういうことなのか。」
「得た利益を人に分け与えることができない人間がどれほど自由奔放に生きて、どういう仕打ちを受けるのか。」
といったことを事例も交えながら投げかけていました。
(文責:羽田野)
延岡高校で「地域研究」発表会
2月1日(月)に、延岡高校普通科2年生(164人)による「山桜プロジェクト(地域研究)」の発表会が実施されました。
昨年5月からスタートした「探究学習」は、延岡市の長期総合計画をもとに地域の課題解決への提言を行うことを目標に、5つの研究課題に分かれて探究を深めてきました。
1.食・農 2.教育 3.医療・福祉 4.産業・工業 5.観光
延岡市役所の若手職員の方々(7名)がメンターとして、毎月1回学校に出向いてもらい、指導と助言をしていただきました。延岡市商工観光部(工業振興課)とトータルコーディネーターの水永が、メンターと先生方との橋渡し役となって、学びの深化を図ってきました。
校内発表会で選ばれた7チームが、読谷山洋司延岡市長に対して提言発表を行いました。
1.(教育) 「学力(特に英語)が上がることによって人口も増えるのではないか」
2.(観光) 「仕事ができて、親子で楽しめる場所」
3.(駅まち) 「Creation Nobeoka 私たちで創る延岡の未来」
4.(食農) 「企業を通じての延岡発展について」
5.(医療福祉) 「すべての人が幸せな老後を過ごすために」
6.(産業工業) 「延岡の学生に仕事を知ってもらおう!」
7.(産業工業) 「延岡に活気を! 商店街プロジェクト!」
読谷山市長からは、「いずれも的を得ていて延岡を良くしていける提案をいただいた。実際の市政に参考にしていきたい。」との講評がありました。
(文責:水永)
宮崎市立赤江中学校1年生に「キャリア教育講演会」を実施
1月28日(木)に、赤江中学校1年生(5クラス、157名)で、「キャリア教育講演会」が実施され、トータルコーディネーターの水永が、「君たちはどう生きるか 君たちの未来は可能性に満ちている」と題して講話を行いました。

赤江中学校1年生では、「総合的な学習の時間」に、1学期は「防災教育」に取組み、2学期には「赤江の地域について知ろう」と学びを深めてきました。今回の講演会は、3学期に取組む「キャリア教育、職業調べ学習」の最初に実施されたものです。
講話では、「やりがいのある仕事が見つけられない」と苦悩している若者が多い現実を知ってもらい、中学生の今「自分にとって幸せとは何だろう」と考え抜いてみることが大事だという話をしました。
講話の後には、たくさんの質問が出され、真剣に話を聞いて、自分事として考えてくれていることがわかって、とても感動しました。
(文責:水永)
宮崎東高校 定時制夜間部 「総合探究成果発表会」
1月26日(火)に、宮崎東高校定時制夜間部(24人)では「総合探究成果発表会」がオンライン(リモート)で実施されました。
宮崎東高校では、「哲学対話」を提唱されている東京大学の梶谷真治教授のオンラインでのご指導を得ながら、哲学対話をもとにして探究学習を深めてきました。
第一回 9月 8日 哲学対話で使用するコミュニティボールを作成
第二回 10月 6日 哲学対話について説明。練習を行う
第三回 10月20日 哲学対話 「いま何かはまっていることについて」
第四回 10月27日 哲学対話 「バイト、仕事、働くことについて問いを出す」
以上の梶谷先生の指導を受けた後、テーマをしぼり、グループで意見交換し合いながら探究活動に取組みました。トータルコーディネーターの水永も、対話への参加と、発表会の審査を依頼され、第三回からオンラインで参加しました。
発表会では、予選を経て選ばれた9名から発表がありました。
「人として成長するには」「努力とは?」「私の3年間」「昔の相撲」・・・といった多彩なテーマでの発表が行われました。問いの立て方が、一人一人それぞれによく考え抜かれており「自分で考える」ということが哲学対話の経験を通して自分のものになっているのだと感じられました。
梶谷先生からは「探究学習がここまですすんできたのは、先生方のご努力の成果だと感銘を受けました。哲学対話もこれからさらに積み重ねていくことが大事です。」と講評がありました。
発表会には、県内だけではなく青森県、愛知県、東京都など全国各地からオンラインで観覧参加された方々がおられ、多くの所感が寄せられていました。

