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学校の様子

まずは、教職員でプール清掃を行いました。

 5月24日(金)の15時からは、教職員によるプール清掃を行いました。

 5・6年児童によるプール清掃は、5月27日(月)を予定していますが、その清掃が安全にできるために、まずは教職員の方で危険な箇所はないか、危険な物が投げ込まれていないか等を確認しながら清掃を行いました。

 体育館にサンダル置き場を設置したり、プールの更衣室や倉庫を拭いたり蜘蛛の巣をとったり、トイレをきれいにしたり、プール底に溜まった泥等を取り除いたり、プールサイドの除草作業を行ったりしました。約11か月ぶりの作業でしたので、とても掃除のやりがいがありました。(筋肉痛にならないか心配です・・・。)

 最後の仕上げは、先に述べたように、5・6年児童を頼りにしています。学校のお兄さん・お姉さんとして、400人の全校児童が気持ちよくプールでの学習ができるように、きれいにしてくれることと思います。

 

 6月3日(月)はご家庭からの水泳学習前の健康調査の提出期限、6月5(水)は救急救命法の教職員研修、6月6日(木)はプールに関係する機械の操作研修を行う予定です。

 6月中旬から始まるプールでの学習が安全に楽しく行えるように、少しずつ準備を進めています!

自分の命をしっかり守る!~真剣な交通安全教室~

 5月23日(木)は、交通安全教室が行われました。

 日向地区交通安全協会の交通安全指導員3名の皆様が来校していただき、中・高学年は自転車の安全な乗り方について、低学年は歩道や横断歩道の安全な歩き方について、ご指導をいただきました。

 中・高学年は、最初に、フリップを使って数字の説明がありました。どれも宮崎県内で起こった交通事故に関する数字でした。数の多さに児童は、とても驚いていました。
  〇 3488…けが以上の負傷が起こった交通事故の発生件数
  〇 3908…けが以上の負傷をした人の数
  〇   70…けが以上の負傷をした小学生の数
  〇   30…亡くなった人の数


 次に、DVDを視聴しながら自転車の乗り方を勉強しました。内容は、男児と女児との会話をとおして、「自転車に乗る前の点検」「自転車が通れるところ」「交差点の通り方」「してはいけないこと」を理解させる内容でした。とても身近な内容だったので、児童は映像にとても集中していました。


 DVD視聴が終わると、再びフリップを使って自転車利用五則を教えていただきました。
  1 自転車は車道が原則、左側を通行。歩道は例外、歩行者優先。
   → 小学生は年齢的に、歩行者の邪魔にならないように歩道を走ってもよいそうです。
  2 交差点では、信号と一時停止を守って安全確認。
  3 夜間はライトを点灯。
  4 飲酒運転は、禁止。
   → ただし、小学生でお酒を飲む人はいませんよね。お家の方が、このようなことをしようとしたら厳しく

    注意をしてほしいです。
  5 子どもも大人もヘルメットを着用。
   → 令和5年4月1日からヘルメットの着用が努力義務になりました。


 最後に、交通違反の説明がありました。二人乗りや三人乗り、並進、傘差し運転、スマートフォンで動画を見ながら自転車に乗ることは全て交通違反で、そういう人を警察官が見付けたら、イエローカードが渡されるということでした。渡された人は、「交通事故にあう危険性が高かったんだな。ひょっとしたら、交通事故にあっていたかも…。自分の命を粗末にしてたんだな。」と反省をしっかりとしてほしいということでした。

 

 低学年は、歩道や横断歩道の安全な歩き方に関するDVDの視聴や交通安全指導員様の話によって、正しく安全な歩き方がイメージできるようになりました。次に、簡易横断歩道を床に敷いてイメージどおり正しく歩き、日常の実践化に結び付けていきました。

 

 本日は天気の悪い中、日向地区交通安全協会の交通安全指導員3名の皆様には、児童の交通安全意識の高揚のためにご指導くださり、本当にありがとうございました。

1年生、ファイト!!

 5月15日(水)の3時間目は、1年生の新体力テストでした。1年生が自分の力を最大限発揮できるように、6年2組の児童が補助に入りました。

 今回1年生が取り組んだのは、「反復横とび」と「上体起こし」です。

 1年生は、並ぶところ、やり方などをお兄さんやお姉さんたちに教えてもらいながら楽しそうに取り組んでいました。6年生は、1年生の緊張をほぐすために、笑顔で話しかけたり、ペアの児童を応援したりする姿が見られました。これからもたくさんの行事において、下級生を引っ張っていく6年生の素敵な姿に期待しています。1年生の学級担任の先生たちが、とても感謝していました。

児童の作文が新聞に掲載されました!

昨日(5月21日)の宮崎日日新聞『若い目』のコーナーに、矢野瑠菜さん(6年生)の作文が掲載されました。タイトルは「ポイ捨てやめて」です。本校児童の4月以降の作文掲載者は5人目となります。

これまでの掲載者を紹介していなかったので、今回紹介させていただきます。

◆林 璃佳さん(3年生)・・・題名「もっと発明するぞ」→夕刊デイリー『光の子』(4月6日)

◆黒木 美音さん(6年生)・・・題名「学校の顔になる」→宮崎日日新聞『若い目』(4月26日)

◆堀 愛來さん(5年生)・・・題名「お手伝い」→夕刊デイリー『光の子』(5月10日)

◆金丸くるみさん(5年生)・・・題名「お母さんのお手伝い」→夕刊デイリー『光の子』(5月10日)

※ 堀さんと金丸さんの作文は、2年生の時に書いた作文が再度掲載されたものです。

春の遠足(5年生)~メディアについて学んだよ

 5年生は、延岡市のケーブルテレビワイワイ、夕刊デイリー新聞社、植物園に行きました。

 ケーブルテレビワイワイでは、編集作業をする場所をみせてもらったり、スタジオに入ってテレビ番組の撮影体験をさせてもらったりしました。たくさんの機材やモニターを使いながら、たくさんの人が協力してテレビ番組を作っていることを感じ取ることができました。

  

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 夕刊デイリー新聞社では、新聞がどのように作られているかを教えてもらったり、実際に印刷している場所を見せてもらったりしました。とても大きなロール紙が、どんどん動いていく様子を目の当たりにし、たくさんの新聞があまりにも速く印刷されることに驚いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後に、お楽しみの植物園です。お弁当やおやつを食べた後、おにごっこをしたり、お散歩をしたりなど、それぞれ楽しく過ごしていました。また、家族と遊びに来たいと言っている子ども達もいました。

草刈りをして、すっきり!

 5月17日(金)の春の遠足では、学級担任の先生はもちろん、専科の先生や特別支援教育支援員の先生たちも各学年に分かれて児童の引率を行いました。よって、その日の午前中に、学校でのお留守番(学校管理)を任されたのは、3名の教職員だけでした。
 外部からの電話や来客者の方々への応対もしつつ、この日は天気が良かったので、刈払機で草刈りを行いました。最近の温かさ(暑さ?)と雨の影響で、各学級の花壇や運動場の周り、レインボー広場は、一段と雑草が伸びていました。

 そこで、刈払機のエンジン音が児童の学習に支障がない本日、8時15分頃から14時30分頃まで、思いっきり草刈りを行うことができました。
 とってもすっきりしました。

よりよい門川小学校にするために

 5月20日(月)の6校時目は、代表委員会が行われました。

 代表委員会は年4回計画されており、各委員会の委員長や5,6年生の代表児童が門川小学校をよりよくするために何をすれば良いのか、どんなことを心がけていく必要があるのか等を話し合う会です。

 今回は、「①門川小学校をよりよい学校にするために私たちが頑張ること」と「②今年度の児童会目標」について話し合いました。初めて代表委員会に参加する児童が多く、緊張している児童が多く見受けられましたが、司会者から指名されると、自分の考えを理由も付けてきちんと発表することができていました。

 話合いが成功したから終わりではなく、話合いで決まったことをこれからの門川小学校での生活に生かしていくことが大切です。今回の代表委員会で話合いの中心となった、「学校のきまりを守る」と「友達に優しくする」。この2つを児童が常に意識できるように、支援や指導をしていきます。

 

絵本の世界へ

 5月20日(月)の1校時目は、読み聞かせ(上学年)でした。

 PTA図書部の方々や「読み聞かせグループの会『ワンピース』」の方々を中心に、ボランティアで読み聞かせをしてくださいました。

 

 担当の方が教室に入ってこられると、児童はとても嬉しそうでした。また、机や黒板の前に並べられた本の表紙を見て、目を輝かせていました。「どんなお話かなぁ?」「『へっこきよめどん』!?」、すでに興味津々です。

 さて、お話が始まると、じ~っと本の世界へ引き込まれ、楽しそうに笑ったり、本の内容につっこみを入れてみたり・・・。あっという間の20分間でした。「次回は、いつかな?」と、期待の声もありました。

 今年度初めての読み聞かせでしたが、子どもたちはとても楽しかったようです。

 1年間どうぞよろしくお願いいたします。

春の遠足(6年生)~充実の一日

春の遠足(校外遠足)で、6年生は、延岡市の内藤記念博物館、城山公園、九州医療科学大学に行きました。

内藤記念博物館では、歴史に関する展示物を見たり、実際に竪穴式住居や昭和時代のアパートなどを体感したりすることもできました。さらに「イラストレーターとして活躍された生頼範義さん」の原画展を観ることもでき、繊細で迫力ある絵に感動しました。城山公園の石垣のすごさにもびっくりし、昔の人々の知恵に感心しました。

 

九州医療科学大学では、大きな建物がたくさんあるキャンパスに、まずびっくりしました。講義室では、「大学で学ぶことの意義など」について、分かりやすくお話をしていただいて、大学に行ってみたいな!という気持ちになりました。午後からは、学生の方がいろいろなゲームを準備してくださって、みんなで協力しながら楽しい時間を過ごしました。

 

いろいろなことを学んだり体験したりすることがで、充実した一日になりました。

月に1度のノーメディア読書デイ

 門川小学校では毎月1回、ゲーム、スマホ、タブレット等のメディアの使用時間を目標0分にして、読書に取り組む日を設けています。1人で読むのも、家族で一緒に読むのも、保護者の方とお子さんとが交互に読み聞かせをするのも良いです。

 4月のノーメディア読書デイでは、①平日の家庭でのメディア使用の時間、②時間帯、③使って良い場所について決めました。5月は、本日16日(木)になります。

 メディアに触れない日をつくると、生活スタイルを見直す機会になると思います。いつもSNSや動画を見ている時間に、本を読んだり、興味のある勉強をしたり、運動をしたり、家族や周りの人とのコミュニケーションの時間にしたり等、時間の有効活用は色々と考えられます。

 ぜひ、ご家族みんなで取り組んでいただきたいです。

 

 下の左写真は、保健室横の廊下の掲示板に貼ってあるものです。右写真は、令和5年度に門川小学校PTA保健体育部と決めた「門川小メディアの約束」です。「門川小学校メディアの約束」は児童玄関に、模造紙の大きさに拡大して貼っており、児童への意識化を図っています。

校長室通信「ハートフル門小」(5月号)をアップしました!

