2023年11月の記事一覧
第21回「新聞」感想文コンクール学校賞受賞!
11月25日に宮日会館にて表彰式がありました。
日頃から、新聞などの文章を読み、意見や感想、気づきや思い出等を文に表わし続けている皆さんの活動を評価していただいたと感じています。現在、職員室前に、表彰式で頂戴したものを飾っております。宮崎日日新聞社、宮崎日日新聞宮日会、同販売所長会の皆様、ありがとうございました。
あすチャレ!ジュニアアカデミー
11月24日は「あすチャレ!ジュニアアカデミー」(日本財団パラスポーツサポートセンター主催)
パラアスリートの官野一彦さんをお招きし、講話やワークショップをとおして、パラスポーツや共生社会への理解を深めました。あっという間の90分間。子どもも大人も一緒になって、生き方を考えたり、「答え」を創り出したりする活動に取り組みました。
講話の中で、「できるできないではなく、どうやったらできるかが大事!」というエールをいただきました。まさに生き様で示してくださっている官野さんのお言葉。一人一人の胸にしっかりと刻まれました。
「生徒の感想(一部抜粋):●人生諦めなければなんとかなるという精神がどれだけ大切かを学ぶことができた。●夢に向かう練習は辛いですが、勝ったときの喜びを思いながら練習を『頑張る』を『楽しみ』に変えていきたい。●世界はいろいろな人がいるからそこ、皆が過ごしやすい環境作りが大切だと思った。多目的トイレを優先的に空けておくこと、全ての玄関にスロープをつけるなど。自分一人ではどうしようもないかもしれないけど『どうすればできるか』という考えで、世の中をもっとよりよくしていけたらよいと思った。」
ワークショップでは、生徒2チーム大人1チームに分かれ、チーム対抗戦のルールを考えました。目標は、車いすを使用している官野さんがいるチームを含めた全チーム全員が全力を出し切り、同タイムでゴールできること。様々な意見を出し合い、ルールを創り出しました。
「生徒の感想(一部抜粋):●障がいの有無に関わらず楽しむことができるということを体験し、自分の中の意識や行動に対して自分事として考えることができた貴重な時間でした。●後半の授業では、生徒はもちろん、先生たちも本気で授業に取り組んでいて盛り上がったので楽しかった。
多様な価値観を学び、自分の生き方や未来を考える貴重な経験ができました。官野さんを始め、日本財団パラスポーツサポートセンターの皆様、本当にありがとうございました。
合い言葉は、「未来を生き抜く力を今、細田で身に付けよう!」
振徳教育の日
11月26日は郷土の偉人小村寿太郎候の命日に制定された「振徳教育の日」
今週は振徳教育週間です。朝自習の時間に読み物資料で学ぶ以外に、給食の時間にCDを聴いています。CDで流している曲は「小村寿太郎候を讃える歌『誠の道』」です。これは、2006年2月に細田中の先輩方が作成し録音したものです。後輩として、日南市の文化や伝統を知るよい機会です。
宮崎日日新聞”若い目”掲載令和5年11月29日
1年生の稲元瑠唯(るい)さんの作文が掲載されました。新聞記事を読んだことをきっかけに、方言からよみがえる思い出や方言を大切にしたいという思いを述べています。改めて方言は、人と人とをつなぐ温かいものであることに気付かされました。
題名 方言大切に使う
僕の好きな宮崎の方言は「いっちゃが」です。幼い頃、僕が怪我をした時に祖母が「大丈夫やが」と優しく声を掛けてくれたことをよく覚えています。
その時に「いっちゃが」と言われたのかはわかりません。でもこの「いっちゃが」という言葉でその時のことを思い出します。新聞記事にも「後世に残したい宮崎弁」として「いっちゃが」が上位に挙がっていました。
他に僕が好きでよく使う方言は「ほがす」です。これは僕が保育園に通っていたときに、土遊びをなどで楽しく遊んでいる時から使っています。
「ほがす」は「穴を開ける」という意味ですが、これも新聞記事の「標準語だと思っていた宮崎弁」に挙げられる人気の宮崎弁です。
これから僕は、誰かに何かあった時は「大丈夫だよ」「いっちゃが」と声を掛けられるようになりたいです。方言は困った人に寄り添う時に使って、大切にしていこうと思います。
4校合同ボランティア
11月20日は4校合同ボランティア。
大堂津小、細田小、大窪小の皆さんと本校の生徒が、それぞれ大堂津の浜、都市農村交流センター、川下公民館、東下中公民館、大窪神社に分かれて、ゴミ拾いや清掃などのボランティア活動を行いました。
ボランティア活動の意義を体感することや郷土を大切にする気持ちを育むとともに、中学生はリーダーシップを学ぶ場となったようです。本校の先生方はもちろんですが、地域の方、小学生、小学校の先生の皆様に、現在進行形の成長の姿を見ていただきました。きっと憧れられる先輩に見えたはず。ちょっと前ですがWBCの際の大谷選手の発言の反対で、中学生に憧れるのをやめないで!
