学校の様子

細田中学校の出来事

第1回細田中ほんもの講座

 11月14日は細田中ほんもの講座。[命名:鳥居教頭先生]

 細田地区で活躍されているほんものをお招きし生き方や考え方についてお話を聞きます。これは、学校運営協議会で合議された内容の具体化です。生徒が①地域の魅力を知る②いろいろな大人とふれ合う③様々な分野に目を向けることを目的としています 

 記念すべき第1回の講師は本校OBの4名です。「JAはまゆう青年部日南支部果樹班」大窪地区と大堂津地区で、某有名ブランドのキンカン、レモン、ミカンなどを育てている、酒井章考さん、築地宏和さん、長友健さん、小坂拓也さんでした。

      

 仕事のやりがい、失敗したこと、農作物を育てる想い、県外に就職した後に地元に帰ってきた理由、一番嬉しいこと、出荷の方法など、どんどん迫る生徒の質問に対して、わかりやすく笑いも交えながら誠実にご回答くださいました。リアルようこそ先輩です。ご多忙な中、後輩のためにお時間を作ってくださり、貴重なお話をしてくださった先輩方ありがとうございました。

 生徒の皆さんの20数年後?イメージせずにはいられませんでした。(*^o^*)

ビブリオバトル

 11月13日は榎原中とオンラインでビブリオバトル。

     

   

 チャンプ本の選出はしなかったのでビブリオ紹介という形でしたが、本校のチャンプ本2冊と榎原中の2冊合計4冊、4名の代表によるお薦め本の紹介がありました。オンラインで画面上の交流でしたが、さすが学校代表、本の紹介が大変上手でした。互いの学校の雰囲気も感じ取ることができました。紹介後の討議や振り返りでいろいろな意見や感想が出されました。学校図書司書の多田先生、ICT支援員の先生、榎原中学校の先生方など、多くの皆様のお支えに感謝します。

宮崎日日新聞”若い目”掲載令和5年11月14日

 1年生の川越健史郎さんの意見文が掲載されました。新聞記事を読み、ペットと未来、そして幸せについての考えを述べています。冒頭の呼びかけから引き込まれます。優しさやが芯となるものが表現されています。

 題名 ペットも幸せに

 世の中には少子高齢化問題があるが、犬猫などの動物も同じく、高齢化が進んでいるのは知っているだろうか。

 僕の読んだ新聞記事によると、犬が16歳で認知症になり、ほえ続けるようになる例があるそうだ。そんな動物たちの介護をサポートする施設があるという。息を引き取る瞬間まで世話をしたりしてくれる。

 動物も人間と同じように、大切に命が守られているのを知って、とても心が温かくなった。

 僕の祖母の家で飼っている2匹の猫も高齢で、最近はあまり元気がなく眠っていることが多い。でもこの犬猫介護サポートによって、また健康で元気な姿が見られるということが、とても嬉しかった。

 飼い主とペットどちらも幸せになれるこの仕事を尊重して、自分も誰か一人でも幸せに出来る仕事をしてみたい。  

合唱・合奏及び総合的な学習の時間の学習発表会

 11月10日は学習発表会。保護者、大堂津小、細田小、大窪小の皆様、地域の皆様をお迎えして日頃の学習の成果を発表しました。

 生徒会長から全校生徒に対して「緊張してますか?」という投げかけ。少し気持ちが柔らかくなったことろから合奏・合唱のスタート。音楽の中村先生が午前中に最後の指導と励ましをくださいました。また、1年生の稲元さんは初めての進行役でしたが、見事にやり遂げました。

    

  

 次は、ビブリオ紹介。学校図書司書の多田先生が助っ人でした。校内ビブリオバトルでグループチャンプ本に選ばれた2年生の吉村さんと加藤さんがお薦めの本を紹介。小学生から感想、質問、クイズの回答などがありました。あの状況で自分の考えを伝える力をもっている小学生に感心。

  

 続いて、総合的な学習の時間の発表。1年生は職場訪問、2年生は職場体験学習、3年生は校外学習のそれぞれまとめです。どの学年も聞き手を飽きさせない工夫があり、ときには笑いや拍手がおこるなど、見応えのあるものでした。

 1年生 わかりやすいプレゼンテーションで小学生を巻き込むクイズが多数!映像や音に工夫満載!

 

 2年生 海外から転入した生徒に、みんなで故郷を紹介するという設定が大成功!

  

 3年生 にちなんじゃさま、ぼんちくん、謎の地域活性化マンとうキャラクターが相次いで登場。光る小道具。都城市の学びを故郷日南に生かしたいという熱意!

