今日の給食
9月27日の給食
今日の献立は、ご飯、牛乳、マーボー春雨、ナムルです。
きのこには様々な種類がありますが、きくらげもそのひとつです。今日のマーボー春雨に入っていますよ。きくらげは、以前は中国から買うことが多かったのですが、最近は日本でも作られるようになりました。きくらげは、お腹の掃除をしてくれる食物繊維や、骨や歯の成長に欠かせないビタミンDをたっぷり含んでいます。生はプリプリ、乾燥はコリコリとした食感が特徴です。乾燥したものは、中華料理や豚骨ラーメンなどによく使用されます。きくらげは、生も乾燥も、しっかり火を通してから食べるようにしましょう。
9月26日の給食
今日の献立は、ご飯、牛乳、いわしの梅煮、きゅうりの塩もみ、ごじるです。
「海の米」と呼ばれる理由カタクチイワシやシラスなどのイワシ類はタンパク質が豊富で昔から食されてきているほか、海でもエサとして様々な生き物に食べられていることから「海の米」と呼ぶようになったのだとか(諸説あり)。また海の米のほかにも「海の牧草」と呼ぶこともあるそうです。
9月25日の給食
今日の献立は、コッペパン、牛乳、あげハンバーグのソースかけ、野菜コーンスープです。
とうもろこしにはいくつかの種類があります。料理によく使うのは「スイートコーン」という種類です。また、煎るとぽんぽんはじける「ポップコーン」という種類もあります。人が食べるもの以外では、牛や豚、鶏などのえさになる「デントコーン」という種類もあります。とうもろこしは、もともと中南米の暑いところの作物ですが、寒いところでも作られるようにだんだん品種改良され、今では世界中で作られています。とうもろこしには、エネルギーとなる炭水化物や体の調子を整えるビタミン、ミネラルが多く含まれていますよ。
9月22日の給食
今日の献立は、ご飯、牛乳、あつあげのミートソースに、ほうれんそうのサラダです。
ほうれん草の原産地は西アジアのコーカサス地方です。日本には江戸時代に中国から渡来したため「唐菜」とも呼ばれています。
緑黄色野菜の中でも、特に栄養価が高いことで知られているほうれん草には、貧血予防に重要な鉄や鉄の吸収を高めるビタミンC、造血に働くといわれる葉酸などが豊富に含まれています。
ところで、どうしてアニメ「ポパイ」の主人公ポパイはほうれん草を食べると強くなるのでしょう。その理由は、「子どもたちにほうれん草を食べさせるため」。ポパイのアニメ放映が始まった当時、アメリカの子どもたちにとっての嫌いな野菜の代名詞はほうれん草だったそう。そのため、ポパイがほうれん草を食べて大活躍する姿で、子どもたちにもほうれん草を食べるよう啓蒙しようとしたようです。ポパイの強さにあこがれて、ほうれん草に興味を持つ子どもも増えたことでしょうね。
9月21日の給食
今日の献立は、コッペパン、牛乳、じゃがいものチーズに、もちむぎサラダです。
今日のサラダに入っているもちむぎは、北浦にある「まなぶ農園」さんから提供していただいたものです。もち麦は大麦のひとつで、ビタミンB1を多く含みます。ビタミンB1は私たちが食べたご飯やパンなどの炭水化物をエネルギーに変える働きがあり、疲れた体を元気にしてくれます。また、食物繊維もたっぷり含まれており、お腹の調子を整えてくれます。大麦を使った製品には、米と一緒に炊く押し麦のほか、朝食で人気のグラノーラ、麦茶、大麦麺など、様々なものがあります。
9月20日の給食
今日の献立は、ご飯、牛乳、めひかりのカレーあげ、いんげんのごまあえ、具だくさんみそしるです。
今日は延岡市の代表的な深海魚、めひかりを使った料理です。めひかりは、延岡市の沖合、日向灘の深海300メートル前後のところで漁獲される、5~15㎝ほどの小魚で、目が大きく青く、きらきら輝いて見えることから「メヒカリ」と呼ばれるようになりました。めひかりは、福島県いわき沖でもよく捕れ、小名浜港の名物となっています。延岡市といわき市は内藤家の繋がりで平成9年に兄弟都市になりましたが、こうした縁が両方の地域でめひかりを食べる習慣にも影響していると言われています。
9月19日の給食
今日の献立は、三色ご飯、牛乳、つぼんじるです。