FM宮崎 ら・ら・ラジオの取材
先日、標記ラジオ番組の取材がありました。県内103校目だそうです。インタビューを受けたのは3年生の学級委員と学級担任。アナウンサーと生徒とのやりとりが絶妙で大爆笑の嵐でした。どのように編集されるのか楽しみです。細田中学校や校歌の自慢、学校の様子など、生徒たちや先生の生の声が放送される予定です。写真はインタビューの最後にキャッチフレーズを録音している様子です。テイク3あたりです。
放送予定は、12月22日(金)FM宮崎【「ら・ら・ラジオ」8:20~10:55放送】の中の10時台「ら・ら・ら♪to(と)校歌」です。8時43分頃と9時30分頃に校歌が流れるそうです。卒業生や地域の皆様、一緒に校歌を歌ってみませんか?
租税作品の表彰式
日南串間地区租税教育推進協議会会長の日南市教育委員会都甲教育長、日南税務署の中山署長、租税教室でご指導いただいた浜砂さんが本校にお見えになり、校長室で表彰式がありました。受賞者は次の4名です。
日南税務署長賞 「税金で助け合い」3年黒木悠生さん
日南串間地区租税教育推進協議会会長賞(銀賞)「租税教室から学んだこと」3年滝瀬由梨さん
日南串間地区租税教育推進協議会会長賞(銀賞)「税に対する考え方」3年松岡洸我さん
日南串間地区租税教育推進協議会会長賞(銅賞)「身近にある税金」3年川越ほのかさん
いつもと違う校長室の雰囲気。残念ながら受賞者のうち1名は欠席でしたが、身近な経験や租税教室での学びをもとにした作文の内容について、温かいお褒めの言葉をいただきました。ありがとうございました。
第1回細田中ほんもの講座
11月14日は細田中ほんもの講座。[命名:鳥居教頭先生]
細田地区で活躍されているほんものをお招きし生き方や考え方についてお話を聞きます。これは、学校運営協議会で合議された内容の具体化です。生徒が①地域の魅力を知る②いろいろな大人とふれ合う③様々な分野に目を向けることを目的としています
記念すべき第1回の講師は本校OBの4名です。「JAはまゆう青年部日南支部果樹班」大窪地区と大堂津地区で、某有名ブランドのキンカン、レモン、ミカンなどを育てている、酒井章考さん、築地宏和さん、長友健さん、小坂拓也さんでした。
仕事のやりがい、失敗したこと、農作物を育てる想い、県外に就職した後に地元に帰ってきた理由、一番嬉しいこと、出荷の方法など、どんどん迫る生徒の質問に対して、わかりやすく笑いも交えながら誠実にご回答くださいました。リアルようこそ先輩です。ご多忙な中、後輩のためにお時間を作ってくださり、貴重なお話をしてくださった先輩方ありがとうございました。
生徒の皆さんの20数年後?イメージせずにはいられませんでした。(*^o^*)
ビブリオバトル
11月13日は榎原中とオンラインでビブリオバトル。