5月15日発行の校長室通信・第2号を本ホームページ(学校からのおたよりコーナー)にアップしましたので、お時間があればご覧ください。

今回は、「サブタイトルは“ハートフル門小”」「学校経営の数値目標を設定+公表」「“町内一斉避難訓練”に親子で参加を」の3つの記事を掲載しています。

サツマイモの苗植え

 5月15日(水)の3校時からは、2年生がサツマイモの苗を植えました。地域の方々や門川町地域おこし協力隊の方合計10名以上の方々にご支援をいただきました。

 まず、地域の方々から苗の植え方を教えていただきました。斜めに植えるそうです。そうすると、お手頃サイズのサツマイモが数多く実るそうです。

 苗を1本ずついただくと、一斉に植え始めました。中には、植え方に悩んでいる児童がいましたので、すぐに地域の方々や門川町地域おこし協力隊の方が駆け寄り、やさしい言葉をかけて手伝ってくださいました。

 全ての苗を植え終わると、ペットボトルに水をくんできて、苗を植えたところにたっぷりと水をあげていました。令和4・5年度ともに、”豊作”といえるほどの収穫量ではなかったので、「令和6年度こそは、大きくて、甘くておいしいサツマイモがたくさんできますように。」と児童は、願いを込めて水をやりをしていました。

 お忙しい中、地域の方々や門川町地域おこし協力隊の方、本当にありがとうございました。校内の人材だけの支援を受けた活動に終わるのではなく、皆様方と一緒になっての今回の教育活動、とっても感謝しています。

不審者対策避難訓練

 5月15日(水)に、不審者が学校に侵入し、児童の生命に関わる不審な行動をとったとき、児童が安全かつ迅速に行動し、避難することができるように、避難の仕方や約束事を確かめる訓練を行いました。

 今回も、実際に警察官の方にもご協力を願いました。

 職員の声かけに応じず、おかしな行動をとり続けている不審者役(警察官)を2階で発見したという想定でした。発見した職員は、すぐに携帯電話で事務室に電話をかけ、全校に放送しました。各教室は鍵を閉め、男性職員は隣の女性学級担任に児童を任せ、不審者の場所へさすまたや柄の長いほうき、椅子、モップ、特殊警棒等を握って現場に急行しました。現場に急行すると、不審者を興奮させないように対話を試みましたが、それでも不審な行動をとり続けたため、男性職員で不審者の手足が動かないように確保しました。

 その間児童は、教室の鍵をかけ、ベランダ側に騒がずに固まって待機していました。

 

 不審者役(警察官)が駆け付けた警察官に引き渡されたという想定後、児童は運動場に避難しました。

 運動場では、校長先生及び不審者役の警察官から話がありました。

 校長先生からは、「静かに放送をしっかり聞いて、今、不審者がどこにいるのかしっかりと把握すること。」、「校外でもできるだけ、一人で下校したり、一人で遊んだりしないこと。」、「午後5時までには帰宅することを守ること。」、「気持ちのよい挨拶をすることで、防犯力が高まること。」などを話されました。

 警察官の方からは、「不審者は、いつ学校に入ってくるかもしれない。命を守る訓練なので、真剣に行うこと。」、「イカのおすし(知らない人についてイカない!、知らない人の車にのらない!、おおきな声でさけぶ!、すぐにげる!、家の人や先生にしらせる!)をきちんと守ること。」、「校外で不審者に声をかけられたら、周りの大人に助けを求め、警察に連絡すること。」などの話がありました。

 これからも、地震や火事等における避難訓練があります。これらも命に関わる大切な避難訓練です。児童一人一人に訓練の意味をしっかり理解させて取り組んでいきます。

 警察官の方々、お忙しい業務の中、不審者役及び全校児童への指導のために来校してくださり、本当にありがとうございました。

1年生の学校探検~いろんな教室がいっぱいだ~

 5月14日(火)は、2校時から4校時にかけて、1年生が校舎内を隅から隅まで、学級担任の先生に引率されながら教室を探検しました。

 普段全校児童が過ごしている普通教室はもちろん、特別教室(保健室、職員室、理科室、音楽室、図書室、校長室、事務室)も探検しました。

 下の写真は、図書室と校長室を探検したときの様子です。

 音楽室を探検したときには、「どうして楽器がたくさんあるんですか。」「この髭のようなマークは何ですか。」「どうして黒板に5本の線が引いてあるんですか。」など、1年生なりにかわいい質問が出ました。また、音楽専科の先生のご厚意でリコーダーで人気シンガーの曲を吹いてくださったり、ピアノで人気テレビアニメの主題歌を弾いてくださったり、ピアノの伴奏に合わせてみんなで校歌を歌ったりしました。

 これまで登校しても、児童玄関と自分の教室の往復だった1年生もいたかもしれません。初めて入る特別教室では、目をキラキラさせながら自分の周りをよく見ていました。

 今回の学校探検をとおして、1年生は、「学校には、たくさんの教室がある。」「教室によって置いてあるものが違う。」「教室それぞれに使い方に違いがある。」「どの教室もきまりを守って使ったり、出入りをしたりしないといけない。」等に気付くことができたと思います。

特別支援教育~児童への理解啓発~

 5月14日(火)の1校時から5校時にかけて、「もっと知ろう いろいろな学びの場 友達とのかかわり方」というタイトルで、

 ①5組、6A組・6B組、いちょう教室は、それぞれどんな教室なのか。

 ②友達とのよりよい関わり方は?

について、各学年の児童の実態にあわせて理解啓発活動を行いました。

 目的は、「特別支援学級や通級指導教室について、どんな学級でどんな学習をしているのか等を全児童対象に話をすることで、特別支援教育に対する理解を深める。」「苦手なことやできないことは人によって違うが、誰にでもあり得ることを知り、お互いに認め合ったり、支え合ったりすることの良さに気付く。」でした。

 特別支援教育担当教員が、スライドで大事なことを示しながらゆっくりとした口調で具体的に説明をしました。そして、児童は、

 〇 5組さんは、自分のペースで学習するクラス。

 〇 6A組さんや6B組さんは、少ない人数で落ち着いて学習するクラス。

 〇 いちょう教室(通級)さんは、自分の気持ちや考えを表現したり、自分のことを知ったり、苦手なことに対して

  どう捉えてどう取り組めば良いか、作戦を立てたりするクラス。

ということが分かり、5組さん、6A組さん、6Bさん、いちょう教室(通級)さんは、「できることを増やす教室」「苦手なことをがんばる教室」とまとめることができました。

 

 友達とのよりより関わり方では、クイズをとおして以下の4つのことについて理解を深めました。

 1 発表で困っている児童には

   「早くして!」と言うのではなく、「一緒に言おうか。」と声をかけたり、心の中で「がんばって。」と

  応援して待つ方がよい。

 

 2 並ぶ場所が分からない児童には 

   「どいて!ちゃんと並んで。」と強く言うのではなく、「こっちだよ。」と手まねきして教えたり、「〇〇

  さんの後ろだよ。」とやさしく言った方がよい。

 

 3 運動が苦手な児童

   「ダッさ!!」と言うのではなく、「どうしたの、大丈夫?」と声をかけたり、「こうやったら?」とやり方

  を教えたりした方がよい。

 

 4 じっとできない児童

   「やめろ!」と強く言うのではなく、「今は静かにする時間だよ。」とやさしく一回だけ言ったり、先生た

  ちが対応するので、自分のやるべきことをしっかりやった方がよい。

 児童は約20分間の説明でしたが、集中してこの啓発活動に参加することができました。

今年度、初めての読み聞かせ(1~3年生)

 5月13日(月)の1校時目に、門川小学校読み聞かせボランティア「ワンピース」の皆様による読み聞かせが行われました。

 今の季節に合った本や声を出して一緒に楽しめる本など、児童の興味や関心のあるものを選んで読んでいただきました。楽しいお話の展開に、「えーっ!」「次はどうなるの?」と、児童は終始わくわくした表情でお話を聞いていました。また、今年度初めての読み聞かせということで、1年間よろしくお願いしますの気持ちも込めて、挨拶やお礼がしっかり言えました。今後も様々なお話に触れて、児童の想像力や共感力が高まっていくと思います。

 ワンピースの皆様、1年間どうぞよろしくお願いいたします。

朝のボランティア~学校の顔の6年生~

 6年生は朝登校してから、7時45分までの短い時間ですが、自ら学校のためにボランティア活動に取り組む姿が見られるようになってきました。活動内容としては、あいさつ運動、児童玄関掃除(草取り・掃き掃除)などです。最高学年として、意識して取り組む姿がとても頼もしいです。

 写真は、5月13日(月)の様子です。

 

説明的な文章において、要旨をまとめる授業

 5月13日(月)は、本校の研究主任が、自分が学級担任をする5年2組にて提案授業を行いました。単元名は「文章の要旨をとらえ、考えたことを伝え合おう」(教材名:「言葉の意味が分かること」、練習教材名「見立てる」)でした。

 4年生時の「みやざき小中学校学習状況調査」の結果分析をもとに、児童の努力や変化を「認める」指導を意識した授業が行われました。

 今回の授業の目標は、「文章構成を基に、『初め』と『終わり』のまとまりを読み、中心となる言葉や文について話し合い、要旨について、自分の考えをノーートに書くことができる。」でした。

 

