食育

今日の献立

2月1日の献立

 

【献立】 むぎごはん・旨煮・切干大根ごま酢和え・牛乳

 

 

【献立一口メモ】宮崎県は「千切大根(切干大根)」の生産量全国一です。全国に出回っている千切大根の90%以上が宮崎で作られています。12月から3月に生産されます。大根は一年中ありますが、おいしい千切大根は乾いた寒風の中で天気が良い日に干さないと出来ません。大根を洗って千切りにする作業は、まだ夜が明けないうちから始まります。寒ければ寒いほどよいのですが作業は大変です。

1月31日の献立


【献立】 もちむぎごはん・ぶりの照り焼き・ごま和え
      さつま汁・牛乳



【献立一口メモ】ぶりは、冬が旬の魚ですが、値段が高くて滅多に出せません。今日は年に1度位しか出せないぶりの照り焼きです。味わって食べましょう。ぶりは成長とともに呼び名の変わる出世魚です。「わかし→いなだ・はまち→わらさ→ぶり」と変わります。出世するということから縁起の良い魚ということで、お祝いの料理によく使われます。

1月28日の献立


【献立】 メンチカツバーガー・クラムチャウダー
      ヨーグルト・牛乳



【献立一口メモ】毎日の給食についている牛乳には、子牛が大きくなるのに必要な栄養素がたっぷり含まれています。成長期の今、カルシウムをコツコツためておかないと、将来、骨がもろくなる骨粗しょう症という病気にかかりやすくなります。カルシウムは、牛乳の他に、小魚や海藻、小松菜などにも含まれているので、日頃の食事で不足しないようにしましょう。また、唇の荒れを防いだりするビタミンB₂ も多く含まれています。

1月27日の献立


【献立】 ジャンバラヤ・白花豆スープ・フルーツヨーグルト
      牛乳



【献立一口メモ】豆は嫌いという人がいますが、大豆には植物性のたんぱく質、カルシウム、鉄、食物繊維等多くの栄養素が含まれており、健康な食生活を送るために重要な食品です。給食では、できるだけ魚、肉、大豆を同じ割合で出していきたいと考えています。値段が安く、噛む力もつく大豆、良さを知って自分の食生活にとり入れましょう。

1月26日の献立


【献立】 チキンピラフ・卵とじ・ポテトサラダ・牛乳



【献立一口メモ】給食を食べる時、皆で協力して食事の準備をし、マナーを考えて食べますが、これは相手を思いやり楽しい食事をすることにつながります。食べ終わった人もまだ食べている人がいることを考えて静かに過ごしましょう。食事マナーは周りの人に嫌な思いをさせないために必要なものです。食べるときの姿勢、箸の持ち方、食べるときは口を閉じて食べるなど、日頃から気を付けて、皆が楽しく食事ができるようにしましょう。大声で話しながら食べるのが楽しいと思っている人もいますが、それは他の人にとっては迷惑かもしれません。

1月25日の献立


【献立】 むぎごはん・チンジャオロースー
      かにとチンゲンサイのスープ・牛乳



【献立一口メモ】今日のチンジャオロースーに入っている牛肉は、宮崎県からいただいた宮崎牛です。宮崎牛が食べられるのも今年限り、今日を含めて後2回です。おいしくいただきましょう。青椒肉絲は、細切りにしたピーマンや肉を炒めて作る中華料理です。中華料理は、漢字を見ればどんな料理か見当が付きます。中国は医食同源の国、野菜をたっぷり使った料理がたくさんあります。

1月24日の献立


【献立】 もちむぎごはん・鮭の塩焼き・三色和え・豆豚汁
      味つけのり・牛乳



【献立一口メモ】1月24日は学校給食記念日です。日本の学校給食は、明治22年山形県鶴岡町の忠愛小学校でお弁当を持ってこられない子どもたちのために出されたのが始まりです。その時の給食は、おにぎり・焼き魚・漬物だったそうです。その後、各地に給食は広まりました。昭和に入って第2次世界大戦という戦争で給食は中断してしまいました。昭和20年、戦争は終わりましたが食糧不足は続いており、子供たちは食べるものがありません。外国からの援助物資で、昭和21年に東京・神奈川・千葉で学校給食が開始されました。これを記念して設けられたのが給食記念日です。普段何気なく食べている給食ですが、食べ物の命、食べ物を作ってくださる生産者や給食センターの方、給食費を出してくださるお家の人等、たくさんの人に支えられて給食が食べられることを忘れないでください。

1月21日の献立


【献立】 ミルクパン・かぶのシチュー・ひじきのサラダ・牛乳



【献立一口メモ】1年生の国語の教科書「大きなかぶ」に出てくる「かぶ」、「かぶ」は別名「すずな」とも言われ、春の七草のひとつです。「かぶ」は寒い時期のほうが甘味もまして美味しいようです。11月から1月が最もたくさん出回り、味も美味しくなります。「かぶ」には「白かぶ」と「赤かぶ」があります。お正月、「かぶ」をおめでたい菊の形に飾り切りし、紅白の酢の物に仕立てたのが「菊花かぶ」です。今日は、白かぶをシチューにしました。

1月20日の献立


【献立】 むぎごはん・魚の生姜みそかけ・即席漬け
      団子汁・牛乳



【献立一口メモ】今日の魚は、宮崎県からいただいた「カンパチ」です。「カンパチ」は、頭の上から見て八の字の線があることから、「間八」と名付けられました。宮崎県は沖合を黒潮が流れ、高温を好むカンパチにとって良い環境にあり、養殖が盛んです。 その品質は市場でも高く評価され、「宮崎カンパチ」として全国に出荷されています。宮崎県水産物ブランド品の第1号に認定されています。

1月19日の献立


【献立】 黒糖パン・肉と野菜のカレー煮込み・大根サラダ・牛乳



【献立一口メモ】野菜は、災害などによって値段が変わりやすく、北海道で起きた災害で、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、とうもろこしの値段が上がることもありました。このように、給食の食材は、日々変化し、予測がつかない中で献立を立てています。また、家ではあまり食べないけど、成長期にはぜひ食べてほしい食材、大豆やレバー、ひじき等も取り入れています。小学校低学年では好き嫌いが多かった人が、中学生になると好き嫌いなく食べられるようになります。食べてみなければ、いつまでも食べられるようにはなりません。嫌いな物をなくして楽しく食べましょう。

1月14日の献立


【献立】 減量コッペパン・スパゲティミートソース
      卵サラダ・牛乳



【献立一口メモ】給食のスパゲティは普通のスパゲティの1/3位の量しかないので、小さめのパンを付けています。肉や魚介がたくさん入ったスパゲティは主食と主菜を一緒にとることができます。野菜が足りないのでサラダと組み合わせました。1食に必要な野菜の量は両手いっぱいです。給食の野菜量を参考にお家でも毎食しっかり野菜を食べましょう。

