日誌

活動報告

大宮中学校中学2年生を対象にこれからのキャリア形成について講話

6月10日(木)、宮崎市立大宮中学校の2年生の189名対象に「これからの社会変化や将来のキャリア形成」について、講話を実施しました。
大きく分けて3つのことをお話しました。
・世界と日本の現状
・Society5.0の中で仕事をする
・これからのキャリア形成
代表生徒から「自分の将来について最近モヤモヤしていたけど、今日の話を聞いて考えが変わって、スッキリしました。ありがとうございました。」と言葉をいただきました。
(文責:稲田)

商品開発の視点から学ぶ探究学習の支援。ゲスト:菓te-ri代表 椎葉昌史 氏

6月4日(金)に、延岡商業高校ギブハピネス研究の授業で外部講師として菓te-ri代表 椎葉昌史 氏を招聘して商品開発について授業を行ってもらった。椎葉氏より「地域課題を解決するビジネスモデル構築」や「商品開発の過程」について講話をいただいた。生徒15名は、地域にある資源の活用や実践事例を学んだ。
(文責:稲田)

延岡市立旭中学校3年生「課題探究学習」のメンターによる指導

6月4日(金)に、旭中学校3年生の「課題探究学習」のメンターによる指導がスタートしました。

旭中学校(2クラス、75人)では、4月から半年間をかけて、「10年後の世の中と私 ―SDGsを通して考える」というテーマで課題探究学習に、社会人メンターの方々にアドバイス・指導をいただきながら取り組んでいます。メンター就任の依頼などをトータルコーディネーターの水永が担当しました。


メンターに就いていただいたのは次の方々です。(6つのグループ毎にお一人です)

①「商業施設・交通機関」 山田翔夢さん(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 エンクロス)

②「医療福祉」 小原大輔さん(延岡市 健康長寿のまちづくり課健康長寿推進係)

③「農業・水産業・工業」  川西宏和さん(延岡市 農業畜産課 農産園芸係)

④「観光」 荒木俊輔さん(一般社団法人延岡観光協会 事務局)

⑤「食」 野上了輝さん(延岡市 観光戦略課 物産振興係)

生徒たちは、5~6人で1チームを編成して、上記の6つの各グループ毎に2チームが同じテーマに取組みます。そして、それぞれ主体的な取組みと、多様な展開になることをめざしています。

各グループ毎の課題テーマは「ミッション」として、メンターに提示いただきました。

メンターの方々には、10月の最終発表まで4回(各回2時間)指導していただく予定です。

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日南市立油津中学校1~3年生 「総合」のスタート講話

6月4日(金)に、油津中学校 1~3年生 (159人)の「総合的な学習の時間」のキックオフにあたって、コーディネーターの水永が、「君たちはどう生きるか」と題して講話を行いました。


 ・自分にとって幸せとは何だろう? 

宮崎の若者たちが「やりがいのある仕事が見つけられない」と苦悩していること

社会(将来)を考えさせきれていない学校と家庭の教育について

 ・君たちが漕ぎ出す社会は、可能性に満ちている

 ・多様な「働くすがた」がある

 ・自分にとって幸せとは何か? を考えることが大事

という話をしました。


 今年度の「総合的な学習の時間」では、

1年生は「日南ふるさと学」に

2,3年生は「探究活動」に取組む予定です。

全学年で、11月26日に「キャリア教育発表会」を行い、半年間の学びの成果を発表することになっています。
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(文責:水永)

宮崎市立田野中学校でキャリアに関する講話を行いました

「あなたは山登り型?それとも川下り型?自分らしいキャリアプランニングについて考えてみよう」
というタイトルでお話しさせていただきました。
質問は
●どうやって進路を決めるといいですか?
●自分の長所や得意なことについて、どうやったらわかりますか?
という内容がでました。

ひとつ目については、答えはいくつもあるということやもう決めたお友達にどうやって決めたか聞いてみよう、という話をしました。
二つ目については、個人的な意見になるけどと前置きしたうえで、とにかく色んな人と接すること。そして、そのとき持った感情に正直になること。
とお話しさせていただきました。

少しでも今後のヒントになっていたら嬉しいです。

(文責:福島)

高校進路指導主事向け研修会にて講師を務めました

宮崎県の高校進路指導担当主幹教諭・進路指導主事会の研修にて、コーディネーターの羽田野がお話をさせていただきました。

いただいたお題は「面接(就活も受験も)のオンライン化にどう対応するか」
オンライン面接も多数経験されている、とある企業人事の方をゲストに、前半はお話いただき、後半は私や参加者からの質問をしつつ、私も経験や考えをお伝えしつつ、という形で進めました。

主題はオンライン面接でしたが、採用側は受験者の本質(その人らしさ)を見たいということで、小手先の対策だけではなく、キャリア教育や探究の意義についても話が及びました。
採用をする企業側の意見を聞く機会はなかなかないので、非常に有意義な場になりました。
(文責:羽田野)

延岡高校SSH MS科1年生で「連続講話」

延岡高校メディカル・サイエンス科1年生(2クラス、79人)では、令和3年度1年間を通して、「SDGsフィールドワーク」という探究学習に取組みます。その導入として、3つの「連続 講話」が行われました。


1. 5月10日(月)には、「探究するということ」というテーマで、県キャリア教育支援センタ

ーの水永正憲が講話をしました。

旭化成の変革と成長への挑戦、変化の本質は何か?と問う、探究とは何か・何故いま求められているのか、皆さんへのメッセージ・・・について語りました。

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2. 5月17日(月)には、「研究開発の現場から」と題して、旭化成メディカルMT株式会社 
バイオプロセス技術開発部の高園康隼さんに講話をしていただきました。