つぼん汁は熊本県の郷土料理です。鶏肉、かまぼこの他、里芋、ごぼう、にんじん、大根など根菜の野菜を小さめに切り、いりこ出汁で煮て醤油味で仕上げた具たくさんの汁物です。野菜のうま味が溶け出した優しい味がしますね。お正月やお祝い事には欠かせない料理で、その時には具材は7種類や9種類などの奇数でそろえるそうですよ。
9月15日の給食
今日の献立は、ご飯、牛乳、かぼちゃのそろぼろに、春雨の酢の物です。
料理は、調味料を「さしすせそ」の順番で入れるとおいしく出来上がります。砂糖は材料に染み込むまでに時間がかかるので最初に入れます。砂糖が材料に染み込んだら、塩を入れて引き締めます。他の調味料は香りをつけるために入れるので、最後に入れます。ただし、煮魚のように表面に味を付けるものや、おでんのように混ぜ合わせた調味料で食材を煮込みたい時には、調味料を入れる順番にはこだわらなくてよいです。
9月14日の給食
今日の献立は、げんりょうコッペパン、牛乳、やきそば、千切り大根のおかか和えです。
千切り大根のおかか和えには、かつお節が入っています。かつお節は、かつおの頭と内臓を取り除いた身を燻してよく乾燥させ、かびを付けて発酵させた食品です。うまみのもとである、イノシン酸やグルタミン酸を多く含んでおり、和食には欠かせない食材です。かつお節が最も多く作られているのは、鹿児島県、次が静岡県です。かつお節の産地などでは、かつお節では使わない頭の部分からサプリメントを作ったり、骨から天然カルシウムを作るなど、無駄がないように使っているところもあるそうです。
9月13日の給食
今日の献立は、ご飯、牛乳、ジャンバラヤ、ラビオリスープです。
ラビオリはイタリアのパスタ料理のひとつです。小麦粉を練ってよくのばし、チーズや細かく刻んだ肉、野菜などを挟んでゆでたものです。トマトソースなどをかけて食べます。今日はスープに入れました。
9月12日の給食
今日の献立は、ご飯、牛乳、さかなとカシューナッツのあげに、コンソメスープです。
カシューナッツはりんごのようなにおいのする「カシューアップル」という果実の外側の先にできる殻に入った木の実です。勾玉のような珍しい形をしています。主な産地はインド、ベトナム、ブラジル、アフリカ各地ですが、特に皮をむいたり加工したりする技術を持っているインドの加工輸出量が多いです。今日の給食のように油で揚げてカリッとさせるとさらにおいしくなりますよ。ナッツ類には、肌や血管を若く保ち、頭の働きをよくしてくれる効果があります。
9月11日の給食
今日の献立は、こくとうパン、牛乳、クリームシチュー、つぼみふっくらサラダです。
クリームシチューには、たまねぎが入っています。たまねぎは、5000年以上前の古代エジプト時代から栽培されていたようで、神様にお供えしたり、ピラミッドを造った人々は、エネルギー源として生のたまねぎをかじって仕事をしていたと言われています。たまねぎを切ると涙がでますが、これは硫化アリルという成分の仕業です。この硫化アリルは火を通すと甘み成分に変わります。たまねぎには、血液をさらさらにする働きや疲れた体を元気にする効果があると言われています。連日の暑さに疲れた体には、効果的ですね。
9月8日の給食
今日の献立は、ご飯、牛乳、ごもくきんぴら、いももちじるです。
ごぼうは、中国から薬草としてやってきた野菜です。ごぼうをこんなによく食べるのは、世界中で日本だけのようで、欧米人は「日本人は木の根を食べている」と驚くそうです。ごぼうには、お腹の掃除をしてくれる食物繊維がたっぷり含まれています。ごぼう独特の香りやうま味は皮のすぐ下にあるので、料理をする時には皮はむかずに、たわしで洗うだけにします。アクが強く、空気に触れると色が変わるので、白く仕上げたい場合は、切った後に、短い時間、酢水につけるといいですよ。
9月7日の給食
今日の献立は、ミルクパン、牛乳、豆腐の中華煮、ライチジュレフルーツです。
豆腐は2000年以上も前から中国で作られていました。消化があまりよくない大豆を加工しておいしく食べるという、知恵のかたまりのような食材です。豆腐の種類によって作り方は違いますが、給食で使う木綿豆腐は、水にひたした大豆をくだき、にがりなどの凝固剤を入れ、水気を切りながら固めて作ります。豆腐から、油揚げ、厚揚げ、がんもどき、焼き豆腐もできます。豆腐には、体に必要なたんぱく質や脂質、カルシウムが多く含まれます。