1月13日の献立


【献立】 むぎごはん・えびのチリソース・にら玉スープ
      くだもの・牛乳



【献立一口メモ】まだ食べられるのに、捨てられてしまう食べ物のことを「食品ロス」といいます。食べ物を捨ててしまうのは、もったいないだけでなく、地球環境にも悪い影響を及ぼします。日本では1年間に612万トンもの食品が捨てられています。「食品ロス」を減らすために私達にできることは、まず、食べ残さないことです。お家では、買い物に行く前に冷蔵庫の中を確認し、必要な分だけ買う習慣をつけるようにしましょう。

1月12日の献立


【献立】 食パン・ポトフ・シーザーサラダ・だいずバター・牛乳



【献立一口メモ】給食時間は小学校50分、中学校40分で準備から後片付けまで協力して行います。準備が遅くなると食べる時間が少なくなってしまいます。給食当番はもちろんですが、他の人にもそれぞれ仕事があります。特にすることがないという人は静かに座って待ちましょう。それだけで落ち着いた環境を作ることが出来ます。

1月11日の献立


【献立】 五目ずし・道産子汁・フルーツ黒豆・牛乳



【献立一口メモ】1月10日は成人の日でした。お祝いの料理といえばお寿司ですね。五目寿司には、たくさんの具が入っていますが、具の量は少ないので、具の多い汁物・道産子汁と組み合わせました。道産子汁は、鮭やじゃがいも、コーン、バターといった北海道特産の材料を使った味噌仕立ての汁物です。フルーツ黒豆は、正月のお節料理に欠かせない黒豆を使ったデザートです。黒豆には、まめに働けますようにという願いが込められています。黒豆は、嫌いな人も多いようですが、たんぱく質 、 カルシウム、 鉄、 食物繊維を多く含んでいるので、皆さんに食べてほしい食品です。

1月7日の献立


【献立】 ミルクパン・たこ焼き風味揚げ・ブロッコリー
      わかめスープ・牛乳



【献立一口メモ】皆さんは「いただきます」「ごちそうさま」の意味を知っていますか。「いただきます」は、私たちが動植物の命を受け継いで生きていくための感謝の言葉です。「ご馳走様」の「馳走」は、もともと「走り回ること」を意味します。昔はお客様の食事を用意するために馬を走らせ、食材を集めました。「馳走」に「御」と「様」をつけて、作ってくださった方への感謝の気持ちを表す言葉になりました。心を込めて「いただきます」「ご馳走様」の挨拶をしましょう。

1月6日の献立


【献立】 三色ごはん・雑煮・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】今日はお正月に欠かせない雑煮のお話です。雑煮に入っている餅は、古くから日本人が、お祝いや「ハレの日」に食べる特別なものでした。雑煮は、年神様に備えた餅や里芋、にんじん、大根などを、その年の最初に井戸や川から汲んだ「若水」を使って、新年最初の火で煮込み、元旦に食べたのが始まりといわれています。雑煮は地方によって入れる材料や味付けが違います。餅の形は丸か四角か、焼くか焼かないか、味はしょうゆか味噌か、変わったところでは、あんこの入った餅を入れるところもあります。

12月24日の献立


【献立】 減量黒糖パン・からあげ・温野菜サラダ
      野菜のクリームスープ・クリスマスケーキ・牛乳



【献立一口メモ】今日が2学期最後の給食です。給食は1食分の食事の見本となるように考えていますが、楽しい時間でもあってほしいと思います。最後の給食では、2種類のケーキから一つを選んでもらいました。しっかり給食を食べた後、デザートとして食べてください。冬休みは、クリスマスやお正月等たくさんの行事があります。食べすぎに注意するとともに、家族のため、自分にできる手伝いは進んで取り組むようにしましょう。

12月23日の献立


【献立】 もち麦ごはん・道産子汁・五目きんぴら・牛乳



【献立一口メモ】今日は、北海道の産物を使った「道産子汁」です。北海道では広大な土地でたくさんの作物が作られ、酪農も盛んです。 「道産子汁」は、じゃがいも、鮭、玉ねぎ、にんじん、とうもろこし等北海道でとれる作物を煮て、みそで味付けし、最後にバターを入れました。

12月22日の献立


【献立】 ウインナードッグ・かぼちゃのシチュー
      くだもの・牛乳



【献立一口メモ】12月22日は冬至です。冬至は1年で最も昼が短く夜が長い日です。冬は植物が枯れ、動物は冬眠してしまうため、昔は、食べ物が手に入りにくかったようです。そこで、野菜の少ない冬でも食べられるかぼちゃを食べ、災いを防ぐ力があると信じられているゆず湯に入って無病息災を願いました。今日 は、「かぼちゃのシチュー」に、宮崎県 からいただいた地鶏 (じとっこ)を入れました。

12月21日の献立


【献立】 むぎごはん・根菜の煮物・切干大根ごま酢和え・牛乳



【献立一口メモ】宮崎県は日本一の切干大根の産地です。全国の90%以上が宮崎で生産されています。毎年12月から2月にかけて、畑に千切りにした大根を干す棚がずらりと並びます。農家では収穫した大根を洗って千切にし、すぐ棚に広げ冷たい風にさらします。真っ白い大根は冷たい風と南国宮崎の強い日差しで、半日から1日で、薄茶色に縮れた千切大根に生まれ変わります。

12月20日の献立


【献立】 もち麦ごはん・麻婆豆腐カレー風味
      パンサンスー・牛乳



【献立一口メモ】好きな物を好きなだけ食べていると体によくありません。食べ物の3つの働きを知り、それらを組み合わせて食べるようにしましょう。黄の食品は、エネルギーのもとになります。赤の食品は、体を作るもとになります。緑の食品は、体の調子を整えます。黄の食品を主食、赤の食品を主菜、緑の食品を副菜でとると、栄養バランスのとれた健康に良い食事になります。今日の主食はもち麦ご飯、主菜は麻婆豆腐カレー風味、副菜はパンサンスーです。お家でも主食、主菜、副菜をそろえて食べるようにしましょう。

12月17日の献立


【献立】 ミルクパン・チリコンカン・卵サラダ・牛乳



【献立一口メモ】チリコンカンは、肉、豆、野菜を、トマトとチリパウダー等のスパイスで煮込んだアメリカの代表的な料理です。豆が嫌いという人がいますが、大豆には植物性のたんぱく質、ビタミン、ミネラルが多く含まれているので、毎日の食事に取り入れるようにしましょう。