 はじめに、前時までの復習を行い、「初め」「終わり」に筆者の言いたいことが述べられていくことを確認しました。

 そして、音読をしたりサイドラインを引いたり、ヒントカードを参考にしたりして、筆者の考えが述べられてある文を抜き出しました。その中で、全く同じ文を見付けたり、姿を変えても同じことを意味する言葉を見付けたりしました。

 最後は、中心となる言葉や文について周りの友達と話し合ったり、80字以内の字数という条件に合わせたりして、ついに、以下の要旨ができあがりました。

 

【要旨】

 言葉の意味には、広がりがある。範囲や面を理解することも重要である。それが普段使っている言葉やそのものの見方を見直すことにもつながる。

  児童は、分析的に説明的な文章を読んだり、ワークシートに書き込んだり、友達と意見交換をしたしりて、とても一生懸命学習に取り組んでいました。また、研究主任は、児童の頑張りや良い変化を見逃さずに褒めており、児童の学習意欲の継続・向上を図っていました。

 授業を参観した先生たちにとっても、説明的な文章をその構成に着目して、時系列型、頭括型、尾括型、双括型のどれなのか判別した後、繰り返し出てくる同じ意味の文や語句に着目して、筆者の言いたいことや主張をまとめていく学習指導過程を目の前にして、個々の指導技術を高める有意義な時間になりました。

 授業を参観させてくださった研究主任、どうもありがとうございました。

生活園が立派な畑に大変身


 2年生は、生活科の学習でサツマイモの栽培活動を行います。

 しかし、サツマイモの苗を植える前の、土の耕し、畝作り、マルチの設置は、学級担任3名の仕事になります。ただ、3名だけでそれらを行うには、少々広い畑です。そこで、門川町地域学校協働活動推進員さんにご協力いただける方の依頼をしたところ、地域の十数名の皆様が快諾してくださいました。

 ゴールデンウィーク中の5月3日(金)、そして、ゴールデンウィーク明けの5月7日(火)に土の耕し、畝作り、マルチの設置のご協力をいただきました。そして、最後には、草が生えていた畑が、下の写真のとおりとても立派な畑に大変身しました。

 これらの作業は、祝日や放課後に行ったため、2年生の児童はそこにはいませんでした。

 よって、児童がサツマイモの苗を植える際には、必ず今回の作業のことをしっかりと語って聞かせます。自分たちがサツマイモの苗を植えることができるのは、地域の方々のありがたい下準備のご協力があってのことだということを。

 今回、お手伝いいただいた十数名の地域の皆様、本当にありがとうございました。
 サツマイモが収穫でき、おいもパーティーをする際は、ぜひ招待をさせてください。

「宮崎サンシャインズ」の方々による、「さようなら」あいさつ運動

 5月1日(水)は、個人面談のため、下校時刻は全校一斉で13時50分でした。

 それに合わせて「宮崎サンシャインズ」の3名の方々が来校されて、児童の安全な下校を願いながら「さようなら。」のあいさつ運動を展開してくださいました。

 宮崎サンシャインズは、宮崎県発のプロ野球独立リーグ球団です。野球はもちろんのことそれ以外に「地域貢献活動」「地域交流活動」「健康推進活動」を行っています。この「地域貢献活動」「地域交流活動」が、今回の「さようなら。」のあいさつ運動でした。

 「宮崎サンシャインズ」の3名の方々から「さようなら。」「気を付けて帰るんだよ。」と言われると、児童は「さようなら。」「ありがとうございます。」「がんばってください。」と挨拶を交わし、とても微笑ましい姿でした。時には、児童の熱いサイン攻めにあう3名の方々の姿もありました。

門川小学校子ども見守りネットワークの方々との対面式&新入生歓迎集会

 門川小学校には、児童の登下校の安全を見守ってくださる「子ども見守りネットワーク」の方々がたくさんいらっしゃいます。交通安全や防犯に気を配ってくださることはもちろん、何気ない優しい会話で登下校を楽しくしていただいています。先日は、友達と帰り道が分かれて1人になった児童を家まで送ってくださいました。

 さて、4月23日(火)は、8時20分からの開始に都合のつかれる17名の方々にご参加いただき、自己紹介と代表の方にご挨拶をいただきました。児童の元気な挨拶(「おはようございます。」「さようなら。」「ただいま。」等)が何にも増してエネルギーになるということでした。また、誰一人事故や事件に巻き込まれないことが一番の喜びと幸せだということでした。

 最後には、6年生の代表児童が、「子ども見守りネットワーク」の方々の毎日の活動に対して、最高学年として礼儀正しくきちんと感謝の心を伝えることができました。

 これからも門川小学校の児童の安全のため、どうぞお力をお貸しください。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 対面式が終わると、新入生歓迎集会でした。「子ども見守りネットワーク」の方々も全員が残ってくださり、1年生のかわいい姿を参観してくださいました。

 1年生が起立して回れ右をすると、そこには体の大きな2~6年生のお兄さんお姉さんたちが座っていました。そのためか、1年生は、少しドキドキした面持ちでした。そのような中でも元気に「はじめのいっぽ」を歌い、お兄さんやお姉さんから大きな拍手をもらうと、とても嬉しく満足げでした。

 最後は、1~6年生全員で、体育館が揺れるくらいの元気な声で校歌を歌いました。

 

 門川小学校のお兄さんやお姉さんは、優しい人ばかりです。しばらくは、家庭訪問に代わる個人面談のため昼休みがありませんが、個人面談期間が終わった昼休みには、1年生を誘って一緒に仲良く遊ぶ上級生の姿がいくつも見られることでしょう。

令和6年度 最初の参観日

 4月21日(日)に、令和6年度最初の授業参観とPTA総会、学級懇談会等が行われました。

 1年生の教室はもちろんのこと、他の学年も保護者の皆様全員が教室に入りきれない状態の参加率でした。新しい学年に進級し、我が子の学習の様子に関心が高かった証拠だと思い、大変嬉しくなりました。ありがとうございました。それぞれの学年の先生たちも、保護者の皆様の熱意にこたえるように、学級の児童の実態に応じて、一生懸命工夫された授業を展開していました。

 1年生は、「国語のお勉強を始めよう。」(国語科)というめあてで、正しい鉛筆の持ち方の練習や鉛筆体操を行い、最後には、「とめ」「はね」「はらい」等の練習ができる書写シートを1枚書きあげました。

 

 2年生は、「同じ時刻の表し方を知ろう。」(算数科)というめあてで、時刻に「午前」と「午後」を付けて表したり、1日は24時間であることに気付いたりする学習をしました。

 

 3年生は、「2つの問題で、15÷3の計算の仕方を比べよう。」(算数科)というめあてでした。2つの問題場面をイメージ、それを図で確認し、どちらの場合も九九を使って答えを求めればよいことを学習しました。

 

 4年生は、「代わり方がよく分かるグラフについて調べていこう。」(算数科)というめあてでした。児童はこれまでに棒グラフは学習していましたが、この日は、初めて「折れ線グラフ」が登場しました。そこで、丁寧に「縦軸」や「横軸」が何を表しているのか、各点は何を表しているのか等を学習しました。

 

 5年生は、「漢字は、どのようにしてできたのだろうか。」(国語科)というめあてでした。漢字の成り立ちは、「象形文字」「指事文字」「会意文字」「形声文字」の4種類に大きく分類できることを学習しました。

 

 6年生は、「春を表す言葉を知り、春の様子を俳句で表そう。」(国語科)というめあてでした。春を表す二十四節気のことばである「立春」「雨水」「啓蟄」「春分」「清明」「穀雨」を知り、3句(首)の俳句や短歌が表している春の様子を考えました。そして最後は、各自で春の様子を表すオリジナル俳句を作り、発表し合いました。

 

 授業参観が終わると、体育館にてPTA総会が行われました。保護者の皆様のご協力で、スムーズに会が進み、どの議案も可決・承認していただきました。また、PTA運営委員の新旧交替も行われました。令和5年度のPTA運営委員の皆様、ありがとうございました。感謝でいっぱいです。そして、令和6年度の新PTA運営委員の皆様、さらなるPTA活動の充実・発展をどうぞよろしくお願いいたします。

 長年、PTA会長や副会長、PTA運営委員を歴任し、令和6年3月のお子さんの卒業に合わせて退任される2名の方(1名は所用のため欠席)への感謝状と記念品の贈呈も行われました。

 

 PTA総会が終わると、各学級にて学級懇談会が行われ、学級経営方針説明、この学年の児童の特徴、年間の学校・学年行事、かどがわ4か条、校時程の確認などの説明がありました。そして、一家庭一役による学級役員(学級選出のPTA専門部員)決めが行われました。多くの保護者の皆様のご参加により、「学年部(学級レクレーション部、門川町PTA研修大会部)」、「図書部」「文化広報部」「環境整備部」「保健体育部」「地域安全部」「家庭教育学級」のそれぞれの部員さんが決まりました。ありがとうございました。

新1年生、はじめての給食

 4月19日(金)は、1年生にとって初めての学校給食でした。楽しみにしていた児童も多かったことでしょう。
 この記念すべき日のメニューは、お祝いカレー、スタミナサラダ、おめでとうデザート、牛乳でした。

 まずは、最高学年の6年生に配膳をしてもらい、きちんとお礼が言えました。

 次に、学級担任の先生からテレビを画面使って、ご飯の上にルウ(ルー)をかける方法を丁寧に教わっていました。

 説明が終わると、実食でした。1年生に聞くとちょうど良い辛さだったそうです。「サラダは?」と聞くと、「パリパリ(シャキシャキ)しておいしかった。」という感想が聞かれました。さらに、冷たいおめでとうデザートまでついていて、最高の給食だったようです。そのためか、残さいがとっても少なかったです。

 これからも学校給食をもりもり食べて、健康でたくましい体をつくってほしいと思います。

全国学力・学習状況調査が行われました

 4月18日(木)は、小学校では6年生を対象に、文部科学省の「全国学力・学習状況調査」が行われました。教科は、国語科と算数科でした。

 写真は、調査問題が配付された場面です。6年生の緊張感が伝わってくると思います。

 この調査は、問題が冊子になって配付され、複数の資料を読み取っていきながら答えていきます。よって、いつもの教科書の単元が終わった後に行うテストよりも難易度は上だと思います。

 しかし、学校では、5年生の段階から、そういった調査問題形式や難易度に慣れるために、時間をつくって過去の6年生が受けた調査問題や似たような問題を使って学習してきました。その身に付けた力が、今回発揮されたことでしょう。

 調査結果が今後提供されましたら、個々の児童の学習状況の改善等に努めるとともに、私たち教師自身の学習指導等の工夫・改善に向けて取り組んでまいります。

校長室通信「ハートフル門小」をアップしました!