チャンプ本の選出はしなかったのでビブリオ紹介という形でしたが、本校のチャンプ本2冊と榎原中の2冊合計4冊、4名の代表によるお薦め本の紹介がありました。オンラインで画面上の交流でしたが、さすが学校代表、本の紹介が大変上手でした。互いの学校の雰囲気も感じ取ることができました。紹介後の討議や振り返りでいろいろな意見や感想が出されました。学校図書司書の多田先生、ICT支援員の先生、榎原中学校の先生方など、多くの皆様のお支えに感謝します。
宮崎日日新聞”若い目”掲載令和5年11月14日
1年生の川越健史郎さんの意見文が掲載されました。新聞記事を読み、ペットと未来、そして幸せについての考えを述べています。冒頭の呼びかけから引き込まれます。優しさやが芯となるものが表現されています。
題名 ペットも幸せに
世の中には少子高齢化問題があるが、犬猫などの動物も同じく、高齢化が進んでいるのは知っているだろうか。
僕の読んだ新聞記事によると、犬が16歳で認知症になり、ほえ続けるようになる例があるそうだ。そんな動物たちの介護をサポートする施設があるという。息を引き取る瞬間まで世話をしたりしてくれる。
動物も人間と同じように、大切に命が守られているのを知って、とても心が温かくなった。
僕の祖母の家で飼っている2匹の猫も高齢で、最近はあまり元気がなく眠っていることが多い。でもこの犬猫介護サポートによって、また健康で元気な姿が見られるということが、とても嬉しかった。
飼い主とペットどちらも幸せになれるこの仕事を尊重して、自分も誰か一人でも幸せに出来る仕事をしてみたい。
合唱・合奏及び総合的な学習の時間の学習発表会
11月10日は学習発表会。保護者、大堂津小、細田小、大窪小の皆様、地域の皆様をお迎えして日頃の学習の成果を発表しました。
生徒会長から全校生徒に対して「緊張してますか?」という投げかけ。少し気持ちが柔らかくなったことろから合奏・合唱のスタート。音楽の中村先生が午前中に最後の指導と励ましをくださいました。また、1年生の稲元さんは初めての進行役でしたが、見事にやり遂げました。
次は、ビブリオ紹介。学校図書司書の多田先生が助っ人でした。校内ビブリオバトルでグループチャンプ本に選ばれた2年生の吉村さんと加藤さんがお薦めの本を紹介。小学生から感想、質問、クイズの回答などがありました。あの状況で自分の考えを伝える力をもっている小学生に感心。
続いて、総合的な学習の時間の発表。1年生は職場訪問、2年生は職場体験学習、3年生は校外学習のそれぞれまとめです。どの学年も聞き手を飽きさせない工夫があり、ときには笑いや拍手がおこるなど、見応えのあるものでした。
1年生 わかりやすいプレゼンテーションで小学生を巻き込むクイズが多数!映像や音に工夫満載!
2年生 海外から転入した生徒に、みんなで故郷を紹介するという設定が大成功!
3年生 にちなんじゃさま、ぼんちくん、謎の地域活性化マンとうキャラクターが相次いで登場。光る小道具。都城市の学びを故郷日南に生かしたいという熱意!