12月16日の献立


【献立】 むぎごはん・魚の変わり揚げ・ボイルキャベツ
      さつま汁・牛乳



【献立一口メモ】パン粉を付けて揚げると、パン粉が油を吸って、油を摂り過ぎることになります。変わり揚げは、まず魚に、片栗粉だけを付けて揚げます。それに生姜汁、ウスターソース、砂糖を混ぜたソースをまぶし、乾煎りしたパン粉をかけます。手間はかかりますが、こうすることによって油を摂り過ぎず、おいしく食べることができます。

12月15日の献立


【献立】 米粉パン・ポトフ・ミックスビーンズサラダ・牛乳



【献立一口メモ】ポトフはフランスの家庭料理の一つです。鍋に肉や野菜を入れ香辛料で長時間煮込みます。Potは鍋のこと、feuは火のことで、ポトフは「火にかけた鍋」といった意味があります。

12月14日の献立


【献立】 もち麦ごはん・煮込みおでん・ごまじゃこ和え
      くだもの・牛乳



【献立一口メモ】日本人の食事作法は「箸に始まり箸に終わる。」といわれるほど、箸は重要な食事道具です。たった2本の棒で、食べ物を切ったりつかんだりするため、日本人は手先が器用になったといわれています。箸の使い方が上手にできると食べ物がはさみやすく食べやすくなります。食べ方が遅い人を見ていると箸の使い方がうまくできていないことが多いようです。また、箸の持ち方や使い方が間違っていると周囲に悪い印象を与えます。食べものに箸を突き刺す「刺し箸」、箸をなめる「ねぶりばし」等はマナー違反です。箸が上手に使えるように練習しましょう。

12月13日の献立


【献立】 むぎごはん・すき焼き煮・へべす味噌和え・牛乳



【献立一口メモ】宮崎県は昔から子牛を育て、他の県のブランド地に送り出していました。その子牛を、県内でそのまま育成できる取組を始めたことが、宮崎牛ブランドのスタートです。2007年、5年に一度開かれる「和牛オリンピック」で内閣総理大臣賞を種牛、肉牛の2部門で受賞しました。2010年に口蹄疫が宮崎を襲い、たくさんの牛が処分されましたが、宮崎県は一致団結して、宮崎牛の復活に取り組みました。2012年の「和牛オリンピック」種牛部門で宮崎県が再び内閣総理大臣賞を受賞しました。口蹄疫により立ち行かなくなった宮崎牛を、自らの手で劇的に復活させたのです。

12月10日の献立


【献立】 黒糖パン・かぶのシチュー・海藻サラダ・牛乳



【献立一口メモ】皆さんは、食事の前にしっかり手洗いをしていますか。特にパンの日は、直接手でパンをちぎって食べるので、手に細菌やウィルスが付いているとそのまま口の中に入ってしまいます。手洗い・手指消毒は新型コロナウイルス対策としても効果があります。 食事の前はしっかり手洗いをしましょう。

12月9日の献立


【献立】 もち麦ごはん・鯖ごま味噌煮・即席漬け
      ごった汁・牛乳



【献立一口メモ】まだ食べられるのに捨てられてしまう食べ物のことを「食品ロス」といいます。日本では1年間に612万トンの食品が捨てられています。私たちは多くの食品を輸入しながら、大量に捨てているのです。大切な食べ物を無駄なく使い、食品ロスを減らして環境や家計にもプラスになるようにしましょう。

12月8日の献立


【献立】 ミルクパン・炒り豆腐・カレーマリネ・牛乳



【献立一口メモ】食事マナーを身につける理由は、自分自身が食事をスムーズにすすめるためと、他の人にいやな思いをさせないための両方があります。まず、姿勢を正し食器を持って食べましょう。良い姿勢は、いすにきちんと腰かけて背筋をまっすぐに伸ばした状態です。足が机の外に出ている人はいませんか?姿勢が悪いと、食べこぼした物がランチョンマットやお盆からはみ出し、床に散らかってしまいます。

12月7日の献立


【献立】 鉄人ドライカレー・レタスのスープ・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】鉄分は、体の中で血液の原料となるため、不足すると貧血を起こすことがあります。貧血になると、めまいや立ちくらみ、息切れ等の症状が現れます。特に成長期の皆さんは血液量が増えるため多くの鉄分を必要とします。今日は、鉄分の多い食べ物、レバー、ひじき、大豆、卵、ほうれん草、レーズンをドライカレーに入れました。しっかり食べましょう。

12月6日の献立


【献立】 むぎごはん・めひかりの南蛮漬け・豆豚汁
      ひじきのり・牛乳



【献立一口メモ】「めひかり」の正式な名前は「アオメエソ」といいます。目が大きく青緑色に輝いている特徴から「めひかり」の名が付きました。「めひかり」の骨をとって食べる人がいますが、骨ごと食べられる魚です。しっかり噛んで食べましょう。鉄分が少ないので、ひじきのりを付けました。

12月3日の献立


【献立】 減量コッペパン・だいずバター・たらこスパゲティ
      ほうれん草とコーンの和え物・牛乳



【献立一口メモ】世界中には食べ物がなくて亡くなる人たちがたくさんいます。毎日きちんと食事ができる私たちはとても幸せです。食べ物はたくさんの命です。それを食べるということは、食べ物の命のバトンを受け取ることになります。日本語の「いただきます」や「ごちそうさまでした」という言葉には食べ物や生産者への感謝の気持ちがこめられています。家でも、しっかりあいさつして食べましょう。

12月2日の献立


【献立】 もち麦ごはん・厚揚げの中華煮・中華サラダ・牛乳



【献立一口メモ】厚揚げは、豆腐を揚げて作ります。厚く切った豆腐を揚げたものが厚揚げ、中が豆腐のままなので生揚げともいいます。薄く切った豆腐を揚げたものが薄揚げ、油揚げともいいます。原料は、大豆で、たんぱく質、鉄、カルシウム等成長期に必要な栄養素が多く含まれています。

12月1日の献立


【献立】 黒糖パン・ビーフシチュー・スタミナサラダ・牛乳



【献立一口メモ】今日のビーフシチューは宮崎県からいただいた宮崎牛を使っています。宮崎牛はきびしい条件をクリアした牛だけが名乗ることができるブランドです。値段が高くてとても給食で使える食材ではありませんが、宮崎の子供たちに宮崎の食材の良さを知ってもらおうと準備されたものです。おいしくいただきましょう。

11月30日の献立


【献立】 むぎごはん・魚のへべすみそかけ・ゆかり和え
      けんちん汁・牛乳



【献立一口メモ】箸の持ち方は正しく出来ていますか。箸は、たった2本の棒で、切る、混ぜる、まく、運ぶ、つかむ、まとめる等、食べるための動作ができます。箸使いが上手な人は、食事がスムーズに出来て、見た目もきれいです。お家で練習しましょう。