4月15日発行の校長室通信・第1号を本ホームページ(学校からのおたよりコーナー)にもアップしましたので、お時間があればご覧ください。

今年度は、毎月半ばに「校長室通信」(学校経営に関する内容)を、月末に「学校便り」(学校の様子や子ども達の頑張りを紹介)を発行していく予定です。

見てください。この1年生のすがたを!

 4月15日(月)は、1年生にとって初めての登校でした。

 大きくてピカピカのランドセルを背負った1年生の元気なあいさつが、校舎に響き渡りました。

 

 朝の時間と1時間目を使って、登校したら何をするのかを写真を使って説明しました。また、1日の学校生活の流れやトイレの使い方、履きも物の整理整頓、正しい廊下方向などの学習もしました。

 2時間目は、学校ではじめて自分の名前を書いたり、自分の顔を描いたりしました。

 3時間目は、下校準備の仕方を学習しました。

 下の写真は、学級担任の先生の話を聞いている1年生の姿です。背筋がピンと伸びていて、自分自身の体にもいいし、見た目にも清々しいです。上級生のお手本になる素晴らしさでした。思わず写真に撮りました。

 あと数日は、学校生活に慣れるための学習を行い、その後、国語科や算数科、生活科等の学習が少しずつ登場します。

 これからも、1年生が楽しく学校生活を送れるよう、一生懸命に指導や支援を行ってまいります。

輝け子どもたち!門川小学校!~ピカピカの1年生を迎えました~

 4月12日(金)に、第123回入学式が行われました。

 新1年生のみなさん、ご入学おめでとうございます。

 とてもかわいい62名が入学し、全校児童がちょうど400人になりました。

 多くのご来賓(31名)の皆様やご家族の皆様に見守られる中、笑顔で入場し、新入生氏名点呼では、学級担任からの点呼に、元気いっぱいの返事が聞こえました。

 

 「学校長お祝いのことば」では、校長先生と新1年生が、「登下校も含めて安全に生活すること」「あいさつをしっかりすること」「ともだちをたくさんつくること」の約束をしました。きちんと、校長先生の方を向いて、話を聞いている立派な姿がとても印象的でした。

 

 来賓の門川町教育委員様、門川小学校PTA会長様からもお祝いのことばをいただきました。新1年生の「はいっ」、「ありがとうございます。」、「よろしくお願いします。」という返事やお礼のことばが、誰に言われるわけでもなく、自然と自分たちから発せられて、すごく感心しました。また、とても微笑ましかったです。

 

 在校生を代表して6年生から、「1年生になったら」の歌のプレゼントもありました。突然、体の大きい6年生が新1年生の目の前に現れてびっくりしたようでしたが、曲が流れ始めると一緒に歌を歌う新1年生もいて、和やかな雰囲気に包まれました。

 

 卒業式が終わると、記念撮影をしました。きっと思い出に残る写真になることでしょう。

 

 新1年生は、そのまま体育館に残って、動画を楽しく見ました。ご家族の皆様は、各教室に移動し、学級担任からの連絡事項やお願いを聞かれました。さすが、立派な新1年生のご家族の皆様でした。学級担任の話す内容やテレビ画面に映し出された大事なことを、メモをとりながら真剣に聞かれていて、学級担任は、「とっても説明しやすかったです。」と言っておりました。ありがとうございました。

 

 さっそく、4月15日(月)から、学校での勉強がスタートします。門川小学校での学校生活が楽しみで、いつもより早く起き、しっかり朝ご飯を食べて、元気いっぱいに登校してくる子どもたちの姿が目に浮かびます。少しずつ門川小学校のことを覚えて、毎日楽しく過ごしてほしいと願っています。

 

 ここで忘れていけないのは、高学年の姿です。前日準備を新1年生とそのご家族のためにと一生懸命に行っていた姿、在校生代表として立腰できちんと椅子に座っていた姿、式場の後片付けを手際よく丁寧に行っていた姿など、大変すばらしく本校の高学年の頼もしさを感じました。

 ご来賓の皆様、そして、祝詞・電報をくださった皆様、とっても素敵な入学式になりました。誠にありがとうございました。

令和6年度がスタート!

 本日4月8日(月)、いよいよ門川小学校の令和6年度がスタートしました。

 もちろん4月1日(月)から、職員の業務は始まっていたのですが、児童の声が校舎内に響き渡った本日、「やっぱり、学校っていいなあ。」と感じました。

 さて、児童は登校したら旧学級に入り、健康観察の後、新学年の学級編制を行いました。そして、無言を守って2列で体育館へ移動し、新任式に臨みました。

 

 3月29日(金)の離任式では、12名の先生たちを送り出しましたが、今日の新任式では新たに12名(本日は10名)の先生たちを迎えました。

※ 真ん中の空いているところは、12日(金)に入学してくる1年生が座る場所になります。

 

 先生方一人一人が自己紹介をするたびに、大きな拍手が起こったので、ステージ上にいる緊張気味の先生たちは、児童のあたたかい心に触れて、とても嬉しかったそうです。また、6年生代表による歓迎のことばを聞いて、門川小学校が朝のボランティア活動やあいさつ運動、正しい廊下歩行を伝統的に行っていることが分かったそうです。

 また、新5年生に1名、新4年生に2名、新3年生に1名の転入児童もありました。早く自分の学級に慣れ、友達をどんどんつくってほしいです。

 

 新任式が終わると、始業式を行いました。

 はじめに、校長先生が、各学年に向けて次のメッセージを伝えました。

 〇 5年生…高学年の仲間入りしたので下級生をリードしてください。

 〇 4年生…学年が半分より上の上級生になりました。下級生をまとめてください。

 〇 3年生…真ん中の学年になりました。自分のことは自分でできるようになってください。

 〇 2年生…12日(金)には1年生が入学してきます。1年生にいろいろ教えられるお兄さん・お姉さんになって

  ください。

 〇 6年生…6年生は学校の顔です。学校の歴史と伝統をしっかり引き継いだり、新たに築いたりしてください。 

 最後は、全校児童へ、ルールをきちんと守って「命を大切に!」、「夢に向かって!」精一杯頑張っほしいと伝えました。

 

 次に、3年生と5年生の代表児童が発表しました。

 3年生は、「2年生のときよりも友達をたくさんつくる。」、「立腰の姿勢と無言が、1・2年生のお手本になれるようにがんばる。」、「理科や、算数のわり算が楽しみ。」ということを、落ち着いた声で堂々と発表しました。

 5年生は、「先生の話に集中して、勉強を頑張る。」「積極的に手を挙げて、発表する。」「地域の方々や学校の先生に、進んで元気なあいさつをする。」ということを、みんなが聞き取りやすいスピードで具体的に発表しました。

 

 最後は、生活指導を担当している先生からの話でした。

 令和5年度の反省の中から、「公園等で遊んでいて、ゴミが出たときには、お家に持って帰って処分しましょう。」、「心を落ち着かせて、『無音』と『無言』の場を守りましょう。」という内容でした。

 

  始業式が終わると、新しい学級担任の先生に引率されて、新しい教室へ荷物の移動をしたり、新しい教科書を取りに行ったり、たくさんのプリントを配付したりしました。そのような中でも、各学級の先生たちは、新たな出会いの今日の日を大切にして学級開きを行い、令和6年度を無事にスタートさせることができました。

 

《本日配付された、ピカピカの教科書》

離任式

 校内の桜が少しずつ咲き誇るようになってきた本日29日(金)、令和5年度離任式が行われました。


 3月末で本校をご退職・転任される先生方は、12名でした。体育館にて1人1人の先生方から児童へ、温かいメッセージをいただきました。また、先日卒業をしたばかりの多数の卒業生も登校して、お世話になった先生方の話をしっかり聞いていました。

 代表児童の言葉でも、先生方1人1人に対する感謝の言葉が込められていました。

 4月から12名の先生方の姿を校内で見ることができなくなるのはとても寂しいですが、新たな学校や人生でのご活躍を祈り、5年生がピアノ伴奏をする中、児童と職員で校歌を大きな声で歌いました。

 最後は、児童が感謝の拍手をする中、先生方は体育館を後にしました。

 お体に気を付けて、4月からもお元気でお過ごし下さい。本当にありがとうございました。


 令和5年度の学校ホームページの更新も、本日までとする予定です。たくさんの方々に閲覧していただき、心より感謝申しあげます。ありがとうございました。

門川町立小・中学校教職員「教育実践研究報告書」の表彰!

