お知らせ

学校からのお知らせ

離任式

今年度、最後のホームページ更新となります。

今年度4月のスタートが11万5千人ぐらいのスタートでしたが、

今日3月30日の時点で21万7,110人の閲覧者となりました。

ちょうど延べ約10万人の方に坪谷小学校のホームページを

見ていただいたことになります。

ありがとうございました。

  

さて、今日は離任式でした。

全部で6名の先生方が坪谷小学校を去られることになりました。

小規模校だからこそ、児童とのふれあいも数多くありました。

若山牧水の母校であること、アットホームな中で特色ある教育活動を

展開していること、保護者や地域との結びつきが深くとても協力的であること、

坪谷小学校での在職の期間はちがいますが、

コロナ禍の中でも、たくさんの保護者・地域の方と

行事等をとおして楽しい時間を共有できたこと、そして

子ども達と一緒に同じ時を過ごし、たくさんの思い出をつくれたことは、

私たち職員にとってもかけがえのない財産です。

坪谷小学校を去る私たちは、それぞれの新天地で新たなスタートを切りますが、

これからも坪谷小学校を、子ども達を、牧水のふるさと坪谷を応援しています。

お世話になりました。そして、ありがとうございました。

修了式

今年度、最後の登校日、今日の短歌はこれでした。 

ちょうど、本校のさくらの花も咲き始めました。

 

さて、修了式では2人のお友達が、この1年を振り返って

作文を発表してくれました。

本当は3人のお友達の予定だったのですが、体調が悪く

あいにくの欠席となってしまいました。

せっかくなので、その子の分も含めて

今日は、3人のお友達の作文を紹介したいと思います。

3人のお友達を含めて1年間、みんながんばりましたね。

 

 

(1年生)

 「1年かんのおもい出」

 ぼくは、この一年かんでたくさんのおもい出ができました。その中でもとくにこころにのこっていることが二つあります。

 1つ目は、たいいくでとびばこをがんばったことです。はじめは、ぜんぜんとべなかったけど、手をどこにおけばいいのかがわかると、とべるようになりました。とびばこ三だんちょうせん中です。二年生では八だんとびたいです。

 二つ目は、おこめをそだてたことです。田うえのとき、土がやわらかくて気もちよかったです。だっこくでは、カラカラとおこめが出てくる音がいい音だなとおもいました。もちつきは、今年できなかったので、二年生でできるのがたのしみです。

 二年生でもいろいろなことにちょうせんしてたくさんのおもい出をつくりたいです。

 

 

(3年生)

 「三年生をふり返って」

 ぼくが、三年生でがんばったことは、三つあります。

 一つ目は、算数の勉強をコツコツとがんばったことです。算数のドリルを毎日かならずするようにしていました。たまにめんどうくさくなる日もあったけれど、むずかしい問題をスイスイととけるようになったときは、うれしかったです。

 二つ目は、人にやさしくすることです。ぼくも、人からやさしくされたらうれしいので、人にもやさしくするように心がけていました。そして、自分がいつもいい気持ちでいないと、人にやさしくすることは、むずかしいことだと気づきました。

 三つめは、人に向かって悪い言葉を使わないことです。自分が悪い言葉を聞くと、いやな気分になったり、悲しい気持ちになったりするので、なるべくきれいな言葉を使うことを心がけました。そして、汚い言葉を使うと、自分に返ってくると思って、これからも気をつけたいです。

 ぼくは、三年生でこの三つを守り、毎日がんばってきました。

 今に満足しないで、さらに成長できるようにがんばりたいです。

 

 

(5年生)

 「責任感をもって」

 私は、1年間をふり返って考えたことがあります。その考えたこととは、「何事にも責任感をもって行動する」ということです。何度もこのことについて、私は考えています。一年を通して考え続けました。この「何事にも責任感をもって行動する」という考えについて発表します。