11月29日の献立


【献立】 高菜ごはん・寄せ鍋・フルーツヨーグルト・牛乳



【献立一口メモ】今日は、熊本県特産の高菜漬けを使った高菜ごはんです。漬物嫌いの人も炒めてごはんに混ぜる事で食べやすくなります。それぞれの地域には、特産品があり、それを使った料理があります。

11月26日の献立


【献立】 メンチカツバーガー・卵スープ・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】お腹が空いたらどうしますか?お店に行けばそのまま食べられるものがたくさん売ってあり、お金さえ出せばすぐ食べられます。昔は、水を汲み、薪を拾って火をおこし、料理をする等、食べるためにたくさんの時間を使いました。だから、食べ物の大切さもよくわかっていましたが、現在では、あまりにも簡単に食べ物が手に入るために、食べ物の大切さに気付かなくなっています。「生きることは食べること!」食の大切さをしっかり考えてみましょう。

11月25日の献立


【献立】 むぎごはん・麻婆豆腐・中華サラダ・牛乳



【献立一口メモ】麻婆豆腐は中華料理ですが、中華料理といっても、中国は広いので、様々な特徴があります。4つの地域の料理が有名ですが、麻婆豆腐は、その中の一つである四川料理です。四川料理は辛みがあるのが特徴です。給食では辛みを少なくしています。 

11月24日の献立


【献立】 ミルクパン・肉と野菜のカレー煮込み
      豆まめサラダ・牛乳



【献立一口メモ】今日は給食の材料が給食センターに届く様子を紹介します。野菜や肉・魚などの食べ物は作ったり獲ったりしている人のところから、市場などを通り、様々な店に並んで、給食センターへとやってきます。そして、給食センターで受け取る時は、表面温度を測ったり、色や臭いに異常はないか、袋は破れていないか等チェックします。それを調理員さんが安全・衛生に気をつけて調理をします。皆さんには見えないところで多くの人が一生懸命良いものを作ろうと努力しているのです。残さず食べるようにしましょう。

11月22日の献立


【献立】 もち麦ごはん・切干大根の炒め煮・ごまじゃこ和え
      しそ味ひじき・牛乳



【献立一口メモ】宮崎県は切干大根の生産量日本一です。畑から抜かれた大根は、洗って機械で千切りにされます。太陽の光を浴び、風を受けて大根は乾燥します。皆さんも、冬場に切干大根を干す風景を見たことがあるのではないでしょうか。切干大根は保存もでき、水に戻せばすぐに使える食材です。

11月19日の献立


【献立】 米粉パン・ポークビーンズ・スタミナサラダ・牛乳



【献立一口メモ】ポークビーンズは、豚肉と豆を煮込んだ料理です。大豆は「畑の肉」と言われるくらい良質のたんぱく質を含みます。日本人は、昔から大豆を豆腐や納豆などに加工し食べていました。最近では、肉を食べる機会が増え、豆料理が嫌いという人もいますが、和食に多い大豆や魚介類をよく食べる地域では、生活習慣病になりにくく健康寿命が長いという調査もあります。

11月18日の献立


【献立】 親子丼・へべす味噌和え・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】今日の親子丼の鶏肉は、宮崎県産の地鶏です。宮崎県から無料でいただきました。地鶏はだしが出て、うまみが強く、親子丼をよりおいしくしてくれます。へべ酢も地域でとれたものです。おいしいものが近くに沢山あります。味わって食べましょう。

11月17日の献立


【献立】 黒糖パン・白身魚の香草パン粉焼き・ブロッコリー
      白花豆スープ・牛乳



【献立一口メモ】香草パン粉焼きは、人気のある料理です。今日は、宮崎県から無料でいただいた高級魚・鯛を使って作りました。魚に塩コショウして、マヨネーズを混ぜ、バジルなどの香草を混ぜたパン粉を付けて焼きます。おいしく食べてください。

11月16日の献立


【献立】 雑穀ごはん・韓国風すき焼き・キムチ和え
      くだもの・牛乳



【献立一口メモ】今日の給食・韓国風すき焼きの牛肉は、宮崎牛です。宮崎牛は、とても高くて給食費では買えません。今日は宮崎県から無料でいただきました。とても柔らかいランプという部位を使っています。ところで、皆さんは箸の持ち方が上手にできますか。箸が上手に使えないと、食べる時にこぼしたり、姿勢が悪くなって見た目もよくありません。しっかり練習して、きれいな食べ方をしましょう。

11月15日の献立


【献立】 むぎごはん・豚肉と厚揚げの味噌煮
      なま節サラダ・牛乳



【献立一口メモ】今日から1週間、給食の食べ残しがどれだけあるか調べます。現在、生活習慣病で亡くなったり、苦しんだりする人が増えています。学校給食は好きなものだけが出るレストランではありません。皆さんが生涯健康でいるために何をどれだけ食べればよいのか知るための見本です。自分が嫌いなものは少なくしたり、好きなものは多くするということでは、自分の適量を知ることができません。できるだけ同じようについで、どれだけ食べなければならないかが分かるようにしましょう。

11月12日の献立


【献立】 セルフサンド・肉団子のスープ・ヨーグルト・牛乳



【献立一口メモ】学校給食費は、ご飯・パン、牛乳、おかずを合わせた1食分が、小学校237円、中学校275円です。ご飯・パンと牛乳で110円~130円かかりますので、おかずにかけられるのは、120円~150円です。この中で、栄養バランス、地域食材、季節と、労力・7人の調理員さんで時間内に作ることができるか等を考えて献立を立てます。

11月11日の献立


【献立】 もち麦ごはん・かぼちゃのそぼろ煮
      ほうれん草の磯和え・牛乳



【献立一口メモ】日本が世界一の長寿国になったのは、バランスの良い食事のお陰だといわれます。昔から使われてきた食材の頭文字をとって『まごわ(は)やさしい』と覚えましょう。「ま」は豆で大豆から出来た豆腐・納豆等、「ご」はごま、「わ」はわかめ等海藻類、「や」は野菜、「さ」は魚、「し」はしいたけ等のきのこ類、「い」はいも類です。この『まごわ(は)やさしい』を食生活に取り入れることで、生活習慣病予防、老化予防、皮膚や粘膜の抵抗力強化、疲労回復、骨を丈夫にする等の効果があるといわれています。

11月10日の献立


【献立】 ミルクパン・卵とじ・じゃがいものバターみそ・牛乳



【献立一口メモ】11月は地産地消推進月間です。地産地消とは地域でとれた食材を地域で消費するという取り組みです。食材を選ぶとき、できるだけ自分の家の近くでとれたものを選ぶようにしましょう。

