2022年5月の記事一覧
余りにも 美しすぎて 懐かしすぎて(3年生)
挙手という行為は、とても、有意味な行為です。
子ども達が疲れているときも、「はい!」と、皆が、しゃきっと手を伸ばして手をあげると、それだけで、ムードが高揚するのです。
私は、よく、こう言って、子ども達を鼓舞していました。
「耳に手を当て、天をつらぬくが如く!」
すると、子ども達は、指の先までまっすぐ伸ばして、しゃきっとした教室、張り詰めた空間ができあがるのです。
・・・・その空気感を、先日は、ある教室で感じました。
先生がおっしゃいました。「天に届くように、手をあげるのよ!」
・・・(^o^)(^o^)(^o^)・・・
あ、懐かしいな、このフレーズ。
20年ほど昔の、私の「学級経営の思い出」が、胸をかすめました。
その証拠写真が、これです。
「はい!」
はい!
はい!
「はい!」と、一斉に唱えて、しゃきっと手をあげると、その瞬間に、学級に「静寂」が訪れるのです。
「しーん と、ぴしゃっ とが 融合 する 瞬間 」
余りにも美しすぎて、懐かしすぎて・・・。
by 校長
学ぶは、真似る(2年生:登場人物は机と椅子)
昨日、給食の放送で。
「6年生はすごいんですよ。教室を離れる時、机と椅子が乱れることがない。」
「ごみも落ちていない。帽子も落ちていない。」
「一度の乱れもない。」
「これぞ、6年だ~あ~あ~!」
と、大コマーシャル。
今日、どうかな?と、教室を覗くと。
2年生が教室を空けていました。
どれどれ・・・。
ふむ。
これが、6年生に習う、ということか。
すばらしい!!2年生、そして、それを教えた、6年生!
【すかっと、美しい、2年生、誰もいない教室】
先輩の良さを、引継ぐ、真似る。
「学ぶは、真似る」ことから始まると、思っています。
2年生に、大きな、花丸です!
by 校長
下級生の手本とは
6年生、絶好調!
朝のボランティア活動。
登校後の6年生、全校児童のために、一気に動き始める。
朝、児童が登校してきます。
それを迎える人影あり。
せーの。
「おはようございます!」
下級生達は、こう思うのです。
「6年生、かっこいいよね。ぼくたちもあんな6年生になろう!」
これが、6年生ボランティア活動の伝統です。
明道っ子は、6年生が引っ張る!
私たち、僕たちに、ついてくるんだよ。みんなの手本でがんばるからね!
さて・・・。
校長が、6年生について、4月当初から気にしていること。
それは、これ ↓ です。
子どもがいない教室が、語りかけてくる。
この子達は、落ち着いてお勉強していますよ。と。
ゴミが落ちていることが「ない」。
ぼうしが、落ちていることが「ない」。
子どもがいない時も、いすが、全て、きちんと、机に入っている。
毎日、毎時間、全く、乱れがない!
6年生、本当に、すごいですよ。
下級生の手本とは、かくあるべし、ですね。
by 校長
明道小【飛梅「的」伝説】
菅原道真さんが、901年、大宰府に左遷されました。
大切にしていた庭の梅の木に
「東風(こち)吹かば匂い起こせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春な忘れそ」
(「東風(春風のこと)が吹いたら、香りをその風に託して大宰府まで送り届けておくれ、梅の花よ。主人である私がいないからと言って、春を忘れないでおくれよ」)
と歌を詠み、梅の木とのお別れを惜しみました。
ところが、梅の木は、主が恋しくて、ある日、一晩で、太宰府天満宮に飛んできたのです。
これが、太宰府天満宮の「飛梅」伝説です。
さて、ここからが、明道小の「飛梅的伝説」です。
正門に、梅の木があります。
かなりの古木です。
実は、この梅の木は、校長が、教頭でこの学校に赴任した11年前に、一度だけ、実をたわわに付けたのです。
あの時は、職員で大騒動になりましたっけ。
だって、この梅の木が実を付けたのは、「初めて」のことでしたから。
それから、10年の年月が流れました。
事務室のマドンナ先生、ずっと、事務室を守ってきました。
昨年度、赴任した校長が、質問をしました。
「マドンナ先生、梅の木はあれ以来、実を付けましたか?」
「いいえ、校長先生、教頭先生が、ここを出られて以来、梅の木は、実を付けたことはありません。」
・・・・そうですか。(もう、寿命なのかな・・・。)
ところが、先日、マドンナ先生、大騒ぎ!
「校長先生!梅の木に実がなっています!」
「えー!!!!!!」
どこどこ。
その枝には、たくさん実っています。
大きな実ですよ。ほら!
いや、すごい!本当だ!!
どこそこに、目立たず、実がたくさん、実っていました。
マドンナ先生:「校長先生、この梅の木、校長先生が帰ってこられるのを待っていたんじゃないでしょうか?」
・・・・そうですね。実に不思議ですが。
太宰府天満宮の飛梅伝説もあることですし。
梅の木が、10年間、校長を待っていてくれた・・・信じられない話ですが、そうとしか思えませんね。
さて、今日の朝。
子ども達へ、コマーシャル。
「あのね、校長先生が教頭先生の時、10年前に実を付けたのですよ。この梅の木。」
「そしてね。校長先生が帰ってきて、今年、あれ以来、10年ぶりに、実を付けてくれたのですよ。
子ども「へー、すごいですね。校長先生。」
すごい、本当だ。校長先生、すごいことですね!
校長先生、梅の実どうするのですか?
ん、梅ジュースにしようかな??
続々と子ども達が気にして集まってきました。
どうしたんですか?校長先生。
あのね・・・梅の実がね・・・。
繰返される説明。
いやあ、不思議な話ですね。
みんなを巻き込んで、展開された、明道小、飛梅的伝説
嘘のような、「本当の」お話。
さだまさしの「飛梅」という曲が大好きな校長は、この明道小【飛梅「的」伝説】を、心から信じたいと思います。
だって、明道小、もってますから!
・・・いつもながら・・・さださんの♪「飛梅」♪「名曲」です。ぜひ、お聞き下さい。
by 校長
校長 「号泣」の理由
おべんきょうがなくて、おべんとうがある日。
子供にとっては、遠足の魅力は、「おべんきょうがなく」て、「おべんとうがあっ」て、「ランドセルではない」日のことなのです。
お弁当!お弁当!
嬉しいね。お弁当!
食べるの勿体無いね。
キティちゃん。嬉しかったね。
いかに、都城市の給食が美味しいとは言え、
この「愛情」という武器には、給食には太刀打ちできません!٩( ᐛ )و
皆さんの愛情のこもつた、お弁当。
黙食でも、みんな大喜びで食べておりました。
うさちゃん!かわいいね!
みなさま、お忙しい時に、お弁当をお作りいただき、
誠に、ありがとうございました。m(._.)m
さて。
実は、校長は、ここで、とんでもないお弁当を見つけて、
「号泣」することになります。
それは、それは・・・。何と、何と。
なんと!
「めいどう 150ねん おめでとう」
のメッセージ。
( ; ; )( ; ; )
ありがとうございました。
明道小、めでたく、150周年を迎えております!
5月12日(金)150周年記念イベント、第2弾、開催です!
PTA会長と、校長の合言葉、「不自由な中でも精一杯の思い出づくり」
٩( ᐛ )و やっど!やっど!
by 校長