 まず、何事にもという言葉を分かりやすく言うと、どんなことにもという意味です。また、責任感という言葉を分かりやすく言うと、責任をもってしっかりやりとげる気持ちという意味です。つまり、どんなことにも責任をもってしっかりやりとげることが私は大切だと考えました。私自身、今でも任された仕事に責任をもってやりとげられていないことがあります。そのたびに私はそれでいいのかなと考えています。ただ考えるだけではなく、それに加えてどうすればやりとげられるかということも工夫して考えました。そうすることで失敗もくりかえさずにすむし、失敗を指摘されることもありません。けれど、そのことについて気付くことができたのは、三学期でした。それでも、私は気付けてよかったなぁと思っています。一つのことに責任をもって行動するということができないのは高学年らしくないなぁと私は考えます。その責任をもってしないといけない仕事には、例えば、「まどしめ」「電気消し」「旗上げ・旗下げ」などがあります。また私のお父さんやお母さんも仕事は常に責任感をもってやっているそうです。これらのことから、子どもでも、大人でも、任された仕事は責任感をもってやりとげることが大切だと私は考えます。それに加えて、他の仕事を見つけたり、まちがっていてもいいからいろいろな仕事を引きうけてみたりすることで新たな成功が見つかるかもしれません。逆に失敗するかもしれません。だけどまずは挑戦しようと私は思います。ただ、何も考えずに仕事をするのではなく、責任感をもってしっかりやりとげましょう。きっと良いことがあるかと思います。このことはいつでも始めることができます。将来のなりたい自分に向かって一歩一歩進んでいきましょう。

 これで、私が一年間をふり返って考えたこと「何事にも責任感をもって行動する」ということについての作文発表を終わります。 

第114回卒業証書授与式

第114回卒業式が行われました。

昨年度までコロナ禍の影響で、3年間、規模を縮小しての開催でしたが、

4年ぶりにコロナ前の形で開催することができました。

心配された雨も上がり、卒業式の途中からは日差しも体育館に差し込むなど、

卒業生の晴れの門出を来賓の皆様をはじめ、保護者、地域の皆様、

そして天もお祝いしてくれるかのようでした。

 

ご臨席いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 今年度の卒業生は、2名でした。

 

卒業証書授与の後には、卒業生の2人が中学校での抱負を短歌で表してくれました。

 

〇 坪谷での 旅路と学び 自信もち

  東郷の路 熱帯び歩む

 

〇 期待の地 東郷学園 努力して

  友人多く 笑顔でつくる

 

 

 別れの言葉では、子ども達の呼びかけの他にも

小規模校ならではの、先生方から少し長めのメッセージが発表されました。

一番はじめに涙を流したのも先生たち。

そして、5・6年担任は5・6年児童の合唱のために練習してきたピアノ伴奏を披露。

が、涙で途中、うまく弾けず。。。

 

なんて、所々ハプニングもありましたが、卒業生は立派に巣立っていきました。

新たなステージ、東郷学園中学校でこれまでの6年間の学びを生かし、

日々、成長する姿を楽しみにしています。

卒業おめでとう。中学校でもがんばれ!!

いよいよ明日

明日は、いよいよ卒業式です。

3時間目、体育館に行ってみると5・6年生がバドミントンをしながら

楽しんでいました。6年生との最後の思い出作りのお楽しみ会のようです。

 

 

そして、午後、6年生は早目の下校。

1~5年生が、明日の卒業式に向けて掃除や会場づくりをがんばりました。

 

厳粛な雰囲気の会場も整い、あとは明日の本番を待つばかりです。

 

あいにくの雨模様が予想されていますが、

6年生の晴れ舞台です。

門出を祝うお祝いの気持ちとこれまでの感謝の気持ちが伝わるような

素晴らしい卒業式になるといいですね。

校内牧水カルタ大会

今日は、今年度最後の校内牧水カルタ大会でした。

密を避けるために2つの教室に分かれてオンラインで実施しています。

2つの教室ともシーンとした緊張感の中に

札を詠む声と札を取る「パシン」という乾いた音だけが鳴り響きます。

 