11月9日の献立


【献立】 中華どんぶり・ぎょうざ・ブロッコリー・牛乳



【献立一口メモ】餃子は主菜ですが肉の量は少ないので、中華丼のような沢山の具材が入った料理と組み合わせると栄養バランスが整います。毎日の食事の積み重ねが皆さんの健康を支えます。給食の献立の組み合わせを参考にしながら、健康によい食生活を心がけましょう。

11月8日の献立


【献立】 むぎごはん・さんまの塩焼き・昆布和え・さつま汁
      納豆・牛乳



【献立一口メモ】今が旬の食べ物を知っていますか。秋刀魚、さつまいも等は今が旬です。旬の食べ物は、1年中で1番出回る時期なので値段が安く、おいしくいただけます。そして何と言っても、季節を感じることができます。旬の食べ物を食べて心豊かに過ごしましょう。

11月5日の献立


【献立】 減量コッペパン・だいずバター・スパゲティナポリタン
      温野菜サラダ・牛乳



【献立一口メモ】学校給食のスパゲティは、外食等で食べる麺の量の1/3くらいしかありません。主食にするには入れる器もクラスに配る食缶も大きさが足りないので、具を多く入れて、小さめのパンと組み合わせて栄養バランスを整えています。家でスパゲティをするときは、スパゲティは主食兼主菜となります。サラダや具だくさんのスープと組み合わせて食べましょう。

11月4日の献立


【献立】 うな丼・みそ汁・三色和え・牛乳



【献立一口メモ】今日は、宮崎県で養殖されたうなぎをもらいました。前回は、1人1切れのうなぎでしたが、今回は「刻みうなぎ」なので、錦糸卵やさやえんどうと混ぜ合わせて、うな丼にしました。宮崎県産のおいしい食材を味わいましょう。

11月2日の献立


【献立】 むぎごはん・鶏肉のバーベキューソース
      ボイルキャベツ・クラムチャウダー・牛乳



【献立一口メモ】鶏肉のバーベキューソースは、生姜醤油に漬け込んだ鶏肉をグリルで焼き、レモン汁やリンゴピューレの入った手作りのたれをかけて作ります。クラムチャウダーは、ハマグリやアサリなどの貝類と、野菜を使った具沢山のスープのことです。クラムチャウダーのクラムは「二枚貝」のことで、チャウダーは「大鍋・煮込み」という意味です。

11月1日の献立


【献立】 菜めし・道産子汁・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】北海道は広大な土地でたくさんの作物が作られ、酪農も盛んです。 『道産子汁』は北海道特産の鮭、じゃがいも、玉ねぎ、とうもろこし、バターを使った汁物です。 出汁は煮干しでとり、みそで味付けし、最後にバターを入れます。汁にバターを少し入れると風味もよく、まろやかになります。

10月29日の献立


【献立】 ミルクパン・ペンネポロネーゼ・フレンチサラダ・牛乳



【献立一口メモ】私たちの周りには沢山の食べ物があふれていて、毎日の食事を当たり前のように食べてきました。でも、私たちの生活から出る二酸化炭素やごみが地球の環境を悪くしています。自分に何ができるか考えてみましょう。食品を無駄なく使い、エネルギーや水を大切にし、ごみもしっかり分別しましょう。

10月27日の献立


【献立】 黒糖パン・たこ焼き風味揚げ・ボイルキャベツ
      野菜のカラフルスープ・牛乳



【献立一口メモ】新型コロナウィルス感染症を予防するためには3密を避けることが大事です。3密とは、密閉、密集、密接の事ですが、食べる行為は、マスクを外すことになるので特に気を付けなければなりません。うつさない、うつらないために、換気をよくする、前を向いて静かに食べる、食べる時以外はマスクをし、密接にならないようにしましょう。

10月26日の献立


【献立】 もちむぎごはん・さんまかぼすレモン煮・昆布和え
      豆豚汁・牛乳



【献立一口メモ】日本では、今、生活習慣が原因で病気になる人が増えています。健康に良い食事は、栄養バランスのとれた食事です。学校給食は、皆さんの体に必要な栄養素の量を計算して作っています。給食の組み合わせを参考にして、米、魚、野菜、豆、海藻、卵、牛乳、肉等様々な食品を摂るようにしましょう。

10月21日の献立


【献立】 もちむぎごはん・じゃがいもとベーコンの煮物
      小松菜の磯和え・牛乳



【献立一口メモ】和食のマナーの基本は「美しく、相手に不快感を与えない。」ということです。姿勢と箸の持ち方に注意して、落ち着いて食べましょう。自分では気にならなくても、一緒に食べている人は案外見ています。箸が上手に使える人は食べるのもスムーズですし、見た目もきれいです。箸の持ち方に自信のない人は、毎日食べる前に、箸を上下に動かす練習をしましょう。

10月20日の献立


【献立】 ミルクパン・スイートポテトシチュー・シーザーサラダ
      牛乳



【献立一口メモ】今日は、毎日給食に付いている牛乳についてのお話です。牛乳の味は、牛の種類、餌の違い、季節等によって変わります。餌を変えたら、今日の給食の牛乳は何か味が違うと言われたそうですが、工場で鉛筆や消しゴム等を作るのとはわけが違い、牛から絞り出されたお乳を殺菌して、パック詰めするのですから、味が変わって当たり前なのです。酪農家の方の努力で、同じ味になっているのです。

10月19日の献立


【献立】 鱧天丼・へべす味噌和え・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】門川は金鱧が有名ですが、高いので年に1回しか出せません。鱧はウナギや穴子と同じ仲間で形も似ています。鱧は2度、旬(たくさんとれる時期)があります。最初は、卵を産む前の6~7月頃です。2度目は、卵を産んだ後、一度やせ、再び旺盛な食欲で太り始める秋(10~11月)です。秋の鱧は、体の表面が金色を帯び、「金鱧」と呼ばれています。今日は鱧天丼にしました。

10月18日の献立


【献立】 むぎごはん・豚肉と厚揚げのみそに
      ごまじゃこ和え・牛乳



【献立一口メモ】和食の配膳の仕方を覚えましょう。ご飯は手前の左側、汁物は手前の右側に置きます。主菜は奥の右側、副菜は奥の左側に置きます。主菜が一尾の焼き魚の場合は、頭が左になるように盛り付けます。

10月15日の献立


【献立】 米粉パン・ポークビーンズ・海藻サラダ・牛乳



【献立一口メモ】皆さんはよく噛んで食べていますか。昔に比べて固いものを食べなくなり、噛む力が弱くなってきています。よく噛むことは、むし歯予防だけではなく、全身の活力になります。大豆や海藻等、噛む力が付く食べ物をしっかり噛んで食べましょう。