 門川町では、“明日の門川町を担う優れた人材”を育成するため、児童生徒の確かな学力の向上を図ることが喫緊の課題となっています。令和5年度も「確かな学力の向上を図る教育の充実~小・中学校の児童生徒に、確かな学力を保証する~」を最重点施策として掲げ、関係機関ならびに町内全小・中学校で全力をあげて取り組んでいるところです。

 この課題解決を図るためには、学校において指導に当たる教職員が児童生徒の学力向上を強く意識し、かつ日々の教育実践を意図的・計画的に積み重ねていくことが必要です。

 そこで、学力向上に係る取組を奨励するとともに、その成果や課題を発表することにより、門川町の学校教育の一層の充実・向上に資することをねらいとして、教育実践研究報告書が募集されています。

 門川小学校の先生方は、とても教育熱心で、日々の授業実践の中で特に意識して取り組んだ学力向上につながる教育実践を、A4判(縦方向)・10ページ以内にまとめて、全員が応募しました。

 その結果、3名の先生方が、入選しました。3月27日(水)には、本校に門川町教育長が来校されて、表彰状の授与式がありました。

 「優秀 副町長賞」を受賞した先生は、読書活動の推進を生かして、学級を落ち着いた雰囲気にし、学習に集中できるようにしました。

 「優良 教育長賞」を受賞した先生は、苦手意識を減らすための工夫と日々の積み重ねをとおして、算数科の学習に主体的に取り組む児童を育てました。

 「佳作」を受賞された先生は、ICTを授業へ上手に導入し、児童の学習意欲や発表意欲の向上に取り組みました。

 受賞された3名の先生方、本当におめでとうございます。きっと、自分の教育実践に一層自信をつけたことと思います。

 

 

 

修了式

 すっかり春めいてきました。運動場の桜も日に日に咲き始め、児童の卒業及び進級をお祝いしているようです。

 昨日25日(月)の卒業式では、6年生が立派に門川小学校を巣立っていきました。

 そして、本日は、令和5年度の最後の授業日である「修了の日」でした。

 1番目に、学年の代表児童に校長が「修了証書」を手渡しました。この1年間、門川小学校において学習面や生活面、保健・体育面について頑張ってきた証です。代表児童の礼に続いてその学年児童全員も起立をして礼をしました。

 2番目に、2年生と4年生の代表児童による発表でした。

 2年生は、個人として「廊下歩行」と「整理整頓」を頑張り、学級としては「読書貯金カード(読書をした図書の冊数)」を頑張ったそうです。4年生は、「算数の計算問題」と「友達づきあい」、「リコーダー」を頑張ったそうです。2人とも、どのように頑張ったのかを具体的に述べ、その発表態度も堂々としていて、1年間の成長をとても感じました。

 3番目に、校長の話でした。これまでに校長が全校児童に向けて話してきた「命を大切にする。」「友達を大切にする。」「“ありがとう”や“ごめんなさい”のことばを、きちんと言う。」「整理整頓する。」について、児童と一緒に振り返りました。

 4番目は、校歌斉唱でした。児童のピアノ伴奏も5年生に引き継がれ、上手な伴奏で1番を声高らかに歌いました。

 5番目は、学習、保健・体育、生活を担当する先生からのお話でした。学習については、各学年から出される春休みの宿題をしっかり取り組み、自分の実力を高めようという内容でした。保健・体育については、「門川小メディアの約束」である、携帯・スマートフォン・ゲーム・動画は、夜9時には電源OFFを守ろうという内容でした。生活については、「自転車に乗る範囲を守ろう。~1・2年生:家のまわり、3・4年生:地区内、5・6年生:校区内~」「公園を正しく使い、ゴミは家に持って帰ろう。」「夕方5時までには、家に帰ろう。」という内容でした。

 6番目は、善行児童の表彰でした。門川町の子どもたちの模範となる素晴らしい行いをした児童生徒を表彰することで、全ての子どもに対する教育的効果を高め、門川町の基本方針である「明日の門川を担う優れた人材の育成」の具現化に資するという目的で、門川町内の小・中学校で行われています。推薦規準として、次のことを設定しています。

 〇 学校において、望ましい人間関係の醸成に努めた。

 〇 主体的に奉仕活動等に努め、学校の環境美化に貢献した。

 〇 何事にも明るく前向きに取り組み、学校生活や家庭生活の充実・改善のために努力した。

 以上の規準を鑑み、各学年1名ずつ表彰し、その模範的行動をみんなで称えました。表彰された皆さん、おめでございます!

 春休みは、12日間あります。何よりもまず命を大切にしながら、次の学年への準備をしっかりしてほしいです。

 令和6年度の1学期のスタートは4月8日(月)です。

 

 この1年、門川小学校のめざす児童像である「進んで学習する子」「手を差し伸べ、助け合う思いやりのある子」「健康で最後までやり抜く元気な子」の姿をたくさん見ることができました。ご家族・地域の皆様方のご厚情に対しまして、職員一同、心より感謝申し上げます。

祝! 門川小学校 第122回卒業証書授与式

 雨の降る中でしたが、体育館の会場内は大変あたたかな雰囲気の中、79名の卒業生が立派に門川小学校を巣立っていきました。

 卒業生が壇上で自分の夢や感謝のことばを述べる姿は、6年間での成長を感じることができるとともに、今後の活躍を期待させる姿で、とても感動しました。また、声を合わせて精一杯の歌声を会場内のみんなに届ける姿は、とても輝いていて、心にジーンときました。

 この6年間、学校生活の中でたくさんの友達や先生、地域の方々に出会って学び、そして、保護者や地域の方々に愛され、守られ、育てられてきた卒業生。これらは、何事にも代え難い財産となって自分の夢の実現へ力強く後押ししてくれることでしょう。

 いつもリーダーシップを発揮し、明るく元気に門川小学校を引っ張ってきた6年生。この1年間、頼りになる素晴らしい背中を在校生にたくさん見せることができました。きっと、現5年生が、その素敵な思いや態度を引き継ぐはずです。なぜなら、在校生代表として参加した現5年生の態度や歌声も、とても素晴らしかったからです。

 79名の卒業生の皆さんの中学校でのますますの活躍を、職員一同心から応援しています!

 当日はご多用の中、門川町役場総務課長様、門川町教育長様、門川町議会議員様、校区内の地区会長様、校区内の民生委員児童委員様、学校運営協議会委員様、そしてPTA会長様にご臨席を賜り、激励をいただきました。また、門川町役場総務課長様からは卒業記念品贈呈を、門川町教育長様とPTA会長様からはお祝いのお言葉をいただきました。心より感謝申し上げます。

 

卒業式予行練習

 3月19日(火)は、5年生も参加して卒業式予行練習が行われました。

 その予行練習を行う前に、6年生の女児1名を善行児童として、表彰しました。

 彼女は、毎朝、児童玄関前や校庭の落ち葉掃きなどのボランテイィア活動に自ら進んで取り組み、学校美化に努めていました。また、学級で欠席者がいると忘れずに手紙を書いたり、学級のまとまりを高めていこうとしっかりした判断や行動をしたりしていました。

 

 さて、卒業式の予行練習ですが、入退場、卒業証書授与、門出の歌などを通して行うとともに、その所々で1人1人の発表の仕方、起立や着席の仕方、返事の仕方、歩き方、などの指導を行いました。特に門出の歌の2曲は、ハーモニーがとてもすばらしく、心にジーンときました。

 一方、5年生は、「これまでありがとうございました! ご卒業おめでとうございます! 4月からの門川小学校は、私たちに任せて下さい!」という心の声が聞こえてきそうなほど、立派な姿勢で椅子に座り、6年生の様子をじっと見ていました。

 

 練習を重ねるたびに6年生の行動用様式は確かに良くなってきています。しかし、卒業式当日に来られたご家族や来賓の皆様は、その日の卒業生の様子や態度しか見ることができません。つまり、これまでの練習による向上的変容を感じたり見ることはできないということです。

 そこで、「あなたたち卒業生1人1人が満足し、来場されたご家族や来賓の皆様が感動する式にするために、まだまだあなたたちは残りの2日間の練習で伸びます。がんばりましょう!」と話しました。

 

2年生と3年生も、クリーン作戦

 3月15日(金)の午前は2年生が、全員で中央街区公園に行き、クリーン作戦を行いました。

 ゴミを拾い始めると、ペットボトルやお菓子の袋等がたくさん落ちてあり、終始、子どもたちは驚いていました。ビニール袋は、すぐにゴミでいっぱいになりました。子どもたちにとって、公共施設での過ごし方を改めて考える良い機会となりました。

 今回の活動を通して、日常生活の中でゴミを捨てないことや、ゴミを拾う意識を高めて欲しいです。

 

 土曜日・日曜日をはさんで、3月18日(月)の午後は、3年生がクリーン作戦を行いました。

 中央街区公園と本町公園に分かれて行いました。活動が終わったらその公園で「さようなら。」ができるようにランドセルをからって公園に向かったのですが、その道中にもたくさんゴミを落ちていて、それを拾いました。また、公園の敷地内だけではなく、公園の周りや空き地からもたくさんのゴミがが見付かり、それも拾いました。ペットボトルや空き缶などの大きな物から、紙くずやマスクなど、いろいろな物が落ちていました。子どもたちは、すみずみまで一生懸命拾い、ゴミ袋がいっぱいになりました。

 この活動を生かして、門川町の街を綺麗にしたいという気持ちを大きくもってほしいです。

4年生もクリーン作戦

 3月14日(木)の2校時と3校時は、4年生もクリーン作戦を行いました。

 目標は、「身近にある公園の清掃活動を行うことをとおして、日頃から公園をきれいに使う気持ちを育てる。」でした。

 4年1組は、下納屋公園や上納屋公園のゴミ拾いを主に行い、漁港沿いも行いました。

 4年2組は、本町公園のゴミ拾いを主に行い、尾末神社近くの堤防も行いました。

 2学級とも、ぱっと見える広場の部分だけでなく、木の茂みや側溝なども目をこらしながら一生懸命にゴミ(ペットボトル、お菓子の包装紙、空き缶、たばこの吸い殻など)を拾いました。地域の方が、「頑張っているね。」「ありがとうね。」「すごくきれいになったよ。」などの声をかけてくださり、児童の活動意欲は、ますます高まりました。ありがとうございました。

 帰校すると、環境水道課の方による分別の説明があり、その後、実際に自分たちが拾ってきたゴミを分別しました。「私たちが、よく利用している公園にゴミがあるということは、私たちの責任でもあると思います。ゴミが落ちていない公園にしたいです。」、「身近なところにこんなにゴミが落ちていたなんて、びっくりしました。大人になっても、絶対にポイ捨てはしません。」などの声が児童から聞かれました。とても有意義な約2時間の活動になりました。

 

第3回親子であいさつ登校&5・6年生の地域ボランティア清掃

 門川小学校では、保護者があいさつする姿を児童に見せることで、児童の率先あいさつ(先出しあいさつ)のきっかけとするとともに、地域全体の人間関係を豊かにすることを第1目標として、親子であいさつをしながら登校する取組を継続して行っています。

 第2回目は、10月の運動会当日でしたが、今回の第3回目は、3月11日(月)~3月15日(金)で各家庭が実施可能な日に行ってくださるようにお願いしました。その期間内で特に、昨日の3月14日(木)は、5・6年生の地域ボランティア清掃と重なりました。

 5・6年生は、通学路に落ちているゴミを拾いながら登校しました。また、この日に親子であいさつ登校を実施してくださった5・6年生の保護者の皆様は、お子さんと一緒にあいさつだけでなく、ゴミ拾いまでしてくださいました。