  

 

 最後に、新・旧の生徒会学習文化委員長がそれぞれ講評と終わりの言葉を告げ、あっという間の1時間が終わりました。生徒が楽しそうで、精一杯頑張っている姿が、人の心を打つのではないかと(手前味噌ですが)思ってしまいます。

 

 体育大会に続き、短時間で先生と生徒の皆さんで力を合わせて創り上げた手づくり発表会でした。ご協力及びご参観くださった皆様ありがとうございました。

 

 

美術の授業の一場面

 美術の授業でデザインTシャツを制作中。これも答えを創り出すこと。世界に一つ、自分だけのTシャツ、非売品!発想が様々で大変よい。11月10日の参観日(学習発表会)で一部展示する作品もあるようですのでお楽しみに。

     

 

宮崎日日新聞”若い目”掲載令和5年11月7日

 3年生の吉田翔蒼(とあ)さんの意見文が掲載されました。新聞記事を読み、自分の意見を明確に表現しています。日本の未来を真剣に考える若者の存在が頼もしいです。あなたの未来が輝くものになることを祈ります。

 題名 少子化を防ごう

 総務省が発表した集計。15歳未満の子どもの数が、前年より減少した。これは42年続けての減少になる、というものだ。この記事に対して考えたことが二つある。

 一つ目は、少子高齢化がこれ以上発展すると、これからの人生での負担が大きくなることだ。現行の年金や医療保険などの社会保障費が増大することがある。このデメリットが改善されない限り、日本はまだ少子高齢化が進んでいく可能性が高いのかもしれない。

 二つ目は、この少子高齢化を防ぐための、改善方法である。僕の考える改善方法は、仕事がしやすい環境をつくることや、子育て支援の整備をすることだと思う。働き方改革が必要とされ、少子化対策に最も適しているのではないか。

 この二つのことが、将来の日本の少子高齢化を防ぐために必要なことと考える。これらを実行することにより、日本の未来を変えていくことができるのではないだろうか。

県中学校秋季大会激励会

 11月1日は激励会。

 秋季大会で県大会出場枠を得た女子ソフトテニス部の二人を全校生徒で応援しました。頼もしい挨拶と激励委の言葉、選手宣誓。全校生徒でエールを送りました。

   

   

 正々堂々、日南地区、細田地区の代表としてたたかってください!みんなで応援します。

共同学校事務室の一コマ

 11月2日は学校共同事務室の日。

 細田中学校区の学校共同事務室の様子を紹介します。本校は、共同学校事務室長の配置校です。

 

 大堂津小と細田小の学校事務の先生が、定期的に本校に集まって、円滑な学校運営のために協力しながら学校事務の業務を進めてくださっています。頼もしい皆様です。いつもありがとうございます!

細田小学校への乗り入れ体育

 10月31日は乗り入れ体育授業。

  3年生と笠牟田先生が、細田小学校に出かけて全校体育にお邪魔しました。3年生のリーダーシップが際立ち、小学生にとって初めての競技でしたが全員が楽しく参加できました。みんないい(*^o^*)笑顔!お別れの挨拶の後は自然と小学生と中学生がハイタッチ。中学生が小学校を去る際には、2階の教室からいつまでも大きく手を振ってくれる小学生。名残惜しさと感謝の気持ちが伝ってきました。細田小学校の先生や児童の皆さん、温かく受け入れてくださりありがとうございました。

   

   

   

   

  

   

宮崎日日新聞”若い目”掲載令和5年11月2日

 2年生竹本かのんさんのエッセイが掲載されました。期末テストに向き合う自分を俯瞰して、感じたことを感性豊かに述べています。自分を大切にする気持ちが伝わります。私も彼女を褒めてあげたくなりました。

 題名 努力の跡現れた

 中学校で初めての期末テストを控えた頃の話である。私はとても緊張して必死に勉強していた。勉強に充てる時間が多く片付けの暇もない。当然のごとく部屋は目も当てられない状態になっていた。

 だが、テストが散々な結果に終わり自分の部屋を見た時、私にはなぜか汚い部屋がとても愛おしいものに見えた。自分のテスト期間中の努力が四畳半の小さな部屋に現れているように思えたのだ。

 テストの点数だけみれば、あまり感じられない私の努力が、案外身近なところに現れていた。部屋の汚さに、そのときの必死さを改めて感じ、そこまで頑張った自分を褒めてあげたくなった。

 結局、汚い部屋をそのままにしておくわけにはいかず、週末にしっかり片付けた。だが、達成感を感じるとともに少し寂しくもなった。小さなところに現れる自分の努力にその時の私は確かに救われたのだった。