10月14日の献立


【献立】 キムチチャーハン・なめこスープ・ヨーグルト・牛乳



【献立一口メモ】学校給食は時間が限られています。その中で大きな役割を果たすのが給食当番です。均等に速くつぎ分けることはもちろんですが、配り方も端から順番に配れば、無駄がありません。適当に置いてしまうと、どこに置いていないか探すのに時間がかかります。給食当番の準備が、10分で終わるのか、20分かかるのかで、食べる時間が変わります。給食着を脱いだり、着たり、並んだりも早くできるといいですね。

10月13日の献立


【献立】 黒糖パン・卵とじ・ミックスビーンズサラダ・牛乳



【献立一口メモ】偏った栄養摂取や不規則な食事等で、食生活が乱れ、多くの病気を引き起こしています。学校における食育は、給食を生きた教材として活用することにより、組み合わせや具体的な量を知ることが出来ます。

10月12日の献立


【献立】 むぎごはん・魚の生姜みそかけ・三色和え
      団子汁・牛乳



【献立一口メモ】魚のしょうがみそかけに使われている魚は宮崎県産「カンパチ」です。宮崎県は、「鯛」や「カンパチ」の養殖が盛んです。高級魚なので給食費では買えません。今回は県から無料でいただきました。「カンパチ」はあじ科ブリ属で、ブリの仲間です。「カンパチ」という名前は口元から目を通って背びれ辺りまで黒っぽい帯状の線があり、前方斜め上から見ると八の字に見えるのが由来とされています。

10月11日の献立


【献立】 もちむぎごはん・とり味噌おでん・和風サラダ・牛乳



【献立一口メモ】宮崎県は食材が豊富で、鶏肉や豚肉、切干大根、里芋等も全国トップの収穫量です。他の地域から来た人はその安さにびっくりするといいます。おいしくて安い食材が手に入る宮崎ならではの料理を楽しみましょう。

10月8日の献立


【献立】 食パン・大豆バター・ポトフ・卵サラダ・牛乳



【献立一口メモ】ポトフとは、肉と、大きく荒く切ったにんじん、玉ねぎ等の野菜類を、じっくり煮込んだ料理のことです。鶏ガラでとったスープでじっくり煮込みました。出汁のもとやコンソメは旨味が強く自然の味と違って、食材の味が分からなくなります。学校給食の出汁は、和風なら煮干し・昆布・かつお節、洋風なら鶏がらスープ・豚骨スープを使っています。

10月7日の献立


【献立】 むぎごはん・旨煮・かみかみ和え・牛乳



【献立一口メモ】生涯健康に過ごすためには、栄養バランスのとれた食事をすることが大切です。栄養バランスのとれた食事とは、主食、主菜、副菜がそろった食事です。菜とはおかずの事で、主になるおかずだから主菜、副になるおかずだから副菜と言います。今日の給食では、主食が麦ごはん、主菜が旨煮、副菜がかみかみ和えです。ご飯とおかずを必ずそろえて食べましょう。

10月6日の献立


【献立】 揚げパン・野菜のクリームスープ
      ひじきのサラダ・牛乳



【献立一口メモ】「揚げパン」はとても人気のある料理です。同量のきな粉と砂糖、少しの量のアーモンド粉を混ぜておき、揚げたパンにまぶします。いつもは各学校に配られるパンを全部給食センターに持ってきてもらい、クラスごとに揚げて、きな粉をまぶし、人数を数えてパン箱に入れていきます。思い出に残る給食として、いつも名前が出てくる「揚げパン」、おいしくいただきましょう。

10月5日の献立


【献立】 しいたけご飯・ぼったり汁・フルーツヨーグルト・牛乳



【献立一口メモ】ぼったり汁は、魚のすり身団子、大根、葱等の入った汁物で、宮崎の郷土料理です。魚すり身を鍋に“ぼたっ、ぼたっ”と落とすことから、こう呼ばれるようになったと言われています。地域の産物を上手に活用した郷土料理を、日頃の食事に取り入れましょう。宮崎県には他にどんな郷土料理があるのでしょう。

10月4日の献立


【献立】 もちむぎごはん・さんまの塩焼き・ゆかり和え
      せんべい汁・牛乳



【献立一口メモ】今日は青森県の郷土料理「せんべい汁」のお話です。青森県の南部地方は、オホーツクから冷たい風が吹き、米作りが難しい地方です。そのため、畑でとれた「あわ」や「ひえ」等の雑穀やそば粉、麦粉を使った料理が多く、せんべい汁もその一つです。せんべい汁は、鶏肉や野菜を入れた汁にせんべいを割って入れる料理です。使っているせんべいは、汁物専用に作られた煮崩れしにくい「かやきせんべい」です。昔は、村の青年たちの集まりや山仕事の時に作って食べた野外料理だったそうです。

10月1日の献立


【献立】 減量コッペパン・きのこスパゲティ
      スタミナサラダ・牛乳



【献立一口メモ】秋の味覚「きのこ」についてのお話です。「きのこ」は低カロリーで満腹感が得られるため、ダイエット食品として知られていますが、良さはそれだけではありません。食物繊維が多く、お腹の健康に役立ちます。また、「カルシウム」の吸収率を上げるビタミンDが多く、骨粗鬆症の予防につながります。「きのこ」が嫌いな人も一口食べることからはじめましょう。

9月30日の献立


【献立】 ドライカレー・わかめスープ・フルーツヨーグルト
      牛乳



【献立一口メモ】今日のスープに入っているわかめは海藻の仲間です。海藻には、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが入っていて美容と健康に欠かせません。しかし、海藻が嫌い、あまり食べないという人も多いようです。もう少し意識して海藻を食べるようにしましょう。

9月29日の献立


【献立】 黒糖パン・魚のエスカベーシュ・卵スープ・牛乳



【献立一口メモ】今日の魚は宮崎県からいただいた「鯛」です。鯛は姿が美しく「めでたい」に通じる縁起の良い魚で、お祝いの席などで食べられる高級な魚です。、値段が高くて給食費では買えません。今回は、コロナウィルスの影響で、高級食材の使用が減っており、宮崎産の食材を活用するために、学校給食への提供が決まりました。おいしくいただきましょう。

9月28日の献立


【献立】 むぎごはん・なすのみそ炒め・切干大根ごま酢和え
      牛乳



【献立一口メモ】今日は食中毒についてのお話です。よく食べ物が悪くなっていないかどうか臭いをかいだり粘りがないかで確かめたりします。これは食べ物が腐っていないかどうかを確かめることはできますが、食中毒菌が付いているかどうかは見分けられません。食中毒を起す菌は、ほとんど外から見ただけでは見分けが付きません。食中毒を予防するためには、菌を付けない、増やさない、やっつけるということが大切です。菌をつけないために手洗いを十分しましょう。増やさないために食品を買った後は出来るだけ早めに使いきりましょう。やっつけるために中までしっかり火を通しましょう。