 今回の活動をとおして、児童は、「率先あいさつ(先出しあいさつ)」の意識を高ることができたとともに、地域のゴミ問題にも関心をもつことができたと思います。

 この1週間、親子であいさつ登校に参加してくださった保護者の皆様、朝のお忙しい時間帯、地域に誇れる学校づくりのために、ありがとうございました。

 

 さて、拾ったゴミを各自白いビニール袋に入れて登校してきた5・6年生は、1校時にそれに関する学習を行いました。

 門川町役場の環境水道課の2名を講師に、燃えるゴミと燃えないゴミの分別の仕方について学習しました。児童は、とても理解が早く、すぐに学級ごとに45Lごみ袋の中に分別することができました。

 分別作業後は、少しの時間しか設定できませんでしたが、講話を頂きました。

 海洋プラスチック問題(特にマイクロプラスチック)のお話でした。プラスチックを体内に取り込んだ魚や鳥を食べることで、人間の体の中にもプラスチックが知らないうちに蓄積されていく危険性があるという内容でした。そして、ゴミになる物を捨てるのは一瞬だけど、それは、ずっと残り続けるということ。そのため、ゴミになる物が落ちたから、風で吹き飛ばされたからという理由で「もう、知らない。」ではなく、しっかりと拾って欲しいということでした。そして、ゴミを拾うということは、「ぼく・私は、世界の環境を救うヒーロ・ヒロインだ!!」と思ってほしいと強く訴えていました。

 分別したゴミは、門川町役場の環境水道課の2名の皆様が、軽トラックに乗せて、門川町の清掃工場に運んでくださいました。

 門川町役場の環境水道課の2名の皆様、お忙しい中にゴミの分別の仕方の説明や講話、分別したゴミの運搬など、どうもありがとうございました。児童は、これまでの自分のゴミに対する考えを振り返ることができたと思います。また、門川町(特に門川小学校校区内)のゴミ問題に関心が高まったと思います。 

手話を知ろう

 3月4日(月)の2~3校時は、「門川手話サークル」に所属する4名の方に来校いただき、5年生が手話について学びました。

 5年生は、総合的な学習の時間に「福祉」について学んでおり、今回は耳が不自由な方とのコミュニケーションの1つとして手話を学ぶことになったのです。

 まず、「聴覚障がいって、どんな障がい?」「聞こえないって、どんなこと?」「コミュニケーションについて」「手話通訳の仕事(手話通訳派遣事業の活動、イベント等での手話通訳活動)について」の講話をいただきました。

 次に、手話の学習でした。初めての手話ということで、次の1)~5)ことを教わりました。講師の先生が何度が黒板前でやって見せ、その後、児童の間を回って、指の方向や傾き、動き、手の甲の方を相手に見せるのか手の平の方を相手に見せるのか等を丁寧に、やさしく教えてくださいました。

1)家族の名称

 父、母、兄、弟、姉、妹、祖父、祖母

2)数の表し方

 一、二、三、四、五、六、七、八、九、十、百、千、万

3)簡単なあいさつ

 おはよう、こんにちは、こんばんは、はじめまして、よろしくお願いします、ありがとう、

 すみません、さようなら、今日、どうしました?

4)指文字の表し方

5)自己紹介の仕方

 最後は、児童からの質問でした。「手話はだいたい何個ぐらいあるのですか。」「手話は、国によって違うのですか。」「手話をする上で気を付けないといけないことは、何ですか。」「手話通訳の仕事をしようと思ったきっかけは、何ですか。」「手話通訳の仕事のやりがいと難しさは、何ですか。」等の質問がありました。それらについても丁寧に、児童の分かりやすいように答えてくださいました。

 4名の講師の皆様、お忙しい中、約90分間もの長い時間、5年生のために熱心にご指導いただきありがとうございました。児童は、講師の先生の豊かな表情からも、手話は手先だけの動きではなくて、表情や口の動きもとても大切だということが分かったと思います。

お別れ集会・お別れ遠足

 3月1日(金)は、お別れ集会及び、お別れ遠足が行われました。

 まず、8時25分~9時10分は、運営・集会委員会の5年生児童が司会・進行をしながら、お別れ集会を行いました。

 《ねらい》

 1~5年生…6年生の卒業を全校児童で祝い、卒業生の活躍を祈る。

 6年生…6年間を振り返り、学校に対する感謝の気持ちや将来への新たな期待をもつ。

 

 1年生は、「ありがとうの花」の歌を、踊りながら楽しく全員で歌いました。

 

 2年生は、「お・め・で・と・う」を頭文字にして、6年生へメッセージを送るとともに、「ウンパッパ」を全員で振り付けをしながら歌いました。

 

 3年生は、「冬さん さようなら」の曲を、3年生から学習が始まったリコーダーで上手に演奏しました。

 

 4年生は、先日の2分の1成人式において保護者に披露した「水平線」を、いろいろな楽器を使って上手に合奏しました。

 

 5年生は、音楽を続いたので、「いのち」と「出発するのです」という、卒業を間近に控えた6年生にとって、ふさわしい2編の詩を、しっとりと群読しました。

 

 6年生は、下級生からの発表のお礼として、卒業式で歌う「絆」を合唱しました。まだ、練習途中だということだったのですが、美しい歌声が体育館に響き渡り、下級生はうっとりとしていました。

 

 お別れ集会が終わると、トイレ等を済ませ、運動場に全校児童が集合しました。そして、生活指導担当の先生から交通安全についての諸注意があり、9時40分に、約1.8㎞先にある門川町海浜総合公園(多目的広場)に出発しました。1年生は6年生が、、2年生は5年生が横について一緒に歩きました。

 現地に到着すると、敷地内をカラーコーンで6つに分け、各学年が遊んだり、お弁当を食べたりする場所を確保しました。

 

 自分たちの場所の確保ができたら、早速、学年・学級の時間になりました。

 6年生は、現在MLBのロサンゼルス・ドジャースに所属している大谷翔平選手からいただいたグローブを用いて、キャッチボールをしました。「このグローブ、とても軽い。」「軽くて、使いやすい。」等の声が聞かれました。その他の学年の児童は、ドッジボール、ドッジビー、短なわ、長なわ、だるまさんが転んだ、花いちもんめ、鬼ごっこ等の遊びを楽しんでいました。遊具は一切設置されていない場所でしたが、児童は自分たちで遊びを考えました。先生たちも、児童の中に入って、一緒に楽しんでいる姿がとても印象的でした。

 

 風は強かったですが、晴れの天気に恵まれました。平素とは異なる生活環境の中での集団活動をとおして、児童と児童、児童と教師相互の人間的な触れ合いを深め、楽しい思い出をつくることがことができたと思います。

 今回の遠足は、「お弁当の日」でもありました。保護者の皆様には、お子様に実態にあった「お弁当の日」の取組をしてくださったことと思います。そして、遠足の準備等、どうもありがとうございました。

今年度4~6年生の最後の授業参観

 2月27日(火)は、令和5年度4~6年生の最後の授業参観でした。

 4年生は、10才を迎える学年ということで、ご家族を前にして2分の1成人式を体育館で行いました。

 オープニングで運動会で披露した「エイサー”三線の花”」を再度披露しました。その後、児童一人一人がご家族へ感謝の言葉を伝え、10才の記念に作った色紙を手渡しました。また、音楽科の時間を中心に、頑張って練習してきた合奏「水平線」や合唱「10才のありがとう」を披露しました。さらに、10才の今、自分が伝えたいこと(将来の夢など)を具体的に発表しました。参観された保護者の中には、これまでのいろいろな思い出が浮かんできたのでしょう、目をウルウルされていた方もいらっしゃいまいた。とても感動的な式でした。

 

 5年生は、「いいところ探し~なりたい自分になるために~」の学級活動をしました。最初に、自分のいいところ探しをしました。自分のいいところはどんなところなのか、じっくり自分の言動を振り返ったり、友達や家族から見たいいところを教えてもらったりしました。ちょっと恥ずかしがっている児童もいましたが、自分の長所を知るよい機会だったと思います。その上で、これからどんな人になりたいのか考えました。そして、なりたい自分になるためにはどんなことをこれから頑張らないといけないのか、自分で考えたり友達からアドバイスをもらったりしました。

 「こうなりたい!」と、まずは具体的なイメージをもち、それに向かって努力すること・・・とても素敵なことだと思います。この世に同じ人は一人もいません。一人一人によさがあって、一人一人が大切な存在なのです。

 

 6年生は、国語科でした。詩「いのち/小海 永二」を用いて、作者の伝えたいことについて考えました。

《いのち/小海 永二》

 花です/虫です/からだです

 鳥です/草です/こころです

 それらはみんないのちです

 いのちは/どれも/ひとつです

 いのちのふるさと

 地球もひとつ

 風が吹き/雲の流れる地球のうえに/要らないものなどありません

 互いに支えているんです/見えない手を出し 声を出し/互いに支えているんです

 どれもひとつで/どれにもひとつ/全部が大事ないのちです

 児童は、静かな雰囲気の中で、自分で考えたり、グループになって友達の意見を聞いたりして、「命は大事である。」「命は一つである。」「地球にあるものすべて大切で、要らないものなどない。」「命あるもの全てが、お互いに大切に思って、支え合って生きている。」「自分の命や他の人の命を危なくするようなことは、絶対にしてはいけない。」ということを作者は、強く伝えたかったのではないかという結論になり、学習の最後には、再度この詩を味わいながら、声に出して読みました。

 卒業を控えた6年生、自分の命や他の人の命の重みを改めて感じることができたと思います。

 

 4~6年生の授業参観も、1~3年生の授業参観に続いて、児童の成長を感じていただけた学習内容だったと思います。年度末が迫るお忙しい時期だったとは思いますが、たくさんのご家族の皆様が来校してくださり、ありがとうございました。 

第3回門川町立門川小学校学校運営協議会

 2月26日(月)の19時00分~20時30分は、「第3回門川町立門川小学校学校運営協議会」が行われました。

 門川小学校の協議の柱は、①防災教育(危険回避能力の育成)、②あいさつ(コミュニケーション力の育成)の2つであり、年間をとおしてこの2つの班に分かれて、協議・熟議を進めてまいりました。