オンラインでの開催でしたが、大型ディスプレーに講師の姿も映し出され、臨場感あふ

れる取組みになりました。


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3. 5月24日(月)には、「サスティナビリティと企業」と題して、旭化成株式会社 サスティ

ナビリティ推進部長の徳永達彦さんに講話をしていただきました。

東京からのオンライン開催でしたが、講話後には生徒からたくさんの質問が出され、活発な意見交換が行われました。


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西都市立穂北中学校でよのなか教室を実施しました

隣町の児湯郡新富町より、一般財団法人こゆ地域づくり推進機構の中山隆さんと、新富町地域おこし協力隊の竹内庸公さんにお越しいただき、インタビュー形式で西都市立穂北中学校の3年生がお話を聞く場をコーディネートさせていただきました。

お二人のこれまでのキャリアや、住んできた場所からみる、「宮崎ではたらく、暮らす」についてのお話は、生徒達が日頃当たり前だと思っていたことの価値を改めて見つめ直すきっかけとなったようです。

また、
●チャレンジするからこそ失敗もあるよ
●大人が失敗している姿に子どもが触れられると、子どもも失敗しやすい
といったお話も出ました。

その流れから、失敗を賞賛するチームビルディングのワークも実施し、子どもたちの笑顔あふれる時間となりました。



文責:福島

日南市立東郷中学校にて講話を行いました

日南市立東郷中学校の2年生向けにコーディネーターの羽田野が講話を行いました。
テーマは「働くって何だろう?」
7月に予定されている職場体験に向けて、将来のことや働くについて考えて欲しいとのご要望を受けて、
私のこれまでのキャリアのこと、大事にしてきたこと、これからの社会の変化などをお話しました。

 
感想を読むと
・お金を稼ぐために働くのだと思っていたけど、違う考え方があるのだと驚いた
・自分のことを考える良い機会になった
・たくさん失敗したと聞いて、自分が失敗しても前を向いて頑張ろうと思った
・人生に色んな生き方があるんだなと選択肢が増えたように思った
・色々なことに挑戦したいと思った
などなど色々な気付きを書いてくれていました。

また、私自身は話すときに「私はこういう性格でこういうことを大事にしているからこう選んだ」みたいに、「私のケースでは」を強調するようにしています。
そのせいか、「自分も同じタイプで共感した」という感想もあれば、「私は違ってこうなのでこうしたい」といった感想もあって、各々の自己理解にも繋がっていたようでした。
(文責:羽田野)

国光原中学校1-2年生を対象にした講和をハイブリッドで行いました

※消毒、マスクの徹底、距離をあけて座る、オンラインを活用するなど、新型コロナウィルス感染予防対策の下、開催されました。

本日、児湯郡にある川南町立国光原(こっこうばる)中学校にて
中学1年生、2年生を対象とする総合的な学習の時間を使って、キャリア教育に関するオリエンテーションを実施し、福島がコーディネートしました。



ご登壇いただいたのは、2名の社会人と0歳の赤ちゃん。
国光原中学校と、宮崎市内の登壇者の自宅をオンラインでつないでのハイブリッドで開催。

1組目は、宮崎市よりオンラインで登壇してくださった 今村 絵梨(いまむら えり)さんと、三番目のお子さんである0歳の文太(ぶんた)さん。
元中学校教師で、3人のお子さんのお母さんでもある今村さん。
オンラインで、赤ちゃんとの登壇を実現してくれました。




育児休暇明けに学校へ職場復帰した際、生徒たちの失敗をこわがる姿に気づいた今村さん。赤ちゃんの時は、自分の「〜〜したい!」にまっすぐ行動できるのに・・・と胸が痛んだそうです。

●失敗は、いつかできるようになるためのプロセスであること
●そのままの自分で素晴らしいこと(もっと自信を持って大丈夫)
というエールを生徒たちに送ってくれました。
 

2組目は、同中学校卒業生である 下地 泰信(しもじ やすのぶ)さん。
川南町で堆肥事業を行う有限会社タヂカラを、先代より正式に事業継承し、代表に就任された26歳の若手堆肥農家です。




堆肥を極めるためにも、農業を知る必要性があると実感し、両方を学べるキャリアを選択され、行動を起こした下地さん。

また、
●勉強だけではなく、楽しみも大事であること
●成長のためには、自分の足りないところ、苦手な部分もありのまま認めること
の大切さをお話ししてくれました。

今後の展望は?という質問には
「堆肥って臭いと思っていますよね?でも僕は、良い堆肥を作ることができれば解消できると思っています。川南町の堆肥は臭くない、を押し出せるようにして町のイメージアップにも貢献したいです」と熱く語ってくれた下地さん。
このお話には、会場中が強くうなづき、下地さんの夢を一緒に共有させてもらえた時間となりました。




先生から「実際に宮崎の外に出てみて感じる宮崎のよさや、川南町外に出てわかる川南の良さってどんなものがありますか?」というご質問をいただき、下地さんからは「人と人とのつながりがあること」との回答。

川南に戻ってすぐ大型の設備を使って堆肥づくりに本腰入れて取り組むつもりだったのが、帰ってきてみればそのあたりの設備を全部お父様が売ってしまった後だったそうです。
t(トン)単位の堆肥を人力で空気を含ませながら切り返す作業を続けている中で、機械を貸そうとしてくれるつながりも生まれたことをお話してくれました。

年度初めのオリエンテーション。生徒たちには少しでも生き方の選択肢が無限にあることを感じ取っていただけていたら嬉しいです。

(文責:福島)