9月27日の献立


【献立】 もちむぎごはん・麻婆豆腐・もやしのごまじょうゆ
      牛乳



【献立一口メモ】給食は、皆さんの健康を守るために行われています。今の健康はもちろんのこと、将来の健康にも生かすことができるように、主食、主菜、副菜を組み合わせた食事にしています。ただ食べるだけではなく、給食の食材や料理の組み合わせを意識して見るようにしましょう。

9月24日の献立


【献立】 セルフサンド・肉団子のスープ・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】将来健康な食生活を送るために、少しでも自分で調理ができるようになりましょう。今日のセルフサンドは、ゆで卵、ゆでキャベツをマヨネーズで和えただけです。お家の人に教えてもらいながら自分で出来る料理を増やしていきましょう。

9月22日の献立


【献立】 ミルクパン・牛肉とマカロニのトマト煮
      夏野菜サラダ・牛乳



【献立一口メモ】好きな物だけを食べていると、食の体験が少なくなり、味を感じる力が付きません。色々な物を食べる体験をすることが大事です。ピーマンが苦手な人が多いようですが、今日はピーマンを食べやすいように肉やマカロニと一緒に炒め、ケチャップ味にしました。

9月21日の献立


【献立】 門川ずし・豆豚汁・デザート・牛乳



【献立一口メモ】敬老の日は「長年にわたり社会につくしてきたお年寄りを敬い、長寿を祝う日」とされています。記念日や祝祭日には、ヨーロッパや中国から伝わってきたものが数多くありますが、敬老の日は日本が発祥です。1947年に兵庫県の野間谷村が、お年寄りを敬い大切にしようと敬老会を開催したのが始まりだそうです。自分の家の祖父母だけではなく、その地域の全てのお年寄りを敬うというのが素晴らしいですね。今年の敬老の日は、9月20日でした。

9月17日の献立


【献立】 黒糖パン・肉と野菜のカレー煮込み・枝豆サラダ・牛乳



【献立一口メモ】配膳の時間が短いと食べる時間を長くとることができます。午前中の授業が終わってから配膳が終わるまで何分かかっているか時間を計ってみましょう。低学年は15分~20分、高学年や中学校は10分で着替えから配膳までができるように意識してみましょう。

9月16日の献立


【献立】 むぎごはん・鯛の南蛮漬け・みそ汁・ヨーグルト・牛乳



【献立一口メモ】魚には良質のたんぱく質が多く、魚の油には、心筋梗塞や脳梗塞など生活習慣病予防に役立つ成分が含まれています。1週間の食事を振り返ってみて魚を全く食べていないということがないようにしましょう。特に骨ごと食べる小魚は、カルシウムや鉄も含まれているので成長期の皆さんに必要です。みそ汁の出汁をとった後の煮干しは捨てないで、成長期の皆さんが食べるようにしましょう。

9月15日の献立


【献立】 ミルクパン・ビーフシチュー・フレンチサラダ・牛乳



【献立一口メモ】私たちは動物や植物等生き物を食べて生きています。食べないと生きていけないのですが、食べ物を無駄にせず感謝の気持ちをもって食べることが大切です。食べ物で遊んだり、食べ物を残したりすることは命を無駄にすることになります。食べ物がたくさんとれますようにと願って色々な地域で祭りが行われています。食べ物の命を大切にすることが大事ですね。

9月14日の献立


【献立】 冷や汁・五目豆・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】冷や汁は、農山漁村の郷土料理百選に選ばれた宮崎県の郷土料理です。忙しい農家の食事として食欲の落ちる暑い夏、冷たい冷や汁を麦ご飯にかけて食べていました。「冷や汁」は魚を焼いて身をほぐし、みそで味をつけ、いりこでとった濃い出汁で伸ばし、豆腐、きゅうり、しそを入れます。

9月13日の献立


【献立】 もちむぎごはん・豆腐の中華煮・中華サラダ・牛乳



【献立一口メモ】給食の時間は、食について学ぶ学級活動の時間です。配膳はどのようにすれば素早く同じ量につぎ分けられるか、食べる時は食事マナーが身についているか、待っている時は今日の給食の食材や献立の組合せの何が参考になったかなど、給食時間が食について考える時間だということを意識して過ごしましょう。

9月10日の献立


【献立】 米粉パン・ポークビーンズ・海藻サラダ・牛乳



【献立一口メモ】ポークビーンズは、豚肉と豆の煮込み料理です。昔に比べ、豆を食べることが少なくなっています。大豆が嫌いという人もいます。大豆は安くて栄養価に優れた食品です。長寿食の研究で知られる京都大学名誉教授の家森先生は「大豆は世界を救う」という本も出されています。たんぱく質、カルシウム、鉄、ビタミンB1 等、成長期の皆さんに必要な栄養素がたくさん含まれた大豆、もっともっと食べましょう。

9月9日の献立


【献立】 栗ごはん・さんまの塩焼き・ゆかりあえ・豚汁・牛乳



【献立一口メモ】9月9日は重陽の節句です。中国では1、3、5、7、9という奇数は縁起のよい陽の日とされ、3月3日、7月7日など奇数が重なる日を幸多い日とされてきました。中でも一番大きい陽の数である9が重なる9月9日を「重陽」と呼び、「菊の節句」として伝わりました。日本では、この日に栗ご飯を食べるので、「栗の節句」とも呼ばれています。季節を感じながら栗ご飯をいただきましょう。

9月8日の献立


【献立】 減量コッペパン・スパゲティペスカトーレ
      カレーマリネ・牛乳



【献立一口メモ】食品ロスという言葉を知っていますか。まだ食べられるのに捨てられてしまった食品のことです。学校給食では、使うものだけ計算して注文しているので、皆さんが残さなければ、食品ロスはありません。家庭では、買い物に行く前に冷蔵庫の中身を確認して、必要なものだけ買うようにしましょう。また、消費期限と照らし合わせ期限の切れそうな食材から使うことが、食品ロスを減らすことにつながります。世界では9人に1人が飢えに苦しんでいます。そのような中、日本の食品ロスは1年間に600万トン(平成30年度)、1人当たりにすると50kgの食品を捨てていることになります。1人1人が食品ロスを減らす工夫をすることが大事です。

9月7日の献立


【献立】 むぎごはん・かぼちゃの含め煮・ごまじゃこ和え・牛乳



【献立一口メモ】ごまじゃこ和えは、ごまとちりめんじゃこが入った和え物です。ちりめんじゃこは、しらす干しといわれるいわしの赤ちゃんです。ごく小さな魚を平らに広げて干した様子が、細かなしわをもつ絹織り物のちりめんを広げたように見えることからこの名前がついたといわれます。