 3回目の今回は、1年間の振り返りと今後の見通しについて、各班で協議・熟議を行いました。

 防災教育班では、下校時避難訓練において、「児童によるその場に応じた自主的な避難の様子が見られ、より、実践的な避難訓練になった。」「計画の段階から学校運営協議会委員も加わって、先生たちと一緒に実施方法を考えることができた。」など、嬉しいご意見がありました。そして、次年度に向けて、「学校のノーメディアデイの時に家族で防災会議をぜひ行ってほしい。」「親子で通学路を歩き、実際に大地震が来たときに、いま通った道がどうなるのか親子で想像力を働かせ、危機意識をもって、避難経路を親子で話し合ってほしい。」などのご意見をいただきました。

 あいさつ班では、「年々、先出しあいさつが向上してきている。気持ちがよい。」「地区の方々にあいさつエピソードを募集したところ、たくさんの返信があった。地区の方々にも、あいさつの励行に興味をもってくださっている。」という感想をいただきました。そして、「地区によって、あいさつ運動に差がある。」「あいさつ運動を展開するにあたって、どのように児童へ指導をしているのか、学校の指導方法を具体的に示してもらえると、地域も一緒になって児童に接することができる。」という次年度への向けた意見もいただきました。

 令和6年度も、防災とあいさつの2本柱で、児童の向上的変容をより一層図っていき、地域とともにある学校・地域に誇れる児童の育成を推進してまいります。

 学校運営協議会委員の皆様、令和5年度も、どうもありがとうございました。

最高学年引継式

 2月26日(月)は、5年生は、4月からは最高学年の6年生になるという自覚を高めるため、6年生は、最後の1か月を最高学年として恥じないように有終の美で終わろうとする気持ちの高揚を図るために、最高学年引継式を行いました。

 6年生と5年生が向き合うように座ってからはじめました。

 まず、6年生から5年生へ伝えたい以下の12個のことを、グループごとに発表しました。6年生がこの1年間最高学年として意識しながら取り組んできたことでした。どのように取り組んだか、どんな思いで取り組んだか等、具体的に発表し、とても分かりやすかったです。

 〇朝ボランティア  〇お手本  〇友情  〇何でも挑戦  〇あきらめないで頑張る  〇注意し合う

 〇無言  〇あしみえ(歩く、静かに、右側、会釈)歩行  〇あいさつ  〇協力  〇メリハリ

 〇考動(考えて動く)

 次に、6年生代表が5年生代表に、金色のバトンを渡しました。バトンを受け取った5年生代表は、以下のことを立派に述べました。

 〇 「今、6年生からバトンを受けとりました。6年生の話を聞いて、朝のボランティアや委員会活動、

  下級生のお手本になることを頑張りたいと思いました。もっと、この学校をよりよい学校にするために

  頑張ります。」

  5年生は、6年生の発表をよそ見せずに立派な態度で聞きくことができました。きっと、4月からすぐに最高学年として下級生のお手本になり、学校の顔になれると思います。とても期待しています。

見守り隊お礼の会

 2月26日(月)に、全校で「子ども見守りネットワーク」の皆様へ、1年間の感謝の気持ちを込めて、お礼の会を実施しました。子ども見守りネットワークの方々は、登下校の児童の様子を見守ってくださりながら、交通事故防止や不審者被害防止に活躍してくださっています。地域で子どもたちの安全・安心を支えてくださる皆様で、本当にありがたいです。

 会では、代表の方にお話をいただきました。その中で、「子どもたちの元気に登下校する姿や、気持ちのよいあいさつから私たちが元気をもらっています。」という内容がありました。門川小学校では、「先出しあいさつ」を学校内外で展開しています。毎日ボランティアとして道路の要所に立って見守ってくださる子ども見守りネットワークの皆様に対する感謝の表し方は、この「先出しあいさつ」だと思います。より一層、地域での「先出しあいさつ」をすすめていくとともに、見守ってくださるのが当たり前と思わない感謝の心を育てていきます。

 代表の方のお話が終わると、児童代表として6年生が、お礼の言葉をしっかりと述べました。

《お礼の言葉》

 「今まで登下校の時、見守りをしていただき、ありがとうございました。雨の日や寒い日も、僕たちの安全のために毎日見守ってくださいました。僕は、1年生から6年生まで見守り隊の方々にお世話になりました。6年間、ありがとうございました。これからも門川小学校の子どもたちのことをよろしくお願いします。」

 児童代表のお礼の言葉が終わると、全校児童で「ありがとうの花」という歌のプレゼントをしました。振り付けをしながら歌っている児童もいて、子ども見守りネットワークの方々は、目を細めて喜んでくださいました。

 子ども見守りネットワークの皆様、雨の日も寒い日も、門川小学校の児童のために登下校の様子を見守ってくださりありがとうございます。おかげさまで、今のところ、登下校中に大きな事故や事件に巻き込まれる事案が起こっておりません。これからもご自分のお体をいたわりながら、どうぞよろしくお願いいたします。

今年度1~3年生の最後の授業参観

 2月22日(木)は、令和5年度1~3年生の最後の授業参観でした。

 1年生は、入学してからこれまでにできるようになったことを発表しました。

 写真は、全員が鍵盤ハーモニカで「きらきらぼし」を弾いたり、グループ発表でけん玉の技を披露したり、自分が覚えた漢字を時間内に何個も美しく丁寧に書いたりしているところです。

 

 2年生は、生活科において、自分のこれまでの成長について、0歳の頃、1~2歳の頃、3~5歳の頃、1年生の頃と期間を区切ってまとめてきました。そこで、今回の授業参観では、みんなに知らせたい期間を自分で1つ選び、その時の写真をテレビ画面に映しながら発表しました。また、2年生でできるようになったことや、3年生で頑張りたいことも発表しました。

《ある児童の発表》

 私が0歳のころを紹介します。私は、夜泣きを毎日のようにしていたそうです。お母さんは、とても大変だったと思いました。お母さん、私を産んでくれてありがとうございます。

 私は、2年生でできるようになったことがあります。それは、「がんばるノート」を15分でできるようになったことです。初めて15分でできたときは、嬉しかったです。

 3年生になったら私は、わり算の式が書けるようになることと、その筆算のやり方を早く覚えたいです。その他にもたくさんのことを覚えて、もっともっと勉強を頑張りたいです。国語も頑張りたいです。これからも学校を頑張ります。

 

 3生は、総合的な学習の時間において、お魚の町である門川町について学習してきました。そこで、まとめたものをペアやグループで発表しました。門川町はどうしてお魚の町と言われるようになったのか、どんな魚が棲息しているのか、漁獲量が多い魚は何なのか、門川町で盛んな漁法はどんなものなのか、門川町の漁業の今と昔の違いは等、これまで門川町役場の方、漁業関係者の方、宮崎大学教授等から直接講話でうかがったり、図鑑や統計資料から得られたりした知識等を上手に絵や図表にまとめて発表しました。また、門川町の海を守るために私たちができることも発表しました。ご家族の中で、門川町出身者ではない方には、「なるほどね。」「そうだったのか。」と初めて知ることもあったようで、大きくうなずいている姿が見られました。

 1年間の児童の成長をご家族の皆様に実感していただけるように、学級担任それぞれが考えた授業内容でした。小雨の降る中、たくさんのご家族の皆様が来校してくださり、ありがとうございました。

総合的な学習の時間「私たちの将来を見つめて」№3(6年生)

 2月7日(水)の2・3校時は、世界のいろいろな国を一人旅された方に、6年生へ向けてご講話をいただきました。

 これまでに26か国を旅されて、その中からチェコ、オーストリア、クロアチア、スペイン、ポルトガル、モロッコ、キューバ、アメリカ、ガラパゴス諸島をバックパッカーとして旅をされたことを話してくださいました。

 それぞれの国の写真や動画を見せていただきながら、その国々を旅して興奮したことや感じたこと、子どもたちに伝えたいこと等を話してくださいました。

 

 興奮したことや感じたことについて(まだまだ、たくさんありました。その一部です。)

 〇 豪華ホテルのような図書館がありました。

 〇 アントニ・ガウディが設計した未完の教会『サグラダ・ファミリア聖堂』の美しさは、見る価値がとても

  あります。

 〇 屋根がすべてオレンジ色の都市や、街全体が青色で統一されいるような都市があり、絶景でした。

 〇 砂漠の中でも、水が豊富に使えて、Wi-Fiもきちんとつながるホテルもありました。

 〇 街中に平然と、動物園にいそうな動物がいて、人間と共生していました。

 〇 出待ちをしていたら、侍ジャパンで有名になったたMLBのラーズヌートバ選手が車をとめて、サインをし

  てくださいました。

 〇 外国の病院にかかったことで、日本の病院は、なんて親切なんだと感じました。

 〇 資本主義社会と社会主義社会の経済の違いを感じました。

 〇 実際、パスポートとお金とスマートフォンがあれば、旅ができると感じました。

 

 子どもたちに伝えたかったこと(まだまだ、たくさんありました。その一部です。)

 ◇ 世界中で英語を使っている人たちがとても多いので、私たちが英語が使えるということは、自信につながり

  ます。

 ◇ 日本のマンガやアニメは外国でも有名です。マンガやアニメをきっかけとして、コミュニケーションをとる

  ことができる場合もあります。世界に通じる日本文化の1つだと思うので、マンガやアニメの内容を、知って

  いた方がいいです。

 ◇ 日本人は自由だと感じました。ほとんどの外国に行くことができます。行動を起こして興味のあるのことに

  チャレンジし、夢を叶えてください。

 ◇ 旅に出て、見聞を広めてください。インターネット等を使って、確かにその土地の様子を頭で知ることはで

  きます。しかし、実際に旅に出て、その土地のにおい、聞こえる音、その場の雰囲気を感じてほしいです。そ

  して、改めて日本の良さを感じてほしいです。さらに、そこから、自分にたりないものも見つけ出し、これか

  らの人生の目標にしてほしいです。

 講師の方には、お忙しい中、お時間をつくって、海外旅行で気付いたことや思ったこと、6年生に伝えたいこと等を丁寧に話してくださり、本当にありがとうございました。きっと児童は、門川町又は宮崎県内のことだけでなく、世界にも目を向けるようになり、見聞を広めることに興味をもったことと思います。

令和6年能登半島地震支援募金

 新年の挨拶がためらわれるほどの元日からの能登半島地震。多くの方々が犠牲となり、今なお行方不明の方々や、苦しい生活を余儀なくされている方々がいらっしゃいます。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、1日も早く復旧と復興を心から願います。