札を詠む声はきれいな澄んだ声です。

担当の先生は、家に牧水カルタを持ち帰って昨日の夜、詠む練習をされたのだとか(笑)

とても上手でした。

最後の牧水カルタ大会でしたが、この1年でどれだけ覚えられたでしょうか。

8月には、市の牧水カルタ大会も予定されています。

牧水先生の母校として、特に上学年の児童には古豪復活を期待していますよ。

過去からの贈り物

今日は、卒業式の予行練習がありました。

これまで、練習してきたことを本番に近い形で通していきました。

2人の6年生にとって思い出に残る卒業式になるように

在校生にできることは、式に臨む態度や気持ちのこもった歌や呼びかけで

表現することです。みんながんばっていました。

卒業式まであと1週間あまり。

今日の予行練習で出た反省をもとに残りの練習で

より素晴らしい卒業式にしていけるといいですね。

 

さて、今日はお宝が学校に届けられました。

何かと言いますと、下の写真。

実は、これ、牧水先生自身が大正13年に「少年倶楽部」という

雑誌に自分の短歌が掲載されたものを切り取って残しておいたものらしいのです。

静岡県沼津市にある若山牧水記念館の初代館長を務められた故 大悟法利雄さんがこれを大事に持っておられたものを坪谷小学校にと送ってくださったものが、時代を経て今日、坪谷小学校に届きました。

写真の品以外にも、故 大悟法利雄さんからの手紙もあり、歴史の重みを感じさせます。

あまりにも大層なものなので子ども達にも紹介した後、

こちらは学校近くの若山牧水記念文学館で大事に保管してもらおうと思います。

そのうち、若山牧水記念文学館で展示されることと思いますので、

興味のある方は、ぜひお立ち寄りください。

お弁当の日

話は先週にさかのぼりますが、3月10日(金)のお別れ遠足の日は、

「お弁当の日」でもありました。

それぞれの状況に応じて、

①「チャレンジコース」自分の力だけで作る。

②「ふれあいコース」家の人と一緒に台所に立ってお弁当を作る。

③「お手伝いコース」おにぎりをむすんで、お弁当におかずをつめる。

④「感謝コース」家の人がお弁当を作っているところを見て、「ありがとう」の言葉を言う。

を選んでお弁当作りに興味をもたせ、食への関心や意欲を高めるのがねらいです。

朝、登校して来た4年生の男子は、

「朝からがんばって来ましたよ!」

と誇らしげでした。どうやらこの男子は①または②に挑戦したようですね。

「お弁当の日」の取組を通して、食への関心を少しずつ高めながら

将来、独り立ちした時には自炊ができるように、または料理が得意ですなんて

言えるようになるといいですね。

 

お別れ遠足

今日は、お別れ遠足。

天気は遠足日和のぽかぽか陽気でとてもいい天気になりました。

よっしゃー!汚名返上! ん、何の? 

さて1時間目は、体育館でお別れ集会。

各学年からの発表です。

低学年は、歌のプレゼントと写真での思い出メッセージがながされました。

そして6年生への手作りのプレゼントが渡されました。

 

中学年は、振り付け付きの楽しい歌と6年生への呼びかけ。

そして、こちらも手作りメッセージのプレゼントが渡されました。

 

高学年は、高学年らしく自分たちで考えたまんざいを披露してくれました。

紙芝居を使った女装まんざいもありました。(て、女子ですが。)

こちらも手作りのプレゼントが渡されました。

 

6年生からもお返しに、学校に関するクイズが出されました。

そして、在校生一人一人に6年生からの手作りのプレゼントが渡されました。

小規模校ならではのジーンとするような心温まる6年生を送る会でした。

 

その後は、牧水公園までウオークラリーを楽しみました。

チェックポイントで短歌をつくったり、ヤッホーコールをしたり、ジェスチャーゲームをしたりしながら

牧水公園までの道のりを楽しみました。また、道すがらゴミ拾いもしたので道中きれいになったことでしょう。

 