(文責:水永)
延岡市立旭中学校1年生に「よのなか教室」を開催
1月22日(金)に旭中学校1年生(2クラス、67名)では、2学期から進路学習として「働くということ」について考え、学びを深めてきました。1年生を終了するにあたり、「働く」大人の姿に触れ、生の話を聞く機会を設け、2年生へとつなげていくことになりました。
1年生は、1学期には地域の第一次産業の方々からのビデオメッセージを視聴し、その後4ケ月間にわたって調べ学習や社会人講話を聞き、9月に地域の農漁業の魅力を発表しています。
この日は、「よのなか先生」として次の4名の方々にお話しをいただきました。
1.加行諒平さん (株式会社加行建設 代表取締役)
2.川西宏和さん (延岡市 農業畜産課 主事)
3.清永太一さん (株式会社キヨナガ 専務取締役)
4.酒井康行さん (延岡市キャリア教育支援センター コーディネーター)
トータルコーディネーターの水永の方で、サポートさせていただきました。
コロナ禍の厳しい状況下でしたが、密を避け換気を徹底する等の教室における対策とともに、講師の方々にも2週間前から毎日体温測定をして体調管理に留意いただくなど、最大限の感染防止の配慮を行うことで実施にこぎつけることができました。
岡富中学校ひなた場実施への事前説明会
延岡市立岡富中学校にて、「ひなた場」実施に向けた事前説明会を実施しました。岡富中学校さんから、「ひなた場を実施したいので、協力して欲しい」とお声かけをいただきまして、水永トータルコーディネーターが説明会を企画しました。
延岡市内からひなた場にご協力いただける大人の方々に集まっていただき、事前説明を行いました。ひなた場について、教育支援センターの渡木より概要説明を40分程度行いました。

ひなた場の概要について説明した後、稲田コーディネーターより対話を行う上での4大原則「聴く」「尊重する」「保留する」「声に出す」について説明し、ひなた場のプログラムである「人生紙芝居」と「人生グラフ」について説明と質疑応答を行いました。

翌年1月28日(木)に「ひなた場」を実施します。当日も事前に集まっていただき、最終打合せを行い、実施に向けて準備を行なっていきます。当日がとても楽しみです。
キャリア教育支援センターでは、ひなた場を実施したい学校の支援も行っております。気軽にキャリア教育等について相談を行っていただければ幸いです。
(文責:稲田)
ひなた場とは、対話型キャリア教育プログラムです。
「対話で大人と子どもがつながるあたたかな場」
<目的>
1 日常生活を立ち止まり、自分自身と向き合い、これからどうなりたいかを考える
2 自分の憧れのロールモデル(理想にしたい大人の姿)を見つける
3 気軽に相談できる地域の先輩との関係を作る
延岡市内からひなた場にご協力いただける大人の方々に集まっていただき、事前説明を行いました。ひなた場について、教育支援センターの渡木より概要説明を40分程度行いました。
ひなた場の概要について説明した後、稲田コーディネーターより対話を行う上での4大原則「聴く」「尊重する」「保留する」「声に出す」について説明し、ひなた場のプログラムである「人生紙芝居」と「人生グラフ」について説明と質疑応答を行いました。
翌年1月28日(木)に「ひなた場」を実施します。当日も事前に集まっていただき、最終打合せを行い、実施に向けて準備を行なっていきます。当日がとても楽しみです。
キャリア教育支援センターでは、ひなた場を実施したい学校の支援も行っております。気軽にキャリア教育等について相談を行っていただければ幸いです。
(文責:稲田)
飫肥中学校にてキャリア教育ワークショップを実施しました。
日南市立飫肥中学校にて、キャリア教育ワークショップが行われ、コーディネーターの羽田野が日南市のよのなか先生として登録されている5名の方をゲストティーチャーとしてコーディネートしました。
ゲストティーチャーとして来てくださったのは、こちらの5名。
ゲストティーチャーとして来てくださったのは、こちらの5名。
牛衛 裕次さん(養護老人ホーム 清風園 主任生活相談員)
佐藤 泰信さん(日南・飫肥カトリック幼稚園 園長)
水尾 梨沙子さん(美容サロンLanikai オーナー)
小玉 幸太郎さん (スパイスカフェヒトツブ 代表)
片岡 裕子さん(Local Local株式会社/日南酒造会館)
まず初めに、代表生徒3名がこれまでに考えてきた「ハタラクとは?」の作文を発表。
その後、5人の社会人それぞれに分かれ、25分×2ターンで、話を聞いたり、質疑応答を行ったりしました。

最後は全体に向けてゲストティーチャーそれぞれからのメッセージ。
「まずは目の前にあることに一生懸命になってほしい。そこからやりたいことも見えてくるはず」
「人生のゴールは死ぬときに笑顔で終えられること。やりたいことをやってもいいし、やらなくてもいい。こうしなければならない、に縛られないで欲しい」
「難しく考えすぎず、まずは楽しんで」
と、それぞれの人生経験に基づいた温かい言葉が贈られました。
(文責:羽田野)
まず初めに、代表生徒3名がこれまでに考えてきた「ハタラクとは?」の作文を発表。
その後、5人の社会人それぞれに分かれ、25分×2ターンで、話を聞いたり、質疑応答を行ったりしました。
最後は全体に向けてゲストティーチャーそれぞれからのメッセージ。
「まずは目の前にあることに一生懸命になってほしい。そこからやりたいことも見えてくるはず」
「人生のゴールは死ぬときに笑顔で終えられること。やりたいことをやってもいいし、やらなくてもいい。こうしなければならない、に縛られないで欲しい」
「難しく考えすぎず、まずは楽しんで」
と、それぞれの人生経験に基づいた温かい言葉が贈られました。
(文責:羽田野)
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宮崎県キャリア教育支援センター
〒880-0835
宮崎県宮崎市阿波岐原町前浜 4276 番地 729
(宮崎県教育研修センター みやざき学びサポートプラザ内)
電話番号:0985-24-3156
FAX番号:0985-24-3578
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