 そのような中、複数の学級から「自分たちにも何かできるのではないか。」「何かしたい。」という声が、運営・集会委員会に寄せられました。互いを思いやる心や自分たちに何ができるのか考える主体性が、発揮されたのだと思います。

 そこで、運営・集会委員会で話し合い、任意での支援募金活動を行いました。児童は、お家の方々の許可をもらって持ってきたり、自分のおこづかいの中から、登校したら運営・集会委員が持っている支援募金箱に入れていました。集まった支援募金は、「石川県共同募金会」へ送り、被災された方々のために活用していただきます。

 支援募金に際しまして多くの善意、本当にありがとうございました。 

令和6年度新入学児童保護者説明会

 1月26日(金)の午後、今年の4月から門川小学校への入学を予定している児童の保護者を対象に、説明会を行いました。

 例えば、入学までに、以下の9つのことができるようになりましょうと話しました。

 1 自分のことを自分でできるようになりましょう。

 2 人の話がしっかり聞けるようになりましょう。

 3 人の前で自分の考えが話せるようになりましょう。

 4 友達と仲良く遊ぶことができるようになりましょう。

 5 規則正しい生活ができるようになりましょう。

 6 明るい挨拶や返事ができるようになりましょう。

 7 交通ルールを守れるようになりましょう。

 8 自分の名前をひらがなで読んだり、書いたりできるようになりましょう。

 9 保護者の名前、地区名が言えるようになりましょう。

 その他にも、入学までの諸準備や給食、登校前のご家庭での健康観察、基本的な生活習慣のリズム化、校時程、特別支援教育、PTA活動等について説明させていただきました。保護者の方々は、集中して配付資料やパワーポイントのスライドショーを見られたり、メモをとられたりして、とても熱心でした。その姿を見て、私たち教職員も、4月から大切なお子様を預かる重責を改めて感じたところでした。

 また、説明会の約70分間、子連れの保護者の方々のために、門川町社会福祉協議会の職員の皆様と民生委員児童委員の皆様が託児室を開設してくださいました。本当にありがとうございました。おかげさまで、保護者の方々は、安心して話に集中できたと思います。

 4月の入学式の日、今回のように学校教育に熱心な保護者の方々のお子様たちが、新1年生として入学されてこられることを門川小学校の全教職員は、心待ちにしております。

「すべての子どもにとって過ごしやすい環境づくり」研修会

 教室の中には、いろいろなタイプの子どもたちが共に生活や学習をしています。子どもたちが安心して学校生活を送ったり、学習したりする環境を整えることは、学級づくりの基本です。そして、教室内を落ち着いた雰囲気にして学習に集中できる環境を工夫し、整えていくことは、支援の必要な子どもたちのみならず、学級のすべての子どもたちにとって必要なことです。

 

 そこで、3月25日(月)の卒業式まで6年生は40日(授業日数)、3月26日(火)の修了式まで1~5年生は41日となった1月25日(木)に、教職員全員で再度教室環境を振り返りました。
 今回は、学級担任1名だけの考えではなく、他の先生も順番に教室に入ってアドバイスをしました。「ここが良いね。」と肯定的な意見だけではなく、「ここは、こうした方がいいんじゃないかな。」「これは、ちょっとまずいね。」など、率直に思った意見ももらうことができ、とてもいい研修会になりました。今回のように、嬉しい意見だけでなく、厳しい意見ももらえることが、風とおしのよい職場雰囲気の1つだと思います。

 今回は、特に子どもたちがよく見る教室前面(黒板まわり)の配慮を行いました。極力ペタペタと掲示物を貼ることをやめ、すっきりとさせるようにしました。また、児童の目線になって児童用椅子に座り、気になる物は極力前面に置かないようにしました。

「通常の学級におけるユニバーサルデザインを土台にした学級・授業づくり」の研修動画作成

 「ユニバーサルデザイン」とは、「障害者の権利に関する条約」において、調整または特別な設計を必要とすることなく、最大限可能な範囲ですべての人が使用することができる製品、環境、計画及びサービスの設計とされています。

  ユニバーサルデザインの考え方は、アメリカのロナルド・メイス教授らにより提唱され、「ユニバーサルデザイン7原則」として示されました。

 原則1 誰にでも公平に利用できること

 原則2 使う上で自由度が高いこと

 原則3 使い方が簡単ですぐ分かること

 原則4 必要な情報がすぐに理解できること

 原則5 うっかりミスや危険につながらないデザインであること

 原則6 無理な姿勢をとることなく、少ない力でも楽に使用できること

 原則7 アクセスしやすいスペースと大きさを確保すること

 

 さて、そういったユニバーサルデザインがよくできているということで、1月19日(金)に宮崎県教育委員会から指導主事や特別支援教育関係の先生たちが、5年1組を訪問しました。そして、授業の様子を動画に収めました。いずれ、それを編集して、宮崎県内の先生方の研修に使用するそうです。

 [学習環境づくり] ※今回の授業で、たくさんあった中の一部です。

 〇 教室前面の掲示物を精選したり、棚の中が見えないように目隠しをしたりして、児童が黒板に集中できる

  ようにしていました。

 〇 物の置き場を決めたり、机上に出すのは必要なものだけにしてあったりして、児童が安全・安心して学習

  ができるようにしていました。

 〇 今回の学習活動の内容や手順の掲示がしてあり、児童が学習の見通しをもち、指示がなくても自主的に学

  習できるようにしていました。

 〇 児童の頑張りを認め、肯定的な表現で話しかけていて、児童のやる気を引き出し、積極的な学習参加を促

  していました。

 

 [授業づくり] ※今回の授業で、たくさんあった中の一部です。

 ◇ 整合性のある「めあて」「まとめ」をしており、「今回の授業で学ぶこと(学んだこと)は、何か」を明

  確にしていました。

 ◇ 具体的に・短く・肯定的に・視覚的に話しており、児童が理解しやすいようにしていました。

 ◇ 適宜、児童の机をまわって指導を行ったり、個別の言葉掛けや合図などの確認をしたりしており、全ての

  児童が同じ視点で学習ができるようにしていました。

 ◇ 動画を効果的に活用しており、児童の発表の補助にしていたり、学びの確認をしたりしていました。

 


 

 本校では、これからも、すべての児童にとって過ごしやすい学校をめざすとともに、「分かる」「できる」を実感できる授業づくりの研修を深めてまります。

大谷翔平選手からグローブが届きました!!

 WBCやメジャーリーグで大活躍の、大谷翔平選手からの贈り物であるグローブが、1月17日(水)に、門川小学校にも届きました。TV等で、他市町村に届いたというニュースを目にするたびに、まだか?まだか?と、気になっていた児童も多かったと思います。

 今回のグローブは右利き用2つ、左利き用1つの合計3つです。グローブには大谷翔平選手のサインが入っており、送られてきた箱にはメッセージも同封されていました。

 本来なら、臨時の全校集会を体育館で開き、全校児童の前で紹介したかったのですが、インフルエンザが流行っているためにそれができないため、お昼休みに6年の体育委員会児童に代表して受け取ってもらいました。

 児童は目をきらきらと輝かせながら、グローブを見つめたり、触ったりしていました。そして、「大谷選手、グローブを送って下さってありがとうございました。」「このグローブが、学校の宝物になるように大切に使いたいです。」と、少し興奮気味に大谷翔平選手へのお礼の言葉を口々に言っていました。

 次々と夢を叶え、目標を達成する大谷翔平選手は、みんなの憧れです。門川小学校の子どもたちも、それぞれの夢や目標に向かって頑張る力を、このグローブからきっともらえるはずです。そして、大きく羽ばたいてくれることを願っております。

 大谷翔平選手からいただいたグローブは、今後児童の学習活動で大切に使わせていただきます。素敵な贈り物を本当にありがとうございました。

 

《大谷翔平選手からのメッセージ(原文より一部抜粋)》

 この3つの野球グローブは学校への寄付となります。

 それ以上に私はこのグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。それは、野球こそが、私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。

 このグローブを学校でお互いに共有し、野球を楽しんでもらうために、私からのこの個人的なメッセージを学校の生徒たちに伝えていただければ幸いです。

 この機会に、グローブの寄贈をさせていただけることに感謝いたします。

 野球しようぜ。

 

 大谷翔平

 

令和5年度 わたしたちの思いを語る会

 1月13日(土)に、門川町教育委員会が主催する「令和5年度 わたしたちの思いを語る会」が、門川町総合文化会館の大ホールで行われました。門川町内の小中学校と門川高等学校の代表児童生徒が、ふるさとである門川町への思いや願い、夢を大舞台で熱く語りました。

 会場には、門川町長・副町長や門川町議会議長・議員、PTA関係者、学校関係者、教育関係者、地区会長、民生委員児童委員、門川町役場職員、地域の方々等が来られていました。

 そのような中で、本校代表の5年生女児が、トップバッターで壇上に上がりました。タイトルは、「わたしが育った町、門川」でした。

 まず、門川町の素敵なところを述べました。夜空、海、川、魚等の自然の美しさと、声を掛けてくださったり登下校を見守ってくださったりする心温かい地域の方々だそうです。

 次に、さらにもっと良い門川町にするために、代表の5年生女児はどうしたいか、具体的に述べました。ゴミ拾いをしたり、先出し挨拶をしたり、将来パティシエになってカンムリウミスズメに関連したケーキやクッキーを作り門川町をアピールしたいそうです。

 発表のトップバッターで、プレッシャーが相当あったと思いますが、それを感じさせない落ち着いた態度と声で、心をこめて一生懸命に観客に伝えることができました。また、原稿も見ながらではなく、きちんと暗記して、観客の方をしっかり見ながら思いを語ることができました。

 門川町内の代表児童生徒の発表が終わると、今年度から新たに加わったグループ発表が行われました。学校での学習の成果やボランティア活動の実践内容等を、プレゼンテーションソフト(パソコン)を使って視覚にも訴える上手な発表でした。児童生徒ならではの初々しい感性や新しい切り口からの意見が述べられており、大人の私たちにとって、身の引き締まる思いがしました。

 これからも、「地域とともにある学校」を展開し、その中で豊かな人間性が育めるように努力してまいります。