牧水公園に着いたら、しばらく求刑した後、牧水記念文学館の見学を行いました。

牧水の母校の短歌が飾ってありました。つまり、児童一人一人の短歌が飾ってありました。また、

お菓子の詰め合わせのお土産までいただきました。ありがとうございます。

その後は、昼食タイム、自由遊びを思いっきり楽しみました。

6年生にとっても在校生にとっても楽しい1日になったことでしょう。

最後は、牧水公園に向かって「さようなら」とお別れをして家路につきました。

お弁当の準備等、保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。

緊張の朝

今日の朝の登校時の様子です。

いつもと変わらぬ朝の短歌朗詠の様子、

なのですが。。。

 

いつもとは少し様子が違います。

それは、後ろに短歌朗詠の様子を参観している方がたくさん!!

 

実は、宮崎大学教育学部国語科の教授及び准教授、

そして若山牧水や短歌について勉強されている学生さんたちが

10名以上、見学に来られていました。

 

たくさんの参観者に見守られて子ども達も少々、緊張気味でしたが、

緊張しながらもいつものように大きな声で短歌朗詠を頑張っていました。

宮崎大学の方は、この後、朝の「牧水カルタ」と授業の様子を

観て帰られました。

 

せっかくなので、参観いただいた皆さんに若山牧水生誕の地「坪谷」、

そして坪谷小を参観しての感想を短歌に詠んでいただきました。

 

〇 静かなる 山に渡るは 若い声

   受け継ぐうたは かるたの上に

          (片平 千尋)

 

〇 見慣れない 花道歩き 「明け方の」

   つぼやっこの声 響きわたる 

          (本市 佳音)

 

〇 明け方の 校舎に響く 子供らの

   声聞き始まる 素晴らしき一日

          (加来 未帆)

 

〇 声に出し 若山の心を 胸に秘め

 今日もがんばる 小さき牧水

          (山田 陽大)

 

〇 「明け方の」 大人たちに 見守られ

   幼き子らが 立派に朗詠す

          (永野 叶子)

 

〇 五分丈の ズボンに包まれ 朗詠す

   若く明るい 未来の牧水

          (海老原 麻咲)

 

〇 枝に啼く 鳥たちの声 けふもまた

   坪谷は子らの 歌に目覚める

          (中村 佳文)

 

〇 あさぼらけ 山河にひびく 歌声の

   子らはじゃんけん 楽しみており

          (橋口 友亮)

 

〇 明け方の 優雅な声が こだまする

   そこに立つのは リトル牧水

          (後藤 大翔)

 

〇 花曇る 朝をてくてく 赤ぼうし

   遠く見えたり 日の出のように

          (久永 草太)

 

〇 からだより ちょっと大きな 竹ぼうきで

   君がきれいにする谷の朝

          (久永 草太)

 

〇 こだまする 元気な朗詠 坪谷の地

   白鳥つられ 舞い上がり

          (斎藤 広世)

 

〇 澄み渡る空 声高らかに響く

   見届けられるのはここ坪谷

          (菊田 和香葉)

 

〇 「今日もまた」先生の声 追い越して

   パチンと取った 僕の一枚

          (能勢 優子)

 

〇 さいしょはグー じゃんけんあいこ ありがとう

   山より向こうに 響け朗詠

          (能勢 優子)

 

〇 さえずりが 坪谷の朝に 響きけり

   子らの朗詠 見守るがごと

          (永吉 寛行)

 

〇 張り詰めた 寒さ蹴破る 子どもらよ

   まっすぐにのびよ 若竹のように

          (山口 碧季紗)

 

〇 「明け方の~」今日も元気に うたをよむ

   魅力あふれた 牧水の母校

          (黒木 陽菜)

 

坪谷の朝の様子がよく表れた短歌ばかりですね。

最後は、学生さんたち、子ども達にならって

みんなで短歌朗詠をして帰られました。

牧水生誕の地「坪谷」とその母校坪谷小学校を参観されたことで、

若山牧水についてのイメージがより豊かになっているといいですね。

今日は参観いただきありがとうございました。