最後に、新・旧の生徒会学習文化委員長がそれぞれ講評と終わりの言葉を告げ、あっという間の1時間が終わりました。生徒が楽しそうで、精一杯頑張っている姿が、人の心を打つのではないかと(手前味噌ですが)思ってしまいます。
体育大会に続き、短時間で先生と生徒の皆さんで力を合わせて創り上げた手づくり発表会でした。ご協力及びご参観くださった皆様ありがとうございました。
美術の授業の一場面
美術の授業でデザインTシャツを制作中。これも答えを創り出すこと。世界に一つ、自分だけのTシャツ、非売品!発想が様々で大変よい。11月10日の参観日(学習発表会)で一部展示する作品もあるようですのでお楽しみに。
宮崎日日新聞”若い目”掲載令和5年11月7日
3年生の吉田翔蒼(とあ)さんの意見文が掲載されました。新聞記事を読み、自分の意見を明確に表現しています。日本の未来を真剣に考える若者の存在が頼もしいです。あなたの未来が輝くものになることを祈ります。
題名 少子化を防ごう
総務省が発表した集計。15歳未満の子どもの数が、前年より減少した。これは42年続けての減少になる、というものだ。この記事に対して考えたことが二つある。
一つ目は、少子高齢化がこれ以上発展すると、これからの人生での負担が大きくなることだ。現行の年金や医療保険などの社会保障費が増大することがある。このデメリットが改善されない限り、日本はまだ少子高齢化が進んでいく可能性が高いのかもしれない。
二つ目は、この少子高齢化を防ぐための、改善方法である。僕の考える改善方法は、仕事がしやすい環境をつくることや、子育て支援の整備をすることだと思う。働き方改革が必要とされ、少子化対策に最も適しているのではないか。
この二つのことが、将来の日本の少子高齢化を防ぐために必要なことと考える。これらを実行することにより、日本の未来を変えていくことができるのではないだろうか。
県中学校秋季大会激励会
11月1日は激励会。
秋季大会で県大会出場枠を得た女子ソフトテニス部の二人を全校生徒で応援しました。頼もしい挨拶と激励委の言葉、選手宣誓。全校生徒でエールを送りました。
正々堂々、日南地区、細田地区の代表としてたたかってください!みんなで応援します。
共同学校事務室の一コマ
11月2日は学校共同事務室の日。
細田中学校区の学校共同事務室の様子を紹介します。本校は、共同学校事務室長の配置校です。
大堂津小と細田小の学校事務の先生が、定期的に本校に集まって、円滑な学校運営のために協力しながら学校事務の業務を進めてくださっています。頼もしい皆様です。いつもありがとうございます!
細田小学校への乗り入れ体育
10月31日は乗り入れ体育授業。
3年生と笠牟田先生が、細田小学校に出かけて全校体育にお邪魔しました。3年生のリーダーシップが際立ち、小学生にとって初めての競技でしたが全員が楽しく参加できました。みんないい(*^o^*)笑顔!お別れの挨拶の後は自然と小学生と中学生がハイタッチ。中学生が小学校を去る際には、2階の教室からいつまでも大きく手を振ってくれる小学生。名残惜しさと感謝の気持ちが伝ってきました。細田小学校の先生や児童の皆さん、温かく受け入れてくださりありがとうございました。
宮崎日日新聞”若い目”掲載令和5年11月2日
2年生竹本かのんさんのエッセイが掲載されました。期末テストに向き合う自分を俯瞰して、感じたことを感性豊かに述べています。自分を大切にする気持ちが伝わります。私も彼女を褒めてあげたくなりました。
題名 努力の跡現れた
中学校で初めての期末テストを控えた頃の話である。私はとても緊張して必死に勉強していた。勉強に充てる時間が多く片付けの暇もない。当然のごとく部屋は目も当てられない状態になっていた。
だが、テストが散々な結果に終わり自分の部屋を見た時、私にはなぜか汚い部屋がとても愛おしいものに見えた。自分のテスト期間中の努力が四畳半の小さな部屋に現れているように思えたのだ。
テストの点数だけみれば、あまり感じられない私の努力が、案外身近なところに現れていた。部屋の汚さに、そのときの必死さを改めて感じ、そこまで頑張った自分を褒めてあげたくなった。
結局、汚い部屋をそのままにしておくわけにはいかず、週末にしっかり片付けた。だが、達成感を感じるとともに少し寂しくもなった。小さなところに現れる自分の努力にその時の私は確かに救われたのだった。