「豆腐の中華煮」とは、豆腐を使った中華風煮物の一つで、豆腐とキャベツ、キクラゲ、タケノコ、豚肉、イカなどを煮込んだ料理です。中華風の味つけでとてもおいしいです。
9月6日の給食
今日の献立は、ご飯、牛乳、あじのしそあげ、キャベツぞえ、もずくたまごスープです。
今が旬の青じそは、大葉ともいいます。青じその爽やかな香りは料理のアクセントになりますね。青じそは、野菜の中でもビタミンAを多く含みます。ビタミンAは肌や目などの健康を守り、感染症を予防する働きがあります。また、香りの成分には、食中毒の菌をやっつける効果があります。刺身のつまには、よくしそがついていますが、これで納得ですね。
9月5日の給食
今日の献立は、ピーマンとなすのにくみそどん、牛乳、すまし汁です
「秋なすは嫁に食わすな」ということわざがあります。これには諸説あり、「秋なすはおいしいからお嫁さんには食べさせない」という意味であるという説や、「なすを食べると体が冷えるので大切なお嫁さんには食べさせない」という説などがあります。他にも、よめ=夜目と書き、ネズミのことを表すのだという説があります。
鎌倉時代の和歌集『夫木和歌抄』には「秋なすび わささの粕につきまぜて よめにはくれじ 棚におくとも」という歌があります。
これは、酒粕につけた秋茄子をおいしくなるまで棚に置いておくのはよいけれど、ネズミ(夜目・よめ)に食べられないように注意しましょうという意味です。「秋茄子は嫁に食わすな」は、その和歌が語源ではないかとも言われています。
真偽のほどは分かりませんが、とらえ方によって、意味がまるっきり変わってしまうのが面白いですね。
9月1日の給食
今日の献立は、ご飯、牛乳、カレーライス、キャベツのレモンあえです。
2学期最初の給食はカレーライスでした。カレーライスは、給食のメニューの中でも人気が高いものの一つです。人気の理由は、いくつかあります。まず、カレーライスは日本の食文化に根付いており、多くの子どもたちが家庭でも食べなれています。また、カレーライスは具材や辛さを変えることで、さまざまな味や栄養を楽しむことができます。家庭の味とはひと味違うのも楽しみの一つでしょう。また、みんなで食べることでより一層おいしさが増すのではないでしょうか。
7月31日の給食
今日の給食は、減量コッペパン、牛乳、カレーうどん、いもと大豆の揚げにです。
今日は1学期最後の給食でした。最後の日のメニューはカレーうどんです。
実は、8月2日はカレーうどんの日です。日付の由来は、6月2日がかつて「横浜・カレー記念日」であったこと、7月2日が「うどんの日」であることから、「カレー」+「うどん」で8月2日となったようです。
カレーうどんの発祥には諸説ありますが、東京・早稲田の「三朝庵(さんちょうあん)」説や東京・目黒の「朝松庵」説が有力なようです。
カレーうどん誕生の背景には、明治時代に洋食ブームが到来し、洋食店に顧客を奪われたうどん店やそば店の店主が局面打開のために様々な工夫をしたことがきっかけのようです。カレーうどんの開発には二年を要したとも言われており、単純にうどんにカレーをかけただけではない、様々な工夫が盛り込まれているのですね。
北浦小の子ども達も、困難な局面に出会ったときも、あきらめずに工夫をして乗り切れるようになってほしいですね。
7月28日の給食
今日の給食は、キムタクそぼろご飯、牛乳、豚汁です。
キムタクご飯とは、キムチとたくわんを混ぜたご飯のことです。この料理は、韓国料理と日本料理の要素を組み合わせたもので、塩味と酸味、カリポリとしたが歯ごたえが特徴です。豚汁と合わせて、ご飯が進みますね。
7月27日の給食
今日の給食は、減量コッペパン・牛乳・ちゃポリタン・千切り大根のサラダです。
「ちゃポリタン」とは、ちゃんぽん麺でつくるナポリタンのことで、長崎県では家庭でもよく作られるご当地料理です。ただ、ちゃんぽん麺のナポリタンというだけでなく、ソーセージの代わりにかまぼこが入っているのが特徴です。ちゃんぽん麺は太くてもちもちした食感が特徴で、ナポリタンの麺よりもボリュームがあり、子どもから大人まで楽しめるメニューです。