9月6日の献立


【献立】 雑穀ごはん・八宝菜・豆腐シューマイ
      もやしの梅和え・牛乳



【献立一口メモ】八宝菜は、中華料理の一つで、八つの宝のおかずと書きます。八宝菜の「八」は「8種類」という意味ではなく「多くの」という意味です。いか、えび、卵など体を作る赤の食品と、にんじん、キャベツ、ちんげん菜など体の調子を整える緑の食品が入っており、栄養バランスのとれたおかずです。

9月3日の献立


【献立】 黒糖パン・炒り豆腐・りっちゃんサラダ・牛乳



【献立一口メモ】朝ご飯の大切さを知っていますか?朝ご飯を食べると、睡眠によるお休みモードから活動モードへ体が切り替わり生活リズムが整います。また、眠っている間に下がった体温が上がって血の巡りがよくなるので体が元気に動き出し、脳も活発に働きはじめます。朝ご飯は必ず食べてから登校するようにしましょう。

9月2日の献立


【献立】 もちむぎごはん・さんまゆず味噌煮・即席漬け
      団子汁・牛乳



【献立一口メモ】箸は正しく使えますか。下の箸は親指の付け根と薬指の爪に当て、動きません。上の箸は、人差し指、中指、親指の3本で動かします。下の箸は固定して動かず、上の箸だけが動きます。たった2本の棒を使って、切る、挟む、ほぐす、運ぶ等多くの動作ができます。お家で練習して上手に使えるようになりましょう。

9月1日の献立


【献立】 ハンバーガー・野菜のクリームスープ・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】9月1日は、防災の日です。関東大震災が発生した日であることと、台風シーズンを迎える時期でもあり、地震や風水害等に対する心構えを育成するために、防災の日が設けられました。災害は突然起きます。非常食は備蓄してありますか。災害は避けるだけで終わらず、そこから何日も食べ物が届かないこともあります。日頃の備えが大切です。

8月31日の献立


【献立】 むぎごはん・韓国風すき焼き・いかのナムル・牛乳



【献立一口メモ】韓国は食べる物は全て薬になるという薬食同源の国です。野菜をたくさん使います。韓国料理に出てくるナムルは韓国の家庭料理の一つで、もやしなどの野菜や山菜、野草を塩ゆでしたものを調味料とごま油で和えた物です。

8月30日の献立


【献立】 鶏飯・洋風白和え・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】鶏飯は鹿児島県奄美大島の郷土料理です。郷土料理とは、各地域の自然の恵みを生かして、昔の人たちが知恵と工夫で生み出したその土地ならではの料理のことです。鶏飯は、鶏を丸ごと1羽使います。肉と卵は具に、鶏ガラはスープにします。暑い夏でもさらさらと食べられる料理です。

7月20日の献立


【献立】 夏野菜カレー・枝豆サラダ・デザート・牛乳



【献立一口メモ】「なす」が嫌いという人もカレー味にすると食べやすくなります。夏野菜のカレーには、かぼちゃ、ナス、トマトなどが入っています。カレーは材料を炒めて、煮て、カレールウを入れるだけなので、お家の人と一緒に作ってみましょう。今学期の給食は今日までです。夏休みになると牛乳を飲まなくなる人がいますが、牛乳には成長期に欠かせないカルシウムの他に、ビタミンB2も多く含んでいます。ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康に関わるビタミンで、口内炎の予防にも役立ちます。この他のビタミンも健康を維持するのに大切です。夏休み中も元気で過ごすために、生活リズムを整え、野菜、魚、牛乳、卵、海藻、豆を意識してとるようにしましょう。

7月19日の献立


【献立】 むぎごはん・いわしかぼすレモン煮・ゆかりあえ
      ごった汁・牛乳



【献立一口メモ】健康な体作りのためには栄養バランスを考えて色々な食品を食べることが大切です。主食・主菜・副菜を組み合わせると栄養バランスがよくなります。今日の給食では、主食が「麦ご飯」、主菜は「いわしのかぼすレモン煮」、副菜は「ゆかり和え」と「ごった汁」です。今日の給食のような和食の料理は、油が少なく、魚や野菜中心で、生活習慣病の予防にも役立ちます。お家でも和食を取り入れ、主食・主菜・副菜を組み合わせて食べましょう。

7月16日の献立


【献立】 米粉パン・牛肉とマカロニのトマト煮
      ゴーヤかりんとう揚げ・牛乳



【献立一口メモ】ゴーヤのことを苦瓜といいますが、その名の通り苦いのでみんなに嫌われる野菜です。給食では中の白いわたをしっかり取って、塩を少し振り、片栗粉をつけて揚げていますので苦みが少なく、食べやすいと思います。今日は黒砂糖としょうゆ・みりんで味付けしました。ゴーヤは肌をきれいにするビタミンCやお腹の調子を良くする食物繊維がたっぷりです。初めから嫌いと決めつけないで、まずは食べてみましょう。

7月15日の献立


【献立】 冷や汁・五目豆・くだもの・牛乳



【献立一口メモ】冷や汁は、農山漁村の郷土料理百選に選ばれた宮崎県の郷土料理です。忙しい農家の食事として食欲の落ちる暑い夏、冷たい冷や汁を麦ご飯にかけて食べていました。給食では、「いりこ」で出汁をとり、鯵を焼いてほぐした身や豆腐を入れ、みそで味付けします。大量に作るので熱い汁は中々冷めません。そこで3日前から冷凍庫で作っておいた大量の氷を入れ、汁を冷まします。そこに、ゆでた後、冷却器で冷たくした「しそ」「きゅうり」「ごま」を入れます。

7月14日の献立


【献立】 黒糖パン・卵とじ・かぼちゃのサラダ・牛乳



【献立一口メモ】雑誌やテレビを通して、食に関する様々な情報が流されていますが、極端な食事制限や特定の食品だけを食べるダイエットなどをしていると、カルシウムや鉄等のミネラルが失われやすくなります。ミネラルは、吸収率が低く、少量しか体の中にないので、不足すると体の中の骨にあるカルシウムが使われてその結果骨がスカスカになったり、鉄が不足して貧血になったりします。主食・主菜・副菜をそろえ、規則正しい食生活をしましょう。

7月13日の献立


【献立】 もちむぎごはん・めひかりの蒲焼き・即席漬け
      根菜ごま汁・牛乳



【献立一口メモ】皆さんは、めひかりを知っていますか。名前の通り、目が光っていて、骨ごと食べられる白身魚です。味があっさりしているので、今日は揚げて蒲焼きのようにタレをからめました。魚に多いたんぱく質はもちろん、骨ごと食べるので成長期に必要なカルシウムもたくさんとることが出来ます。