食育

2017年3月の記事一覧

2月1日の給食


<今日の献立>
黒糖パン・スィートポテトシチュー・豆豆サラダ・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 感謝の心
 スィートポテトシチューは、さつまいもを使ったシチューです。さつまいもは煮くずれしやすく、さつまいもによって、煮えやすい物と煮えにくい物があり、どのタイミングで入れるか、毎回考えて入れるのですが、思うようにいかないこともあります。6人の調理員さんで1000人分の給食を作っています。栄養バランスだけでなく、安全や衛生、おいしさ等を考えながら作られた給食です。残さず食べましょう。

1月31日の給食


<今日の献立>
麦ご飯・えびのチリソース・にら玉スープ・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食文化
 えびチリソースは中国の代表的な料理です・えびは腰が曲がっていることから、腰が曲がるまで長生きする縁起の良い食べ物として、お節料理やお祝いの料理に登場します。また、今日のえびチリソースに入っているカシュナッツは、植物の種で、種の発育に必要な栄養分をたくさん含んでいます。カシュナッツはおつまみとして食べますが中華料理にもよく使われます。中国は医と食の源は同じという医食同源の国であり、健康によいたくさんの材料が入っているのです。

1月30日の給食


<今日の献立>
麦ご飯・鰤おろし煮・胡麻和え・せんべい汁・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 心身の健康
 健康に過ごすためには、栄養バランスのとれた食事をすることが大切です。私たちは食べることによって生きています。エネルギーのもとになる黄の食品、体をつくるもとになる赤の食品、体の調子を整える緑の食品を毎食とることが必要です。1食分の食事は、黄の食品を主食、赤の食品を主菜、緑の食品を副菜と考えて組み合わせると3つの食品グループの食品をとることができます。

1月27日の給食


<今日の献立>
コロッケバーガー・クラムチャウダー・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食文化
 コロッケは野球に似たスポーツのクロケットに使われる道具に形が似ていたことと、「カリカリした物」という意味のフランス語「クロッカー」から名付けられたと言われています。日本の家庭で食べられるようになったのは、明治から大正時代で、「今日もコロッケ、明日もコロッケ」というコロッケの唄も流行りました。

1月26日の給食


<今日の献立>
麦ご飯・寄せ鍋・豆味噌・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 社会性
 給食を食べる時、皆で協力して食事の準備をし、マナーを考えて食べますが、これは相手を思いやり楽しい食事をすることにつながります。食べ終わった人もまだ食べている人がいることを考えて静かに過ごしましょう。食事マナーは周りの人に嫌な思いをさせないために必要なものです。食べるときの姿勢、箸の持ち方、食べるときは口を閉じて食べるなど、日頃から気を付けて、皆が楽しく食事ができるようにしましょう。

1月25日の給食


<今日の献立>
マヨネーズパン・八宝菜・フルーツヨーグルト・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食品の選択
  毎日の給食についている牛乳には、子牛が大きくなるのに必要な栄養がたっぷり含まれています。体が大きくなるのに必要なカルシウムはもちろん、唇の荒れを防いだりするビタミンB₂も多く含んでいます。成長期の今カルシウムをコツコツためておかないと、将来、骨がもろくなる骨粗しょう症という病気にかかったりします。カルシウムは、牛乳の他に、小魚や海藻、小松菜などの野菜にも含まれているので、日頃の食事で不足しないようにしましょう。

1月24日の給食


<今日の献立>
麦ご飯・鮭塩焼き・ほうれん草と沢庵の胡麻和え・団子汁・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食の重要性
 1月24日は学校給食記念日です。日本の学校給食は、明治22年山形県鶴岡町の忠愛小学校でお弁当を持ってこられない子どもたちのために出されたのが始まりです。その時の給食は、おにぎり・焼き魚・漬物だったそうです。その後、各地に給食は広まりました。昭和に入って第2次世界大戦という戦争で給食は中断してしまいました。昭和20年、戦争は終わりましたが食糧不足は続いており、子どもたちは食べるものがありません。外国からの援助物資で、昭和21年に東京・神奈川・千葉で学校給食が開始されました。これを記念して設けられたのが給食記念日です。給食記念日には、食べ物の命、食べ物を作ってくださる生産者や給食センターの方のことを考えて、一人一人が食べ物を大切にする気持ちをもちましょう。

1月23日の給食


<今日の献立>
麦ご飯・しそ味ひじき・韓国風すき焼き・キムチ和え・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食文化
 韓国料理の味付けは、しょうゆ・ごま油・にんにく・ねぎ・しょうが・唐辛子を使うことが多く、このような味付けをした料理を韓国風と言っています。韓国料理は、野菜が多く栄養バランスがとれています。韓国では、キムチが学校給食に毎日ついており、食堂でも無料で食べられるそうです。

1月20日の給食


<今日の献立>
減量パン・チョコマーガリン・ひじきスパゲティ・卵サラダ・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 心身の健康
 今日のひじきスパゲティは、ひじきやさつま揚げ等を炒めてしょうゆで味付けした和風のスパゲティです。学校給食のスパゲティは麺の量が普通のスパゲティの1/3位で鶏肉やさつま揚げ等・体をつくる赤の食品が多いので主食と主菜を兼ね備えた料理として出しています。スパゲティの量が少ないので小さめのパンを付けています。野菜が足りないのでサラダと組み合わせました。給食の野菜量を参考にお家でも毎食しっかり野菜を食べましょう。

1月19日の給食


<今日の献立>
野沢菜ご飯・豆豚汁・フルーツのオレンジソースがけ・牛乳



<一口メモ> 食に関する指導目標 : 食の重要性
 今日の給食は長野県の郷土料理・野沢菜ご飯です。長野県は宮崎県と同じ知事ネットワーク事業に参加している県です。知事ネットワーク事業は、地方同士がつながり、地方から日本を変えようという取組です。今日は長野県の「食」について紹介します。長野県は健康長寿日本1の県です。長野県には、何と「健康長寿課」があり、減塩運動に取り組んでいるのです。かつて脳卒中で亡くなる人が全国トップクラスだった長野県ですが、現在では脳卒中になる人も少なくなりました。また、高齢者が健康で65~74歳の人が仕事に就いている人の割合が全国トップなのです。また、1人当たりの老人医療費は、全国3位の低さです。年齢を重ねても医療費がそれほどかからず、日々元気に働いている理想的な県なのです。